チョコレート礼装「ブラッドスプラッシュ・イン・ザ・ビター」
エラッタからのバレンタインの贈り物。
ビターチョコに柘榴の実が混ぜ込まれたちょっと大人な味のビターチョコ。
チョコに混ざった柘榴の実の深紅は、ちょっとスプラッタな見た目。
まるで子供には見せられないR-15な血飛沫のよう。
勿論本物のブラッドなスプラッシュではないのでご安心を、さすがにそこまでアレではない。
カルデアキッチン部にお願いしてチョコ作りを教えてもらいながらなんとかかんとか完成にたどり着いた一品。
……味?
味はね、ちゃんと味見しながら作ったからきっと大丈夫なはずだよマスター!
多分、おそらく。
羅刹と人だと味の好みとか味覚が違うみたいな話はあるけど……少なくとも僕は食べてちゃんと美味しかったから!
きっと人間が食べてもお腹は壊さないはず!スタッフさんにも食べてもらったけど大丈夫だったから!本当に大丈夫!
……でも、もしあんまり美味しくなかったら正直に言ってね。
次はもっと美味しいの作るから、マスターの好きなモノとか味とか色々教えて欲しいな。
絆礼装「僕が鳥だった頃」
焼かれた後、残った骨から僕は鳥になって空を逃げ回った。
途中で雷が落ちて尾羽は焦げちゃったけど、それでも逃げおおせた。
少しの骨しか残らないくらいにすっごい火力で焼かれちゃったからね。
なんとか鳥に化けることはできたんだけど、もう別のものに化けなおす事はできなくなっちゃったくらい。
僕はしばらくフラフラとその辺の森とかを飛び回っていたんだけど、その途中で彷徨うアシュヴァッターマンを見つけた。
市井の人々の話を聞くに彼は贖罪で三千年の放浪をしていると聞いたんだ。
だから僕、それは夜襲という許されない事をした贖罪だと分かってはいたけど彼をちょっと手助けをしたりして……えっと、あー、なんだっけ……。
その後、僕の最期がどうなったのかはどうしても思い出せない。
サーヴァントになったのなら、どこかしらで僕もまた死んだはずだけども……。
だけど、友達と居たのならその最期は良いものに決まっていると僕は信じてるよ。アシュヴァッターマンは良い友達だから。
きっと、笑って最期を迎えられたんだと信じたいなあ。
今度、アシュヴァッターマンに聞いてみようかな。
ところで、マスターは僕がもし受肉して一緒に居たいって言ったらどうする?
アシュヴァッターマンみたいに、僕と最期を一緒にしてくれる?
……ふふ、大丈夫。冗談だよ。