前世は剣帝   作:イタク

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戦場に1人の子供と神が戦う……その光景はある意味伝説に語られる戦いだった


第32話ーラキア王国編四話

1人の男神は剣を何本も叩き斬られるがその度に落ちている剣を拾い戦いに挑む……本来それは神の誇りとして物だろう……ただ

 

 

相手はわざと剣しか叩かず男神自身にはわざと寸止めを繰り返していた

 

「324回」

 

それは確実に相手を殺せた回数だった

 

「~~~~~!!」

 

男神は手加減されている事に気がつき木刀を剣で弾く

 

「貴様!俺を舐めているのか!」

 

「…………」

 

ファイは黙りただ何も答えず男神の剣をマジックアイテムの木刀で斬る

 

当然その行為をみたラキア軍はファイを襲うがファイは相手を見ずにまるで虫を払うかの如く打ち止めした

 

その為ラキアの……特にアレスに忠誠心がある眷属は1人また1人と倒れ残った眷属はアレスでは無く国に忠誠がある眷属のみとなった

 

「オラリオの剣帝……ここまでとは」

 

それはアレスに毒されてないマリウスが中心とした眷属だった

 

マリウスはこの戦いは敗北と決め現在倒れたラキア軍の兵士を収容又別に行軍している軍にも撤退命令を出し各々の領地への帰還を出した

 

当然それに反発する軍もいたが何故か山の土砂崩れが起きたり上空から爆発物が落ちたり、正体不明の人物もといアーディ達により撃退された

 

その為唯一何故か敗けを認めない主神アレスをよそにオラリオの講和会議を行っていた

 

「あれでもまだレベル3ですが」

 

「そうなのか?……我が国が誇る最強の将軍と同じでは無いか?」

 

「えぇ……しかし暗黒期において剣帝は当時レベル2だったのですが、闇派閥の幹部レベル3を瞬殺しました……それ以降剣帝の剣術に関しては最低1つ下手すると3つほどレベルが上とされています」

 

アスフィの衝撃の事実にマリウスは頭を抱える

 

「…………元々の舞台が違い過ぎる……」

 

その様子にアスフィは話を戻す

 

「では我々が求める条件なのですが……そうですねまずは賠償金は40億ヴァリスこれはオラリオに対しての賠償金となります」

 

その言葉にマリウスは顔をひきつめるが……払えなく無い金額……だがしかし高額の為

 

「10億ヴァリス」

 

「……では25億ヴァリスでこれ以上は値下げをしません、これでもラキア王国がオラリオの闇派閥に関与した事を踏まえても安い程です」

 

アスフィがあっさりと値下げにマリウスは驚くがそれ以上に闇派閥に関与した事がバレて居る事に頭を悩ませる

 

しかしそれを踏まえれば安いと考える、あっさりと値下げ交渉に応じこれを自身の手柄としている事だと気がつく……そしてそれはそれだけでは無いと考えたマリウスは相手の目的を考え

 

「それで、貴女達に支払う賠償金は?」

 

「5500万ヴァリス」

 

その言葉にマリウスは驚く1つ……いや戦闘に関与した2つのファミリアに対しては高額では無いと考え

 

「…………それで他の目的は?」

 

「我々に攻撃したのはあくまでもラキア軍……もとい神アレスであって民に重税をかけるべきでは無いと我々は考えていますその為我々が求める賠償金以外ですが」

 

 

 

1つ、ラキアはオラリオに対し10年間の停戦

 

1つ、ラキア王国は民に対しての税金の値下げ

 

1つ、オラリオの輸出に対して税金の撤廃

 

1つ、今回の戦闘に関しての情報は正確に国民に宣伝する事

 

1つ、闇派閥の関係は即刻断つ事

 

1つ、オラリオに移住する者が現れた際はこれを容認する事、ただし犯罪者に対しては移住は認めない

 

その為犯罪者に関してのみ返還要求を認める……しかし無実の罪又は強迫した場合はこの限りではない

 

 

以上を以てオラリオに対して和平条約とする

 

もしこれらの条約を破られた場合は新に賠償金を請求する

 

 

 

「こんな所でしょうか」

 

アスフィの言葉にマリウスは理不尽の条約では無い事を確認するが民に対して税金の値下げ等は認めると賠償金が払えなくなると考え

 

「賠償金の所ですが分割払いで構いませんか?……一括の場合賠償金が払えないので」

 

「……分かりましたでは5年でどうでしょうか?」

 

「十年でお願いしたい、流石に5年の場合我が国の運営に差し支える為ご了承して頂きたい」

 

「分かりました、では10年の分割払いで構いません」

 

「感謝する……」

 

2人の会談は呆気なく終わる、本来なら互いに駆け引きをする所だが下手に長引かせるとアレス派のラキア軍がいちゃもんを付け会談が長引く可能性があったからだ

 

「これで会談を終えるが……流石に第3者が居ないと少し困るが」

 

しかし互いに正式な会談では無い一方は一応オラリオからの代表として来ているがマリウスはあくまで次期国王だがあくまで候補であって決定権は無い……

 

このまま話を終わらせたいマリウスは考えていると

 

「問題ありません神アレスがここに居るため近くには居ませんがメイルストア王国から来た神アフロディーテが居ます」

 

「成る程……神アフロディーテに第3者として調停をして頂く……そう言う事か」

 

「えぇ……ですのでこの条約は効力を発揮しますまたオラリオから勢いがある剣帝がこのままラキア王国を攻める所を独断とはいえ停止させた事によりマリウス殿下の株を落とす事も有りません」

 

アスフィの言葉にマリウスは頷く

 

「そして現在神アフロディーテのお陰でメイルストア王国は神アレスが暴走しオラリオを攻めそれを止める為に新星気鋭の若き英雄候補の剣帝がオラリオを守るためにラキア軍を攻める、そしてラキア王国の未来を救うべく立ち上がった若き王マリウス殿下を題材にした劇団をする予定です」

 

これにより民衆を操作又マリウスの株を上げる効果を説明した

 

「ではこの会談は終わりだな……しかし」

 

マリウスはアレスと剣帝もといファイを見る、いくら暴走したアレスとはいえ神に対して攻撃出来ないと考えどうしたら止められると考えていると

 

「あぁそれなら大丈夫です」

 

するとアスフィの言葉に反応するかの如く戦場に場違いの白い服を来た女性と赤髪の眼帯を付けた女性がゆっくりとアレスとファイに近づく

 

「神の暴走に対して対応するのは……また神ですので」

 

白い服を着た女性はアレスに近づき持っている剣を構える

 

2人の存在に気がついたアレスは直ぐに逃げようとするが……

 

呆気なく白い服を着た女性に止められ赤髪の眼帯を付けた女性の足元にやると

 

「アレス……覚悟は出来ているわよね?」

 

「ヒィ!ヘファイストス……」

 

「この筋肉頭!」

 

その後神アレスは全治半年間の大怪我を負うことになるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後全てを終わらせたヘルメス達と合流し少々楽しい?宴をしていた

 

「ファイ?貴方オラリオを勝手に出ていってどうするの?アリーゼが落ち込んでいたわよ?」

 

「……」

 

現在ファイはアストレアに捕まり質問攻めにあっていた

 

「……すいません」

 

「全くライラだけに伝えて……あのあと大変だったのよ」

 

「…………はい」

 

それはまるで親が子に優しく説教している光景だった

 

「所でアストレア、アリーゼ達は?一緒じゃあ無いのか?」

 

「アリーゼ達は今2軍のロキファミリア達と一緒にダンジョンを攻略中よ」

 

「そうか……」

 

「あっそうそう最近アリーゼが武者修と言って輝夜とリオンの2人の相手をしているの」

 

「……何やってんだ?2人はアリーゼと実力は変わらんだろ?」

 

「えぇでも少しずつだけど2人を相手しているせいかアビリティが物凄く伸びてるのよ」

 

「……」

 

どうやったら伸びるんだ?とファイは考えていると

 

「あと今回元々ヘルメスからの依頼で来たんだけど……」

 

アストレアは赤髪……もといヘファイストスの方を向く

 

「ファイのアビリティ鍛冶の成長の為にヘファイストスに来るようにお願いしたのよ、ヘファイストス自身ファイにお礼を言いたいらしいから」

 

「俺に?」

 

「えぇ彼女のファミリアの団員も貴方に救われて感謝しているらしいから……けど」

 

しかし当初の予定とは違いまさかアフロディーテが居るとは知らなかったしまさかヘルメス自身ヘファイストスが来るとは思わなかった

 

だから

 

「いやーー助けてヘルメス!」

 

「待ちなさい!アフロディーテ!話しはまだ終わって無いわよ!!」

 

アフロディーテは逃げヘファイストスは怒りそれを追いかけているのであった

 

「まさかヘファイストスを連れて来るとは……少々意外だよアストレア」

 

「そうかしら?」

 

「あぁそれにファイのアビリティが鍛冶だったのが意外だ。てっきり狩猟系の物だとばかり」

 

「いや俺モンスターとはあまり戦って無いから狩猟のアビリティは持ってないぞ?」

 

「そうなのかい?」

 

「あぁ」

 

その言葉にヘルメスは悩みを深めていると

 

「やはりこれしか無いか……」

 

「ヘルメス?」

 

その様子にファイは何の事か分からず頭を傾げていると

 

「それでヘルメス何故ファイをアフロディーテに会わせたの?」

 

「ん?あぁ……少しばかりファイにお節介をしようと思ってな……ヘファイストス」

 

「何かしら?」

 

そこにはアフロディーテを捕まえたヘファイストスは縄で縛り付けその痛みか恐怖に泣いているアフロディーテを見たヘルメスは少しばかり苦笑いしながら

 

「少しアフロディーテに頼みたい事があるんだか?」

 

「……アフロディーテに?」

 

「あぁ……彼女にしか頼めない事だからね」

 

その言葉に2人の女神はヘルメスの思惑に気がつくのであった




今日の作者の独り言

投稿少し遅れました~

理由?

次の章の話の流れを考えていたからだよ……いやマジでムズイ!!けど手が抜けない!理由は簡単だ……ダンまちの世界でちょとしか出なかったがお気にのキャラを2人出すからだよ


まぁそんな訳でコツコツと次の章の話の大体の内容を考えながらですがラキア王国編の話を投稿しま~す

そんな少しテキトーな作者ですが今後もよろしければよろしくお願いします

面白かったら高評価お気に入り登録よろしくお願いします!

あっあと総合評価気がついたら5000こえてました!!

それとアンケートもよろしくお願いします!まぁ絶対にヒロインにするかは作者が想像したキャラの動きになりますが……例え1位じゃあ無くてもヒロインになる事も有りますのでどうぞ好きなキャラを投票をお願いします!!

ファイのヒロイン候補何となく募集します!(アリーゼとアルフィアは除く) 期限は……特に無いがだいたい3ヶ月後には終わる予定

  • リヴェリア
  • アスフィ
  • フィルヴィス
  • アーニャ
  • クロエ
  • ルノア
  • ダフネ
  • 椿
  • シャクティ
  • アミッド
  • 輝夜
  • イリア (何となく入れてみた)
  • ゼノス ファイ
  • ヘイズ
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