メイプルが転スラの世界に異世界トリップしてしまった!? 作:蘭生愛
いつの間にか寝ていたらしい。
私たちはテンペストの宿の2人部屋にいた。
近くに置き手紙があり、どうやらシュナさんやシオンさんが運んでくれたそうだ。
荷物も運ばれていた。
「ふぁ〜、おはようサリー・・・。」
「おはよう、メイプル。」
サリーは、もう起きてたみたい。
目がシャキッと覚めていた。
そんな会話をしていると・・・。
「食事をお持ちしました。」
ノックが聞こえたあと、シュナさんが入ってきた。
今日の朝ごはんは和食みたいだ。
私はぺこりとシュナさんに感謝の気持ちを込めて、軽く頭を下げた。
シュナさんは軽く微笑んで「どうぞゆっくりお召し上がりくださいませ。」
そう言って扉を閉めるのだった。
今日の朝ごはんは白米・味噌汁・焼き魚・ほうれん草のおひたし・卵焼きである。
「いただきます。」(2人)
私達はリムルの好意で衣食住を行えてることに改めて感謝しながらご飯を食べるのだった・・・。
そして今日はどうしようかと話し合っていた時のことだった。
「2人とも、ちょっといいか?」
リムルに話しかけられた。
なんだろうと不思議に思いながらリムルの言葉に耳を傾ける2人。
「実はメイプルが言っていたような遺跡が見つかったそうだ。」
それは重大な情報だった。
「本当ですか!?」
先に食いついたのはサリーだった。
「あぁ。幸いすぐ近くにあったそうだ。もし良ければ、今日行ってみたらどうだ?」
その言葉で今日の予定は決まり、私たちは遺跡に向かって見ることにしたのだった。
私たちはお弁当をシュナさんに作ってもらったり、冒険者用のグッズをプレゼントされたりして、準備を終えた。
今はリムルに貰った地図を見ながら道中を歩いている途中。
「こんなに沢山プレゼントもらっちゃったね・・・。」
私たちのアイテムボックスは貰い物でいっぱいだった。
「ちょっと申し訳ないけど・・・嬉しいな。」
私たちはそんな話をしながらサクサク森を進んでいく。
すると、もう目的地に着いた。
本当にすぐ近くにあったみたいだ。
「ここから先は何が起こるか分からない・・・準備は良い、メイプル?」
「うん!」
私たちは扉を開けるのだった。
扉を開けた先はこの世界に来た時と同じような場所だった。
唯一違うところがあるとするならば、モンスターが見覚えのあるモンスターばかりだという所である。
「・・・ここで間違いないみたいだね・・・。」
「じゃあ、行こっか・・・メイプル。」
「・・・うん。」
私たちはもうリムル達と会えないかもしれない。
そんな思いを押し込めて私たちは前へと進むのだった。
・・・そうして行きと同じように3時間ぐらいさまよっていた。
「やっぱり広すぎない!?」
「私もそう思う・・・。」
メイプルとサリーは疲弊していた。
「でも、行きと同じなら、あと少し!」
私たちは頑張って進もうとした時・・・
「あ、あそこ・・・。」
そこには白の亀裂が入っていた。
「見つけた!」
私たちは呼吸を整えて・・・
「・・・行こう!」
亀裂へと一緒に入るのだった・・・。
「はっ・・・!?」
私は自分のベッドの上で目を覚ました。
「・・・夢?それにしてはリアルだったような・・・。」
そう考え込んでいると、サリーから電話が掛かってきた。
私は迷わず通話ボタンを押す。
「ちょっと聞きたいんだけど、メイプルも、さっきまで寝てたりした・・・?」
サリーからそんな事を聞かれた。
でも、それってもしかして・・・。
「サリーも・・・見たの?」
恐る恐るメイプルはサリーに尋ねる。
「やっぱり・・・メイプルも?」
私たちはお互いの状況を把握しあった。
「でも結局・・・なんだったんだろうね?」
「分かんない・・・けどまた会いたいな・・・。」
「私も!」
そうして不思議な異世界の冒険は幕を閉じたのでした・・・。
(おしまい)
ここまで見て下さり、ありがとうございました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
またどこかでお会いしたら、よろしくお願いします(*^^*)