こちら10話目となってます。僕が書きたかったものを書きました……そしてサブタイトルの盛大なネタバレをするスタイル
拙いものですが良かったら見ていってね!
とある日、日本中を揺るがす大ニュースが報道された。
怪我により回避を宣言していたトウカイテイオーですが、先刻怪我の様態を考慮しつつ菊花賞へ向かうことが発表された。これによりシンボリルドルフ以来の三冠ウマ娘の誕生が期待される。
この報道は瞬く間に日本中に広がり、一時的な経済効果もある程だ。ニュースのコメンテーターからはあり得ない……などの声もあったが、2週間後にテレビの前に松葉杖もせずに堂々と立っているトウカイテイオーの姿があり、記者会見をしていた。
「ボクも半ば諦めていたけど……とある人の支援によって再びクラシックに参加できる権利をもらった……だからこそ、ここに宣言するよ!ボクは、シンボリルドルフ会長みたいに、無敗の三冠ウマ娘になる!次の菊花賞……絶対に勝つよ。」
これにより全国で無敗の三冠ウマ娘の誕生を心待ちにする一方。打倒トウカイテイオーを抱える他陣営も多く、主役不在ではなくなったがゆえに更に燃え上がる菊花賞となり、連日様々な報道が相次ぐようになった。
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side 雄壱
そして、季節が巡り菊花賞当日になり、京都レース場は満員以上となりテレビのあるところではその瞬間を見るためにテレビ、スマホに釘付けになる人々で溢れかえっていた。すごい光景が目の前に広がっていたりする。
「うわぁ…すごいなぁ…」
かくいう俺は…相も変わらずに常連客の相手をしながら営業をしている…もちろん、今日はこちらも満員ではあるが……もう席がないので追加注文もなく、俺も一段落している。するとカウンターに座っている常連さんから声をかけられる。
「なぁ、坊主。今回は誰が勝つと思う?」
「決まってますよ。トウカイテイオーさん…彼女が勝ちます。」
俺がそう答えると以外だったのか驚きながら俺の顔を見る。
「おぉ!珍しく決め打ちかい!珍しいねぇ!」
そう言いながらコーヒーを啜る。まぁ約束でもあるし、これで別の子を応援してるとかなったらある意味裏切りでしょ…と内心思いつつ片付けをしているとパドックも終わりファンファーレが始まる雰囲気があった。
「お?はじまるぜぇ!」
ファンファーレが鳴り、各ウマ娘がゲートに入っていく。そこにはトウカイテイオーさんの姿がある。カメラに彼女が写ると実況、解説がそれぞれ感想を言う。
『改めて今回の菊花賞…まさか、まさかのトウカイテイオーが参戦するということで驚きましたねぇ…怪我は結構ひどい骨折と聞きましたが、こんな短期間で治すとは…』
『そうですね。僕もかなり驚きました。今回の1番の注目はやっぱり1番人気トウカイテイオーですが、他のウマ娘達も打倒を掲げ白熱したレースになると予想できます。』
そう実況を聞いていると全員入ったのか、緊迫した空気が流れる。この喫茶店の中でも全員が応援しているウマ娘は1人ではないだが、今回は夢を乗せたウマ娘がいる。大多数はそのウマ娘を応援するだろう。そして、全員ゲートインしたらしく、実況が始まる。
『さぁ今回は2度目の無敗三冠か…それとも他のウマ娘が打倒するのか…菊花賞…スタートしました!』
トウカイテイオーさんは…前目につけて様子見だな。ふむ…怪我明けを思わせないくらいにいい走りをする…でも、
『さぁ最終コーナーから直線に向くぞ!トウカイテイオーまだ来ないのかっ!』
と、実況が言っている。俺は謎の確信を感じた。大丈夫だろうとそれは現実に現れていた。
『来た!来た!トウカイテイオーが来たぞ!三冠を狙って歩みを進めているっ!』
トウカイテイオーさんは最後の直線を走り続ける。前のウマ娘から2バ身、1バ身と縮めていく。全視聴者が、ファンが、そのウマ娘を凝視する。偉業を達成するのを望んでる。
『さぁ残り200mだ!やってきたトウカイテイオー届くかっ!前との差は僅かだ!このまま届くのか!夢の三冠に手が届くのか。』
喫茶店もお客さんが声を上げて応援している。目の前の大偉業の前に、"トウカイテイオー"とその名前を呼んでいる。
「…行け、トウカイテイオーさん……見せてくれ、
俺のその独り言は、怒号の中に書き消され消えていく。
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side テイオー
「はぁ…はぁ…」
息が苦しい…足もおぼつかない……3000mもある菊花賞…確かにボクにとっては長かったかもしれない…けど…負けられない理由がある…っ!ボクは必死に走りながらトレーナーから言われたことを思い出す。
『ハッキリ言おうテイオー…お前は3000を走れるか怪しい。走れたとしても最後の追いきりでスタミナを残さないといけない。お前の怪我が治ったらスタミナをつけるトレーニングを多めにする。』
『うん、わかったよトレーナー!』
怪我が治った後も…ボクは怪我が再発しないように慎重にトレーニングをしたし、スタミナもダービーよりかはついたと思う。だけど、今走ってようやく分かるっ!このレースは確かに長かったし、前が遠く感じる…でも!まだ走れるっ!ボクはまだ諦めないっ!みんなの声が聞こえる気がする。走る前に声をかけてくれた声が……
『テイオーさん!頑張ってください!』『頑張って、テイオー』『頑張れよ!テイオー』『『頑張れ(なさい)、テイオー!』』『
みんなが応援してくれる…チームのみんなのためにも…見てくれてるカイチョーのためにも……
『ボクは必ずカイチョーみたいに三冠ウマ娘になるよ!だから…見に来てね!』
『あぁ…必ず見に行くと約束しよう。』
カイチョーも…
『ええ…お待ちしておりますよ…』
ボクのために大切な薬を分けてくれたあの店主さんとの約束のためにも…ボクは…負けられない…
気付いた時には、前に誰も居なくて…それで…ボクが一番最初に、ゴール板を過ぎていた。ボクはしばらく前に進んだ後に、息を整えてみんなが居る方へ向いて腕をあげる。当然、指は3本にしてだよ!
観客席からの大歓声、ボクはようやく…夢を叶えた…憧れの、三冠ウマ娘にっ!嬉しさのあまりに溢れる涙が止められらずにでもみんなの声が聞こえる。
ボクはコールの中、涙を拭き取りつつみんなに手を振りながら控えの方へ行く。すると、トレーナーが待っててくれてたんだ。
「おめでとう、テイオー…ぐすっ…三冠にな゛れ゛て゛…」
「トレーナーっ!泣きすぎだよぉ!」
ボクもよりも泣いちゃって……嬉しかったのにトレーナーのお陰で涙が引っ込んじゃった。あらかた泣いたら涙を拭き取りつつトレーナーが声かけてくれた。
「あぁ…すまない!でも、これでお前も三冠ウマ娘になった。しかも無敗でだぞ!よくあそこで勝ちを拾ってくれた。」
「うん。だって、約束だったしね!」
これでボクは、約束を果たすことが出来たんだ!明日ちゃんと報告しに行かないとね!待っててよ…店主さん!と足取りが軽く控え室に向かう。
side out
少し時系列が遡り残り200m時点の話
『トウカイテイオー苦しい!ここから届くのかっ!着実に差は縮まっているが…っ!すごい足だっ!すごい足で前のウマ娘を捉えたっ!捉えたっ!交わしたぞぉ!そして、前に抜けたのはトウカイテイオー!後ろからも後続が来るが伸びる伸びるっ!すごい気迫だトウカイテイオー!』
と実況も言っているが……確かにすごい気迫……いや、マジですごいなぁ…こんな感想しか出ない程テイオーの気迫は恐ろしいものだろう。大分苦しい表情してたのにあそこから更に追い上げてくるとは…と思っていたらゴールが近くなってきた。
『後続も必死に追う、しかし、トウカイテイオーに届かないっ!ナイスネイチャもすごい追い上げてくるがっ!先頭変わらずトウカイテイオー!怪我を乗り越え、皇帝に、並ぶ存在っ!それが…トウカイテイオーっ!無敗の【帝王】の…誕生です!1着はトウカイテイオーです!2着以降は混線状態です!しかし、勝ったのはトウカイテイオー…プレッシャーをはね除け、見事に、菊花賞を制覇し、憧れであった【皇帝】シンボリルドルフと同じ無敗の三冠ウマ娘になることが出来ましたトウカイテイオー…』
と大歓声のもと実況が続く……少し脅し気味に言ったとはいえ……まさか本当に取ってくるとは……喫茶店も大盛り上がりだ祝いだなんだと言ってる。こりゃまた忙しくなりそうだなぁ……そう思いながらテレビを再び見ると、テイオーが観客席に3本の指を掲げるテイオーの姿があった。その顔は自信に満ちた晴れやかな笑顔だった…。
『今、トウカイテイオーが3本の指を空へ突き上げましたっ!三冠達成とも言わんばかりの3本指です。場内は地鳴りのような歓声とテイオーコールがあがっております。この京都レース場で新たな三冠ウマ娘を祝福しております。大歓声のもとピッチに戻っていきます…いやぁ…それにしても…』
と、実況と解説が話し合ってるのを聞こうとすると常連から声をかけられる。
「おいっ!坊主!祝いだぁ!新たな三冠ウマ娘誕生祝いにパアッと!ご馳走作ってくれや!後、酒もだしなぁ!あるんだろ?」
そう問いかけられる。いや、あるにはあるけどさぁ……まぁ、今日ぐらいは良いか……と思いつつ酒倉の方に向かう。
「昼間から酒ですか…まぁいいですよ!今回はパアッと行きましょうか!」
俺がそう答えると他のお客さん達も含めて最高潮のテンションになっている……本当はもっと見たかったけど、まぁ、勇姿を見えただけでもよしとするか!さぁ、明日報告に来るだろうし、頑張って準備するぞぉ!と意気込みながら今日の営業をまず越えないとという現実に戻され営業に戻る。忙しくなるぞー!
感想とかアンケートお待ちしてます!次回少し遅くなるけど……覚えてたら見に来てね!
リメイク終わってその後のキングの長編が終わった後の短編について
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サイレンススズカ
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マンハッタンカフェ
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アグネスタキオン
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アグネスデジタル
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ウオダスマー
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キタサトデュラ
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スティルインラブ