不死者がヒーローとなる未来を選び取る物語   作:ちゃがまくら

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不死者の試験2

HUC協力の救助試験は概ね原作通り進み、僕は岩永琴子ロボの指揮で救助を行っている。

 

戦闘試験のことを振り返るとあまり違いはなかったようだ。

 

唯一の違いと言えば戦闘試験で爆豪が肉倉精児に絡まれなかったことだろう。

 

何故かそうなったかと言うと、爆豪は攫われてないから口の悪さは体育祭で納得の行かない結果だったから、あの時だけ口が悪いと解釈されていたようだ。

 

あとは僕が歌ってたから有耶無耶になっていたことも理由の一つだろう。

 

しかし、先ほどまで控室で爆豪の口の悪さが露呈したため、粘着されていた。

はっきり言うと余計なお世話だから、毛の多い人を珀に連れてきてもらって、帰ってもらった。

以下その後の回想だ。

________________________

 

先程の件があり、爆豪は口の悪さを皆に弄られていた。

それに対して爆豪は

 

「うるせェ!指図すんな!クソ髪!塩顔!クソ目!」

 

と返していた。

そんな事してるから目をつけられるんだろ…

そう思っていたら、

「んな目で見んな!クソゾンビ!」

と文句を言われた。

 

僕、クソゾンビなの?

どっちかと言うと八百比丘尼…いや、デッドプールだな。

よし、言うか。

 

「僕はどちらかというとデッドプールだと思うけど?武器も使うし」

「自意識過剰か!クソが!」

「デップーよりは高性能だと思うけど?」

「「「自意識過剰だな!?」」」

 

なにせ未来予知もできるんだぞ?

これでデップーより下なら僕は少し落ち込む。

________________________

 

といった感じだった。

ほぼどうでもいい話だった。

 

救助訓練に関しては珀と黑や索敵のできる個性持ちで発見と搬送を行い、手当てを行い、会場外へと避難をさせている。

 

「この後はどうする?」

『このまま続けて欲しいですが、一波乱あるんですよね?』

「ああ。轟の負債がな」

「轟さんの負債…?」

『その話は後にしましょう。今はすねこすりを送り込む位にして、クロウさんは患者さんに聞き取りをお願いします。百さんは応急処置の道具の作成をお願いします』

「了解。黑、すねこすりを連れてってくれ」

(コクコク)

 

すねこすりと黑が大きな音がなっている方向へ走っていった。

 

「夜嵐と轟は…喧嘩してるだろうなぁ…」

「そうなのですか?」

「夜嵐はエンデヴァーだけはヒーローの中で唯一嫌いらしくて、彼から見たら轟は目つきが似ているらしいからね。轟は過去の行いを清算するとか言ってたけど…まだ、どれがダメだったかとかキチンと認識できてないしね」

「なるほど…では助けに行かなくては!」

「轟と夜嵐がいるならギャングオルカは倒せるから行かなくていいよ。これで成長するだろうし。それよりも、包帯だせる?あと添え木になるもの」

「えっ?あ、はい!」

『むう!クロウさん!イチャイチャするなら私としてください!』

「今はそんな状況じゃないだろ」

 

避難民の治療と避難があらかた終わると試験終了の合図が鳴り、新たに作られていた待機場に集められた。

________________________

落ち込んだ轟と謝る夜嵐のところへ行き、話しかける。

夜嵐には少し待ってもらう。

 

「轟、落ちたね」

「…ああ。すまん」

「弱点も分かって、過去の清算の残りも判明して良かったな。これから更に成長するわけだから」

「ああ。…絶対に追いつく」

「心操と爆豪と一緒に這い上がってきなよ。」

「なんで心操の名前が…?」

「やっべ…これ言っちゃダメなんだった。忘れてくれ」

「あ、ああ…」

 

次に夜嵐に向き直り…

 

「夜嵐はもう分かってるだろうけど感情的になり過ぎないようにな。」

「うっす!!」

「じゃあ、補講頑張れ。」

「はい!それじゃー!轟も悪かったー!でもまだお前は好かん!」

 

夜嵐が士傑のところへ戻り、余計なこと言うなと怒られていた。

それを見送り、雄英のバスへ向かおうとすると轟が話しかけてくる。

 

「そういや点数どうだったんだ?」

「救助試験の?」

「ああ」

「僕は83点だったよ。理不尽な減点だと思うけど…」

「なんでだ?」

「『女子といちゃつくのを見せてくるのが不快なため‐1』って奴が6個、『サポートロボットが煩いため‐1』が2個、『手際が良いが淡々とし過ぎて見ていて不安になるため‐1』が3個、『死んでも守る心掛けは良いが、ホントに死んではダメ‐2』が2個、『敵への戦術サポートを行うのは良いが、患者の前でするべきではない‐2』が1個」

「他はともかく、1つ目と2つ目は私怨だろ」

「だよね?しかもさ、さっき協力してた人達と話してきたんだけど、その時に居た女子には減点なかったんだよ?そんで周りの男子には付けられてたんだよ」

「それは…女贔屓か」

「かもね。でも、一番納得行かないのは2つ目だよ。」

「なんでだ?」

「コイツがうるさいのは俺の過失じゃないだろ」

「ああ…そういうことか」

「確かに色んな設定なんかはしたが、性格面の方はどうしようもないだろ。勝手に学んで自我が強くなるんだから」

 

まあ、こんな感じで世間話をしてこの日は寮に帰った。

なお、瀬呂に俺のほうが点数高い煽りされたので、彼はその日の晩はの間、一歩歩く度に転ぶことになった。

 

富士未来 仮免試験 合格

 

雄英高校 不合格者 轟、爆豪

顔面強打 瀬呂範太

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