前世は剣帝 作:イタク
アリーゼの買い物に振り回される……女の子らしくアリーゼは何着も自身で着せかえする
「どう!ファイ!似合っているかしら!?」
「…………アリーゼは何でも似合うだろ?」
「確かに私は完璧な美少女だけどファイの意見を聞かないと意味が無いわ!」
「…………」
その言葉にファイは顔を横に背け、ファイは目の前に見えたシンプルな白いワンピースを見つけると
「アリーゼはアレが似合うと思う……」
アリーゼはファイが指す服を見ると
「じゃあアレを買うわ!店員さーん」
(決断速いな)
アリーゼの行動は早く早速服を着て出た
「どう!?似合うかしら?」
「似合う似合うアリーゼ」
「なんかいつもの適当な返事……」
するとアリーゼはファイに抱きつく
「ちょ!アリーゼ!?」
「ちゃんと真剣に答えてくれないと離さない!」
その言葉にファイは「子供か!?」と叫びたくなるが
「さっきも言ったがアリーゼは絶世な美少女なんだろ?なら何も来ても似合うじゃあねえか……それに俺もアリーゼを絶世な美少女だと思うぜ」
ファイの素直な感想の言葉にアリーゼは自身の髪と同じ位顔を赤くして……顔を下に向ける
「…………ごめん……ファイ…ちょと」
アリーゼは急に動かなくなりファイはアリーゼの手を握り引っ張る
「速く歩けアリーゼ……ここだと……一目につくからな」
「……うん」
そう言うとアリーゼとファイは歩き始めるのであった
ちなみにファイは新作の布団と枕を発見した時は数時間動かなかったのはここだけの話
夕方になるとファイとアリーゼはお腹が空き西のメインストリート通りを歩くと二人は香ばしい匂いがする酒場を発見する
「名前は……豊穣の女主人?」
ファイとアリーゼは初めてみる酒場に入る
「いっらっしゃいませニャ!」
そこには猫人が二人に挨拶する
「何名様ニャ?」
「2名よ」
「こちらの席にどうぞニャ、2名様ご来店ニャ!」
猫人の案内の元アリーゼとファイはカウンターの席に座りメニューを見ると
「これ……地味に高い」
「ええそうね……でもいい匂いはするわ」
アリーゼの言葉通りいい匂いがすると二人の腹を空かせる
「注文は決まったかい?」
二人は声の主を向くと大柄のドワーフの女性が声をかけるとアリーゼは何故か目を見開き
「すごいわファイ!私この人に勝てる気がしないわ!どうやったらなれるのかしら!」
その言葉にドワーフの女性が高く笑い
「なら飯を腹一杯い食って体を鍛えな!坊主は特にな!」
「なら!今日のオススメを二つお願いするわ!!」
「分かったよ少し待ってな」
ドワーフはそう言うと奥の厨房に戻る
「いったい何が出るのかしら?」
「今日のオススメは魚のソテーです」
アリーゼとファイは声をかけた人物を見る、そこに居たのは薄鈍色の髪と瞳をした可愛らしい少女だった
「あっ貴女はあの時炊き出しをしていた……店員さん!」
「お久しぶりです冒険者様それと……」
少女はファイの目線に合わせると笑顔で話かける
「初めまして小さな冒険者様……それとも新たに現れた英雄候補様とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
ファイは「英雄」と呼ばれ嫌そうな顔をすると店員は少し困りながら
「あっ……あの~何か失礼な事を言いましたか?」
「いや……何でも無い」
ファイはそう言うと出された飲み物を飲み干す
「おかわりはどうされますか?」
「……同じ物で」
「分かりました~」
少女はそう言うとファイのコップを下げ厨房の奥へと消えた、その様子を見ていたアリーゼは頭を傾げる
「う~~ん?」
「どうした?アリーゼ」
「何かあの娘……なーんか違和感を感じるのよね~」
「そうか?……普通の店員に見えるが?」
「そうなのよね~……でも……何か変だわ」
その様子を見たファイは……店員を見ているが、どう見てもただの店員にしか見えなく……アリーゼの「変」を否定したいがアリーゼの直感は当たるので悩んでいると
「あいよ!今日のオススメの魚のソテーと飲み物だよ!」
ドワーフの女性はアリーゼとファイに料理と飲み物を渡す
「ここは楽しく食べて飲む場所だよ、そんな辛気臭い顔をせず腹一杯飯を食いな!」
「その通りね!ファイ、今日は腹一杯食べるわよ!」
「そうだな……」
アリーゼとファイはオススメの魚のソテーを食べると
「「なにこれ美味!」」
二人は無言で料理を食べ
「おかわり!別のオススメも食べて見たい!」
「いい食いっぷりだね!少し待っときな」
ドワーフの女性はそう言うと厨房に戻り料理をするのであった
翌日……ファイは珍しく早起きすると……オラリオの高い場所で街を見ていた
「…………明日……か」
そうファイは明日オラリオを出る日と独りでに決めていた、期間ギリギリまで居るとアリーゼ達がうるさいと考えたからだ
ファイは朝焼けにかかる街を眺め、住民達が忙しく動き初めて街から朝食を作る為の煙が立ち上る
ファイは街を見終わると……オラリオのとある場所に向かう
ファイが向かった場所……それは墓地だった
未だ闇派閥の大抗争の影響があり未だ墓が作れていないファミリアがいるなか……少し離れた共同墓地に向かう
そこは闇派閥の影響で名前を知らないまだ幼い子供達が眠る場所だった
ファイはそっとそこに花束を置く……それはアーディを襲ったまだ幼い子供達に向けた物だった
「…………お前達は誰も殺してない……だからもしあの世で親と再会しても……大丈夫だ」
それは報告だった……誰も死んでいない……だから親に会っても大丈夫だ
「けどちゃんと怒られろよ……お前達はいけない事をしたんだからな………」
ファイはそっとその場所から離れる…………
そして……もう一つヘルメスとアストレアが作った名もない墓に向かう……
その墓に人は埋まってないただヘルメスが何となく作った墓だった、その人は下界を救うために人々に恨みを買い「絶対悪」を名乗り……全て計画通りに世界の踏み台になった、神…………決して許されてはいけない……けれどその真意に気がついた一部の神や人から自身の能力不足のせいで悪を名乗った……神に怒った「勝手に決めるな」そして……「バカな神」と悪口を言った
そんなバカな神が「友」と呼んだ1人の異界から来たファイは花を七輪を置く
「全く……バカな神だよ……
ファイは名前を言わない……いや決して名前を言ってはならない、自身が死ぬまで……決して呼ばないと決めた友をまたあの世で殴るまで呼ばないと固く決めたのだから
「そう言えばお前の唯一の眷属のあの赤髪の男だがな、どうやらオラリオから出て行ったらしいぞ……何か企んでいるようだったが…………まぁ次会ったらボコボコにして俺の家政婦をやって貰うからな、お前が大切にした……あの眷属と一緒に……バカな神と言って罵ってやる」
ファイは通じるか分からない友に語りかけ
「じゃあな……『
ファイはそう言うと墓地から離れる……それはそろそろ人々が墓参りしに来る時間帯だから……
ファイは自身のホームに戻ると既に朝飯前を作るライラが居た
「ファイか?今日は早い起床だな」
「まぁ少し野暮用があったからな……手伝おうか?」
「おっ良いのか?」
「良いよ別に……今日はそう言う気分だからな…………」
「そうか……」
ファイは深く言わない……ただそろそろ旅に出る事を伝える……ただファミリアを管理しているライラには一番迷惑をかけるから伝えているだけで……ファミリアには言わない
「手紙……書けよ、月に一度で良いから……」
「分かった……」
それはライラとファイは無言で朝食を作るのであった
朝食時いつものように皆と朝食を食べ終えるとアリーゼが前に立ち
「ファイ!私達から貴方にプレゼントがあるの!」
するとアスタとノインが防具をファイが持った来る
「これは?」
「ヘファイストスファミリアの
アリーゼが言うように防具はとても軽かった
「それにファイはレベルアップする時に釣竿を作りたいからって言って鍛冶のスキルを持ってるからメンテナンスも大丈夫よ!」
そうアストレアファミリアにはファイが頑丈な釣竿が欲しくて一応工房は作っていた、しかしファイは殆ど使わなかったが一応工房はホームにある……勿論ファイは他にも理由はあったがそれはアストレアしか知らない
「……大切にする」
ファイはそう言うと自身の荷物入れに入れると
「それにしても……フィンが馬車を用意するって言ってたけど……誰か聞いてないか?」
その言葉に直ぐにリオンは反応する
「それなら昨夜リヴェリア様から「明日持ってくる」と言伝てを預かっています」
「そうか、来るのか……今日持って来るのなら、今日は馬の調達だな」
「それならガネーシャが用意したって聞いてるから今日見に行かない?」
「そうなのか?アストレア」
「えぇそうよ……ガネーシャは物凄くはりきっていたわ」
「そうか……ガネーシャが用意してくれたのか」
その言葉にファイが思ったことは
「嫌な予感しかしない!!」
今日の作者の独り言
最近感想を返信とか何となくしてるんだけど……
応援のコメントはめちゃくちゃ嬉しい!
因みにヒロインはリオン……もといリューにしようと考えましたが……作者の個人的にはリオンはベルとくっついて欲しい!と言う事でリューのヒロインは無くなりました
……まぁどっちにしろ話的にヒロインはアリーゼしか居ねぇなぁ
けどヒロインは別に1人じゃなくて良くね?
男ならハーレムじゃあぁぁぁぁ!!
そんな事を思う作者です
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