ガチャ狂い徳川家康   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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直虎と千代との日常

 現状行なっているタスクを一覧で纏めてみた。

 

 ・浜松城築城

 ・三河港建設

 ・今川仮名目録の改訂作業

 ・軍役の改訂作業

 ・新しい産業の振興

 ・新しい農作物の活用法の普及

 

 こんな感じだろうか。

 

 タスクがいい感じに溜まっていて休める暇が無い。

 

 幸い上2つは部下に任せて大丈夫な物なので、部下に丸投げするとして、急ぎでやらないといけないのは今川仮名目録の改訂作業だろうか。

 

 遠江の反乱で改訂作業が中止していたが、この冬の間に改訂をしていこう。

 

 農作物の普及はじんわり広まっていけば良いな。

 

 食い方に関しては説明しているので、三河で育てた料理人達が改良していくことだろう。

 

「さてと」

 

 俺は義元様存命時に今川仮名目録の項目追加に携わった文官達を呼んで、改訂する項目について話していった。

 

 前々から言っているが、商人に関する項目と、新規人材雇用に関する項目の緩和の必要性を説得し、作業を進めていった。

 

 結果、冬の間にある程度は形になるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ、いきなり元康様の側室になれってクソ野郎(井伊直親)に言われた時は殺してやろうかと思ったが、住めば都とは言ったものだな!」

 

「直虎さん、それだと住んで慣れるまでは嫌だった様に聞こえますよ」

 

「事実だよ千代! 俺は慣れるまでの数週間、松平式の生活に慣れるまで大変だったんだぞ」

 

「……まぁ私も今川と比べると変わっていると思いますが」

 

 嫁2人が言うように俺の生活習慣に2人も合わせてもらっているので、慣れるまで苦労したらしい。

 

 まぁ早起きして早朝からラジオ体操を行い、体を濡れた手ぬぐいで拭いてから朝食を食べる。

 

 女性でも勉学を学ぶ様に指示して快元達から教育を受けた者からや俺が空いている時間があれば勉強を教え、市場調査と称して、町に馬に乗って確認に連れ出す。

 

 元から馬に乗れる直虎は良いとして、今川で大切に育てられた千代ちゃんは馬に乗るところからスタートし、最初のうちは俺の前に落ちないように乗せていた。

 

 俺が戦で居ない間に馬に乗れるようになっていて、現在は俺、直虎、千代ちゃんに、木葉と鳥居元忠を護衛に駿府町内を巡回して、立ち寄った店で食事をとったりしていた。

 

 今川家臣達からは今川家の当主に相応しい振る舞いをとか町人と同じ物を食べるべきではないと頭の硬い連中も居たが、新しい商業を興すのに領民視点から考えなければいけないとか、女性の観点から物事を見れたほうが良いという理由で千代ちゃんと直虎を連れ出しデートしながら町を巡ってに息抜きをするのだった。

 

「元康様と婚姻するまでは館の外には殆ど行った事がなかったですが、町には色々楽しいことが沢山あるのですね」

 

「俺は井伊の里で村々を巡ることがあったが、駿府は別格だな。人の多さ、活気の凄さに最初圧倒されたぜ」

 

「2人が楽しんでくれているようで何より……あとは2人に金銭感覚を身に着けてほしかったんだよね」

 

 金銭感覚が無いと浪費癖がつくことがあり、着飾ることの多い女性は特に出費が凄いことになりやすい傾向がある。

 

 今川の姫として育てられた千代ちゃんも少し浪費癖になりかけていたが、町での買い物の時にお小遣いを設定して買いたい物を続けることで、金銭感覚を身に着け、更に俺との勉強で、商人、町人、村民達がどれくらいの収入でやりくりしているか知ってからは欲しい物を我慢したり、身分の低い女中から裁縫を習って、着物を修繕したりするように、倹約を趣味とするようになっていた。

 

 直虎は……まぁお小遣いの範囲内で酒を買ってきて女中達にも振る舞って仲の良いグループ作って女子会を度々開いていたな。

 

 年齢的に酒を控えるように言っている千代ちゃんも酒のつまみ目当てに参加し、俺が台所で酒のつまみを色々開発して振る舞ったりもしている。

 

 年配の女中達からは卑しいと言われるが楽しいのだから仕方がない。

 

 ここ最近では氏真様やその奥方の早川殿も参加するようになり、参加を拒む女中達や老臣達も何も言えなくなっていたが……。

 

「酒気の強い焼酎を造ったのも元康なんだろう……すげえよな。あの酒で慣れるとどぶろくでは満足できなくなるからな」

 

「まぁ三河が凄く貧しくて、貧しい土地でも育つ芋の利用方法を考えた時に思いついてね。そうそう、前に出した紅芋菓子(紅芋タルト)や甘味芋(スイートポテト)はどうだった?」

 

「あの甘い芋の料理ですねよ! 凄く美味しかったです! あんなに甘い菓子は初めて食べました!」

 

「栗の様な味だが、それよりも甘い芋だもんな。あの芋痩せた土地でも育つんだろ? すっげぇよな。俺はその芋を使った芋焼酎の方が好みだけど」

 

「今芋菓子の職人を育てているから、もう少ししたら町でも薩摩芋を使った菓子が食べられるようになるからな」

 

「それは! 元康様の物と食べ比べをしてみないといけませんね!」

 

「だな! いや、あれは領民から受けるだろうよ」

 

「2人が絶賛したとなれば大丈夫かな」

 

 ちなみに俺は白粉が嫌いということを公言していたり、偉人の死の多くに白粉の鉛中毒が関係していると言って鉛入りの白粉の使用を禁止させた。

 

 女中達から猛反発を受けたが、なら勝手に死ねと女中の任を解いて実家に帰らせ、俺の意見を聞いてくれる新しい女中を中に入れた。

 

 下級の家柄の武士達にとって娘や妹を女中にねじ込めれば出世で有利になると喜々として人材を送り込んでくれたので穴埋めは直ぐに完了した。

 

 なので千代ちゃんと直虎も白粉は基本付けてない。

 

 まぁ外から入ってくる白粉を除けば、領内の白粉には鉛はほぼ入っておらず、あと領内で採掘される鉛は鉄砲の普及で弾丸として消費されたり、鐚銭から私鋳銭を作るときの抽出する原料として使うので供給限界となってしまい、他に利用できない状態となるのだった。

 

 閑話休題。

 

 で、千代ちゃんは子供を産める年齢に達していない為、スキンシップを取る程度だが、直虎は俺よりも年上で、胸も大きく、包容力もあるので、高まった性欲を彼女で発散していた。

 

 直虎も欲求不満だった時期が長かった為に夜にヤりまくって互いに汗だくになって気絶するように眠るという感じになっていた。

 

 まぁそんな事を続けていたら妊娠するわけで……。

 

 春になる頃には直虎は月物が来ないことや嘔吐など妊娠の初期状態になり、診てもらった医師からおめでたと言われて子供を授かるのであった。

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