前世は剣帝   作:イタク

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ファイ夜が明ける前に一人いそいそと荷馬車に向かうと既にアーディが自身の荷物を入れていると


旅立ち
第21話ー旅立ち一話


「何故ここに居る?アーディ?」

 

「何って……ガネーシャ様から昨日、「明日ファイが出ていくから頼んだぞ!」言ってたから日が昇る前に来たんだよ?」

 

「…………ガネーシャ……察しがいいな」

 

ファイは自身の荷物を荷馬車に載せていると……一人の男神が二人に近づく

 

「やぁ朝からご苦労だねファイ」

 

「…………ヘルメス?何で居んの?」

 

突然のヘルメスとファルガーの来訪にファイは少し驚いていた

 

「何って……それ地味に酷くないか?預かっていた荷物を渡しに来たのに、ファルガー」

 

ヘルメスはいつもの笑みにファイは少し鬱陶しく考えるがそんなことは関係無いかのようにヘルメスは進む

 

「はい、ヘルメス様」

 

ヘルメスの命令でファルガーは近くに棺を持っていた

 

「棺って……ヘルメスまともな入れ物は無かったのか?」

 

「ここを出るときこう言う物に入れとくと何かと密輸品を入れやすくてね」

 

ヘルメスの言葉にアーディは驚く

 

「ヘルメス様!?」

 

「落ち着いてアーディちゃん、俺達はそんな事をしない、これは闇派閥の商人がやってた手だ」

 

ヘルメスの言葉がもし真実としたら

 

「成る程……ついでに門番に教えて密輸品の取り締まりを厳しくするって事か」

 

「そっ一石二鳥の便利な入れ物さ!それに未だに闇派閥の活動があるんだ……正直俺はまだ君に働いて欲しい所ではあるが……」

 

ヘルメスは少し残念そうにするが

 

「君の技術に体がついて行ってない……なら成長を待つさ未来の英雄候補……あと序でと言っては何だが」

 

ヘルメスは二通の手紙をファイに出す一通は平凡の手紙だがもう一通は少し高い手紙だった

 

「これは?」

 

「普通の手紙には君に会って欲しい人物が居る場所の手紙さ、もう一通の高めのやつは、俺から学区の推薦状、ファイ君とアーディちゃんの名前を書いているからいつか行ってみてね、尤も推薦状何て要らないけど一応…ね」

 

「…………分かった貰っておく」

 

ファイは自身の貴重品入れの荷物にいれると

 

「……そしたらその棺荷馬車に入れておいてくれ」

 

「分かったよファイ君、ファルガー」

 

「了解しました、ヘルメス様」

 

ヘルメス達は棺を荷馬車に置くと

 

「じゃあ俺達は行く、またなファイ」

 

「じゃあなヘルメス」

 

ヘルメス達が去りファイとアーディは直ぐに荷馬車の確認すると

 

「良し、最終確認もしたしもう行けるよファイ」

 

「本当に良かったのかアーディ?今ならまだ引き返せるけど?」

 

「ううん、良いの……だって私ファイを一人にさせる方がしんぱいだし、アリーゼやリオンからもお願いされたしね」

 

「…………そうか」

 

「じゃあ行くよファイ」

 

「あぁ出してくれ……アーディ」

 

そう言うと荷馬車は発車した……もう当分帰って来ない……ホームを見ると少し寂しくなったが……それよりも

 

 

 

 

 

「そう言えば今日俺が朝飯の担当者だった」

 

「…………」

 

「まぁライラは知ってるから作ってくれるだろう……多分」

 

「……何か締まらないな~」

 

アーディはそう言いながら馬車を走らせ、オラリオの入り口に到着すると……そこには

 

 

「俺が!ガネーシャ!だぁぁぁぁ!!」

 

キメポーズをしながら朝からうるさいガネーシャが居た

 

「……なにやってんの?ガネーシャ?」

 

「ウム!ファイが今日出る事は知っていた!だから俺から最後にファイにお願いがある!!」

 

ガネーシャはアーディの方を向いて笑顔を向け

 

「アーディをよろしく頼む……あの子に世界を見せてやってくれ」

 

「……分かった」

 

「それからもう一つ」

 

ガネーシャはファイに頭を下げる

 

「あの時アーディを助けてくれてありがとう、そしてすまなかった……俺達神々が不甲斐ないばかりに……剣を取らせてしまった……本当に申し訳ない」

 

「良いよ別に……」

 

「ありがとう……俺はお前達の帰りをずっとここで待ってるぞ!!」

 

「じゃな……ガネーシャ」

 

「それではガネーシャ様行ってきます!!」

 

「ウム!!俺が!お前達を見送る!ガネーシャだぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

その日ガネーシャからの報告もありアストレアファミリアからファイ、そしてその付き添いにガネーシャファミリアのアーディがここオラリオから去った

 

 

 

 

数日後行われた神々の会議にて

 

そこには闇派閥の影響によりレベルアップした子供達の二つ名が決められていた

 

「じゃあロキの所の弓弦の剣葉(ユズルハ)達はそのままで良いか?」

 

「だな……正直レベル5になった事は驚いたが……ロキそこんとこどうなんだ?」

 

「はぁー正直な話、ノアール達も限界や、あと三年辺りになると深層の遠征は厳しいてっこの前フィン達と話したし……やから今後はウチの所に入った団員の訓練させる事にしたわ」

 

「冒険者を辞めないのか?」

 

「アホ言え!子供達がまだやるって言ってんねんならウチはただ見守るだけや!」

 

(それにノアール達はファイが帰って来るまで冒険者を辞めないと言っとからな……)

 

 

「では……今回の本命に行きたいと思いまーーす!!!」

 

司会者は声えたかだかに上げると神々は待ってましたとばかりに歓喜する

 

「今回の本命それは勿論!アストレアファミリアの唯一の男にして、あの絶望的な状況をひっくり返した逸材!正義のお荷物(フリーライダー)!!」

 

「待ってました!」「ウチの子供を救ってくれた子!」「……もし変な名前つけたら……俺子供達から小遣い減らされる」「お前もか?実は俺も」「この為だけに俺は来たと言っても過言では無い!」

 

 

神々が活気つき、ファイの二つ名を考える

 

「オラリオを救った救国の剣士か?」

「いやハーレム公爵!」

「あの場面を壊したから……局面ブレイカー!なんてどうだ?」

「安着過ぎないか?」

「止めてくれ……もし変な名前をつけると俺の小遣いが減る!」

「お前……まだ言ってんのか?」

 

神々が盛り上がるなかヘルメスは神妙な顔をするロキに話を振るう

 

「ロキ何か言い名前は無いか?」

 

「ん?名前か?……ちっとそれは厳しいな~」

 

やたら悩むロキに美の女神フレイヤは少し気になり声をかける

 

「ロキ?それは何故?」

 

あまりにも意外な人物に神々は驚きロキに注目する

 

「いやな……ファイにはウチのアイズたんと勝負して貰ったんやけど……ウチのアイズたん……ボロボロっに負けしてしもうたんやね」

 

ロキからのいきなりの驚きの情報に神々が驚く

 

「「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」」

 

あまりにも驚きに事情を知らない一人の神が質問する

 

「待ってくれロキ……それってつまり」

 

「レベル1上のアイズたんじゃあファイを止められない……あれは純粋な剣の技術やねん」

 

その言葉に神々は黙る……「神の恩恵」は強大だ……しかもレベル1上相手を手玉に取る事が出来るとなると二つ上で無ければファイの相手になら無いと言うロキからの宣伝だった

 

「せやからウチは変な名前付けられへん!いっそのこと親のアストレアに決めて貰った方が良いと思う!アストレア何か無いか?」

 

突然の話のふりに困るアストレアだが……ファイのスキルの名前を思い出す

 

剣を振るう時にステータスを上がるファイだけのレアスキル……【剣帝】の名前……

 

「なら【剣帝】で良いかしら?」

 

アストレアは深い意味は無かった……ただ何となくだが口にした言葉だったしかし

 

何故かファイにしっくり来る二つ名だった

 

「剣の帝王……剣帝か、確かにファイはあの盤面をひっくり返す時魔法で剣を作り出していた……そう考えると二つ名の候補は増えるが……」

 

「いやそれで良いやろ?……剣帝…ファイにピッタリやん!魔法で剣を作り出し、剣術でレベル一つ上じゃあ手も足も出ない……正直剣聖しか無いんじゃあ無いか?って思ったけどアストレアが剣帝の名前を出した……なら反対する神は居るか?」

 

ヘルメスとロキが賛同する

 

「確かに……その二つ名はしっくり来るわ」

 

まさかのフレイヤが賛成すると同時に男神達が全員が頷く……本来なら対フレイヤの女神連合は反対したいが……正義の女神のアストレアの人徳により賛成する

 

その様子を察したロキは少し笑いながらも

 

「ならファイの二つ名は剣帝や!!」

 

ロキのファイの二つ名前に賛同の歓喜に満ちるなか

 

 

 

 

「……一応俺が司会者何やけど…………」

 

と一人のモブ神が悲しく言うのであった




今日の作者の独り言

「更新が遅いって?」しょうがないだろ第一連続投稿って難しいですよ!3日に一回だって厳しいんですよ

何故だって?……

そんなの趣味の漫画とアニメを見たいからだよ!

最近ワートリの作品見て思ったんだよ……香取ちゃん……マジで面白くて好き!でも絶対に彼女とかにはしたくないけど!!

だってめんどくさそうだもん!

等と最近ワートリにはまる作者です

?ダンまちに関係無いって?

良いんだよだってこれは作者の独り言だからだ!!





等と強気に言ってるが「これ書いて大丈夫なのかな?」

等とノミの心臓をしている作者であった

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