先のパール・ハーバー並びにヒッカム空軍基地への奇襲作戦は成功裏に終わり、現在アメリカ陸軍工兵隊によって、急ピッチで基地施設の造成が進められていた。
と言っても、深海棲艦が”居抜き”としてそのまま自らの基地として運用していた事、及び101空並びに同時攻撃を担当したVFA-102"ダイアモンドバックス"戦闘攻撃飛行隊の爆撃の腕が良かった事から、1からの建設とはならず、例えば滑走路などは殆どそのまま使用可能な状態であった。
港湾施設は深海棲艦に最適化されていた事から、全てが爆撃で更地になっており、本格的な使用は不可能であったが、それでもある程度の荷ほどきができる状態ではあった。
そして、101空の
本来なら同じアメリカの海軍航空隊がやるべき任務なのだが、生憎モロカイ島方面から深海棲艦が奪還のため進攻してきており、米軍はその防御に回っていた。
「まァ、俺らとしちゃ飛行時間が増えるなら何でも大歓迎なんだけどな、結局は」
「ちげぇねぇ」
『ホーク、せめて私語は機外無線を切ってからやれと何度も』
「俺切ったぞ!?え、切れてるよな....」
「悪い、
「馬鹿野郎」
相棒を一喝するホークの声を聴き、レイマンが苦笑する。
『お前ら最近ホント似てきたよなァ....同じ機に乗ってると似て来るって本当かもな』
「にしちゃお前パパラッチ癖になってねぇじゃねえか」
『誰がパパラッチだとこの野郎』
「電子レコーダー」
『”#=%&”{‘*_\?>....』
フレクス、声にならない声を上げて黙り込んでしまった。
『戦闘機が飛んでると空気は前から後ろに流れるからよ、パイロットからRIOに伝染するんだろ』
「なんだそりゃ....」
『....Cougar7, Telescope1, Recommend COMMIT threat Bullseye 120/31 3280, Type....Unknown』
「Solid Copy Cougar7, COMMIT....畜生、今日は早めに帰れると思ったんだけどな....マスターアームオン、Cougar7, Engage!」
『マスターアームオン, Cougar8, Engage!』
「....奴さん随分高度が低いな?」
「大方、隠れられてると思ってんだろうよ」
「まさか。Radar Contact 12 O'clock」
「上等、いい仕事だ!行くぞ!」