不死者がヒーローとなる未来を選び取る物語   作:ちゃがまくら

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不死者の暗躍5

AFO視点

 

なんなんだアイツは...個性で何度殺しても死なないし、奪うこともできない。

あんな異質な存在は初めてだ。

おもしろいなぁ...全部忘れさせて、敵として育てて、弔の代わりにしよう!

 

それに、あの不死身の個性を手に入れる方法もわかった。

後は、アイツを殺し、喰らうだけだ...

 

その前に、オールマイトをそろそろ殺しておくか。

僕の1番のおもちゃだが...アイツ、富士未来に対する興味には及ばなくなったからね。

 

「じゃあね?オールマイト...君は僕の最も長く、からかいがいのある、おもちゃだったよ。」

 

『筋骨発条化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3』+『増殖』+『肥大化』+『鋲』+『エアウォーク』+『槍骨』

 

「最後の心残りは、この目で君の最後が見られない事だよッ!」

 

                グチャァ...!

 

オールマイト、また僕に殺されずにすんだね?

感謝するといい、富士未来に...

 

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富士視点

 

ふぅ、間に合った...

とりあえず追加で殺されたから未来を見ておくんだけど...

なんでAFO爆散してるんだ?

もしかして、燈矢くん蘇生する所見られた?

 

それならそれで、やりやすくなって好都合なんだけど...

 

とりあえず、爆散する未来で行くとして、被害がない未来に近づけていこう。

 

でも、今殺られたなら、もう僕の肉を食ったのでは?

 

いや、よ〜く考えて未来を決めよう。この油断が後でもっと面倒になるかもしれないからな....

 

とりあえず、もう一度見よう。

 

背景は今と同じ真っ暗でうっすらと見えるくらいだな。

服は、同じくらいの汚れと傷だ。

周りの被害はあんまり無いな。あってもオールマイトが死ぬくらいの被害しかない。

 

よし、とりあえず爆散する未来かつオールマイトが死なない未来で選ぼう。

 

未来を選び、生き返る。

 

 

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オールマイト視点

 

富士少年に庇われた。

そう考えている間に、奇妙なことをAFOがし始めた。

 

富士少年の肉を食べ始めたのだ。

 

「おい...!何をしている!?」

 

思わず聞いた。正直に答えるわけがないと思いながらも聞いた。

すると意外なことにAFOはきちんと答えた。

 

「これは、富士未来の不死身の肉体と同じになる方法さ...!」

 

しかし、AFOの体が次第に膨れ上がり始めた。

 

「何が...何が起こっている!?」

 

「体が適応できなかったんですよ」

生き返った富士少年が答えた。

 

「適応できなかっただと!?しかし、荼毘はこれで生き返って...」

とAFOは言うが...というか、誰か死んでたのか!?

 

富士少年は

「燈矢くんには裏技を使いましたよ。それに、肉を喰らうだけで不老不死になれるなら、今頃世界には不老不死で溢れかえってるでしょう...」

と言った。その通りなのだろうが、難しすぎる話題だな...裏技って未来選択のことかな?

 

「もっと言うなら、あなたはいろんな人間の細胞を持っているので、どっちにしろ適応不可ですよ。」

とも言い放った。いろんな人間の細胞...個性因子のことか?それなら納得ではあるが...

 

「そんな...そんなバカなぁ!?」

そう後悔しながらAFOの体は爆散した。

 

「オールマイト、このAFOの血肉を一緒に全て集めてください。この血肉からも同じことができてしまう可能性があるので」

「...わかった。一応聞いておくが今回のAFOの爆散は君の意図していた通りだったのかい?」

「いえ、普通は異常増殖した細胞の重さや血が多くなったりしてドロリと溶けるんですけど...AFOは個性因子をたくさん持ってたので、そのエネルギーが暴発したのかと。」

 

そう言い、ビニール袋にAFOの血肉を集めている富士少年。

まあ、今は巨悪がいなくなったことを喜ぶべきか。

 

「そういえば、なんで敵連合の勧誘を?」

「言ってませんでしたっけ?卒業後孤児院を建てるんですよ。そこで先生してもらおうかと」

「What!?敵に先生を!?」

「そうですよ?それに、彼らの中には自分に否定的な人が周りに多いから敵になる。なんてのが一般的ですよ。異形種差別とか、個性の影響で少し変わったものが好きになった子がその趣味を否定されたり。そういうのを正せる人間がいると思ったので勧誘しました。」

「なるほど...」

「それに今の社会の何がダメなのかを誰も正そうとしないじゃないですか。主にあなたのせいで。」

「うっ...まあ、それも今日で終わりだがね。」

「残火使い切ったんですか?それなら仕方ないですね。」

「まあ、次の平和の象徴は着々と育っているから大丈夫さ!」

「緑谷はあなたと違って、周りも頑張らなきゃと思わせる感じのですけどね。」

「私もそう感じたが、これからの社会には緑谷少年のような象徴の方がいいんだろう?」

「ええ。『自分だけ頑張れば』よりも周りも動かす方が絶対に良い未来になりますから。」

「それは君の個性によるものかい?」

「個人より、集団で非難されたら心に来るでしょう?人間の心理的に。それは闘争運動も同じですよ」

「君...本当に高校生かい?年齢偽ってるんじゃ...」

「年齢偽ってないですよ。体の年齢は十六歳ですよ」

「体の年齢は!?他が違うってこと!?」

「まあまあ...そろそろ帰りましょうか」

 

肉片を集め終わり、最後に血をコスチュームの放電能力で蒸発させた。

 

さーて、ここからが僕のヒーローアカデミアだ。




最終決戦なのに、短くなったよ…
でもしょうがないよね?だって、AFOって若返ってなくてもおバカなこといっぱいしてるイメージがこびりついてはなれなかったんだ。
原作でもオールマイト煽ってやられてるし…高校生のガキって理由で舐め腐ってやられるようにしか思えないんだよね。
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