前世は剣帝 作:イタク
カン カン カン カン カカン
「またリズムが崩れているわよ」
「……はい」
ファイは珍しくヘファイストスの言う事を聞いていた……それは何故か簡単だかの女神を怒らせた末路の
カン カン カン カン カン カン!!
「今度は少し力を入れすぎ」
「はい」
ヘファイストスは鍛冶の最高位の女神、それゆえ数多の鍛冶師は彼女に憧れ教えをこうべくファミリアに入るのは多く今の様子を見たら羨ましがるだろうが
(辛い!!)
それとは裏腹にファイは純粋な鍛冶師では無い為とても辛かった
ファイは既に半日近く鍛冶場から動いて居らず逃げ出したかったがもしこの場から逃げれば怒るヘファイストス……そしてオラリオに居るアリーゼに迷惑をかけると感じひたすら剣を打った
カン!
そんな事を考えていると一瞬だけ力が抜けた筈なのに力が入る音が聞こえた
「今の音は良いわその調子で打ってみて」
その言葉にファイは打つ
カン! カン カン カン カン!
大体5回に1~2回であるがヘファイストスが望む音が打つ様になった
その後7本めの剣を打ち終わったファイにヘファイストスはファイの頭を撫でる
「今の力の入れ方を忘れないように」
「……はい」
ファイはようやく解放され体を伸ばし空を見上げると
「もう夜になってる」
ファイは朝日が昇る前にヘファイストスに捕まり剣を何本も打ち気がついたら半日以上経っていた
「それだけ集中しているって事よ」
少し上機嫌になるヘファイストスを他所に解放されたファイが思った事は
(…………寝たい)
ただ眠りたかったファイであったが
「やぁファイくんちょっと良いかい?」
しかしそれを邪魔する
「…………」
アストレアまで手を回していたヘルメスにもう逃げ道は既に埋まっていると考えたファイは諦めヘルメスの方を向く
「……用件は何だヘルメス」
「そう嫌な顔をしないでくれファイくん少し君の耳に入れたい話があるんだ」
「?」
するとヘルメスは真剣な表情をする
「闇派閥のエルフ……ディース姉妹がファイを追いかけている事が分かった」
その言葉にファイは驚く
「……何故俺を狙う?」
「簡単さ……あの完璧な計画を壊された闇派閥は君の事を狙っている……」
「ヘルメスお前の得意な情報操作でどうにかならないのか?」
「それは無理だなファイ……それにいつ俺が情報操作をしたって言うんだ?」
「ザルドを助けた時お前は俺が用意した荷馬車の前に居た……そしてザルドやアルフィアの死体が無いのに関わらず何故かオラリオは撃退では無く
「ん~やはりあの時か……少しばかりわざと過ぎたかな?」
ヘルメスの笑いにファイは呆れる
「……ほんと……神の考えは理解出来ない、特にトリックスターと呼ばれている神は特にだ」
それはヘルメスがファイ自ら気がつく事も承知で行う……もしヘルメスがその事を本気で隠すとファイが気がつか無いそれ程に神と言うやつは油断なら無い
「……神の手のひらの上…………言葉にするのは簡単だが気分が良くない」
「許してくれファイくん、これは俺の善意何だからさぁ」
しかし
「ならとりあえず一発殴らせろ」
ファイは拳を握りヘルメスの顔面を狙う
「ちょっと待ってよファイくん!?それは待ってくれないか!?」
「えっ何で?」
「俺は
ヘルメスは叫びファイに止めるよう懇願するのであった
一応拳を直すファイにほっとしたヘルメスは胸を撫で下ろす
「それで……何で俺を試すような事をする?」
「……それはまだ言えない」
「ヘルメス」
再び拳を握るファイにヘルメスは笑顔だが真剣な眼を見たファイは拳を下ろす
「悪いとは思って居るんだ……だけど本当に言えない、今言えばファイにお願いする事が失敗するかも知れないからね」
その言葉にファイは溜め息を吐き……ヘルメスは「悪い」と言い
「話が脱線したな、とりあえずディース姉妹の対策の為にアフロディーテにとある事お願いする」
その問題のアフロディーテは意識が無く……只の屍のようだ
「誰が只の屍じゃい!!」
「あっ起きたようだねアフロディーテ」
「ヘルメス!何でここにヘファイストスが居るのよ!!」
「……」
ヘファイストスはアフロディーテを睨み萎縮する
「まぁまぁヘファイストスそう睨まないでやってくれ……それでアフロディーテ、クエストの報酬良いかい?」
「まぁこっちからお願いした立場だから構わないわよ」
そう言うとアフロディーテはファイの方を向き
「さぁーーー」
その瞬間アフロディーテの言葉にファイは記憶がここで途切れるのであった
「……ここは?」
そこは見慣れた荷馬車の中だった
「あっ起きた?ファイ」
「……アーディ?」
「うんそうだよ!」
ファイはゆっくりと立ち上がり荷馬車の外を見ると既に朝日が昇っている時間帯だった
「……アストレア達は?」
「うーん朝になっているとヘルメス様以外居なくなってたんだ……あとこれ」
アーディは1つ羊紙を渡す
「これは?」
「次の目的地だよ」
そこにはどこか聞いた事がある名前だった
「オリンピア?」
その言葉にアーディは眼を光らせる
「そう!オリンピア!!」
アーディは今までに無い元気良く立ち上がる
「既に滅んだとか、もう伝説の都市だとか色々あるけど……今も存在しているなんて!!」
「あー早く行きたい!!」
アーディはウキウキと馬車を走らせる
「安全運転で頼むよアーディ」
「任せて!!ファイ!」
アーディは馬車を走らせるのであった
「ん?これ船で行かないと行けないんじゃあ無いか?」
「良く見てファイ左側に陸路だから」
アーディから言われ気がつくファイだったが
「………この地形」
しかしファイはとある事に気がつく
「この黒く塗られている所は?」
「ん~それは良く分からないな……ヘルメス様からは行ったら分かるって、あっでも絶対陸路じゃあ無いとダメみたい」
「陸路?」
「うん、でもこれ以上教えてくれなかったんだ」
「…………陸路……陸路……ね」
それは何故か……簡単だ海路では侵入不可能……しかし陸路から行けるとなると
「……何らかの力が働いているって訳か」
ファイは少し考えていると
「あっあとヘルメス様とアストレア様がこの件が終わったら学区に行けって言ってた」
「学区に?」
「うん……行かないと絶対に後悔するって」
「……学校か……朝起きれないかも」
「アハハでもこの件は多分私のせいかも」
「アーディの?」
「うん……学区は18までだから……もし私が入ろうと」
「あと三年以内じゃあ無いとダメなのか」
「うん……」
「…………そういえばアリーゼと同じ年上だったな」
「そうだよ誕生日も過ぎてもう15歳だよ」
「…………なら少しは年相応に落ち着け」
「えー私少し落ち着いているよ?」
「ベルの好みは長髪の金髪エルフ」
その言葉にアーディの動きが止まる
「!!」
「そして優しい人」
「!!!」
「これがベルの好みらしい」
「……長髪……長髪……か」
アーディは自身の髪を触りながら
「髪……伸ばそっかな」
自身の髪を触るアーディだった
(にしても……この黒く塗りつぶしたのはいったい何なんだ?)
とファイは考えるのであった
ヘルメスファミリア一向
「いや~それにしてもファイくんがここまで強かったなんて思いもしなかったよ……特にアレスが悔しそうな顔……いつ見ても思い出すよ」
その言葉にアスフィは溜め息をつき
「だから私に神々が言う
「あぁそうさ神々が言うこの
頭を悩ませるアスフィだったが
「それで……ヘルメス様……良かったのですか?」
「何がだい?」
「とぼけないで下さい……ディース姉妹の事ですよ」
その言葉に全員が黙る
「オラリオに残る闇派閥は第一級冒険者に匹敵する人物は三人居ます……ヴァレッタにディース姉妹……それを計画を破壊したファイに向かわせる為にあえてファイの居場所を流しディース姉妹をオラリオから出させるなんて……危険過ぎます!」
「けどそのお陰で今オラリオに居る最高幹部はたったの1人。しかも今アストレアファミリアのお陰で予定より早く闇派閥の大半を殲滅出来る。流石にアリーゼちゃん達でもレベル5の3人は相手出来ないし」
しかしそれでもファイに危険過ぎる
「ヘルメス様!!」
「それに……既に手は打っている」
「手?」
「あぁそうさ……ちょと反則級の手だけど……いざとなったらファイくんを助けてくれる手だ」
ヘルメスはそう言うといつものように笑うのであった
今日の作者の独り言
…………ヤバい……書けなくなった
書きたいのに……書けない……
時間が足りないし!!最近リアルが忙しいすぎる!!
てなわけで申し訳ないのですが当分の間更新が出来なくなります……大体2週間後?くらい?まぁ1ヶ月後には連載が再開すると思いま~す
そんな訳で当分更新する事が出来なくなりますが……ご了承下さい
決して連載終了じゃあ無いことだけ宣言します!!
では12月頃?に更新すると思いますので楽しみにしていて下さい
最後のいつもの奴やります
面白かったら高評価お気に入り登録よろしくお願いします
あとアンケートのご協力もよろしくお願いします!!
ファイのヒロイン候補何となく募集します!(アリーゼとアルフィアは除く) 期限は……特に無いがだいたい3ヶ月後には終わる予定
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リヴェリア
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アスフィ
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フィルヴィス
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アーニャ
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クロエ
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ルノア
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ダフネ
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椿
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シャクティ
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アミッド
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輝夜
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イリア (何となく入れてみた)
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ゼノス ファイ
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ヘイズ