前世は剣帝 作:イタク
第27話ーファイからの手紙
「ファイがオラリオから出て約1ヶ月か…………」
そこにはいつも通りろくでもないマジックアイテムを作成するライラだった
「…………」
「あいつ元気にしているかな」
「…………」
「だから、そう落ち込むなアリーゼ」
「……」
「ハァー」
そうアリーゼは急にファイが何も言わずに出て行ったその日からたまに急に黙り落ち込む事が多くなった
「……ファイ元気にやってると良いんだが」
そんなある日いつも通りリオンは朝届いた手紙を整理していると
「?宛名が無い手紙だ」
リオンは不思議に思いながら手紙を開きその内容……基手紙の字を見て驚く
「これは!?」
「どうしたリオン?また誰かからのファンレターか?」
「ライラからかわないで下さい!それよりこれを!」
リオンは少し驚きながらライラ達に手紙を見せる
「ファイからの手紙です!」
その言葉に全員が手紙に注目する
「ファイからの手紙!」
その瞬間部屋の角で落ち込んでいたアリーゼは走りリオンから手紙を奪い取ったそしてその内容は
一応ライラから手紙を、書けって言われたから書いた
特に書くことが無いが……何か味気ないので1個だけ書いておく
今泊まっている所の男の子を軽く教えている……弟子って訳じゃぁ無いが一応鍛えている
追伸
アーディは一応元気にやってるが今その男の子に夢中だ
「要領を得ない…………何とも言えねぇ手紙だな」
「えぇそうですね……これなら手紙の書き方くらい教えた方が良かったですね」
ライラとリオンは少し反応に困っているともう一つの手紙がパラリと落ち2人は不思議に思い手紙を拾い中身を確認する
「これは……神文字?」
それは神文字が使われており又下界の住民では読めないような暗号が使われて居ると考えライラは少し困っていると
「少し読ませて貰っても良いかしら?」
「勿論だぜアストレア様」
ライラはアストレアに手紙を渡し少し読むと
「…………どうやらこれは私宛の手紙ね」
「ファイからの手紙ですか?」
「いえ違うわこれは……そうね将来貴女達を鍛えてくれる人からの手紙よ」
「私達……をですか?正直私達を鍛えられる外の人間が居るとすれば学区くらいですが?」
「学区では無いわ……でもそれと同じくらい強い人よ」
アストレア様の言葉に全員が悩んでいると
「それにしても……ファイが弟子を取るなんて……保護者に相談無く取るなんて帰ってきたら説教ね」
「アリーゼ……どうやってオラリオにいる私達から連絡を取るんですか?……それよりも重要な事が有りますアリーゼ?」
「いえ!無いわ!」
リオンの言葉をアリーゼは直ぐに断言するが
「いえここに書いてる所なのですが?」
リオンはとある文字を、当てるそこは"アーディは一応元気にやってるが今その男の子に夢中だ"と書かれた文面だった
「ファイの言葉が正しければ……アーディは好きな男の子が出来たって話です」
そんな言葉にライラは呆れ
「あのな~リオン…それは少し話が進みすぎだ……精々弟が出来た感じだろ?」
「そうでしょうか?」
「考えてみろリオン、もしアーディがその男の子が好きになったとしてその男の子はファイより年下だ。そうなったら精々9歳以下だ、もしアーディがその男の子が好きになったとしたら相当なショタコンだ」
ライラの言葉にリオンは頭を傾ける
「??別に十歳位離れても普通なのでは?」
その言葉にライラは全てを察し
「そう言えば長寿のエルフだったなお前は……このポンコツエルフ!!」
ライラはそう言うとリオンを軽く叩いた
「ライラ何故叩くんですか!?」
「うるせぇ!!」
ライラはそう言うと自棄糞に成りながらジックアイテムをひたすら作成するのであった
「にしても……これだけ何て……もっと書いてくれても良いのに」
アリーゼは少し頬を膨らませながらブーブー言っていると玄関から輝夜が歩いて行く
「アリーゼ少し良いか?」
「何かしら輝夜?」
「剣姫……いやアイズ達が勝負しに来たぞ。いつも通り相手をしてやれ」
「分かったわ輝夜!リオン行くわよ!」
「……分かりましたアリーゼ」
それはファイが居なくなってからアイズは良くアストレアファミリアに向かう事が多くなった……その理由は
「今日こそ勝つ……!」
「フッフフーンダメよ
2人は互いに剣を構え
「今日こそ貴女に勝って……あの
「ダメよ!今日も私が勝って100勝してヘルメス様からファイの居る場所の情報を貰うんだから!」
そう互いに神ヘルメスの
「貴女に勝ってまたファイに剣を教えて貰う!」
アイズ純粋にファイから剣を教えをこうつもりでいたがアリーゼはそれを恋だと考えた
「絶対にダメよ!ファイは私のなんだから!」
その為アリーゼは本気でアイズに勝つ為に良く武者修行と称してダンジョンに潜り、アストレア様から止められた時は良くリオンと輝夜と剣を競った
「【テンペスト】!!」
アイズ戦いながら自身の魔法を唱えアリーゼを攻撃するが
「ダメよチビッ子ちゃん真っ直ぐ過ぎるわ!」
逆にアリーゼは魔法を唱えず自身のステータスと剣術のみでアイズと戦う…………
同じレベル……ステータスもほぼ変わらない……しかしそれでもアリーゼが一歩前を行くそれはファイを見守るためにアストレア様にお願いし個人稽古を着けて貰ったその結果ファイを除いたアストレアファミリアの最強となった……
それはファイと同じ純粋な剣術……そんなアリーゼにアイズは勝てる訳が無いが
「負けない……!」
しかし相手は天才と呼ばれる少女……一歩ずつだが着実にアリーゼの剣に付いていく
「こ……の……!!」
その結果アリーゼに少し胸の防具にかすり傷を着けた
だが
「残念!また引っ掛かってるわよ!」
アリーゼはアイズが直線的な攻撃から横に避けアイズが振り返る瞬間剣を頭に軽く頭に当てた
「ムーーーまた負けた」
アイズは少し悔しそうにするが
「けど又強くなった……」
それはファイが教えた事……自身は何度も負け強くなった事をアイズに教えアイズも又強くなる為に同じ剣士同じ付与魔法を使うアリーゼに教えをこう事が多くなった
「アリーゼ……ここはどうすれば良い?」
アイズは剣を真っ直ぐ攻撃し避けられ相手が一瞬見えなくなった時の対処法を聞く
「まず第一に敵から目を離したらダメだけど……そうねその時は敢えてそのまま直進したら良いわ!そもそもアイズちゃんは魔法の効果瞬発力が速いから並みの敵だと一瞬で必要な距離を稼げるわ」
アリーゼはまだ剣の技術力がまだ無いため敢えて今出きる事をアイズに教える
その様子を見ていたアイズの付き添いをしたロキファミリアのラウルとアキは…………
「良いんすっかね……自分がここに居ても……」
そうそれは今ここに居るのはラウル一人だけ……もしこれが知られればきっとオラリオ全男から羨ましいがる事だが……
「構いません、貴方は曲がりなりにもファイから一通り手ほどきを受けました」
それは仲の良いファミリア以外で珍しく話すリオンだった
「それにアストレアファミリアは剣を扱う者が他のファミリアに比べて多い……でしたらここで剣を学べば良い、例え稽古をしてなくても見ると見ないとでは差が出る」
「そうっスね」
リオンの指摘通りラウルはアリーゼとアイズの剣を見ていた……自身とは違い圧倒的才能があるがそれでも食らいつこうとするラウルにアキは少しラウルを見つめた
「アキ……どうかしたっスか?」
突然のラウルから声をかけられ一瞬慌てるが
「何でも無いわよ……それよりもリオンさん」
「何ですか?アキさん」
「えっと……私達も剣を教えて貰っても良いですか?」
突然のアキからの提案に驚くラウルだったが
「自分からもお願いするっス!」
ラウルとアキはリオンに頭を下げてお願いする
「私が……ですか?」
「「はい!!」」
リオンは手を顎に当て少し考えるが
「分かりました、まだ未熟者ですがどうぞよろしくお願いします」
リオンは近くに有るファミリア用の木刀を2人に渡す
「私は人に剣を教えた事が有りませんのでご了承下さい」
「「はい!!」」
ラウルとアキはリオンに木刀を持ち挑む、
だが
それは開始して数分後……ラウルとアキは稽古とは言えない程ボコボコにされるのであった
「少々やり過ぎましたか?」
「何が「少々やり過ぎましたか?」だ!この青二才!!貴様が人に剣を教えるのはまだ早いわ!!」
それをたまたま通りかかった輝夜がリオンを怒りリオンは正座するのであった
「ラウル?アキ?大丈夫??」
アイズは怪我をした2人をアリーゼがポーションを持ってくるまで一生懸命看病するのであった
今日の作者の独り言
いや~ちょとした番外編です。ファイから去ったアストレアファミリアのとある日常を書いて見ました
なんかアイズを出そうとする時にその付き添いにラウルとアキを入れたくなるのは何故だろ?
と考える今日の作者であった
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