閃乱カグラ作品を作ることにしました!
あくまでメインはもう一個の方で投稿してこちらはサブという形で少し不定期にはなりますが
新たな主人公が織りなす今作品をぜひご覧ください。ヨロシヘグリ!
初めまして
人気のない場所に聳えるとある建物がそこに建っている
シノビマスターズと呼ばれる忍たちのための大会、それを行うために建てられた建物、それがこの場所だった
???「ここがシノヒマスターズの会場ですか?」
そんな大会の会場をまじまじと眺めている1人の少年がそこにいた
年相応の幼さが感じられる肉体ながらどこか理性的な雰囲気を見せ、目をゴーグルで覆っているのが特徴的な容姿をしていた
少年「大きいですね…」
建物の大きさに少年は驚いていた
少年「はぁ…しかし、どうしてこんなことに」
だが、その矢先少年は盛大なため息をつく
少年「どうしてよりにもよってボクが学生たちの指導をすることになってしまったんだろうか、上層部は本当に人使いが荒いですね」
講師着任というここにやってきた理由を思い出すと共に自分にそれを任せた上層部に対する愚痴が出る
少年「…まぁ、なってしまったものは仕方ない、今はただこの忍務を成功させよう。うん、そうしよう!」
自分を宥めると少年は気合を入れ直していた
???「もし、そこのお方?」
少年「…っ?」
するとその時、少年が考えに夢中になっていると不意に声をかけられた
振り向くとそこには2人の少女がこちらに向かって歩いてきていた
2人の少女を見た少年はその美しさに一瞬見惚れてしまいそうになるも即座に気持ちを切り替える
少年「…こんにちは、担当はあなたたちでよろしいですか?」
こちらにやってくる少女たちに少年が尋ねる
少女「はいそうです。失礼、確認なのですがもしやあなた様が?」
少年「えぇ、本日付でここの「先生」を勤めることになった者です」
少女の傍が確認のために少年に問いを投げかける
それに対して少年は自分がここに派遣された「先生」であることを明かす
月光「まぁ、やはりそうでしたか、お待ちしておりました。私は月光といいます。そしてこちらにいるのが」
閃光「閃光だ」
目の前にいるのが先生と知り、最初に声をかけてきた方の少女が月光と名乗り、その隣にいるもう1人も続け様に閃光と言う自分の名を明かす
長門「よろしくお願いします。月光さん、閃光さん。ではこちらも改めまして…本日よりここで先生を務めさせていただくことになりました「長門」と言います」
月光「長門先生ですね、よろしくお願いします」
少年こと長門も自分の名前を名乗り、頭を下げたので月光も吊られて再度お辞儀をする
月光「それにしても驚きましたよ。若い先生が来られると伺ってはいましたが、想像の斜め上でしたね?ねぇ閃光?」
閃光「あぁ、話しを聞いた時には半信半疑だったが、まさか私たちよりも年下とはな?」
月光「こっ、こら閃光ったら失礼でしょ!?ごめんなさい先生」
長門「いいえ気にしてません。ボクが子供だって言うのは重々承知しているので」
自分たちよりも幼い長門の容姿に月光も閃光も驚いており、その最中に失礼は発言があったものの
それに対し長門は特に怒るでもなく、むしろ自分がそうであることを否定せず、紳士に受け取っていた
月光「で、では立ち話しもこの辺にしてそろそろご案内させていただきますね」
長門「よろしくお願いします」
頃合いを見て話しを終わらせ、長門は月光、閃光に連れられ、建物の中に入って行った
建物に入るや長門は2人に室内を一つ一つ案内され、どう言うものがあるのかを確認して行った
月光「それでこちらが執務室になります」
長門「なるほど、わかりました」
室内を案内される度に長門は持っていたメモ帳に記載していた
閃光「月光、室内の案内はこれくらいにしてそろそろ」
月光「あっ、そうね…では先生、室内の案内は一旦ここまでとして集会所に参りましょう。既に生徒たちもそこに集まっておりますので」
長門「わかりました。お願いします」
月光「はい。では私たちについてきてください」
一通りの室内見学を終え、長門は月光、閃光と共に生徒たちが待つ集会所に向かうことになった
長門「……っ?」
だが、いざ集会所にやってきた長門はその直後に驚愕の表情を浮かべていた
少女A「月光さん、閃光さん。どうしてこんなところに子供がいらっしゃるのですか?」
月光「違いますよ雪泉先輩、こちらが今日より私たちの指導を担当する先生なんです」
少女B「なに?…へー、こいつがか?」
視線の先にはまるで動物園のパンダを見に集まった見物客のように長門をまじまじと見る忍学生たちがいた
長門「ちょ、ちょっといいですか月光さん、閃光さん!」
月光「えぅ?あっ、先生!?」
閃光「おいこら引っ張るな!?」
場の空気に飲まれそうになる直前、長門は2人を連れて少し離れた位置までやってくる
長門「これはいったいどういうことですか!?」
月光「どうと言いますと?」
長門「どうして生徒たちがみんな女性なんですか!?」
若干食い気味に長門が月光と閃光にこの場にいる自分以外が女性なのかを問いただす
月光「…どうと言われましても」汗
閃光「このシノビマスターズに参加している忍校生は全員女性だぞ?」
質問の内容が理解できないと言った表情を浮かべつつ、ここにいるのが全員女性であると再度説明をする
長門「マジですか、うぅっ…」
閃光「何か問題でもあるのか?」
あたふたする長門反応を見た閃光が理由を問う
長門「あっ、いえその…実はボク、あんまり女性の方と一緒にいることが少なかったのでこう言う状況は想定していないと言うか…」
歯切れの悪そうに長門は自分が困っている理由を語る
月光「でも私たちとは普通に話せているようですが?」
長門「これでも頑張ってる方なんです。こっちの都合であまり迷惑をかけるのもあれでしたから…でもこれは予想外すぎました」
女性は苦手であるが数人なら我慢できるからと思っていたのに数十もの女性を相手にするとなると気が気じゃなかった
月光「お気持ちはわかりますが、受けてもらわないとこちらとしても困ります。ほらみなさんもこっちを見てますし」
諭すように声をかける月光がこちらに注目する皆のことを指す
閃光「理由はどうあれお前は選ばれたんだ。今更ガタガタ言っても仕方ないだろう」
さらに閃光も若干諦めるようにと長門に物申す
長門「…あぁもう。わかったわかりましたよ、やりますよ…もう、こんなことを押し付けた上層部の人たちめ、恨みますからね」
もはやどうしようもないことを悟り、悪態をつきながらも観念したようであった
長門「(これも忍務、果たさなければならない忍務。私情は捨てろ。やれる、ボクならやれる)」
自分に言い聞かせるように念を唱え、深呼吸をする
直後、目つきが先程と打って変わって真剣なものに変わる
そうして長門は月光と閃光を連れて皆の元に戻ってきた
長門「ごほん……先程はお見苦しいところを見せてしまい申し訳ありませんでした。改めましてボクの名前は長門と言います。今日からみなさんの指導を任された「講師」としてここに着任しました。よろしくお願いします」
演台の上に乗り、集まっている生徒たちに自分が先生であることを説明する
その言葉を聞いて一同はそわそわしている様子だった
???「ちょっと待った!」
長門「…っ?」
するとそんな状況が1人の声で静まり返る
声を上げたのは日焼けした褐色の肌と黒髪のポニーテールが特徴の少女だった
長門「なんですか?」
褐色少女「お前みたいなチンチクリンがいきなり私たちの先生だって?悪いが、私はガキに教えを乞うような奴じゃないぞ?」
褐色肌の少女は長門の教師着任に異議を唱える
???「お前と意見が合うとは奇遇だが、珍しく私も同意見だ」
さらにはそれに賛同するように白髪の少女も加わってきた
2人の異議申し立てに会場中がざわつくのだった