〔1〕
ある冬の夜。僕とチノが部屋で香風家のアルバムを見ていた。
「こんなこともあったんだね」
「はい」
「チノちゃん!」
「ん?」
後ろからココアの手が出て、ココアが手を握って開くと、バラが出て来た。
「ココアさん!」
「どう?お花も出せるようになったんだよ!」
「毎日練習してましたもんね」
「どんどん上達していくね」
「えへへ〜。褒めて褒めて〜」
「はいはい。偉い偉いです」
「ナデナデをプレゼントだよ」
「えっへへ〜」
「お兄ちゃん、私も撫でてください」
「なんでさ」
僕は右手でココアの頭を、左手でチノの頭を撫でる。どういう状況だよコレ。
「それとね!今はマジックしながら歌も練習してるんだよ!ごーくろーうーさまークロワッサン♪」
「何故歌まで?」
「歌は必要なんですか?」
「チノちゃんのお母さんみたいに、喫茶店を盛り上げられればなぁ〜って!」
「!」
「チノのお母さまの影響を受けているね」
「賑やかな喫茶店になりそうですね」
「あっ!みんなでジャズの演奏会も良いかも!ラビットハウスディナーショーみたいな!」
「もう喫茶店じゃないじゃないですか」
「ただの音楽隊だよ」
「勿論、レイちゃんとチノちゃんがボーカルだよ!」
「なんでさ!?」
「えぇ!?」
「チノちゃん!今から練習しよう!」
「もう私は歌いません!」
「チノちゃん!さんはい!」
「歌いませんからぁぁぁ!歌うのはお兄ちゃんに任せます!」
「僕だけで歌うのも大変なんだけど」
数日後の街。この日は雪が降ってる。ラビットハウスに1つの箱が届けられた。
「お姉ちゃんたちから荷物が届いたよーーー!」
「モ......モフモフされたトラウマが......」
「尊厳を破壊そうになったトラウマが......」
「レイ!? 先輩!?」
「中身は何かしら?」
「お姉ちゃん特製のシュトーレンだー!」
「美味しそうだね」
「それと!頼んでおいた中学の頃の制服!」
「「何故!?」」
「だってこの前チノちゃんが『中学のココアさんってどんなでしょうね』って言ってたから」
「そのためだけに取り寄せたの!?」
「制服見たいとは言ってません!」
ココアは中学時代の制服を試着した。
「わぁ〜!懐かしい〜!」
「着てるーーー!」
「なんか若返った気がする......」
「ココアちゃん素敵!中学生にしか見えないわ!」
「それって褒めてるの!?」
「褒めてないでしょ絶対」
「えへへ〜!13歳に戻った気分だよ〜!」
「それなら私より年下ですね」
「えっ!?」
「チノの妹になったね」
「チノ......お姉ちゃん......」
「妹よ!です!」
「「「「かつてないドヤ顔!」」」」
「お姉ちゃんの高校の制服も付いて来た〜!」
何故かモカさんの高校時代の制服も送られた。
「モカさんの制服まで取り寄せたの!?」
「ココアはよくモカさんと同じ高校を選ばなかったな」
「本当は迷ったんだよ!今の学校の制服も可愛いし!」
「......もしかして今の高校———」
「制服だけで決めたんですか?」
「そうだ!チノちゃんこれ着てみる?」
「えっ?」
チノはモカさんの高校時代の制服を試着した。
「ちょっとぶかぶかです」
「似合ってるよ!」
「モカさんの高校の制服も可愛いな!」
「お姉ちゃ〜〜〜ん!チノお姉ちゃ〜〜〜ん!」
妹になったココアがチノを追い回す。
「しつこい妹です!」
「ハイテンションだなぁ......」
モカさん特製シュトーレンをみんなで食べる。
「ん〜!モカさんのシュトーレンも完璧な味!」
「太る!太っちゃうわ!」
「おっ!でへへへ〜」
「なんでココアが嬉しそうなのよ!」
「ココアが作った訳じゃないのに......」
「えへへ〜。秘密!だって知ってるんだ。沢山失敗しても、努力で失敗をはねのけて来たこと。そんな所も、ずっとずーっと憧れてるんだよ?よーし!私もスペシャルのシュトーレンを作るよー!お姉ちゃんに打ち返しちゃうぞ!」
「「その前に着替えろ!」」
「はいはーい!私達の中学の頃の話も聞いてもらいたーい!」
「止めてよ!黒歴史よー!」
「黒歴史って何〜?」
「止めてやれよ〜。シャロにも恥ずかしい過去くらいあるだろ?」
「先輩!フォローになってません!」
「......」
「チノ?」
「チノ?どうかした?」
「この服、何処かで見た事あるような......」
「......」
このときの僕は何も知らなかった。チノとココアとの間に隠された秘密についてを。母娘の間から続く因縁についてを。
Side Mocha
ベーカリー保登にて。
「じゃーん!お母さんの昔のアルバム見付けちゃったー!」
「はっ!」
「私と同じ高校だったんだぁ〜!」
「か、返しなさい!」
すぐにアルバムを取り上げる時、お母さんは必死な顔をした。
「ぐぬぬぬぬぬ!」
「まるで別人のような力!? お母さん分かった!離す!離すから!」
私は手を離した。するとお母さんが後ろに転がって行った。
「お母さーーーん!」
私はお母さんに水を持って来た。
「ありがとう」
「お母さんドジで天然だから、友だちも苦労してそう」
「天然だったのは、寧ろ友達の方よ」
「えっ?」
「歌や手品が上手くて、姉妹みたいに仲良しだったのよ?」
「へぇ〜。何て名前だったの?」
「うさぎちゃん」
「うさぎちゃん?」
「そう。サキちゃんだから、うさぎちゃん」
写真にはお母さんとうさぎちゃんの2人の2ショット写真がある。
「うさぎちゃんかぁ〜。可愛いあだ名!」
「うさぎちゃん、今は遠くへ行ってしまったけど......」
「......」
「さぁ!夕ご飯の支度をしなくっちゃ!」
「えぇ〜!お母さんが恥ずかしい写真が見たい〜!」
「ダ〜メ!バカみたいにはしゃいでいるもの」
もー!気になるよー!
Side Out
ラビットハウス、チノの部屋にて。
「やっぱりあの制服と同じ......お母さんは、ずっとこの街に居た訳じゃなかったんだ......街の......外の世界......」
「......」
僕は......どうするべきなのだろうか?彼女たちに何が出来る?彼女たちのために何を返せる?
〔2〕
時は正月。僕は星河戦決勝敗退のショックを少し引きずっていた。
「はぁ〜。ホットワイン温まるね〜」
「これジュースですよ」
「はぁ......玉将戦と棋帝戦が......」
「年が明けたって感じがしないねぇ〜」
「ココア、実家に顔出さなくても良いの?冬休みなんだし帰省とかさ」
「うん!レイちゃんやチノちゃんたちと一緒にいたいしね!」
「帰るのが面倒なだけでは?」
「違うよー!今のみんなとは、今しか思い出を作れないもの。それにここに来て、故郷の良い所を見直す事が出来たよ」
「そこまで考えていたなんて、衝撃です」
「......そっか」
「あれ?褒められてるの?」
すると何処からか雪玉が襲ってきた。雪玉は僕たちにヒットする。
「あいた!」
「なんでさっ!?」
「ありゃ!当たっちゃった!」
「雪まみれ〜!」
「マヤちゃん!メグちゃん!」
「雪合戦なんてワンパク中学生です」
「まさかすぎたよ......」
「ごめん!今の私だ!」
「「ワンパク高校3年生!」」
雪玉を投げたのはリゼだった。
「楽しそう!私も交ぜてー!」
「みんな〜!ガレット・デ・ロワ作って来たわ〜!」
「えっ?本当に?」
「ガレット・デ・ロワ?」
「
千夜はガレット・デ・ロワを1ホール出した。
「わぁ〜!美味しそう!」
「新年のパーティーで、家族と友達と食べるのよ」
「切り分けたパイの中に指輪が入っていた人が、その年の王様になれるんだ」
「王になった者は、みんなに何か1つ命令出来る権利が与えられるわ!」
「何と!?」
「そういえばそうだったね」
「知ってる〜!」
「ねぇ〜!」
「では始めましょう!王の冠を懸けた戦いを!」
「知っているか?僕が帝冠を既に有していることを。しかも6つ!」
「「「「「「「はっ!?」」」」」」」
伯方 玲。タイトル、名人・叡帝・帝位・玉座・棋帝・玉将の六冠。
「「「「「「「「これに決めたー!」」」」」」」」
僕たちは切り分けた8つの中の1つを選んだ。
「私が当たったらみんなを妹にするんだぁ〜!」
「じゃあ私はココアちゃんたちにお姉ちゃんになってもらいた〜い!」
「私は。えっと......」
「千夜とココアには当たりませんように......」
「暴君が誕生しない事を祈る」
「こう言うのって無欲な人に当たるんだよねぇ〜」
「僕は帝冠に愛された男だぞ?」
ガチン!と音が響く。僕じゃない。
「「「「「「「?」」」」」」」
「あ......当たってしまいました......」
「チノだったかぁ」
指輪を当てたのはチノだった。
「チノ!?」
「チノちゃんおめでとう!」
「チノが引き当てたか!」
「凄い音したけど大丈夫!?」
「チノちゃんが王様ね」
「冠位に就く者よ、玉座に鎮座せよ」
「さぁ我々にご命令を!」
僕以外の全員がチノに手を差し伸べた。
「い、いきなり全員に!?」
「何なりと、命令に従うわ!」
「何がお望み?」
「え、えっと......えっと......」
どうやら命令が思い付かないみたいだ。
「......もしかして、思い付かないの?」
「は、はい......」
「よぉ〜し1回解散だ!みんなも買いたい物があるだろう?」
「賛成〜!」
「流石リゼちゃん!ナイスアイデアね!」
「帰るまでに思い付けば良いんじゃないか?」
「その方がチノちゃんの考えがまとめやすそうですし」
「気楽にね〜!チノちゃん!」
「お姉ちゃんに甘えたくなったら、すぐに命令発動してね!」
「......」
「みんな、行ってしまったね」
残ったのは僕とチノとティッピーだけになった。
「やれやれ。どうしたものかのう。チノ」
「帝は民の声に耳を傾けるものだよ?」
「......民の声......」
みんなを探していると、マヤちゃんを発見した。彼女は海の絵を眺めていた。
「......」
「マヤちゃん?」
「マヤさん。絵に興味があるんですか?」
「海を見てたら、私の冒険魂がたぎって来ちゃった」
「冒険魂......」
「冒険精神かぁ」
「チノは海興味ない?ボトルシップ好きなんでしょ?」
「冒険出来たら楽しそうですね!」
「大嵐に遭ったり、漂流したり無人島体験したりしよう!」
「それ遭難しているじゃないですかーーー!」
「唐突なサバイバル!?」
他のみんなを探していると千夜を発見した。
「あら!チノちゃん!レイくん!」
「千夜さん!」
「どうしたの?」
「見て見て?」
ランプ専門店に飾っているランプを見せた。
「わぁ〜!珍しい色がいっぱいのランプのお店です!」
「特にこのお香は珍しいわ!お香を通して世界の香りもお店のヒントをくれるかも」
「こうやってアイデアを取り入れてるんですね〜」
「ん〜精神が落ち着くね〜」
「新しい何かを感じるわ〜」
「甘い匂い〜」
「香ばしい香り〜」
「素敵な世界の匂いです〜」
「あっ!これ隣の屋台のワッフルの匂いだわ!」
「おいこら」
その後、本屋で立ち読みしてるシャロを発見した。
「ん〜......」
「シャロさん参考書ですか?」
「これは!違うの!世界の色んなカフェの本よ。どれも素敵でしょ?」
「おぉーオシャレだね!あっ、ここ行ったことある!」
「古城カフェ!図書館カフェも!」
「楽しそうなカフェだねぇ」
「世界って広いんですね!」
「ハーブティーの癒し空間。あっ!ウチと被ってる!」
「祖父の代から続くカフェ!? ウチとも被ってます!」
「何じゃと!?」
「あはは......」
「私たちも負けてないわよね!?」
「負けてません!多分!」
「多分って......」
「そうよね!多分!」
「多分で良いのかい......?」
次に出会ったのはメグちゃんだった。
「チノちゃ〜〜〜ん!レイお兄ちゃ〜〜〜ん!買う物が思いつかないよ〜〜〜!」
「メグちゃん?」
「どうしたんですか?」
「高校生組に勉強でお世話になってるから、何かお返しがしたいなぁ〜って」
「そうだったんですね。分かりました!私も手伝います!」
「なんだか恥ずかしいな......僕は離れとこうか?」
「ありがとうチノちゃん!」
「思いつかないときは、発想を逆転させると良いって聞いたことがあります!」
「モノ......形のないモノ......思い出作りとか?」
「思い出作りか......良いね」
「あっ!更にこれを逆転させて!」
「それは違うよ!もう十分なんじゃないかな!?」
「えっ?」
次に出会ったのはリゼだった。リゼは旅行に使うスーツケースを見ていた。
「リゼ。何してるの?」
「学校の友だちと卒業旅行で必要なモノを見てたんだよ」
「卒業旅行......」
「チノたちも卒業だろ?何処かに行ったりしないのか?」
「考えてませんでした......そもそも何処に行けば良いんでしょうか......?」
「ん〜......例えば都会とか?」
「都会......行った事ないです」
「レイは対局がある度に、東京や色んな場所に行くだろ?」
「そうだね」
「チマメがもし都会に......行ったら......やはりお前らだけじゃダメだ!レイを引率に付けろ!」
「何を想像したんですか!?」
「リゼの中で僕不在のチマメ隊はどうなったんだよ」
最後にココアと出会ったが。
「で、ここで何をしているんですか?ココアさん」
彼女は雪の上で大の字で仰向けになり、両手を上下振ってる。
「雪に埋もれてみたかったの〜」
「小学生かな?」
「その行動力はある意味尊敬します」
「今日は沢山褒められるなぁ〜」
「褒めてないと思うけど」
「こうして空を見てると、故郷と繋がってるんだな〜って」
「外の世界を知って、故郷がもっと好きになる......」
「......」
故郷がもっと好きになる......か。
「カレーの匂いだ!」
「えっ!?」
「カレー!?」
「しかもただのカレーじゃない!香りだけで職人の技を感じる!」
「確かにお腹が空きますね」
「そうだね」
「一緒に行こう!新作のカレーパンのヒントになるかも!」
「......しょうがないココアさんです」
「......全くだね」
「レイちゃん、チノちゃん、早く!」
「ま、待って下さい!ココアさーん!」
「置いてかないでよー!」
〔3〕
最終的に。
「決めました。王の命令を発動します!」
「「「「「「「......!」」」」」」」
「リゼさんが大学受かったらそのお祝いと、チマメ隊の卒業旅行を兼ねて、みなさんと外の世界に行ってみたい。これが私の命令です!」
「陛下、本勅令は今を以て成立致しました」
「えぇ!? お姉ちゃんになって欲しいんじゃないの!?」
「それは提案であって命令じゃない!」
「そ、そうなんですか!?」
「でも!」
「勿論大賛成よ!」
「でも命令は考え直しね!」
「えぇぇぇ......?」
「まずは目の前の受験だね!」
「一緒に頑張ろうね!リゼ!」
「あ〜......実は私、話しそびれたけど......この前大学に無事受かったんだ」
「「「「「「「えええぇぇぇぇぇ!?」」」」」」」
「よかったねリゼ!」
「あはは......ってうわあ!?」
突然リゼに雪玉が投げられた。
「初耳だよ!」
「さっきのお返しです!」
「お、おい!なんなんだこの祝い方は!」
「影で努力してたのね!」
「良かったですね先輩!」
「「「「「「リゼ(ちゃん)(さん)(先輩)ーーー!」」」」」」
「うわあぁぁぁ!」
僕を除く6人が一斉にリゼに飛び込んだ。
「あははははは!うん!ありがとう!」
「リゼ......おめでとう」
僕は静かにリゼの頭を撫でる。
「先輩!何処に行きましょっか!」
「みんなで温泉なんてどうかしら?」
「海が良いよ!海!ねぇリゼ!海行こうよ!」
「都会も良いなぁ〜!みんなと行けば怖くないし!」
「分かった分かった!じゃあみんなゆっくり考えよう!」
「今日はラビットハウスで朝まで皆で考えるよ!」
「なに!?」
「朝まで!?」
「やったー!」
「良いね〜!」
「なんでココアが勝手に決めるのよ!」
「楽しそうね!」
「レイ。チノ。みんなでお邪魔しても良いかな?」
「僕は大丈夫だけど、チノは?」
「......いえ」
「え?」
「これは、私からの命令です」
彼女が下す命令は———
「今からウチに来て、朝まで遊ぶこと!」
「「「「「「やったーーー!」」」」」」
「これは盛大なパーティーになりそうだね......」
「チノちゃん!それじゃあラビットハウスまで競争だよ!よーーーい、ドーン!」
「1番はもらったーーー!」
「私に追いつけるかしら?」
「待ちなさいよーーー!」
「僕が負ける訳無いでしょ!」
「「ホラホラ早くーーー!」」
「ま、待って下さーーーい!」
今日はラビットハウスで朝までパーティーしたのだった。数日後、僕とココアとチノが展望台に居た。
「まさかあんな命令を下すなんて思ってなかったよ」
「僕もだよ。予想外の命令だったね」
「あれは、自分でもビックリしました。お兄ちゃんやココアさんの変な影響かも知れませんね。」
「うぐっ!」
「あ、あはは......」
「そ、それでもお姉ちゃんは嬉しいよ!」
「お兄ちゃんも嬉しいよ」
「正直まだ実感が湧かないですし、新しい世界を知るのはちょっとだけ怖いです......」
「「そうだね」」
「でも、みなさんと一緒に新しい景色を見たいって思ったんです」
「「チノ(ちゃん)......」」
「こ、これも、変な影響でしょうか?」
「多分ね!」
「僕たちの影響受けまくりだね」
「リゼさん、千夜さん、シャロさん、マヤさんにメグさん。みなさんと遊んでると、色んな発見があって楽しいと思ったんです!だから。」
「うん!私も!みんなとなら、何処だって楽しい場所になるよ!きっと!」
「そうだね。僕たちの絆は、永遠に不変だ!」
「......この話は終わりです。帰りますよ」
「あー!待って!カレンダーにメモするから!」
「全くもう。本当にしょうがないココアさんです」
「そう言うけど、チノは内心嬉しいんじゃない?」
「べ、別にそんな事ありませんよ」
「チノも少しは素直になっても良いんじゃない?」
「そんなことありませんって。......でも、みなさんと私を繋ぎ合わせてくれたのは———」
「出来た!」
「「ん?」」
「チノちゃん新たな1歩記念日!」
ココアは携帯のカレンダーにチノの記念日を入れた。
「......どんな記念日なのさ」
「......お兄ちゃん、ココアさん」
「「ん?」」
「今の私はおかしいのでついでに言っておきます。あくまでついでです」
「「ん?」」
「あの......ありがとうございます!お兄ちゃん!ココアさん!」
「......どういたしまして」
これからも僕たちの日常は続いていく。年明けから玉将戦と棋帝戦が待ち受けている。僕はこれからも戦い続ける。みんなとの日常を守るために。
伯方 玲の意外な特技12「歌唱・器楽等の音楽スキル」
プロと張り合えるレベル。ボーカル、ヴァイオリン、ピアノ、ギターが得意で、それぞれの技術はプロが称賛するレベルで特にボーカルは
レイの弟子になるのは誰?
-
ココア
-
チノ
-
リゼ
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千夜
-
シャロ
-
その他
-
誰も取らない