氏真様と早川殿の子供が無事に産まれた。
フラグ立っていたし、男の子が産まれるのかなと思っていたが、女の子が産まれた。
「これで元康の竜王丸に嫁がせられるね」
氏真様がそう言うものの、7歳までは神の内……俺からも健康関連のスキルを付与して事故のないように願うのであった。
近衛様から朝廷献金が無事に贈られた事と、俺の官位をとりあえず正四位上の鋳銭司長官及び中納言の役職が与えられた。
まぁ30万貫も献金し、それを元手に両替商の様な事をして、金の工面に苦労しなくても済むとなれば、それだけの役職が与えられるだろうが……。
ちなみに中納言の職は役職そのままで従三位に上がることができるものであり、朝廷は俺の官位を更に上げる気満々であることがわかる。
これに対して足利義輝将軍がブチギレた。
というのも足利義輝の官位は従四位下であり、俺が武家の頂点である将軍を官位で超えてしまったのである。
そりゃ良い気持ちはしない。
幕府との関係は更に拗れ、足利義輝にとって三好長慶の次に倒すべき相手扱いされることになってしまうのであった。
まぁそれはそれとして、近衛様は俺に対して朝廷との血縁的な繋がりが欲しいと言われ、一方的に貴種の中から良縁となる娘を送ると手紙に書かれており、その数週間後に本当に貴族の娘さんが送られてきた。
「は、始めまして今川元康様! わ、私西園寺公朝の養女の光と申します!」
綺麗な黒髪をして、目がくりくりした150センチに満たない女性であった。
名を光といい、年齢は数え年で16歳。
千代や市の1つ下、瑠璃の2つ下の現代の中高生の間くらいであり、左大臣である西園寺公朝様に養女として入り、そのまま今川家へ送られたという経歴ロンダリングした娘であった。
ただ元々の家は近衛家の親戚らしく、貴族の間の繋がりの広さというか、策謀というか……そういうのを感じてしまった。
というか、また勝手に嫁が増えたよ……何? 俺は勝手に嫁が生えてくる星の元に産まれた感じか?
「あ、あの! 今川家だとさ、三食食事を食べられるって聞いたのですが……本当ですか?」
「ん? ああ、三食だし、おかずも基本3品出るし、おかわりも仕放題だよ。あとおやつの甘味も食べられるよ」
「ほ、本当ですか!」
この頃の貴族は超がつく貧乏であり、時の天皇は即位の儀式の費用が調達できなくて、上皇になることができなかったり、御所の修繕費用が賄えなくて、御所の各所が雨漏れしていたりと悲惨な状態になっていた。
トップがそんな状態なのだから、下の貴族の生活も悲惨であり、関白である近衛家も生活に余裕があるわけでもなく、当主自らが仲の良い大名に赴いて資金のおねだりをしたり、それよりも位の低い貴族は当主自ら釣りに出かけて魚を獲ったり、ご子息や娘は山菜採りをして食材を調達。
更に悲惨な者は路上で物乞いをして生活をしている有様で、娘を借金のかたとして売られるなんて事も普通に起こっていたのである。
そんな状態の貴族達にとって30万貫もの大金を朝廷のためにポンと寄進した今川家は現在最も優遇すべき相手であり、そりゃ血縁関係を結んでおきたいというのが本音だろう。
ちなみに献金の金額であるが、比較として1540年代に日本一の金持ち大名だった大内氏が400貫、信長様の父である織田信秀が4000貫、1560年の天皇の即位の時に毛利が行った献金が2000貫と桁が2つ低い。
そりゃ今川家を朝廷が凄い優遇することがわかるだろう。
浜松城に住み始めた光は俺の側室として奥に部屋を与えられ、更に光と一緒に着いてきた侍女4人(この娘達も貴族かつ、近衛様曰く手を出してくれて構わないと言われていた)と一緒に生活が始まったが、千代や市、直虎は貴族の貧乏っぷりにドン引きしつつ、武家の自分達がいかに優遇されているか再確認したらしく、光達と直ぐに仲良くなっていった。
瑠璃は親近感が湧いたらしく一番仲良くなっていた……。
というか千代からは
「元康様、彼女達全員孕ませてください! 可哀想すぎます!」
正妻公認で光や連れてこられた侍女の貴族の娘さん達を孕ませろという凄まじい事を言われて頭がクラクラしてきた……。
それでええんか千代よ……というか市と瑠璃にも同じ事言われたし……。
「しゃぁねぇよ元康様。今の貴族は貧乏って聞いていたけど、今川家で見たことある貴族は保護されて、ある程度余裕がある貴族しか見てなかったからよ……その貴族達は京に残っている貴族が本物と言われていたのに、京の貴族達は明日の食事にも困る有様って聞いたらな……侍女の連中は多少の給金は貰えるが、元康様にお手つきになって子供でも産まない限り実家に多く仕送りすることも難しいしさ」
「そう言われると俺も手を出さざる得ないじゃないか……」
まぁ痩せてはいるが、美少女が多いし、そんな子が抱けるとなれば俺も男だ……嬉しいっちゃ嬉しいのだが……。
とりあえず光から順番になと約束し、光と初夜をするのだった。
ニュルン、ジュボジュボ、ドピュ……ドドドピュ……
擬音だけで初夜の様子を表してみたが……流石ステータスオール100超えの肉体。
というか千代や市、直虎や瑠璃を満足させるためにあの手この手で性技を勉強したので、相手を満足させつつ、自分も満足する技術が上手くなっていた。
「ハァハァ……元康様……凄い床上手で……私何度もイかされてしまいました……」
「まぁこれでも4人居る妻達を満足させているし、子供を沢山作っているからね。寒くは無いか?」
「いえ、元康様の子種がお腹の中で熱を発していますし、この布団という寝具がとても暖かくて……」
「おや? 近衛様には何組か布団を贈ったのだけど、使うのは初めてか?」
「はい……まだ下の方の貴族かつ女性には回ってきておらず……」
「布団とかは身体が冷えやすい女性が優先的に使ってほしいんだけどね……まぁここだと毛布や布団があるから凍えながら眠るということはないだろうし、それでも寒いようなら部屋に火鉢を置いて暖めるから安心してね」
「は、はい! ここまで良くしてもらってありがとうございます!」
「千代や市、直虎に瑠璃がちょうど妊娠していて性欲が溜まっていたから、光や侍女達を抱くことになるけど良いかな?」
「は、はい! 私も早く子供を授かるように頑張ります!」