前世は剣帝   作:イタク

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数時間も及ぶ船の移動をしたファイ達……道中何も事(ディース姉妹によるアーディの奮闘したが)……異常?無くオリンピアの都市に着いた


第37話ーオリンピア四話

「やって来ました!!オリンピア!!!!」

 

アーディはディース姉妹に振り回されながらも待望のオリンピアに到着するとアーディは元気良く声を上げた

 

アーディは幼い子供みたいにオリンピアの家や道、人々に感動していた

 

「お義母様がはしゃいでいるわ!お姉様!」

 

「えぇそうねヴェナ!」

 

ディース姉妹はアーディの後ろでアーディの真似をするがごとく両手を上げた

 

 

 

 

「…………」

 

ファイはその様子に少し溜め息を吐きながらも

 

「それでイリア、プロメテウスはどこに居るんだ?」

 

「…………」

 

その言葉にイリアは黙る

 

「どうした?イリア…………黙り込んで」

 

「出来ません……」

 

「出来ない?それはどういう事だ?」

 

イリアは恐る恐るだが口を開く

 

「私は……いえ私達は……プロメテウス様をお目見えしたことが有りません」

 

「見たことが……無い?」

 

「…………はい」

 

イリアは申し訳無さそうに答えた

 

「じゃあどうやって……そのプロメテウスから神託を受けているんだ?プロメテウス教団って言ったからには神託は有るんだろ?」

 

「はい……それは」

 

イリアはどう答えるべきか考えていると一人の男が2人の会話に入る

 

「そこから先は私が答えよう」

 

「……お前は?」

 

「そうだな先ずは自己紹介からだな、私の名前はエトンと言う、僭越ながらこのプロメテウス教団の議長をしている」

 

「議長?……ファミリア言うと団長の事か?」

 

「はいそのような認識で構いません」

 

エトンと名乗る男を見たファイは……何故か少し違和感……いや違う既視感を感じとり目の前のエトンと名乗る男もファイを見ると少し驚きの顔をする

 

「「…………」」

 

ファイとエトンは互いを見ると言葉を詰まっていると

 

「ファイーーこっち見てよ!」

 

そこにアーディが瞳をキラキラしながらファイを呼んだ

 

「何だ?アーディ」

 

「さっきプロメテウス教団の巫女さんが言ってたんだけど!この家や道の道路は何と千年前のままなんだって!!」

 

「へーそれは凄いな」

 

「反応薄いよ!ファイ!!」

 

「いやだって俺興味無いし」

 

「えーーー!!!」

 

その後ファイはいかに凄いのかアーディから永遠と語られるのであった

 

 

 

 

その後ファイとアーディはレアと呼ばれる巫女長から説明を受けた事を思い出してい

 

「夜の外出は控えて頂けませんか?」

 

「何故だ?」

 

「夜には……現在オリンピアは汚染された原初の炎が街に溢れています」

 

「「汚染された原初の炎?」」

 

ファイとアーディはレアの言葉……原初の炎と特に汚染された原初の火とはいったい何なのか考えた

 

「ねぇお義母様?お義父様?原初の炎って何?」

 

その言葉にファイはアーディの方を向きアーディは「ファイも知ってるよね」と言う目線を向けるが、ファイは全力で説明を拒否をしておりアーディその事に少し顔を膨らませるが……

 

「ん~神様から聞いた事も含まれるんだけど……」

 

とある1人の神が、下界の大穴から溢れるモンスターにより蹂躙される人々を哀れみ、天界の禁忌とされる原初の炎を盗み地上に与えた

 

その神の意識は分からない……だがしかしその原初の炎によって人類は蹂躙される中、希望を見た……それが仮染めの奇跡とは知らず

 

 

 

「ねぇお義母様?何で仮染めの奇跡なの?」

 

「んー実はね原初の炎には弱点があったんだと思う」

 

「弱点?」

 

「うん……物語には書かれていないけど、大穴から突如現れた巨大なモンスターに原初の炎は効かなかったんじゃあ無いかな?例えば黒竜やリヴァイアサンに何回も討伐に行ったけどエピメテウスを残して敗北した……多分だけど原初の炎は普通のモンスターには効いたみたいだけど巨大なモンスター……特に三大クエストと呼ばれるモンスターは不可能だと思う……だからエピメテウスは愚物とか呼ばれているみたい…………」

 

アーディは後半とても悲しい表情をしていた…………きっと昔の人々はエピメテウスに希望を見た……しかし……希望とは裏腹にモンスター……いや世界は残酷だった一時は世界的英雄と崇められたが巨大なモンスターには原初の炎は効かない、それはどれ程残酷な事か……アーディはプロメテウスの絶望に理解し想像出来ない程の絶望を味わったんだと考えた

 

そんな事を考えているとファイが口を開いた

 

「俺はエピメテウスが嫌いだ」

 

「ファイ!?」

 

「ちょと貴方!?何を言っているの!?客人とは言えエピメテウス様をバカにする事何て……」

 

ファイの言葉にアーディとイリアがファイの言葉を否定するが……

 

「貴方も愚者で愚物のエピメテウス様がお嫌いですか?」

 

「貴方もって事はえーとエトンさん?だっけ」

 

「はい、私も愚者で愚物のエピメテウス様が嫌いです、人々に希望を与えながら何も成し遂げなかった、愚物のエピメテウスが嫌いです。」

 

その言葉にアーディは何かを言おうとするがイリアはアーディの服を引っ張り悲しい表情をしながら首を横に振った

 

「俺はエピメテウスが嫌いだが、そこに関しては正直どうでもいい」

 

「…………ではどこが嫌いなのですか?剣帝様?」

 

「剣帝は止めてくれ……ファイと呼んでくれ」

 

「失礼しました。ではファイ様?貴方はエピメテウスのどこが嫌いなのですか?」

 

「…………剣を置かなかった事」

 

「剣を?置かなかった?それはどういう意味ですか?」

 

ファイの意外過ぎる言葉にエトンは気になり質問を続けた

 

「エピメテウス絵本で書かれている通り、その存在が表舞台から消えるまで人々を助けた…………そして助けた人々には「何故もっと速く来なかったのか!」と言われ石を投げられながらも、人々を助けた」

 

その言葉にアーディとイリアは黙る

 

「人々を助けられなかったのですから当然では?」

 

「まぁな……なら助けなければ良かった」

 

ファイの……正義の眷属とは言えない言葉に全員が驚く……オリンピアはファイの情報が入っていた……そこには正義の眷属として納得する程の情報だった……しかし目の前のファイはとても正義の眷属とは思えない程冷酷な事を言った

 

「人々に石を投げられながらもエピメテウスは人類を助け続けた……民衆にバカにされながらも……いったい何の為に助けたのか……俺には理解出来ない」

 

「それは……」

 

ファイの言葉にエトンは難しい顔をし黙ってしまう

 

「俺が思うに……エピメテウスはただのバカだ」

 

「バッ…バカですか?」

 

突然のバカ発言にエトンは目を見開き驚愕な目をする

 

「あぁ……エピメテウスはきっと目の前に助けを求められたら助けるバカだ……そして俺はそんな奴らを知っているから……嫌いだ」

 

「ねぇファイそれってアリーゼ達の事を言ってるの?」 

 

「あぁそうだぞ?アイツらバカだ……人々に石を投げられながらも1人でも多く救おうとしたバカな眷属でアーディお前もバカだ」

 

「ちょと!私バカじゃあ無いよ!!」

 

「いいやバカだ。見ず知らずの人間を命掛けで助けようとするんだ、バカ以外何がある?」

 

「ムーーー!!ファイくんのバカ!!」

 

バカバカと言われアーディはファイの体をポカポカと叩く………が、レベル4の冒険者ポカポカと叩いたがレベル差が有りファイはまるでハンマーで叩かれたように感じ取った

 

「痛い痛い!!本気で叩くな!!俺とアーディお前のレベルの差は一つ有るんだぞ!?」

 

「うるさーーい!!」

 

身体の悲鳴をアーディに訴えるが当の本人は「知ったことか!」と言わんばかりにファイを叩いた

 

「「私達も手伝うわ!!お義母様!!」」

 

「うん!!遠慮無くやっちぁて!!」

 

「「はい!お義母様!!」」

 

その後ディースも加わりアーディとディース姉妹はファイを叩いた……その後ファイは全身の打撲の怪我を負うはめになるのであった

 

「アーディ……ディース姉妹……痛い」

 

「…………ごめんなさい」

 

「「ごめんなさいお義父様!!反省するからもっと怒って!お義父様!!」」

 

ファイは何故か怒られるのが嬉しそうにするディース姉妹に悩むが

 

「…………何で怒るのにそんなにうれしそうにするんだ?」

 

と思いながらもアーディとディース姉妹を説教するファイであったが

 

「ファイがエピメテウスをバカにするからだよ!」

 

「アーディ……その件より後で俺の身体の傷の件についての説教だ」

 

「…………ごめんなさい」

 

ファイは頭をかき溜め息を吐き

 

「あーそれでエトンさん?その穢れた原初の炎について説明して貰っても良いか?」

 

「あっはい、では改めて説明を」

 

突然の話を元に戻すファイに驚きつつもエトンは先程の話に戻した

 

「現在オリンピアは穢れた原初の炎により空気が汚染されています」

 

「…………マジか」

 

「私結構吸っちゃたよ!どうしよう!ファイ」

 

「お姉様!私も結構吸っちゃたわ!」

 

「私もよヴェナ!どうしましょう?」

 

ファイは真剣にその言葉を真摯に受け止めアーディは戸惑うがディース姉妹はいつも通り?の反応するが

 

「安心して下さい……現在オリンピアはまだ穢れていない炎の力により日中は安全です……ですが夜になると危険ですので室内にいて下さい」

 

「?それだと室内も危険じゃあ」

 

「夜になると室内はまだ穢れていない原初の炎を多く置いていますので室内は安全です」

 

エイトの言葉にアーディは安心する

 

「じゃあ安全だねファイ!」

 

「…………そのようだなアーディ」

 

ファイは少し違和感を感じるが……

 

 

 

取りあえず揺れないベットが恋しいファイであった

 

 




今日の作者の独り言

皆さんお久しぶりです。ある程度話が纏まったので連続投稿します

あと投稿が遅れてしまい申し訳ありません。理由についてなのですが……実はその~……前の話を投稿した2日後インフルにかかってしまい書けなくなってしまいました!

まぁそれから大変で地獄の2日間過ごし治ったなら治ったでたまってしまった仕事に埋もれてしまいました!

そしてその結果クリスマスはいつも通りボッチで過ごしました!!



とりあえず話はバチコーン変わるけどアンケートそろそろ締めようかなと考えています。理由についてなのですがアンケートがもう変動しないように感じましたので今回の連続投稿が終わった……3日後?辺りに締めようと思います

いつも変な所がテキトーな今日の作者でした

面白かったら高評価お気に入り登録よろしくお願いします!

ファイのヒロイン候補何となく募集します!(アリーゼとアルフィアは除く) 期限は……特に無いがだいたい3ヶ月後には終わる予定

  • リヴェリア
  • アスフィ
  • フィルヴィス
  • アーニャ
  • クロエ
  • ルノア
  • ダフネ
  • 椿
  • シャクティ
  • アミッド
  • 輝夜
  • イリア (何となく入れてみた)
  • ゼノス ファイ
  • ヘイズ
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