『あなたの転生』~一般通過宝具持ち転生者の人生~   作:砂漠谷

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何を思い 何に怒り 何を好み 何を求めるか

その全てが《念》となる

週刊少年ジャンプYoutubeチャンネル公式PV
『HUNTER×HUNTER』―念能力者たち―
より引用

前話に所持アイテムをいくつか追記しました。
また、前話の選択肢で『ベゲロセ連合』が『ベゲロセ連邦』となっていましたが、誤記です。


少年前期シナリオ・念能力開発選択

 あなたが、山道を走るオフロード車の中で揺られている頃の、次の日の朝のこと。

 

 カキン帝国王宮、その医療棟には、生命維持装置の電子音に混じり、一人の男の荒い息遣いが響いていた。

 そこは、一人の患者を収容するには過剰なまでに広い個室だったが、王宮の中としては特別に質素な作りだった。金の装飾も最低限に抑えられ、時には王族の死を悼む最初の部屋となるこの場所は、華美を排した静謐さに満ちている。

 

 その部屋の現在の主――ベンジャミン第一王子は、荒い呼吸を意志の力でねじ伏せるようにゆっくりと整え、壁際に直立不動で控える側近や軍高官たちを見渡した。

 彼らのうち三分の一ほどは、カキン繁栄の儀式でもある『謝肉祭』、そこで発生した大呪殺の生き残りだった。

 点滴を引き、松葉杖に体重を預ける者もいる。だが、その背筋は鋼のように真っ直ぐで、姿勢を崩すような軟弱者は誰一人としていなかった。

 

 ベンジャミンの上半身に巻かれた純白の包帯からは、焼け爛れたような、しかし炎によるものとは明らかに質の違う、作為的な痣が禍々しく透けていた。呪いによってかつての筋肉は萎み、屈強さの象徴だった肉体は、今はむしろ骨格の逞しさを痛々しく強調している。

 

「よし。全員休め」

ベンジャミンは、嗄れた声で命じた。

「バルサミルコ、報告を頼む」

 

 額の傷跡が印象的な黒人の男――第一王子私設兵の兵隊長、バルサミルコが、敬礼と共に一歩進み出る。謝肉祭に参加していなかった彼の声には、抑えきれない無念さが滲んでいた。

「はっ。下からの報告によれば、国王陛下、第二王子カミーラ殿下、第三王子チョウライ殿下、二線者ブロッコ=リー氏が死亡。また、兵士の死者・行方不明者の合計は百八十人中百十人」

 

 その言葉に、生き残った兵士たちが無言で俯く。王族と同胞を守れなかった悲しみか、仲間を置いて生き残った苦しみか。

 ベンジャミンの視線が、自らの掌に落ちる。そこには、十と少しの小さな星型の痣が、新たな星座のように浮かんでいた。

 ベンジャミン=ホイコーロの念能力、 『星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)』。

 死した部下の念を継承するこの能力が発動したこと自体が、ベンジャミンにとって想定外の敗北と喪失を意味していた。

 あるいは、呪いの咆哮を至近で浴びた自分が“膿”と化さずに済んだのは、この死者たちの念が盾となったからかもしれぬ。その仮説は、彼のプライドを静かに苛んだ。

 

「そのうち、"膿"になり、身元特定が困難なものが七十、即死は免れたものの、救助が間に合わず死亡した者が四十です。村人の死者数は、我々によるものが――」

 

「村人の死者数などどうでもいい!」

 ベンジャミンの怒号が、部屋の空気を震わせた。兵士の犠牲は悼むべきだ。それはいい。だが、元々ほとんどを殺す予定だった村人の命の計算よりも、はるかに重大な事柄がある。

 国の根幹を成す宝剣の喪失は、国家存亡に関わるカタストロフィ。優先順位は、自明の理だった。

「三種の神器が一つ! カキンの中枢を担う宝剣、『吉兆丸』! その行方を第一に報告しろ! ごっほ、ごほっ!」

 かつては鋼管のようだった喉が、今はまるで錆びついた鉄屑のように悲鳴を上げる。激しい咳が彼の言葉を遮り、ベンジャミンはその屈辱に奥歯を噛みしめる。

 バルサミルコは深々と頭を下げ、主君の呼吸が落ち着くのを待ってから続けた。

 

「失礼いたしました。仰る通りでございます。『吉兆丸』の行方ですが――未知の球体による、通称『大呪災』の直後、国王陛下は自立歩行可能なほどにはご無事だった模様。これは現場検証から確実です。しかしその後、何者かとの銃撃戦の末に殺害され、陛下が携行していた『吉兆丸』は強奪されたものと推測されます」

 

「……強奪だと!?」

 ベンジャミンの目に、信じ難いという光が宿る。

「いや、バルサミルコ、他でもないお前が言うのだ。事実として受け入れよう。ならば問う。『誰が』『何のために』『どうやって』この大呪災を起こし、父上を殺し、吉兆丸を奪った? 意見を聞かせろ」

 

「はっ。まず、『大呪災』が人為的な現象であるという点です。何らかの呪念兵器か、あるいはハンター協会会長クラスの強大な念能力者か。もっとも、あのご老体は強化系との噂。このような回りくどい呪殺は行わないでしょうが」

 

「当然だ。重い制約と誓約を課した、怨念渦巻く能力だろう。我らカキンを恨む者の仕業に違いない」

 

 ベンジャミンは大きく頷く。だが、バルサミルコは冷静に疑問を口にした。

 

「しかし、そうなると一つ疑問が。国王陛下のご遺体は、他の兵士とは異なり、内側から無数の鋭利なもので破壊されたかのような状態でした。広範囲を汚染する“面”の攻撃と、陛下のみを狙った“点”の攻撃。あまりに異質です」

 

「……複数犯か」

 ベンジャミンは低い声で結論付けた。

 彼の軍人としての思考が、二つの事象を即座に切り分ける。

「性質の異なる二つの強力な念能力を、一人の人間が両立させるとは考えにくい。となれば、王族内部のクーデターか、外部の革命勢力か。だが、俺を除く王族唯一の念使い、カミーラは死んだ。相違ないな?」

 

「はっ。カミーラ殿下の衣服をまとった“膿”が確認されております」

 高官の発言を聞き、ベンジャミンは確信を口にする。

「……ならば、やはり外部だ。――特殊戒厳令を発動する。国籍を問わず、国内に潜む念能力者、特に組織立って動く者を根こそぎ炙り出せ! プロハンターでも構わん、最近の出入国者は特に怪しい、全員拘束しろ! それと、裏市場に『吉兆丸』が流れていないか、常に監視の目を光らせろ!」

 

「「「はっ!」」」

 

 軍高官の一部が敬礼し、病室から駆け足で出ていく。それとすれ違うように、長髪の少年が音もなく入室した。その顔の半分は、痛々しい包帯で覆われている。

 

「――誰が入れていいと言った」

 

 ベンジャミンの地を這うような声が響く。だが少年は意にも介さず、包帯をベりべりと無造作に剥がし始めた。現れたのは、渦を巻くように奇妙に爛れた、第四王子ツェリードニヒ=ホイコーロの貌だった。その表情は、痛ましい傷とは裏腹に、まるで夜明けの朝日を浴びたかのような清々しさだった。

 部屋の緊張感はそのままに、部屋の空気は異質なものに変わる。同質性の高い軍人集団に、トリックスターが入った故か。

 

「どうしても、と仰せでしたので……身体検査は済ませております」

 側近の一人が申し訳なさそうに囁く。それを尻目に、ツェリードニヒは歪んだ口角を上げ、兄を見下ろした。

 

「よう、B・B(ビッグブラザー)。お元気……じゃなさそうだな。俺は中心から離れてたおかげで、もう歩ける」

 

「黙れツェリードニヒ、貴様も似たようなものだろう。……何の用だ」

 

「いや、何。俺の推理を聞かせてやろうと思ってね。あの球体――いや、星だ。アレが吼えた瞬間を、まともに見た人間は少ないだろう?」

 

「……言ってみろ。下らん冗談なら、その場で殺す」

 

「おーこわ。残念ながら真面目な推理だよ。俺の見立てじゃ、アレは厄災だ。第六の。外の世界(アンタッチャブル)から来たに違いない」

 

 ベンジャミンは、あきれ顔で沈黙した。そして、感情を排した声でバルサミルコに指示を出す。

 

「冗談だな。バルサミルコ、撃て」

 

「は……本当によろしいので?」

 

「おいおい、待てってベンジャミン! 主観だが、根拠はある。まず、ネン? とかいう能力、俺は知らん。その上で言うが、アレは人間が発する邪悪さとは質が違う。人間が創れるものでも、想像できるものでもない。ネンってのは、人間の思念が元なんだろう?」

 

 その言葉に、ベンジャミンはわずかに思考を巡らせた。この弟には、常識も忠誠も通用しない。ただ純粋な自尊心と好奇心で動く怪物だ。王たる器では決してない。その認識は揺るがない。

 だが――その異常な感性が、時として的を射るのも事実だった。まるで、王に神託を下す狂信の神官か、独裁者の心を惑わす正体不明の占い師のような、人間離れした気配を、この弟は纏っている。

 

「――参考にはしておく。帰れ」

 

「ベンジャミン、他にも――」

「帰れ。撃つぞ。お前の鑑定団ごっこに付き合う暇はない」

 

「……ふぅん。じゃあ、俺個人でも、あの星を探させてもらうよ」

 ツェリードニヒは心底楽しそうに目を細めた。

「――小さい頃。オークションで見たクルタの瞳より、ずっと、ずっと綺麗だったんだ」

 

「好きにしろ」

 

 その言葉を背に、第四王子は満足げな笑みを浮かべ、病室から出て行った。残された空気には、彼の放った異質な気配がまとわりついていた。

 

 

 

 時間を戻す。あなたとウェルスが乗る車は、もうすぐ国境を越えようとしていた。

 

行先選択:サヘルタ合衆国

 

「サヘルタ合衆国か、それはいいな。金さえあればなんでもできる国じゃ。落ち着いたら、ワシの奢りでカジノに行くとするかのぉ」

 

 この老人は、自分たちが命懸けの逃亡者であることを理解しているのだろうか。あなたの呆れた視線に、ウェルスはバックミラー越しに悪戯っぽく笑いかけた。

 

「まあ、まずはこの関所を越えてからじゃな。特殊戒厳令が発令されるまでなら、ここの警備隊は賄賂で黙る。発令まで、おそらく半日はあるだろう」

 

 発令直前の密出国では、かえって怪しまれないのだろうか。あなたの不安が顔に出る。

「そこまで心配するな。何しろ、母数が多い。――見ろ」

 

 師が顎で示した先には、山奥とは思えぬ光景が広がっていた。錆びついたピックアップトラックから、黒塗りの高級セダンまで。多様な自家用車が五十台以上も連なり、長蛇の列を成している。排気ガスの匂いに混じり、様々な人間の欲望と焦燥の気配が漂っていた。

 

「ここはオチマ連邦のマフィアと結託した、いわば公然の秘密ルートじゃ。日に二百人ほどが出入りする。戒厳令もなしにこの汚職を取り締まれば、それこそ戦争になるわ」

 

 戒厳令が敷かれるまでの、時間の勝負ということか。

 

「そういうことじゃ。万が一、列が捌ききれねば、海峡を小舟で渡るまで。なぁに、老いたとはいえシングルハンター。夜の海を小舟で越えるくらい、散歩のようなものよ」

 

 師匠に負担を掛けてしまうのは避けたい。戒厳令発令前に突破できるのを祈るしかないだろう。

 

「……のう、__よ」

 不意に、ウェルスの声のトーンが真剣なものに変わる。

「お主、これからどうやって生きていく? しばらくはワシが匿えるが、それも永遠ではない。ワシも、もう十年もすればただの頑固な老いぼれと化すじゃろう。お主を守り切れんかもしれん」

 

 その通りだ。あなたはまだ八歳と未熟だが、いつまでも誰かに守られて生きることは許されない。一人で立ち、生き延びる術を、身につけなければ。

 

「お主には、生まれ持った二つの強力な武器がある。だが、どちらもあまりに大振りで、使い勝手が悪い。『太歳頭上動土』は、もはや戦略兵器だ。一度使えば、そこにあったものは地図から消える。二度と使うなとは言わんが、使えばおぬしは全世界から追われることになる」

 ウェルスの言葉が、あなたの脳裏にあの日の惨劇を蘇らせる。

 

「『無限の剣製』も強力じゃが、あまりに制約が多い。己の血肉を削り、弾丸を撃ち込み、相手の内側で発動させる……。あまりに手順が多く、何より『剣を出す』という能力は目立ちすぎる。これからは、影のように生きねばならんのだからな」

 

 生まれながら持っている『宝具』。それに頼り切りになる時代は、もう終わらせるべきなのかもしれない。

 

「そろそろ、おぬし自身の“発”を練り上げる時じゃ。年は八つとはいえ、念の修行を始めた時から数えれば、もう四年。遅すぎるくらいだ。特に特質系は、基礎だけやっていても道は拓けん」

 

 こくり、と頷く。だが、どのような能力を目指すべきなのか。皆目、見当がつかない。

 

「軸は二つ。『自分に適しているか』そして『自分にとって有用か』じゃ。これは能力だけじゃない。おぬしの経験、性格、そして譲れない価値観。それら全てがおぬしの魂の形となり、"発"となる。特質系は自由な分、この自己分析が何より重要になる。まずは、おぬしという人間を、深く見つめ直してみろ。――念にお主は、何を込める?」

 

 深く、考える。

 自分とは、何か。経験、性格、価値観――。

 

最初に思い浮かんだのは、『痛み』だった。

 幼い頃から、あなたは痛みに敏感だった。

 母が言っていた。

「あなたはね、予測できる痛みには強いの。予防注射でも、我慢できていたし。でも、不意打ちは駄目。ちょっと転ぶと、大声で泣いていたわ」

 『無限の剣製』の代償として自らの肉を抉る時も、別の場所に爪を立て、痛みを意識的に逸らして耐えている。耐えられはすれど、痛みに弱い。その弱さこそが、自分らしさではないか?

 ならば、その弱さを裏返し、武器とするのはどうだろう。

 痛みを、自在に操る能力。他者の痛覚を支配し、戦わずして屈服させる。

 発動条件は、オーラを込めた爪で残す、ほんの僅かな傷跡。これなら、近接戦闘において無類の強さを発揮できるかもしれない。

 だが……対象に近づかなければならないこの能力では、あの村で起きた惨劇を前に、誰一人救うことはできない。

 

 痛みの記憶から逃れるように、次に浮かんだのは『癒し』だった。

 姉がくれたタロットカード。その“恋人”のカードに描かれていた、二匹の猫を思い出す。

 「犬が人類の相棒なら、猫は恋人なのよ」と姉は言った。

 あの時は分からなかったが、今の自分には、その温もりが、安らぎが必要な気がした。

 ならば、その癒しそのものを能力にするのは? 猫を具現化する。ただの念獣ではない。その存在だけで、相手の敵意や悪意を骨抜きにしてしまう、愛らしい“感情誘導”の触媒。

 確かに、直接戦闘には向かないだろう。だが、そもそも戦いを避けるための力というのは、今の自分に最も必要なものかもしれない。

 

 だが、理想だけでは生き残れない。思考は『実利』へと移る。

 今の自分の孔を埋める能力。『広域殲滅』と『銃撃確殺』、必要なのはその中間だ。

 遠近両用で、なおかつ殺傷にも応用できる技。

 そこで、父の言葉と、実家の螺旋階段のイメージが結びついた。

「螺旋、というモチーフはあらゆる現象に見られる。たとえば遺伝子物質、たとえば枝豆の蔦、たとえば掘削機。その本質は繰り返しつつの前進だ。__も、繰り返し努力して、前進する。そのようにあってほしい」

 オーラを螺旋状に圧縮して放つ。それは、ただの念弾を凌駕する貫通力と収束率を持つだろう。精密に操作すれば、対象を走査する探査波にもなる。まさに活殺自在。

 だが、この能力は、術者自身の高いオーラ出力と、精密な操作技術を要求するだろう。やみくもに使用すれば、負担は大きい。

 

 最後に、あなたは全ての原点に立ち返る。『記憶』だ。

 あの忌まわしい虐殺と呪殺の記憶。決して忘れてはならない、あなたの罪と覚悟の礎。

 戦いは二つの宝具に任せ、自分はあの記憶を語り継ぐ“記録者”となる。そんな在り方もあるのではないか。

 自分や協力者の記憶を、“果実”として実らせる念の樹を具現化する。それを食した者は、あなたの経験を、五感の全てで追体験する。言葉では伝わらない真実を、魂に直接刻み込む。

 それは、最強の説得術であり、最も厳しい無力化手段にもなりうる。だが、この能力の覚醒には、あの地獄をもう一度、精神的に追体験する覚悟がいるだろう。子供のうちに完成までもっていくのは、少々難しいかもしれない。

 

 あなたは、これから進むべき道を選ばなければならない。

 それは、この過酷な世界で、あなたが何者として生きていくのか、その最初の宣言となるはずだ。

 

 子供のうちに、念能力を習得できる保証はない。それでも、選択する必要があった。

 

追加情報

成長パートの通常選択肢による経験点取得に加え、念能力開発による経験点取得もあります。

これはポテンシャルに依らず『A』判定を合計で三度ほど。

つまり、合計で15点から21点を獲得できる見通しです。

経験点の種類は選択肢に依存します。

 

念能力構想:解説

[]で表示される技能点は、念能力の習得そのものに消費する技能点。

【】で表示される技能は、前提技能。技能は原則として消費されない。

〇がついているスキルは、すでに修得済み

必要総技能点は、未習得の前提スキル習得のために消費する技能点と、念能力習得に応じて消費する技能点の合計。

現在所持技能点は前話に記載。

機能はダイスを振る場合における機能のみを記載。

ダイスが関わらないストーリーへの影響は未知数。

 

選択:念能力構想

 

①痛天隠(ペインレス)操作系

触れた対象の"痛覚"を操作し、その伝達情報を自在に増減させる能力。

自身の爪にオーラを込めて対象に傷を残すことを発動条件とする。

これによって、術者のオーラは対象に潜み、痛覚の伝達を支配する。

必要スキルレベル・技能点

痛天隠Lv1: [感覚10][精神5]

【〇オーラ精度Lv1】【オーラ視Lv1】

必要総技能点/現在所持技能点

感覚15/2 精神5/12 ⇒ [感覚13]が不足

機能

【苦痛増幅】

近接戦闘時、この能力への対抗策がない場合に発動。

術者が獲得している優位数だけ、対象の戦闘値を-10する。

【痛覚遮断・自己】 (任意発動)

自身の痛覚を鈍化させる。

これにより、『操作系は早い者勝ち』の原則に基づき、Lv2までの『強制型・半強制型』操作系能力に完全耐性を持つ。

ただし、物理的強制力を持たない要請型・誘導型には効果がない。

【痛覚遮断・他者】 (任意発動)

仲間を対象とし、その痛覚を鈍化させる。

これにより、対象はLv2までの『強制型・半強制型』操作系能力への完全耐性を与える。

代償として、痛覚鈍化による違和感により、その仲間の戦闘値は-1される。

 

②推し猫活動録(プッシーキャット)具現化系・操作系(誘導型)

誘導型操作能力の触媒として、猫を具現化する能力。

この念獣は、対象にじゃれつくなど、猫特有の愛らしさで接する。

この仕草や、愛らしいオーラによって、対象に宿る戦意や悪意を減衰させる"感情誘導"を行う。

対象が『撫でる』などの非攻撃的接触を行った場合、その影響はさらに強まり、対象は強い庇護欲や愛玩衝動を抱くだろう。

誓約と具現化修行を兼ね、保護猫活動を行わなければならない。保護猫活動ができない状態に陥れば、能力の精度が下がる。

保護猫活動によって精神が癒される。

能力取得時、魔力C-から回復することがあるが、Bにまで到達することはないだろう。

必要スキルレベル・技能点

推し猫活動録Lv1: [感覚10][精神5]

【〇オーラ精度Lv1】【オーラ出力Lv1】【〇演技Lv1】

必要総技能点/現在所持技能点

感覚10/2 精神5/12 運動5/5⇒ [感覚8]が不足

機能

【陽動おさんぽ】

念獣を囮とすることで、対象の警戒心を愛らしい猫に向けさせる。

スニーキング判定に+20のボーナスを得る。

【戦意減衰じゃれつき】

念獣を対象にまとわりつかせ、敵意を削ぐ。

判定に成功すれば戦闘不能。失敗しても戦闘値に-5される。

判定難度は、対象の精神的抵抗力、念能力の存在に気づいているか、状況などにより変動する。

 

③星屑の螺旋(スターダスト・スパイラル)放出系・変化系

自身のオーラに"螺旋"の性質を加え、圧縮して撃ち出す、応用性の高い放出系能力。

エネルギーの指向性と収束率の極致が通常の念弾や"円"よりはるかに高い。

戦闘では遠近両用の念槍射出、解析では対象を走査する念波として機能。

ただし、高密度なオーラの制御は術者に多大な消耗を強いる。

必要スキルレベル・技能点

星屑の螺旋Lv1: [運動5][感覚5][精神5]

【〇オーラ精度Lv1】【オーラ出力Lv2】【〇オーラ総量Lv1】【〇構造分析Lv1】

必要総技能点/現在所持技能点

感覚5/2 精神5/10 運動20/5⇒ [感覚3][運動15]が不足

機能

【螺旋砲】

両掌を用いて放つ二重螺旋の念槍。

戦闘可能な距離であれば、遠近関わらず一つの対象に使用可能。

一戦闘につき2回まで宣言可能で、戦闘判定に+20のボーナスを得る。

【遠近走査】

片手で放つ精密操作形態。対象の内部構造を遠隔で解析する。

「構造分析LvX」(Xは自身のスキルレベル)に相当する効果を発揮。

対象に直接触れて放つことで、精度は「構造分析LvX+1」にまで上昇する。

【全方位フルバースト】

広範囲を薙ぎ払う掃射形態。

手のひらの精孔に強い負荷がかかるため、使用には大きなリスクを伴う。

一対多戦闘で1回まで宣言可能で、戦闘判定に+30のボーナスを得る。

使用時、中確率でこの戦闘中、低確率でこのシナリオパート中、本能力が使用不能になる。

 

④忘不ノ木(ワスレズノキ)具現化系・特質系

術者、あるいは同意した対象の"記憶"という無形の情報を抽出し、"果実"という有形の物質に変換する、高さ2mほどの特殊な木を具現化する能力。

この果実を食した者は、精神的疲労と一時的な『絶』状態を代償に、提供者の記憶を五感の全てで追体験することができる。

能力の覚醒には、術者に強烈な原体験が必要。

必要スキルレベル・技能点

忘不ノ木Lv1: [精神15][感覚10]

【〇オーラ総量Lv1】【〇構造分析Lv1】【オーラ精度Lv2】【心理掌握Lv1】

必要総技能点/現在所持技能点

感覚15/2 精神30/10 交渉10/2⇒ [感覚13][精神20][交渉8]が不足

少年前期のみで修得できない可能性:選択肢によって中~高

機能

【成長:再学習】

シナリオの成長パート終了時にて、過去の記憶を追体験・再認識することで、自身の技能を高められる。

「精神」「感覚」「製作」「交渉」のうちランダムに一つを選択し、B判定(1-5:4点、6-8:5点、9-10:6点)による成長。

【説得:真実の記憶】

言葉では伝わらない真実や感情を、記憶そのものを見せて相手に理解させる。

説得シーンで使用した場合、交渉判定に+50という極めて高いボーナスを得る。

【無力化:強制追体験】

周囲に仲間がいない対象に、果実を食べさせる判定(中程度前後の難易度)に成功すれば発動。

相手を強制的に記憶の追体験に没入させ、戦闘不能に陥れることができる。




綺麗なツェリです(当社比)
FGOのネモレイドがあるので早めの投稿です。

『痛天隠(ペインレス)』ハンターXタイプ 様
『推し猫活動録(プッシーキャット)』輝束硝子 様
『星屑の螺旋(スターダスト・スパイラル)』 肉太郎 様
『忘不丿木(ワスレズノキ)』傷付 津々木 様
のアイデアを一部改変して使用させていただきました。

数多くのお気に入り登録、そして高評価、非常にうれしく思っています。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

キャラクター1 少年前期・念能力開発選択

  • ①痛天隠
  • ②推し猫活動録
  • ③星屑の螺旋
  • ④忘不ノ木
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