メイプルが転スラの世界に異世界トリップしてしまった!? 作:蘭生愛
「…え?お腹が空く…。」
お腹が空いたことに気づき混乱する。
「っ!?ステータス!……え?」
ステータスは全ての数字が空白になっていた。
唯一スキル欄は見えたし、使えるみたいだった。
「これよく分からないけどやばいかも…。メイプル…。」
本気で不安になるサリー。
そしてその姿をテンペンストの偵察部隊(ゴブタなど)に見られていた。
「どうしたっすか?顔色悪いっすけど、大丈夫そうっすか?」
ゴブタは心配そうに声をかけるが、サリーは見た目とは違う実力をゴブタから感じ取り距離を取る。
「こんにちは!」
サリーは咄嗟に笑顔を作った。しかしその声は少し上ずっていた。
「困ってるみたいなら、助けるっすよ?」
その言葉を聞いた瞬間サリーの本能が危険をはっきりと告げた…逃げろと。
「っ!?…{超加速}!」
風のように木々の間をすり抜けるサリー。
「…なんだったんすか?」
ゴブタは、呟くのだった。
「ふぁ〜。昨日は変な夢を見たなぁ。」
私夢で異世界に行き、元日本人スライムのリムルに出会った。
「よし、学校に行きますか!」
そして学校に行くための準備をしようとして…。
「メイプル。ここは、夢じゃないぞ。」
後ろから、そんな声が聞こえた。
「わぁ!びっくりした…。」
後ろには、リムルがたっていた。どうやら夢では無かったみたい。
「起きてこないと聞いて、様子を見に来たんだ。」
可愛らしいピンクの髪のシュナ、と呼ばれていた人がご飯を机の上に置いてくれた。
私はぺこりと頭を下げた。
「私、そんなに寝てた?」
私は、寝坊したのだろうか?
「あぁ。今はもう、昼だぞ。」
……!?
「えぇ!昼なの!?寝坊どころの話じゃなかった…。」
私はがっくしと肩を落とした。
「まぁ昨日は色々あったんだし、疲れたんだろ。」
確かにそうかも、私は納得した。
「そっかー。確かにそうかも。」
しばらくして、ご飯を食べ終えた私。
「ところで今から、ダンジョンに行かないか?」
リムルに、そう誘われた。
「何かあるの?」
するとメイプルは真面目な顔をして言った。
「メイプルの実力を、図るためだ。この街は安全だが、外には襲ってくる魔物も居るからな。」
ここの人達は襲ってこなかったけど、街の外の魔物には襲ってくるのもいるみたいだ。
「分かった!」
こうして私は、ダンジョンへ向かうことになった。
しばらくして、ダンジョンに着いた。なんとここのダンジョンはリムルと友達の合作ダンジョンらしい。
さらにダンジョンの中でなら殺されても生き返られる。そんな腕輪もあった。
「すごーい!結構でかいね!」
メイプルは立派な遺跡を見て楽しそうにしていた。
「そうだ、この腕輪を着けといてくれ。」
私はさっき見つけた、死んでも生き返られる腕輪をもらい、つけた。
「ありがとう!」
お礼を言われリムルはそれに言葉を返す
「まぁ、死んだらシャレにもならんしな。」(恋愛要素はこの言葉には含まれていません。つまり照れてはいません。)
そして私はダンジョンへと入った。
ちなみになぜサリーが逃げたかというと…。
「弱そうに見えるが実力は見た目と違って強いという危険の察知」
「今の自分は不安だらけで冷静ではない=制約下にある(普段通りの実力が出せないかも)」という不安
「集団に囲まれるリスク」への恐怖
「本能的な直感」
などの理由からサリーは逃げたというわけです。