前世は剣帝   作:イタク

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ファイはアストレアファミリアの案内(誘拐)によりオラリアに到着すると目の前の壁の奥の塔に驚いていた


第3話ーとある居候三話

「…………デカ……何あれ?」

 

ファイは目の前のオラリオの中心部の塔の大きさに驚いていた

 

「あれはバベルの塔と言ってダンジョンの入り口よ」

 

そこにはファイを逃がさないと膝の上に乗せるアリーゼが答える

 

「…………と言うかいい加減離せアリーゼ」

 

「ダメよ、だって貴方直ぐに逃げようとするんだもん」

 

「流石にここまで来てんだ、もう逃げない」

 

「アストレア様どうですか?」

 

「……ちょお前!」

 

「嘘よアリーゼ」

 

アストレアがファイの嘘を見抜くとアリーゼはファイに全力で抱きついた

 

「ギューーーーー!!」

 

「痛い痛い!分かった!もう分かったから!もう逃げないから離せ!!!」

 

「アストレア様!」

 

「本当よ」

 

「うん、なら良いわ!」

 

そう言うとアリーゼはファイを離す

 

(酷いめにあった……)

 

ファイは自身の体を軽く動かしながらオラリオの入り口に到着すると奇妙な仮面を着けた人達が門の前に立っていた

 

「何あれ……」

 

「あれはガネーシャファミリアの団員よ」

 

「ファミリアに入って良かったと思う事が一つある」

 

「えっ何々?」

 

その言葉にアリーゼはファイに近づく

 

「少なくともあの仮面は着けたくない」

 

「ブフゥ!」

 

アストレアファミリア一行はオラリオの門番に前に到着する

 

「俺がガネーシャだ!あっ間違えた久しいなアストレア!そして俺がガネーシャだ!」

 

変なポーズをするガネーシャと名乗る男に驚きつつ

 

(……この人二回言ったぞ……おそらく名前だろう、そしてガネーシャと言うことはコイツがガネーシャファミリアの主神?と言うやつか)

 

ファイはアストレア以外で初めて見る神を見ると一つの疑問が出る

 

「アリーゼ……一つ言いか?」

 

「何?ファイ」

 

「もしかして神と言うやつらは……こう言うのが多いいのか?」

 

「うーん……個性的な神様が多いわ!」

 

アリーゼの言葉を選びファイは察した

 

「…………なぁアストレア」

 

「何かしら?」

 

「初めてカミ?のケンゾク?がアストレアで良かったと心の底から思った」

 

「そう?ありがとう」

 

「流石にアレの(変な仮面を着けた男)ケンゾクにはなりたくない、何よりうるさい」

 

「でも、ガネーシャは良い神よ?」

 

「だとしてもあのうるささには着いていけない」

 

遠い目をする子供に神ガネーシャは気がつく

 

「ムム!そこの少年!元気は無いな!では元気が出る言葉を言おう!」

 

するとガネーシャはガッポーズを決めながら

 

「俺が!ガネーシャ!だぁぁぁぁ!!!!」

 

幾度も変なポーズをしながらファイに迫るガネーシャだったが

 

「…………」

 

ファイは(何だコイツ?)と言った表情を見たガネーシャは

 

「ガネーシャ!超ショック!」

 

と言い落ち込むとその場に座り込んだ

 

「ガネーシャ元気を出して……この子は神と言う存在を知らない子だったから」 

 

「何!?」

 

するとガネーシャはファイを見ると

 

「少年!今までどこに住んでいた!」

 

「山」

 

「山?」

 

「山」

 

するとガネーシャは考え込む

 

「…………もう一つ質問だ今までどうやって住んでいた?」

 

「魚や山菜……たまにウサギやトカゲを食って寝てた」

 

「誰と住んで居た?」

 

「1人で」

 

「……………………」

 

ガネーシャは深く考えると

 

「困った事があったらオレの所に来るが良い、力になろう、そして俺がガネーシャだ!」

 

最初は真剣な表情?(仮面で分からなかったが)をしてたが、最後に変なポーズをしながら帰るガネーシャに

 

(良い人?いやカミと言うやつだから良いカミ?なのか?)

 

と少し混乱するファイには他所に門番を受付を終えたライラと呼べる少女が戻って来た

 

「アストレア様アリーゼ!受付終わったぜ!」

 

「分かったわ!行きましょファイ!」

 

アリーゼは手を繋ごうとする手を出すがファイはそれを無視し前に進むと……

 

「…………」

 

アリーゼは無言でファイに抱きつく

 

「離せ!アリーゼ歩きにくい!」

 

「イヤ!手を繋いで一緒に歩く!何せ私は貴方の保護者だから!」

 

「いつ保護者になった!?どっちかと言うとアストレアが俺の保護者だろ!?」

 

「それはそれこれはこれよ!」

 

「何言ってんのか良く分からねぇよ!」

 

ファイは困り果て抵抗するがそれに慣れたアストレアファミリアは「もう好きにしろ」と言わんばかりに無視してホームに戻るのであった

 

 

アストレアファミリアの案内の元ホームに到着する

 

「ここが私達ホーム【星屑の庭】よ!そして今日から貴方が住む場所でもあるわ!」

 

アリーゼの紹介によりホームを紹介されるとしぶしぶ、ホームに入るファイだが、とある事に気がつく

 

「…………」

 

女物の物、女性特有の匂い、そしてホームに行く途中羨ましそうに見る男達、そして何より初めて見る金髪の女が慌てている事に気がつく

 

「居候?この男の子を?」

 

「そうよ、とっても良い子だから大丈夫よ」

 

「良い子と言っても……アストレア様……男ですよ?」

 

「大丈夫よリオン」

 

「アストレア様……」

 

「なんだ?アストレア様の事を信用出来ないのか?このムッツリエルフが」

 

「ムッツリと言うな~~!!!」

 

会話を聞いたファイはある事に気がつく

 

「もしかして……この家には女しか居ないのか?」

 

「そうよ、神様が言う『男の憧れのハーレム』と言うやつよ!」

 

「外で寝る!」

 

ファイはそう言い出ていこうとするがアリーゼに止められる

 

「ダメよファイ!特に今は暗黒期と呼ばれる程治安が悪いの、だから今は外で寝るのは危険よそれに貴方は子供!保護者が居ないとダメだわ!あの【剣姫】ちゃんもリヴェリアが保護者になって居るもの!」

 

「いや「【剣姫】ちゃん」って誰だよ!それにリヴェリアって言う保護者も俺は知らん!」

 

「あっそうだったわ!ごめんなさいファイ!そこから説明しないとね……ライラお願い!」

 

「って何でアタイが説明しないといけねぇんだ!」

 

突然のお願いにライラは怒りながら言うが

 

「だって私達の中で最大派閥のロキファミリアの事を詳しいのはライラだもん!それに今後もロキファミリアと関わる事もあるし、それに」

 

「それに?」

 

「上手いことファイを使えば【勇者(ブレイバー)】と関われるわよ!」

 

その言葉を聞いた瞬間ライラは少し考え込むと

 

「よし!アタイに任せろ、ファイにオラリオの事を徹底的に教えてやるよ!」

 

(あーこれ逃げられねぇな……)

 

と諦めるファイであった

 

 

 

 

 

 

 

数日が経ちファイはオラリオの生活に慣れて行くが問題が発生した

 

 

 

朝になると星屑の庭は朝ご飯になるが約一名いつも起きて来ない人間が居た

 

「全くまたか……おいリオン!ファイの奴を起こしてこい!」

 

「分かりました、ライラ」

 

そう言うとリオンと呼ばれた少女はファイが使っている部屋に到着すると扉をノックするが反応が無く「またですか」と言い部屋に入る

 

「ファイ入りますよ」

 

そう言うとリオンはファイの部屋に入るが、ファイはベットに寝ているままだった

 

「全く、起きなさいファイ」

 

リオンに体を揺らされて起きるファイだったが

 

「……なんだ?……リオンか」

 

そう言うとファイは布団の中に入るが

 

「だからいつも言っていますが!二度寝しないで下さい!」

 

リオンはファイをベットから出そうと布団を引っ張り出す

 

「起きなさい!ファイ!」

 

「まだ夜中の朝の7時だ!俺の朝は15時からだ!」

 

「何を訳の分からない事を!」

 

抵抗するファイに一歩の引かないリオンはファイに拳骨し無理やり起こすのであった

 

 

 

 

 

 

ホームの食堂にて

 

 

「痛い」

 

「またリオンにやられたのねファイ!」

 

「あぁ……やはりエルフ?と言うのは暴力的な種族なんだな」

 

「ちょとファイ君!それはリオンだけだから!」

 

「セルティそれはどういう意味ですか!?」

 

今日もアストレアファミリアの食堂は賑やかになる

 

(それにしても……異種族か…………いつみても慣れないな)

 

ファイは、アマゾネスのイスカ、ドワーフのアスタ、小人のライラは異種と聞いても違和感が無い、何ならライラはただ身長が小さい人と言う印象しか無い、しかし違和感があるのはエルフのリオンとセルティだが圧倒的に違和感があるのが獣人のネーゼだった

 

ファイはネーゼを見ると尻尾が左右に揺れていて少し気になってしまった

 

(あの尻尾……もふもふしてて……枕にして寝てみたい……)

 

朝食を終えアストレアファミリアは

 

「さぁファイ!今日から勉強を本格的にするわよ!」

 

自信満々に言うアリーゼであったが

 

「と言っても今日から私達はオラリオで巡察があるから……」

 

その言葉を聞いた瞬間ファイは「寝れる」と考え自身の部屋に行こうとするが

 

「リオン達に頼まれて来た、品位方正で人懐こくて、シャクティお姉ちゃんの妹で、リオン達と同じレベル3のアーディ•ヴァルマだよ!じゃじゃーん!」

 

「…………」

 

ファイは逃げようとするが……

 

「逃げたらダメよファイ」

 

しかし既にアストレアがファイの背後に居た

 

(この人……いやこの神からだけは逃げられないんだよな……)

 

「分かりました逃げません」

 

「あら?今日は正直に答えるのね」

 

「逃げられないので」

 

正直の答えに少し残念がるアストレアであった

 

「君がリオンやアリーゼやアストレア様、それに私の主神、ガネーシャ様が言ってたファイくんね」

 

「ガネーシャ?」

 

どこか聞き覚えがある人物に頭を傾けると

 

「ファイ、オラリオで門番をしていた神よ……あと仮面を着けて「俺がガネーシャだ!」と言った……元気な(ひと)よ」

 

「あーあの元気な人……いやカミサマ?だったな」

 

未だに神と人の違いが分からないファイは悩みつつも答える

 

「神を人と同じように言うなんて、ガネーシャ様が言ってた変わった子と言うのは本当みたいね!」

 

その言葉に何故かファイは敗北宣言しているようにかんじるのであった

 

「まぁ挨拶はこれくらいで、アーディあとはお願いしても良いかしら!」

 

「良いよアリーゼ!あとは任せてよ!」

 

そう言う主神を初めアストレアファミリアの全員が出掛けた

 

「さて!アリーゼ達から頼まれて了承したけど……何を教えようか……一応参考書は持って来たけど……」

 

アリーゼは参考書をファイに渡すが

 

「……アーディさん?」

 

「うん何かな?」

 

「俺まだ文字読めない…………」

 

「…………」

 

「「…………」」

 

2人は黙るのであった

 

 

 

 

 

 

その日の夕方頃にアリーゼ達は汗まみれになりながら帰って来た

 

 

「今日も無事帰れたわ皆!凱旋よ!」

 

アリーゼは元気にドアを開ける

 

「ただいまーファイ!アーディ!」

 

アストレアファミリアはホームに入るとその異様な空気に驚いていた

 

「ガネーシャ……言い訳を聞こうか」

 

「俺がガネーシャだぁぁあ!」

 

「ガネーシャ!」

 

「はい!すいませんでしたぁぁあ!!」

 

そこにはシャクティがガネーシャを正座させていておりファイとアーディはソファに座り黙り込んでいた

 

「えっ何……どういう状況?」

 

状況を飲めないアストレアファミリアは混乱していると先に帰っていたアストレアが状況を説明する

 

「えっと……実を言うとアーディからファイの勉強を教えると聞いたガネーシャが「我慢出来ない俺が!ガネーシャだぁぁあ!!」と言い重要な書類を放ったらかして勝手にホームを抜け出したらしくて、それを聞いたシャクティがホームに来たのよ……」

 

言葉を選びながら答えるアストレアに……いや正確に言うとガネーシャに慣れて「あぁいつものか」と考えるとライラが

 

「それで……何でアーディと家の末(ファイ)子2号が黙っているんだ?」

 

「ライラそれは、知らずとは言えアーディがガネーシャと話してて……罪悪感?と言って良いのかしら?それで反省しているのよ」

 

「アストレア様、それで末(ファイ)子2号の理由は?」

 

「それは……シャクティの強気の圧に負けたみたいで……あぁなったと言った方が良いかしら」

 

その意外すぎる答えにアストレアファミリアはある意味驚くのであった

 

「意外な弱点ですね……」

 

「だな……ある意味意外すぎる弱点」

 

リオンとライラはある意味意外すぎる弱点に驚くのであった




小説投稿前の作者の独り言

「さて……書くか!とその前に……評価を確認確認」

作者はサイトにログインすると

評価8.33色が赤 お気に入り72

「…………」

(;ωゞゴシゴシ・・・

評価8.33色は赤 お気にいり72

Σ(O_O;)

「めちゃ上がってる!嘘だろ!しかも色が赤だと!」

作者は驚き声をあげた

「…………よし!書こう!」

φ(..)カキカキ

「うーん一旦休憩」

作者は少し評価が気になりサイトを開くと

新作日間(加点)9位

Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!

「マジか!」

と驚き就寝した

φ(..)カキカキ

「良し!出来た!」

と思いサイトを開くと

評価8.59 お気にいり171 総合評価 472

「…………マジか……」


とめちゃくちゃビックリする作者であった

「と言うか総合評価ってどういうふうに上がっているんだ?」

と思う作者でもあった


面白かったら高評価、お気にいり登録よろしくお願いします!
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