メイプルが転スラの世界に異世界トリップしてしまった!?   作:蘭生愛

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1話(2)

「私はメイプルと言います。」

そう答えると、リムル様は困ったような顔をした。

「いや、名前を聞いたわけじゃなかったんだが…。まぁいい。なぜ急に、森へ現れたんだ?」

そう聞かれた。それは…私も分からないんだよなぁ。

「{謎の遺跡}を探索していたら、いつの間にかここに居たんだもん。私にも分からないよ…。」

私は正直に話した。

すると、唐突に聞かれた。

「お前って日本人だったりするか?」

…と。急にどうしたのだろう?

「そうだよ。」

とりあえず答えると、相手は何故かびっくりしていた。

「じゃあその防具はどうしたんだ?日本は戦争中なのか?幼い子に戦わせるほどに?」

そう問われた。どうしたのだろう。ここは、ゲームの世界なのに…。

「違うよ。これは、ゲームの装備だよ。」

私がそう言うと、相手は混乱していた。

「え?ゲーム?」

なぜそんなに混乱しているのだろうか。大丈夫なのだろうか?

「はぁ。事情は分かった。ゲームをしていた時に…というのはびっくりしたが、その装備が証拠だし、事実なのだろう。それでこっちに来たのか。」

相手は何とか納得してくれたみたいだ。良かった。

「そういえば、この拘束外して欲しい…。」

私がそう言うと。

「あぁ。事情はわかったし外させよう。シュナ。」

「はい、リムル様。」

そうしてシュナさんが拘束を外してくれた。

そういえばさっきのセリフのこっちに来たってどういう意味なのだろう?

「ねぇ。{こっちへ来た}ってどういう事?」

私が問うと。

リムルはびっくりしたあと、気遣うような心配そうな声で言った。

「分かっていなかったのか…。いいか。ここは{異世界}だ。だから死んでも生き返ることは無い。1回死んだら、全てが終わりだ。」

そう言われた。{異世界}?どういうことなのだろう?

私はわけがんからなかった。後から思えば、理解したくなかっただけなのかもしれない。

そして私は気付かぬうちに話を逸らすようにこの人のことについて疑問を持ち問う。

「そういえば、貴方はどんな人なの?」

そう聞いてみた。

「あぁ、そうか。自己紹介をしていなかったな。俺は、リムル・テンペスト。日本人の三上 悟だったが、死んでスライムとして転生してきたものだ。改めて君は?」

「私は、メイプル。本名は本条 楓だよ。あと、防御力には自信があるよ!」

私も慌てて自己紹介した。それにしても…{スライム}だとリムルは言っていた。どういうことなのだろう?

「スライム…なの?」

私は思い切って聞いてみた。

 

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