ガチャ狂い徳川家康   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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機械ガチャと3人の出産

 養蚕関連のついでに仕込んで硝石培養法を通じて硝石の量産体制が整い、一部は無煙火薬の原料に、残りは輸出用の黒色火薬を量産し、安丸率いる今川水軍で博多まで運んでもらい、火薬と奴隷の交換を行ってもらった。

 

 連れてこられた奴隷達のうち、女性は紡績工場を遠江や駿河に増設することが決まっていたので、三河にある工場で研修を受けさせてから各地に派遣し、男性は使い道が山のようにあるので、兵士、漁師、農民、手先が器用なら職人とそれぞれ職を斡旋して働かせた。

 

 幼い子供は学校にぶち込んで教育を受けさせた。

 

 流民も流れ込んでくるが、各国で流民対策をしているらしく、関東や甲信地方から人が流れ込んでくるのは少なくなっていた。

 

 人口は国力に直結するからな。

 

 俺達今川家は奴隷だろうがなんだろうが、ウェルカムの姿勢を貫くのであるが……。

 

 

 

 

 

 

「夏なのに今年も肌寒いな」

 

「今年も冷害になりましょうか」

 

「たぶんそうだろうな数正」

 

 鷹狩りに出ていた俺と石川数正は道中村々を巡り、田畑の育ち具合を確認していた。

 

 昨年に続き冷害が予想されるので、米の作付けを減らして、蕎麦や粟、稗などの雑穀や、じゃがいもなどの寒くても育つ芋類の作付け面積を増やすなどの工夫が行われていた。

 

 領主としても、まず領民が飢えないことが大前提なため、作付けの切り替えには何も文句は言わず、米価が高騰するようなら城の備蓄米を放出して米価を安定させなければならないなとも考えていた。

 

 去年も冷害であったが、今川領内では通常通りの米の収穫量となっていたため他国に輸出することができたが、2年連続の冷害となると、流石に収穫量に影響が出てくるかもしれない。

 

 品種的に大丈夫だと思うが……一応ね。

 

 最悪今川領内でも不作なら九州や西日本の収量が安定している地域から米や穀物を買ってくる事も考えなければならない。

 

「背負う物が多いなぁ……」

 

「お疲れ様です元康様」

 

 文官も育ってきたお陰でだいぶ政務も楽になってきてはいたが、まだまだ俺が裁決しなければならない書類も多い。

 

 一応朝から武芸の鍛錬をしたり、繁殖期でない時は赤兎馬に乗って城内を巡ったりしていたのだが……成長期もあり、食事量が増えていて、少々丸っこくなってしまっていた。

 

 勿論丸っこいとは言うが、筋肉で全身を覆われているので、触ってもぷよぷよはしてないが。

 

「でも元康様が領主になられてから色々変わりましたな……三河も一気に豊かになりまして……」

 

「最初何もなかったからな。何とか特産品を作って東海道最貧国から脱したか?」

 

「そうですね……」

 

 石川数正も俺の人質時代に比べてだいぶ武将としての貫禄がついてきた。

 

 まぁ隣国最強と名高い武田と抗争して生き延びているから、貫禄も付くか。

 

「数正」

 

「は!」

 

「今度は武田に俺達が攻め込むぞ。準備を整えてな」

 

「は! 鉄砲を揃えて攻め込みましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 久しぶりに機械系ピックアップガチャが開催された。

 

 もうすぐ秋でガチャチケット補充の時期であるが、まだ2000枚ガチャチケットが残っていたので、ガチャを回していく。

 

「工作機械類が多いな。旋盤にフライス盤、ボール盤、あとネジを削る転造装置か……」

 

 旋盤は外丸削り、中ぐり、穴あけ、ねじ切り、突切りと呼ばれる各種加工をする機械であり、木材や金属の切削加工を主にする装置である。

 

 旋盤は前からガチャで当たっていたが、小型の旋盤である卓上旋盤だったり、大型の正面旋盤であったり色々な種類が当たった。

 

 フライス盤、ボール盤も切削加工をする道具で、旋盤の用途を更に細分化した装置である。

 

 ネジの転造装置は雄ネジの溝を一瞬で彫り込む機械であり、鉄砲を作るときのネジ造りに必要な機械であった。

 

 主にこれらは機械を作るための機械……マザーマシンの初期とも言える機械で、これらからパーツを作ることで他の機械の製造が容易になる性質を持っていた。

 

 まぁこれらの機械は全て機械神でもある天棚機姫神と言う新しく召喚した女神にぶん投げたが……。

 

「はぁ!? ちょ、ちょっと待ってよ! 機械神ではあるけど! これらを与えられて何すれば良いのよ!」

 

 天棚も困惑していたが、俺は作るものは山程あり、脱穀に使う足踏み式回転脱穀機や唐箕などの農具の量産や鉄砲の量産に使う機械の増産、織機や糸紡ぎ機の量産などこの機械でやって欲しいことは山程ある。

 

「優先順位は任せるから、機械を作れる人材を増やして、産業革命を起こせる下地を作ってほしい」

 

 と頼み込んだ。

 

 天棚は仕方がないわねと渋々了承し、浜松城下に工房を建てると、そこで弟子を募りながら機械の製造技術と工作機械の複製を行っていくのであった。

 

 

 

 

 

「ひっひっふーひっひっふー」

 

 にゅるん

 

 はい、去年の秋前に妊娠が発覚していた千代、市、そして直虎の3人が今年も無事に子供を産み、千代は男児を市と直虎の2人は女子を産んだのである。

 

「大丈夫か? 体は痛くないか?」

 

「はい、今回も問題はありません!」

 

「いやぁ3人出産日が被るなんて偶然もあるもんだな!」

 

「出産は痛みを伴うと聞いていましたが、そこまで痛くありませんでした」

 

 千代、直虎、市の順で喋ったが、3人共産後も元気で母乳もちゃんと出て、乳母要らずであった。

 

 まぁ子育てに関しては侍女達も協力して子育てに当たり、浜松の奥は産まれた子供達で更に賑やかになるのだった。

 

「しっかし千代と市も胸と尻が大きくなったよな」

 

「直虎だって大きいじゃありませんか」

 

「いや、俺は元々背丈も大きかったし、男として育てられたから色々な物を食べていたから大きく育つのは分かるが、千代と市はそうじゃないだろ?」

 

「まぁ、義元父上が生きていた頃は食事は毒味の関係で冷めた物しか与えられてなかったですけど、元康様と過ごすことになって温かい食事だけでなく肉も食べられるようになったのでね」

 

「確かに、鶏の肉を食べて最初は罰が当たらないか心配だったけど、元康様や家臣の皆さんも好んで食べていて、驚きました」

 

 千代と市は俺に嫁いでから色々な料理を食べられるようになり、食欲が増した結果、肉付きが良くなり、胸や尻に肉が付いたと話す。

 

 あとは妊娠と出産を経験したことでホルモンバランスが変わり、女性としての性質が強くなったか……もしくは特性の付与による肉体の変化か……。

 

 現状一番胸のデカいのは直虎のDカップだが、千代と市もCカップ位あるのと、まだ年齢は実年齢12歳。

 

 まだまだ大きく育つ可能性を秘めている。

 

 何処まで育つか分からないが、俺はその豊満な体を楽しむのだった。

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