〔1〕
「君がキライ」そう言えば良かった
「君がニクイ」そう思えば良かった
「僕がキライ」そんな言葉要らない
「僕がニクイ」そんな思い要らない
ただただキライだニクイだなんて
一生言い続けていたとして
結局僕らはキライ合うだけ
一生互いをニクミ合うだけ
そんなにあなたがキライなら
そんなにあなたがニクイなら
今ここで袂を分とうか
“I will hate you forever.”
キライキライ君がキライなの
黒く塗り潰したその嫌悪
ニクイニクイ僕がニクイのさ
黒く凝り固まったその憎悪
その悪意が消えることは無い
永遠にダイキライだ
「I Hate You.」作詞作曲: ARGENT
〔2〕
ある日の夜、チノの部屋に僕とココアとチノがいた。チノが僕とココアに怪談話を語ってる。
「本当にこの喫茶店には、白いフワフワしたお化けがさまよってるんですよ!」
「うんうん!」
「怖いよぉ.....」
毎回チノの怪談話はティッピーの事ばかりだと確信してるココア。仮にそうだとしても乗ってあげなよ。
「本当なんですって!白いフワフワしたお化けが......」
「分かってるよー」
「ひえぇぇぇ」
ココアの反応......怪談には合ってないぞ。その反応を見てチノはムッとしていた。
「お兄ちゃんしか信じてくれないじゃないですか!」
「そうだね......」
まぁ、そもそも僕が怪談が苦手なのもあるが。
「ノックの音がして、白いフワフワしたお化けが......」
突然ノックの音がした。僕とチノはビクッと怖がる。
「はーい!誰かな?」
「......タカヒロさんかな?」
「お......お化けかもしれませんよ......?」
「そうかもねー。今開けまーす」
ドアを開けるとそこにいたのは———
「白いフワフワしたシャロちゃん!?」
ガクガク震えてるシャロだった。
「シャロどうした!?」
「物置でも良いから匿ってくれない!?」
「「夜逃げ!?」」
僕はシャロに紅茶を差し出す。そして夜逃げの事情を訊く。
「シャロさんの家で怪現象?」
「ええ......天井から変な物音がするし......帰ったら、部屋に葉っぱが盛られてるし......千夜は起きないし......」
それは、シャロ宅の天井に不気味な音や、玄関に何処からか葉っぱが盛られたりの連続だった。
「それは、お化けかネズミの仕業だよ!」
「えっ!?」
いくらシャロの家が慎ましやかだからと言って......それは無いだろ......。
「うぅ......」
「うさぎがこっそり家を借りているのかもしれません」
「もっと地獄!」
「凄く可愛いです!」
「イヤー!」
「チノにとっては天国だけど、シャロにとっては地獄でしょ?」
「うさぎのお化けかも!」
「Oh......」
うさぎのぬいぐるみを見せるココア。シャロの口から魂が抜けてる。
「魂が出てます!」
「逝かないでー!」
ココアが部屋の床に3つの布団を敷く。
「3人で一緒に寝れば怖くないよね」
「あ......ありがとう......」
「あっ!怪談の続きしなきゃ!」
「「シャロ(私)がここに来た理由忘れたの!?」」
「チノちゃん怪談上手くなれるように頑張ってるみたいなんだよ。マヤちゃんメグちゃんを怖がらせたいんだって」
「なるほど!」
突然シャロがやる気になった。
「私を頼って何でも話してみて!」
「頼りに来たのはシャロだろうに」
翌日、僕は玉将戦第二局があるため、検分作業のために名古屋に来ていた。
「広島九段、今回も良い対局にしましょう」
「そうだね、よろしく」
現状、番勝負は僕の1勝。しかしハッキリ言って辛勝といったモノであり、ギリギリの中で掴んだ勝利だった。だからこそ、決して油断は出来ない。そう考えていると、とある広告が目につく。
「ARGENT名古屋ドームツアー2月———日開催?」
ARGENTと書いてアルジャンと読むらしい。フランス語で銀を意味する単語だ。
「そうなんだよ。ARGENTが俺の地元でドームツアーを開くんだよ」
「......すみません、ARGENTって誰ですか?」
「ARGENTを知らないのか!? 最近話題のアーティストだぞ!?」
「ごめんなさい......存じ上げません......」
「......ARGENTは中高生に人気だって話だけど、ここに反例がいたか......ARGENTっていうのはな———」
それから広島九段はARGENTについて教えてくれた。広島九段曰く、ARGENTとは、素顔を隠しているアーティストであり、2019年頃から活動を始めたらしい。社会や人間に対する不満や絶望などをテーマにあげており、そういった曲が主に中高生の間で共感を呼んでいるとのことらしい。
「一曲聴かせてやるよ......代表曲のアレで良いか」
広島九段が僕に聴かせてくれたのは「夢破れ散った者たちよ」というタイトルの楽曲だった。......あれ?
『〜♪』
「なんかこの声......聴き覚えがある......」
「そりゃあアニメやドラマの主題歌を出してたりCMの曲に出てたりしているから聴き覚えはあるだろうさ」
いや......そうじゃない......これは......この声は......
「......心がざわつく声だ」
その後、検分作業が終わり、前夜祭も終わった。僕はARGENTの曲を聴いていた。
「......やっぱり聴き覚えがある。......でも、どこで......?」
『アンタなんか大嫌い!父さんの全てを奪うアンタが憎い!』
「......!」
なんで今になってあんなことを思い出すんだ。もうあの人とは袂を分かったはずだろう。今更仲を修復なんて出来ないだろうし、貴女はそんなことを望んでない———
「そうでしょう?......
玉将戦第二局が始まった。戦型は雁木で進み、49手で1日目は終了。封じ手は広島九段が書いた。現況は中盤に突入し、どちらが先に仕掛けるかという状況である。
「......広島九段はどう出るつもりだ......?」
僕は早めに就寝する。
『銀華姉さん!どうして僕を認めてくれないんですか!』
『アタシを姉と呼ぶな!アタシをこれ以上侵害するな!アンタなんか......アンタなんかぁぁぁぁぁ!』
「......やめてくれ!......夢か」
気付けば早朝6時になっていた。あの人のことは忘れなければ。これ以上思い出したら対局に影響が出てきそうだ。
「......朝から憂鬱だ」
2日目開始。封じ手は攻撃開始の一手だった。桂銀飛車での攻撃をさばく。さばく。さばく———
『アンタみたいな天才なんて大嫌い!』
「......!」
間違えた。致命的なミスだ。ここから逆転出来る手は———
「......!」
「......くぅっ」
......無理だ。見つからない。これ以上指しても無意味だ。
「......負けました」
「ありがとうございました」
今になって僕の邪魔をするのですか———銀華さん?
〔3〕
数日後、捻挫が悪化したリゼのことを聞いた僕とココアとチノ。僕たちはリゼのお見舞いに行くことになった。
「リゼさん、捻挫が悪化したって大丈夫でしょうか?」
「電話じゃ大した事ないって言ってたけど心配だね」
そして、眼前に巨大な豪邸が見えた。
「リゼちゃん家ってこれだよね?」
「はい」
「ここまで豪華な洋風の屋敷は滅多に見ないね」
「メイドさんが居たりして!」
「入口でお迎えされたらどうしましょう」
「さすがにそれは凄過ぎかな?」
入口を見ると、メイドではなく黒服でサングラスをかけてる2人の男たちがいた。
「おい、異常ないか?」
「異常なし」
男達を見て僕たちが怯えた。
「ココアさん?」
「私が囮になるから先に行って!」
「「「えっ!?」」」
「そのお見舞い用のメロンパン、絶対にリゼちゃんに渡すんだよ!」
「命より大事な物なんですかー!?」
ココアが男たちに立ち向かう。しかし男たちは———
「お嬢のお友達ですかい」
「ですかいですかい」
「ようこそいらっしゃいました。お嬢も喜びます。どうぞこちらへ。足元にお気を付け下さい」
「伯方先生、後で揮毫ください」
「分かりました。ありがとうございます」
男たちは紳士的なリゼの部下であった。入口の門を開け、僕たちを招き入れた。
「ここで働いているのは、ああ言う方たちなんですね」
「そうらしいね。流石はリゼ、優秀な部下がいるんだね」
「あ〜!人を見かけで判断してしまった!接客業失格だよー!」
失敗してしまったココアは罪悪感を覚えてしまった。横のドアからリゼが出て来た。
「あれ?レイにココアにチノじゃないか」
「あっ、リゼさんこんにちは」
「やっほーリゼ、お見舞いに来たよ」
僕たちはリゼの部屋に入った。
「わざわざ来てくれなくても良かったのに」
「心配だったしリゼちゃん家来てみたかったから」
「凄く立派なお宅です。父がリゼさんのお父さんによろしくと言ってました」
「伝えておくよ」
すると、ノックの音が聞こえた。
「どうぞ」
「先輩、お茶をお持ちしました」
何故かメイド服姿のシャロと千夜がいた。シャロが紅茶を持って来た。
「「メイドさんがいた(いました)」」
「来てたの!?」
「シャロちゃん!ここでもバイトしてたんだ!」
「ええ、ついに天職を見付けたみたいなの」
「おバカ!罪滅ぼしよ!」
「「「罪滅ぼし?」」」
それは、ワイルドギース(シャロ宅に住み着いたうさぎの名前)がリゼに飛び付いて、リゼが怪我した足を挫いしまった時の事を。
「あれで捻挫が悪化して......あのとき私がワイルドギースを止めていれば......」
「だからシャロのせいじゃないって」
「あはは......」
「そ......それよりせっかく来たんだし......あ......遊んでいかないか?」
徐にトランプを取り出すリゼ。
「賛成!」
「怪我に響くといけないし、そろそろ帰るよ」
「「えっ!?」」
「名残惜しいですが、私たちも仕事があるので」
「「えぇ!?」」
「では失礼します」
僕以外のみんながリゼの部屋を出ようとしたその刹那———
「ま......待って!」
また捻挫した足が響いた。
「「リゼ(ちゃん)!?」」
「動くな!」
何処からか拳銃を取り出して銃口を向けた。全員両手を上げた。
「ヴァァァァァ!?」
「お......落ち着いて......!」
怖がりながら後ろに下がるココア。すると何かにぶつかり、何かが倒れてしまった。倒れたのは望遠鏡だった。望遠鏡のレンズと三脚が壊れてしまった。
「ラビットハウスとレイちゃんを担保に入れて弁償だ!」
「「僕(うち)を巻き込まないで(ください)!」」
「良いって。安物だから気にするな。それよりせっかくだからもう少しいてくれよ。そうだ、何かゲームとか」
「お嬢様......身体でお返しするから......」
「お店を担保にするのは勘弁を......」
「僕を担保にするのも勘弁して......?」
こうして僕とココアとチノは、弁償のために給仕として働く事になってしまった。ココアとチノだけでなく、何故か僕もメイド服姿だ。解せぬ。
「何故に僕まで......」
「「「「「似合ってる(ぞ)(ます)!」」」」」
「嬉しくない!」
「凄く良い匂いがする!」
「もう誰も着てない古いやつみたいだけど」
「お嬢!私たちに命令してみて!」
「では、一列に並べ!」
「お嬢って言うより教官っぽい!」
「もう!仕える身なら言葉遣いから直しなさい!解雇するわよ!」
「はい!お嬢様!」
「何で!?」
「色々おかしい」
廊下に移動した僕たち。リゼは部屋へ待機する。
「さあ!みんなでお屋敷のお掃除大会だよ!」
「「おー!」」
「何でこんな事に......」
「千夜ちゃんの仕事着が着物以外って新鮮だね」
「たまには洋装も良いわね。ロングスカートでクルクルしてみたり?」
クルクル回る千夜。
「似合ってるよ!本物のメイドさんみたい!」
しかし、千夜はクルクル回り過ぎて壁に倒れた。
「三半規管が......!」
「「ダメイドか!」」
僕とココアとチノは、他のメイド達と一緒に部屋で掃き掃除をしていた。そこにリゼの部下の1人が入って来た。
「いらっしゃいませ」
「え......?」
顔を赤くするリゼの部下。
「あっ!つい喫茶店のつもりで......」
「チノちゃんったらお茶目さんね」
怒ったチノはバケツをココアに渡す。
「ココアさんも早くこのコーヒー持って行って下さい!」
「「それバケツ!」」
部屋の窓ガラスを雑巾で拭くココア。すると外で掃き掃除してる千夜とシャロを見付けた。
「シャロちゃんたちだ!」
手を振るが、2人は気付かない。
「ダメだ......気付いてもらえない......」
「何かサインでも送ってみたらどうです?」
ココアは箒の持つ部分に雑巾を結んで横に振っていた。
「......降伏しているようにしか見えない」
その後、リゼは僕とココアとチノをある部屋の前まで連れて来た。
「リゼちゃんの見せたい物って?」
「どんなものだろう?」
「た......大した物じゃないんだけど......」
部屋のドアを開けて入る。部屋には、高級なソファーと額縁とシャンデリアがあった。するとリゼが部屋の端っこに置いてある戦車の砲塔を横に向けた。すると額縁が裏にひっくり返ると、沢山のモデルガンが飾られていた。
「「「おー!」」」
これには全員がびっくりした。
「こ......これは!?」
「私のコレクションルームだよ」
「すっごーい!」
「喜んでくれて何よりだな」
「ねぇねぇ、これ手に取ってもいいかい?」
「レイも男の子だな。偽物だけど気になったら手に取っても———おっと敵襲か!?」
ノックが聞こえて戦闘態勢に入る。
「敵襲!」
ドアを開けたのは千夜で、シャロがお茶を持って来た。
「失礼しまーす」
「先輩お茶淹れて来まし———」
「シャロちゃん敵襲だって!」
「イヤァァァァァ!」
銃口を向けられてビックリするシャロ。だがお茶を上に投げてしまい、ピンポイントでリゼに当たって溢れてしまった。
「あっ......」
「あらまあ」
「リゼー!」
「ぎゃぁぁぁ!すみません!今拭きますから!」
「それティッピーです!」
雑巾代わりにティッピーを持って行くシャロ。
「苦しい......!やめろ!やめないか!」
シャロがティッピーを強く押し込む。
「慌てないで」
「着替え持って来たよ」
「ハッ!?」
ココアと千夜がメイド服を持って来た。リゼがメイド服を着た。
「この服......」
「リゼちゃんのクローゼット勝手に開けるの悪かったから」
「せ......先輩にメイド服なんて......」
「いや......これで良い......」
「え?」
「全員メイド服姿になっちゃったよ......」
「そうだわー。みんなメイドさんになった所でアレにしましょ」
僕たちで王様ゲームならぬお嬢様ゲームをすることに。1人お嬢様じゃないけどね。くじを引いた結果、チノが当たりを引いた。
「当たってしまいました......」
「チノちゃんがお嬢様ね!」
王冠を被せるココア。
「私こう言うの苦手で......」
「なーんでも命令して良いんだよ!抱き締めて欲しい?モフモフして欲しい?」
「じゃあココアさん。もっと真面目に仕事して下さい」
「なんて無慈悲な命令を!?」
「当たり前のことでは?」
「コーヒーの味を覚えて下さい。セロリを食べて下さい。寝坊しないで下さい」
「普段と何も変わらないな......」
「地味に苦手なセロリ押し付けてるね」
「じゃあ次はレイちゃんだね!」
今度は僕が当たりを引いていた。僕は王冠をかぶる。
「お嬢様、ご命令を」
「僕お嬢様じゃなくて
「確かに」
「それじゃあシャロ、5分間語尾を『
「どういうこと飛車ー!」
「適応力高いじゃん」
「じゃあ次、千夜ちゃん」
今度は千夜が当たりを引いた。
「今度は私がお嬢様よ」
「愛のある命令をお願いね......」
「くるしゅうない。面を上げい」
すると扇子を広げてソファーに横たわる。
「お殿様!」
「違ったかしら?」
「かなり和風だったな」
「戦国時代かな?」
「じゃあ、パンが無いならうさぎの餌を食べれば良いじゃなーい」
「革命が起きそうなセリフ飛車ー!」
「マリー・アントワネットかな?」
「かしこまりました。ではうさぎの餌をご用意致します」
お嬢様ゲームを楽しんでる僕たち。
「リゼもリゼで楽しんでるよね」
「楽しそうで何より飛車ー!」
数日後、リゼの捻挫が完治されて、ラビットハウスに無事復帰した。
「足はもう大丈夫だ!心配掛けたな」
「完治して良かったよ......」
「お帰りなさいませ、お嬢様」
「お嬢様とかやめてくれよ......」
「メイドさんごっこ、楽しかったね」
「シャロはもちろん、千夜のお嬢様役が意外にもはまってたりな」
「正直言って、語尾飛車ー!は自分でもちょっと面白かった」
「リゼちゃんも楽しんでたし、なりきってたよね」
「な......なりきってなんかない!」
「あ!そう言えばチノちゃんたらうっかり使用人さんにね———」
「ココアさん!」
ココアは話そうとするが、チノに止められた。そこに青山先生が来店した。
「こんにちはー」
「お帰りなさいませ!お嬢様!」
敬礼して笑顔で接客するリゼ。
「リゼが、もうメイドになりきっちゃったよ」
〔4〕
Side ???
アタシは名古屋にて、ドームツアーを行なっていた。
「みんなー!盛り上がってますかー!?」
『イエェェェェェイ!』
「次で最後の曲だー!」
『えぇぇぇぇぇ!?』
「最後まで盛り上がっていきましょー!『夢破れ散った者たちよ』」
アタシ、ARGENTは顔を完全に隠してアーティスト活動をしている存在だ。
「〜♪」
『うぉぉぉぉぉ!』
そして、ドームツアーが成功に終わる。控え室にて———
「......伯方 玲、玉将戦2勝1敗、棋帝戦1勝0敗。アンタはどこまでもアタシをイラつかせるわね」
アタシは昔から伯方 玲が気に食わない。アタシと違って成功を約束されたような存在だったからだ。
『ARGENT 嫌い』
『ARGENT 言葉遣い悪い』
『ARGENT 態度悪い』
ARGENTのサジェストには否定的なことばかり。
『伯方玲 強い』
『伯方名人 四冠』
『伯方名人 名言集』
アイツのサジェストには肯定的なことばかり。
「総てを否定されたアタシと総てを認められたアンタ......対照的で本当に嫌い」
アタシはSNSで3月末まで活動休止の旨を公表する。
「総てぶっ壊してやるよ......玲」
伯方 玲の語られざる過去2
4歳にてアマチュア竜皇戦に優勝する(その後の竜皇ランキング戦6組はベスト4)。
その後の詰将棋選手権達人級にて満点優勝する。
レイの弟子になるのは誰?
-
ココア
-
チノ
-
リゼ
-
千夜
-
シャロ
-
その他
-
誰も取らない