「一先ず、4人とも検査は完了だよ」
オルガマリーさんはカービィちゃん達の手で、ワドルディ達の集落を案内されているが、リッカちゃん達はそうではない。リッカちゃん、藤丸、ネス、マシュのレイシフトしたカルデアのマスター達4人はカルデアの医師であるドクター・ロマニことロマニ・アーキマンの手で簡単な検査をされていた。検査の結果は異常無し、ここからは4人とも自由時間であり…マシュとリッカは「ワドルディの集落を見てみたい!」と観光する気満々、藤丸は同じ男としてかネスの超能力を羨ましがり「他にはどんなことが出来るんだ!?」「まあ、まあ、落ち着いてよ。ハンバーガー食べる?」と安全地帯に帰ってきたことで会話が弾んでいた。
「ドクターは?」
「僕の仕事は沢山残ってるよ。君達はゆっくりしてくれ、休むことも仕事の内さ」
そう、ロマニは暇ではない。いや、本人のわけありで休むわけには行かないのだ。止まってしまえば、自分の責任感から押し潰されてしまいそうだからだ。
ロマニ・アーキマンの正体は10年前の聖杯戦争で裏技召喚されたグランド・キャスター ソロモン王の成れの果て。10年前、裏技で召喚されたソロモン王はマリスビリーと共に冬木を地獄に変えて、能力を制限されたギャラハッドと戦って願いを叶えた。ソロモン王が叶えた願いは『ただの人になりたい』であり、魔術の力も魔眼も全てを手放してただの人となった。それがロマニ・アーキマンである。だが、ロマニ・アーキマンになる瞬間、ロマニは見てしまった…キリスト教のデミサーヴァントと成ったマリスビリー&今の黒幕の手で人理消失された瞬間を。確かめようにも、その時にはロマニはただの人となった。誰が敵なのか、誰が味方なのか分からない状態でロマニは孤独に戦っていた。全ては…自分が願いを叶えたことが切っ掛けで始まった人理消失を防ぐために。
『あっ!ロマニさんチース!ファミチキうまいっすね』
『うーす!ロマニさん、これから宜しくっす。なんか伝承では親父がお世話になったみたいで。あ、わいはディアルガでやんす』
そしてすれ違う創造神アルセウスの子である空間の神パルキア、時間の神ディアルガ。アルセウスが全ての創造神のオリジナルなら、ロマニが生前のソロモン王時代に御告げや支持を聞いたキリスト教の神とも言える。しかし、カービィやディアルガ&パルキアの様子を見る限り…アルセウスは生け贄などを要求することはないようだ。
ロマニは軽く会釈して立ち去ろうとしたが…
『ロマニさん。シバさんとの間に出来た息子に会えるといいな。親父の偽者の手で、シバさんを生贄に捧げるはめになったし…その行い死ぬ予定だった息子さんを助けたのわいやもん』
ディアルガの言葉を聞いて、眼を開くロマニ。間違いない、ディアルガはロマニの正体を知っており…かつて神の為に生贄に捧げた妻の事も知っている。それに、アルセウスの偽者…神様の偽者の手で?それにシバとの間に出来た息子?
「それって…」
ロマニはディアルガに聞こうとしたが、オルガマリーから無線が入ってしまう。
『ロマニ!早速だけど、新しいサーヴァントを召喚するわ。早く、ワドルディの集落に来なさい』
「所長!?わかりました、直ぐに行きますよ」
ロマニは小走りでカルデアを後にして、ワドルディの集落にある広場まで向かった。
「遅いわよ、ロマニ。今からカービィの友達がサーヴァントを呼ぶから」
小走りでロマニがワドルディの集落にたどり着くと、そこでは「わにゃわにゃ」とワドルディ達が英霊召喚の準備をしており、ありったけの魔力の塊である聖召石がこれでもかと沢山有ったのだ。
「呼ぶって言っても、カルデアの動力にも限りがあるし…呼ぶための魔力は膨大だ。聖召石だって限りが……なにこの数ぅぅぅう!?」
「私が書いて増やしました」
「そんなバカな!?マジで本物だよ!?何百…いや何万回サーヴァント呼べると思ってるの!?」
サーヴァントを呼ぶためには英霊召喚のシステムだけではダメだ。ありったけの魔力やエネルギーが必要であり、カルデアの動力リソースも限られるので本来ならおいそれと召喚できない。そのリソースの代用として魔力の塊である聖召石という魔力が石のように固まった鉱石(ガチャ石)を使うのが推奨される。本来なら聖召石は貴重な代物だが、アドレーヌが沢山描いて何万個も増えてしまった!!恐るべし!!
「まあ…でも英霊召喚システムは不安定だよ?確実にサーヴァントが呼べる保証はない」
ロマニが頭をかきながらそう言う。カルデアの召喚システムは不安定であり、サーヴァントを呼ぼうとしたらサーヴァントが使ってた武器などの概念が出てきてしまうケースも有るのだ。
「わにゃわにゃ。なので、私達で概念用とサーヴァント用で自由に切り替え出来るようにしました。概念でも中には便利な代物もありますからね」
しかし!!そこはワドルディ達!!なんと彼等は概念用とサーヴァント用で自由に切り替え出来るようにしてしまったのだ…恐るべし!!
「すげーなおい!で、誰が呼ぶんだい?カービィはエミヤが居るんだったね。だとしたら…」
「私達です!!」
「宜しくお願いします!」
先ず、サーヴァントを呼ぶのはリボンちゃんとアドレーヌ。リボンちゃんとアドレーヌはプププランドでは珍しく、単独での戦闘力は低い。しかし、カービィの力になりたいため、サーヴァントを呼ぶのに立候補してくれたのだ。
「行きますよ…」
アドレーヌはガチャ石を3つ、英霊召喚システムの魔方陣に投げ込む。すると、魔方陣が光だして魔力が溢れだす…いや溢れだした魔力は停まらず…どんどん溢れていき…やがて虹色に輝き、光の粒子が溢れだす。
『なんだこの反応は!?』
『グランドの召喚!?魔力の奔流がとまらない!?』
カルデアの職員が慌てるが、気にしてはいけない。そして…魔力の奔流は天を突き抜けて収まったと同時に…魔方陣の上には1人の杖を持った少年が立っていた。
「アラジン…?」
無意識にロマニはその少年を見てそう言う。アラジンとは嘗ての妻シバと共に考えていた、息子の名前だ。どうしてその息子の名前を言ったのか分からない。
少年は青い髪をしており…歳はアドレーヌと変わらぬ中学生ほど。頭に白いターバンを巻いており、額には宝石のような物があった。ソロモンの父 ダビデやロマニと同じく白い白人の肌に、ソロモンの妻 シバと同じ青い瞳。そして直感で理解した…この子こそが自分とシバの息子だと。
「やあ、僕はアラジン。グランド・キャスターだよ?僕を呼ぶって凄いね!
少年 グランド・キャスター アラジンはそう言った。
「私はアドレーヌだよ?宜しくね」
「宜しく~所でアドレーヌ!後で喫茶店でお茶しない?」
ロマニは頭を抱えた。なんだ?このお姉さん好きは?間違いなく、祖父に似やがった!!いや、自分かも知れない。なにせ、自由意思はないが…ロマニだってアイドル好きだし、今でも巨乳のシバは愛してる。
「大丈夫!眼でぜーんぶ見たから。取り敢えず、剥げ頭の自称神(笑)とお父様をぶん殴ろう!!さっそく…はじめましてお父様~人理消失の原因に向かってジャスタウェイ!!14年分…いや数千年分のお小遣いをくださいな!!」
「ひでぶ!?」
そして宣言通り、ロマニの顔面に向かってシャイニングウィザードの一撃を与えたアラジン君であった。
「ロマニ?…どういうこと?」
「いや僕は…「この人はソロモン王だよ?正真正銘、僕のお父様だよ?この人が願いを叶えたお陰で、お父様の遺体をゲーティアが乗っ取って人理消失の第一段が起きたわけさ!眼で見たから間違いないよ」アイツかぁあ!!あれ?なんでゲーティアが?」
そしてロマニ、カービィ達にソロモン王であることがバレる。
「よし、お父様も召喚しよう。魔力貸してあげるから。誰が来るかな?お爺ちゃん?それともお母様?」
「僕はマスター権限無いから!!はい、次の人!!」
しかし...ロマニは知らない。最初の特異点行く前に、父、嫁まで来ることを。
ロマニどうなるの?速攻で家族に囲まれます。
なんなら一部終了したら、弟?のゲーティアも来るとか
ゲー○ィアの末路
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無敵にモンスタートラック
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ふぁるこんぱんち
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ビックバン吸い込み
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完全体サムスコピー~ハイパービーム