こちら5話目になってます!
カフェが表現出来てるか分からん何もわからない……衝動のまま表現してます。
拙いものですが良かったら見ていってね!
あれから数日、何にも変わらない毎日。近所のじーさんばーさん達が毎日モーニングやら何やらで来店する以外はあんまり来店しないこの店。因みにテレビがあるから日曜日だけ満席になる。ここでウマ娘の走る姿を見るんだとよ。俺はそのせいで大忙しだけどな!
「はぁ…若い人とかたまには来てくんねぇかな…」
若いと言えば…キングと数人しかこの店来ねぇな!不味いかもなぁ…
そう思っていたら、突然ドアのベルが鳴る音がした。振り向くとそこにはウマ娘が立っていた。黒く長い髪。不思議な雰囲気を漂わせている彼女は店をキョロキョロして、俺を見つけると店の中に入ってくる。俺はカウンターから声をかける。
「いらっしゃいませ。カウンターでよろしいですか?」
「……はい。」
物静かな子なのか。カウンターの方へゆっくり歩き出す。そして俺の正面の椅子に座る。…意外だ……端っこに座ると思ったんだけどな…そう思っているとサイフォンや手元の機械を見ている。……なるほどな?これは相当なコーヒー好きだと感じた。こちらから声をかけようと思ったのだが以外にも先に注文をされた。
「…ここのおすすめコーヒーを1つ。それと、日替りスイーツもお願いします…」
「かしこまりました。では、作らせて頂きますね。」
そう言って準備に取りかかる。久しぶりの御新規さんだからな。少しは常連になって貰うように全力でやらせて貰うか!と意気込みつつ作業をしているのだが……
「……」
……すっげぇ見てくる…ま、まぁいいや。えっと…日替りスイーツ…今日は確かフルーツタルトにしてたっけ?切り分けるのを出すだけだからこれはまぁ後でいいとして、まずはおすすめのコーヒーか。
うーん…ここは無難に家のブレンド…じいちゃんの方のブレンドでいいか。じいちゃんの方は深いコクと苦味が特徴で、ゆっくりと味わって貰うように作ったらしい。酸味やエグ味はあんまりなくて、食後に一息つけるコーヒーかな?って思ってる。
逆に俺がブレンドしたのもある。こっちはあんまり苦味とかを控えて飲みやすく後味もあっさりなんだけど、じいちゃんのに比べると酸味があるのが特徴だな。俺の方は慣れてない人でも少しは飲みやすいかな?って感じのコーヒーだ。
目の前の彼女は、多分、コーヒーがとても好きなんだと思う。…なんとなくだけど、ここでコーヒーをメニューを見ずに頼むなんて…余程好きじゃないと出来ない芸当だ……俺ビビっちゃう。まだ半端者だけどやれるだけやるさ!
少し説明すると、うちではコーヒーの機械が豊富で、モーニング用にはサイフォン。こういう忙しくない時間は一杯ずつペーパードリップで淹れてる。コポコポとちゃんと淹れていく。
ついでにサービスとして、今回の日替りだとあんまりじいちゃんのコーヒーとマッチしないから、ベイクドチーズケーキを用意する。フルーツタルトだとフルーツの酸味がコーヒーの風味を邪魔しちゃうからね……こんなことを良くするから売り上げ伸びないってそれ一番言われてるから…と心の中で思いながらカトラリーを用意して前から順番に提供していく。
「お待たせしました。こちら当店オリジナルブレンドの1つ、右近ブレンドです。日替りスイーツもご用意しましたが、こちらサービスでベイクドチーズケーキの方を用意させて頂きました。食べきれなかったらお持ち帰りも出来ますので、ごゆっくり。」
「……ありがとうございます。」
提供が終わり椅子の方へ向かう。うわー!疲れた~!久しぶりの新しいお客様だ!これぐらいして、大丈夫か?やりすぎか?
ホッとしたのが全力で脱力し始めた。カウンターの中の椅子にもたれ掛かり、何時ものように新聞を読み始める。カウンター越しではあるものの、相手の顔が一応見える。
「……おいしい…」
どうやらケーキもコーヒーも味わっているようで、ゆっくりと、だが着実に食べ進めている。気に入ってくれたようで、15分後に、
「…すいません。もう一杯良いですか?」
と、言ってくれたのだ。…勝ったな(確信)じいちゃんの代から変わらないコーヒーだけおかわり無料を一応伝えると、無表情だったのだが、なぜか喜んでいるのが分かった。
その後もゆっくりと飲んでいたのだが、突然話しかけられる。
「…店主さん。今、少しお話しても良いですか?」
「はい。大丈夫ですよ。どうかされました?」
いきなり話しかけられるとは思わなかったため少し高い声になってしまった…なんだろう?と思いつつ目の前のウマ娘に向き直る。
「このコーヒー、とても美味しかったです。店主さんがブレンドしたんですか?」
「いや、それは俺のじいちゃん……祖父がブレンドした奴ですね。深いコクと苦味が特徴で、深煎りの厳選されたブレンドですね。」
ブレンドについて尋ねられたため回答をした。まさかブレンドについて聞いてくるとは…まぁ家のじいちゃんはコーヒーにこだわってたし、めちゃくちゃ気に入ってくれたようなので、聞きたいのも仕方ない…か?
「…!なるほど、おじいさんの…もしや、後ろにいる方でしょうか?」
そう言ってなにもないところを見つめる彼女。じいちゃんの遺影は別方面だし…どこを見て…
ん?後ろ?…え、まさか?え、ちょっと待って?マジいる?そんな馬鹿な…そう少し慌てていると黒いウマ娘の子は少し微笑みながら冗談と伝えてくる。
「…フフ、冗談ですよ。あそこに立て掛けてある方が、おじいさんですか?」
その言葉に少し安堵する……本当に冗談…だよな?謎の説得力があったけど…まぁ隠す必要もないし、素直に肯定しよう。俺はウマ娘の方に向き直り肯定する。
「そうです。俺のじいちゃんは…約3年前に亡くなりました。それで、遺言の通り、俺がこの店を継いで、今に至る訳ですよ。昔から手伝いはしてたから何とか持ちこたえてる程度ですけどね。」
と、軽く自分の未熟さに笑いながら、そう話すと、彼女はこちらをじっと見ながら話してくる。
「…このコーヒーは、とても美味しかったです。確かに作られたのは、貴方のおじいさんかもしれません。ですが、淹れたのは紛れもない、貴方なのです。自信を持ってはいかがですか?」
「…ありがとうございます。」
そう伝えられた。その言葉は、とても俺にとっては嬉しく、叫びそうになったものの。平常心を纏い、お礼を伝える。
「…ご馳走様でした。…また来ます。」
彼女はそう告げると、店を去る。立ち去った後の彼女の席を見る。全て綺麗になっており、作り手冥利に尽きるものだが、1つ、疑問が浮かんだ。片付けをしている際にふと気づいたことがある。カップは2つあり、2つとも空になっていた。おかわりをした際に3回目のおかわりが早めに注文され新しいカップで提供をしたのだが……
…そういえば、彼女はおかわりを要求してまだ飲んでいたから隣に置いておいたが…いつ飲んだんだ…?随分とゆっくり飲んでいたから2杯目もかなり時間がかかると思ったんだけどな…?
俺は偶然だろうと気にせずに片付けをして、その日も勉強に勤しむ。もう少しでバーのほうも再開させないとな…そのためにもいち早くソムリエを取らないと…
店を立ち去った黒鹿毛のウマ娘…マンハッタンカフェは帰り道に突如何もないところに話し出す。
「…あそこが気に入った?…でも、店主さんにはなにもしないでね…?」
マンハッタンカフェは、そう誰もいない虚空へと語り掛ける。冷たい風が、彼女を撫でるように吹くと、それ以上はなにもないのか、彼女は再び帰路に着いた。
リメイク終わってその後のキングの長編が終わった後の短編について
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サイレンススズカ
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マンハッタンカフェ
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アグネスタキオン
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アグネスデジタル
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ウオダスマー
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キタサトデュラ
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ゴールドシップ
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生徒会
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ミホライ
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BNW
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カレンチャンカワイイ……
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ハルウララ
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メジロ
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ダート3人娘
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ヴ姉妹
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テイエム歌劇団
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ネオユニヴァァァァァァス
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ジェンティルドンナ
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グランアレグリア
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スティルインラブ