前世は剣帝   作:イタク

29 / 65
ファイとアーディはとある大国ラキアに向かう為に荷馬車を運転するアーディ


ラキア王国
第29話ーラキア王国編一話


「それにしてもファイ?」

 

「何だ?アーディ?」

 

「アリーゼきっと怒るよ?」

 

「…………俺は悪くない」

 

それはアルフィアと別れる直前ファイは初めての唇を奪い『ファイお前は私のものだ』と宣言された……これは事実上アルフィアからの告白だった……が

 

「けどファイはアリーゼの気持ち知ってるでしょ?」

 

「…………」

 

ファイは知らんぷりするが如くアーディから視線を外し当初の話を戻した

 

「まぁ良いけどね……それよりもいい加減何でラキア王国に行くか教えてよー」

 

アーディは何故ファイがラキア王国に行くか質問をするとファイは一つのクエスト羊紙をアーディに見せる

 

「これは……ギルドからのクエスト?」

 

「そう、ギルドからの強制クエスト内容はラキア王国の調査だ」

 

アーディは少し嫌な顔をしながら羊紙からなる詳細を確認する

 

「ラキアまたオラリオに攻めるの?」

 

「さぁな……まぁ今回は途中からヘルメスファミリアと合流する予定だから調査はヘルメスファミリアに任せれば良い俺は戦力としてアーディは回復役としてヘルメスファミリアに同行する」

 

そして

 

ファイとアーディはため息をつく

 

それは別に調査が辛いとかでは無い……調査等レベル3で気配を消せるファイとレベル4のアーディは調査に関してはそれ程難しくない

 

だがしかしこのクエストには問題があるそれは

 

あのヘルメスファミリアが動く事だった

 

ヘルメスファミリアは基本ふざけた人間が多いい……それは主神のヘルメスも同様だ

 

だがヘルメスを初め、ファミリアは決して無駄な事をしない、そしてファミリア以外の人間を助力を乞うときは必ずと言っていい程オラリオの危機に繋がる事が多いい

 

「ギルドからの強制クエスト……それはさほど問題がない」

 

「だね……でもヘルメスファミリアが動くとなると……」

 

「「やりたくないな~」」

 

それは絶対にめんどくさい依頼に他ならないからだ

 

しかしギルドからの強制クエストの為2人はヘルメスファミリアに合流するべくラキア王国に向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから数日が経ち順調にラキア王国に向かう2人はヘルメスファミリア合流地点に到着した

 

「ねぇファイ?ヘルメスファミリアとの合流地点はここであってるの?」

 

「合ってる筈なんだが……」

 

ファイは羊紙を見るそこにはヘルメスファミリアとの合流地点も含まれているが……

 

肝心のヘルメスファミリアが居なかった

 

「居ないねぇ……ファイ」

 

「だな」

 

ヘルメスファミリアとの合流の為に待っているファイとアーディは一先ず休憩がてらお茶を飲んでいると

 

「「ん??」」

 

ファイとアーディはこちらに近づく砂煙を発見した

 

「何あれ?アーディ何か見えるか?」

 

「んー良く見えないかな?」

 

ベルとアーディは少し嫌な予感をする

 

「取りあえず……巻き込まれないよう逃げる準備をするか」

 

「だね」

 

ファイとアーディは直ぐに荷馬車を出せる準備をしていると

 

「オーホほほ」

 

「「???」」

 

突然の笑い声が聞こえファイとアーディは振り返りとそこには

 

笑い声を高々にあげる女性が馬車の屋根の上に立ち笑い声を上げていた

 

「さぁ海豚達!!目的地に急ぐわよ!!遅刻なんて許さないから!!」

 

「「「「はい!アフロディーテ様!!」」」」

 

明らかに関わりたくない金髪の女神を見たファイとアーディは直ぐに逃げたいがヘルメスと合流したいファイとアーディはやり過ごす事にするが……

 

「さぁ目的地に着いたわよ!!ヘルメス!!」

 

しかしあっさりとファイとアーディの思惑が外れた何故ならその荷馬車に降りたのはヘルメスだったから

 

「やれやれアフロディーテもう少しゆっくりと走って欲しいのだが」

 

「しょうがないでしょ!?遅刻なんてこの絶対の美の女神のアフロディーテがやって言い訳無いでしょ!」

 

「いや昨日の夜遅くまで宴をやって二度寝したアフロディーテに言われたくないのだが……」

 

そんな会話をするヘルメスと明らかにめんどくさい金髪の女神にファイとアーディは嫌な顔をしていた

 

「やぁファイそれにアーディちゃん久しぶりだね」

 

「…………久しぶりヘルメス」

 

「お久しぶりですヘルメス様!!」

 

「ん~~ファイは少しリアクションが低いが……まぁ良いだろ」

 

ヘルメスは持っている羊紙をファイとアーディに見せる

 

「これはうちのファミリアの団員が調べた物だが……どうやらラキア王国はまた戦争の準備をしている」

 

そこには急に税率を上げまた軍が大量の糧食を商人から購入した経歴や剣製都市(ゾーリゲン)から大量の武器の購入した経歴をファイとアーディに見せる

 

「確かに戦争の準備をしているな」

 

「だね……というかヘルメス様」

 

「なんだい?アーディちゃん」

 

アーディはヘルメスの方を向くと少し引きながら

 

「どうやってこの情報を手に入れたんですか?」

 

「ハッハッハッ!アーディちゃんそれは企業秘密さ!!」

 

ヘルメスは神々の言葉を使い誤魔化すが、それはきっとろくでもない方法なのだろうとファイとアーディは考えていると

 

「ちょと!私を無視しないでよ!!」

 

金髪の女神は少し怒りながらファイとアーディの方を見る

 

「この美の女神で美しい私をほったからしにして何を話してるのよ!!」

 

ファイは先ほどヘルメスが言った言葉を思い出そうとするが

 

「えっと……確か……アフロ??だったけ?」

 

「何で覚えている所がよりにもよってアフロなのよ!!私の髪は綺麗なストレートの髪よ!」

 

そんな会話を他所にヘルメスは心の中で少し笑っていた

 

(いや初めて会ったアフロディーテにアフロってWww )

 

それは神々からアフロディーテのあだ名がアフロさんと呼ばれているのは有名だがファイは初めて会ってまさかいきなりアフロの名前が出て笑っていた

 

「ヘルメス!!何笑って居るのよ!!」

 

「ごめんよアフロディーテ……でも下界の子がいきなり神々が付けたアフロディーテのあだ名当てるなんて……ちょと可笑しくて」

 

「黙らっしゃい!!」

 

アフロディーテはヘルメスに怒りを見せるがそんな事は他所にヘルメスは話を進める

 

「ファイ彼女の名前はアフロディーテで美の女神の1人だ……そうだなオラリオで言うとフレイヤ様と同じ美の女神神だ」

 

「…………成る程……魅了を使える神か」

 

ファイはアフロディーテの魅了に警戒するが

 

「安心してくれアフロディーテはとにかくわがままな神で欲しいと思った時にしか魅了を使わない神だから」

 

「いやそれのどこが安心できる」

「いやそれのどこが安心出来るんですか!?」

 

ファイとアーディは警戒するが……

 

「まぁ今回は魅了を使わないから安心してくれ」

 

「「???」」

 

「実を言うと今回アフロディーテは協力者兼……クライアント、依頼主って訳だ」

 

「?どういう事だ?ヘルメス」

 

「実の所アフロディーテとラキア王国主神のアレスは……」

 

ヘルメスは説明するアフロディーテは昔恋人が居たがアレスのイケメンにアフロディーテは惚れてしまい不倫してしまうがその後アフロディーテが不倫したことがバレてしまい当時の恋人から説教……は生ぬるい程の事を味わう事になるがその時アレスはアフロディーテを囮にしアフロディーテの恋人から逃げた

 

そしてあれから年月が経ち今アレスからもう一度アフロディーテを自身の物とするべくオラリオを攻め自身のファミリアをアフロディーテにアピールするために攻める…………ハッキリ言ってとても迷惑な神だ

 

 

 

「なぁヘルメス」

 

「…………なんだい?ファイ」

 

「神様は基本下界の刺激を求めて降りてきたんだよな?」

 

「そうだよ?」

 

「それなのに…………何故そんな下界を破滅に導く神が居るんだ?しかもその理由が好きな女に振り向いて欲しいという神々のわがままで…………」

 

「ハッハッハッ!安心してくれ!!それは俺でも理解出来ないぜ!」

 

ファイはアフロディーテの方を向き

 

「…………いっその事このアフロを……アレ……アレ……まぁ良いやあのラキアの主神のバカ神に渡せば良いんじゃあねぇか?」

 

ファイはゆっくりと荷馬車に有るロープを掴みアフロディーテに近づく

 

「ちょと!この美の女神の私を本気で縛る……あの……ごめんなさい止めて下さい……本当にお願いします……止めて下さい!!助けてヘルメス!!」

 

アフロディーテは最初抵抗しようとするがファイの目が怖くなりアフロディーテはヘルメスに助けを求めた

 

「俺としてはぶっちゃけオラリオが無事になるのならそれで良いのだが……」

 

正直この超絶わがままツンデレ神のアフロディーテ……この神を生け贄にしオラリオを救えるのならヘルメスはやろうとするが

 

「ヘルメス!?」

 

しかしそれだと結局あのバカ神のアレスは調子に乗る事が目に見えるのでヘルメスは首を横に振るう

 

「流石にそれは悪手だファイ……というか気がついて居るだろ?」

 

その言葉にファイを見るとファイはため息を吐き

 

「だからと言って巻き込まれるこっちの目になってみろヘルメス」

 

「分かっているさファイ……だからここでファイの借りを今返して欲しいのさ」

 

その言葉にファイは嫌な顔をする……それはザルドを助けそしてオラリオから脱出させる際色々と手をまわしてくれたヘルメスにファイはとんでもない貸しが有る……その為少しヘルメスを睨むがどっちにしか貸しを早く返したいファイは了承した

 

「分かったヘルメス……それで俺は何をすれば良い」

 

「いやー話が早くて助かるよファイ。何簡単な事だ……」

 

ヘルメスはラキア王国の方を指を刺し

 

「ちょっくらアリーゼ達が居る英雄の都オラリオを救ってくれ」

 

「「???」」




今日の作者の独り言


…………アルフィア人気有りすぎだろ……前話投稿UAがめちゃくちゃ伸びたよ



いやマジでヒロイン交代しそう……



まぁそれはそうとラキア王国とちょと戦争……いや蹂躙になるかも



まぁ良いかじゃあいつものやつやりまーす



面白かったらお気に入り登録と高評価よろしくお願いしま~す

ファイのヒロイン候補何となく募集します!(アリーゼとアルフィアは除く) 期限は……特に無いがだいたい3ヶ月後には終わる予定

  • リヴェリア
  • アスフィ
  • フィルヴィス
  • アーニャ
  • クロエ
  • ルノア
  • ダフネ
  • 椿
  • シャクティ
  • アミッド
  • 輝夜
  • イリア (何となく入れてみた)
  • ゼノス ファイ
  • ヘイズ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。