前世は剣帝   作:イタク

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アストレアファミリアからダンジョンで勝利をオラリオに向け宣伝する……ただ一つだけフィンやギルドが予想外の事が一つあったそれは


旅達の準備
第17話ー旅立準備一話


「それで……ロイマン……どうするつもりだ?」

 

「グヌヌヌヌ」

 

それは闇派閥に勝利を世界に宣伝、そしてオッタルのレベル7を初め、ロキファミリア、フレイヤファミリアのレベル6の宣伝……そしてその勝利者の立役者のフィンの記事……だがそれと同時に1人の男の子の話

 

「まさかファイがレベル3……だがそれはまだ良い……だが……だが!」

 

それはオラリオの新聞が悩みの種だった

 

「まさか!ここまでの戦果を立てるとあの時、誰が思うかぁぁぁ!!!!!!!」

 

そうロイマンの悩みはファイが立てた功績だった……それもたった一戦で、熟練の冒険者達を、数多く救い冒険者達は今までの事を謝ろうとアストレアファミリアのホームに行く者まで現れた

 

「全く…ファイの奴が才能があるとは思っては居たが……ここまでとは」

 

「それで……どうするつもりだ?ロイマン」

 

フィンの言葉でロイマンは頭を冷まさせる

 

「ファイの追放の件は?」

 

「……その事だがな……フィン」

 

ロイマンの真の悩みは

 

「ファイは「おちおち昼寝も出来ないからオラリオ出るわ」っと抜かしおった」

 

「それは……御愁傷様」

 

「しかもファイの追放はギルドが正式に認めた物……とてもじゃあ無いが撤回も出来ない……そして先程のギルドで決まった事だが……今後ギルドはファミリアの団員に対して不可侵の条約を新たに決定した……がどう頑張っても先にファイがオラリオが出るのが早い」

 

ロイマンは悔しそうにするが

 

「とにかくファイが五年間のオラリオの出入り禁止は直ぐに取り消す……そして」

 

「そして?」

 

「あ奴には強制ミッションを伝える」

 

 

 

 

 

アストレアファミリアのホームにて

 

「…………アリーゼこれは?」

 

「あっこれ?さっき冒険者達からファイに「お詫びの品です」っと言って置いて行った物よ」

 

そこには大量の武具を初め明らかに高そうな品やポーション、ダンジョンの素材や良く分からないもの…………そして

 

「俺まだ未成年何だが?何故酒がある?」

 

「んー冒険者はステータスの影響でお酒が飲めるからね」

 

「なら、明らかに高い物は残して全て輝夜にあげよう」

 

ファイはため息をつき品を見るとふと一つの疑念が生まれる

 

「アリーゼ……」

 

「何かしら?」

 

「ホールに置いていると言う事はもしかして……」

 

「倉庫はファイのお詫びの品でパンパンよ!もう空き部屋や客室も潰れたわ!」

 

その言葉にファイは言葉を失い絶句する、そしてファイは究極な選択肢を取るそれはこの時頼りになる人物に

 

「ライラ~」

 

「何だ?ファイ」

 

「食料以外はもう好きにしてくれ」

 

「良いのか?ファイ」

 

「部屋が無くなるのはもっと困るし、食料は炊き出しでもしてくれ……俺は疲れたから寝る」

 

 

ファイは自身のベットに横になり闘争のあの日の夜を思い出していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはファイの悪友のエレボスの最後の会話だった

 

「悪いねアストレア、俺の最後のお願いを聞いて」

 

「構わないわ…けど先にファイとアリーゼがエレボス貴方と話したいらしいから先に済ませて」

 

するとアストレアはゆっくりとその場から離れた

 

「やぁ我が友ファイ……それとアリーゼ」

 

エレボスはいつものように挨拶すると

 

「行くよ…………ファイ」

「あぁ」

 

ファイとアリーゼは拳を握りしめる

 

「あっちょとこれは予想外」

 

その言葉を最後にアリーゼとファイは

 

 

 

 

エレボスの顔面と腹を2発殴りつけた

 

「やったわ!ファイ!ムカつく神を殴ってやったわ!」

 

「だな……少しスッキリした」

 

エレボスは殴りつけりた箇所を両手で抑える

 

「…………まさかファイは予測していたが……アリーゼが殴るとは思わなかった」

 

「フフーン私は正義の眷属よ!なら神だろうと悪いことしたら殴り付けるわ!」

 

「良いのか?それは、正義の眷属が神を殴って」

 

「安心しろエレボスそれはお前だけだ」

 

「…………それはどういう事だ?」

 

アリーゼはエレボスが掲げる絶対悪……その()()()()に気がついていた……数多くの冒険者を犠牲にして未来に繋げる為の戦い、それはいつか来る大きい敵に対応するための布石……それが最善だとアリーゼ自身も分かっていた……けどそれは下界の可能性を一人の神が勝手に決めつけた行動に怒っていた……

 

エレボスはアリーゼの行動に自身の真の計画が露見したことを察した

 

「ファイ…………最後に友人と話してね」

 

アリーゼはそう言うとその場を去った

 

「あれがお前の保護者か……」

 

「面白いだろ?」

 

その言葉にエレボスは悩み笑いながら

 

「まさか……神にも気づかなかった事を下界の子供が見破るなんてな……これは傑作だ……もう笑うしか無いな」

 

エレボスはそう言うと声高々に笑う

 

「エレボス……お前の計画だと……どれくらい死ぬ予定だったんだ?」

 

「…………そうだな……少なくとも今後成長する可能が低い熟練の冒険者の殆どが死ぬ……そして……アストレアファミリア……特にあの潔癖なエルフ……リオンの成長を繋げる為に一番親しい……アーディの死が必要だった」

 

「…………そうか」

 

「けど……ファイ(キミ)が現れた」

 

「?」

 

「君という存在が……君というイレギュラーが……可能性を示した……下界を救う可能を、俺は見た……だから大幅に計画を変更した」

 

「そうか」

 

しかしファイが聞きたい事はそこではない……それよりも

 

「それで……()()から来た我が友ファイ…要件は?」

 

その言葉にファイは驚き……確信する

 

「気がついて……いや知っていたか」

 

「まぁな、これでも俺は冥界を司る神だ……その冥界を()()()()()()()()()()嫌でも気がつく」

 

「…………そうか」

 

エレボスの指摘は正しかった現にファイは別の世界から来た住民だった

 

「…………なぁエレボス何故俺はこの世界に迷い込んでいるんだ?」

 

「それは俺にも分からない、ただ一つだけ分かることは、我が友ファイ、先程も言ったがお前はこの世界のイレギュラーの存在だ……そして一つ訂正させて欲しい……我が友ファイ、お前は迷い込んで居るのではない」

 

エレボスはただ一言

 

「ファイは(キミ)()()()()()()()()()()()()()()まぁどこの誰だかは俺は知らないがな」

 

その言葉にファイの心は凍りついた、そして今重要な事は

 

「………エレボス……それは他の神に気づかれるか?」

 

その言葉にエレボスは首を横に振るう

 

「恐らく確実に気がつく神は…………そうだなタナトス位だ……だがタナトスはそんな事は気にしないから大丈夫だろう」

 

「……そうか」

 

ファイは胸を撫で下ろす、それは神と言う奴は良く分からない存在でもし敵対したらいくらアリーゼ達でも難しいからだ……特にロキファミリアとフレイヤファミリアの二大派閥が敵になった場合さすがに守り切れないからだ

 

「もしかしたら気がつく神はゼウスとヘラ……そして神々の中で先見の目を持つと言われている、顔は知らないがプロメテウス……そして神々の中で武闘派のファイの主神のアストレアと東に居るとされるタケミカヅチこの二人はファイの違和感に気がつ……」

 

しかしエレボスはファイが何故アストレアファミリアに入った理由を思い出し

 

「いやアストレアは既にその違和感気がついて居るな、じゃないとファイを無理やり眷属にしないし………あぁあとガネーシャはもしかすると気がつくかも知れない……」

 

「……ガネーシャも気がつくのかよ」 

 

「アイツは子供大好きな神だからな……そしてファイ最も危険な神は……フレイヤだ……彼女は一番気を付けろ」

 

「フレイヤ?」

 

「あぁ……フレイヤは魂の色が見える……それから推測され異界の住民だと見抜くかも知れない……そして先程上げた中で最も危険なのがフレイヤだ、だからフレイヤには気を付けろ」

 

「分かった」

 

ファイは悪友の忠告に耳を傾け頷くとエレボスは少し寂しい顔をしながら

 

「ファイ……」

 

「何だ?エレボス」

 

「俺を……まだ友と呼んでくれるか?」

 

「何言ってんだエレボス?お前は俺のめんどくさい友だろ?」

 

その言葉にエレボスは満足そうな顔をする

 

「あぁ……満足だ…我が友ファイ……最大の感謝と幸運を……また会おう我が友ファイ」

 

「死んで冥界に行ったら一発殴らせろ……我が友エレボス」

 

「ハハそれは少し勘弁してくれ……数少ない友人に殴られるのは心が堪える」

 

エレボスはもう一度高々に笑いするとファイはゆっくりと歩きエレボスに別れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「神により……転生させられた……か」

 

それはどこのどいつなのかファイは知らない……何の目的が在ったのか知らないが……

 

「俺はただ守りたい者の為に剣を振るう」

 

そう言うとファイは深い眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日ファイは旅の準備をしていた……まず最初にするべき事は

 

「馬車の調達だな」

 

ファイは現在良い意味で有名人の為深くフードを被り馬車の調達をするためにゴブニュファミリアの馬車を見ていた

 

「……高い」

 

しかしその金額はあまりにも高くとてもファイには買える値段ではなかった

 

「うーん……やなり中古が無難かな?」

 

ファイはゴブニュファミリア中古を見ていると

 

「おや?もしかしてファイか?」

 

その言葉にファイは振り向くとそこにはロキファミリア団長フィンが居た

 

「フィン?何でここに居るんだ?」

 

「あぁうちの姫様の新しい剣の製作を依頼しに来たんだ」

 

恐らく先程までゴブニュファミリア団員と話していた金髪の女の子がフィンの所に近づく

 

「フィン終わったよ」

 

「そうかアイズ、どうだった?」

 

「うん、出来るって……でもお金が足りない」

 

「そうかならダンジョンで稼がないとね」

 

「うん……ダンジョンで荒稼ぎしてウハウハになる」

 

「…………うーんその「ウハウハ」って誰に教わった?」

 

「ロキ」

 

「リヴェリアに知らせる前にしっかり教えておかないと」

 

フィンは悩むが

 

「あっごめんよファイ、それでキミは何しに来たんだ?」

 

「馬車を買いに来た」

 

「馬車を?」

 

「そう、長い旅をするから寝泊まりするから馬車を買いに来たんだ」

 

「……そうか」

 

その言葉にフィンは深く考え込んでいると

 

「ねぇ……勝負しよ」

 

「何で?」

 

「お願い……勝負して」

 

今にも攻撃しようとする金髪の女の子を巧みに抑えるフィンは話を続ける

 

「ならその馬車は僕が用意しよう」

 

「良いのか?」

 

「勿論だとも、それにノワール達を救ってくれたお礼だよ、それにノワール達もレベル5になってはしゃいでいるから張り切ってクエストするだろうし」

 

「……う~ん」

 

「頼むよファイ僕にお礼をさせてくれ、というかお願いだ僕に馬車を用意さしてくれ、じゃないと僕達の気がすまないから」

 

フィンのお願いにファイは頷く

 

「じゃあ遠慮無く貰うよ」

 

「ありがとう……代わりと言っては何だがオラリオに居る間アイズの相手をしてやってくれ」

 

「……それくらいなら……良いが」

 

「えっ!本当!今から?」

 

「いや流石に旅の準備をしてからで良いかな?」

 

「分かった……ならリヴェリアにお願いして手伝って貰うようお願いする!」

 

アイズはそう言うと走り出した

 

「元気だね、うちの姫様は」

 

 

しかしその事を後悔するのは翌日の事だった

 

 

 

ちなみに今日の事を話すとライラは

 

「クソーその手が在ったか!!その手なら勇者様と結婚出来たのに!!」

 

と後悔するライラであった




今日の作者の独り言

これにてエレボスは完全退場します……少し寂しい

あと何となく月間ランキングを見たら46位でした!

これって凄いのか正直作者は分かりません……凄いのかな?取りあえず凄いと言う事にしよう!

総合評価がとうとう4000を越えました!ありがとうございます!

と言いながら総合評価がどう上がっているのか良く分かっていませんが!!とにかく凄いって事ですよね!?







「…………」

まぁとりあえず最後にいつものを書きます!



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