前世は剣帝 作:イタク
「…………死ね」
それは純粋の殺意だった……ただ目の前の炎を纏う異形を斬るだけの一撃……ちりも残さない一撃を炎の異形を斬った
(?)
しかしファイの考えとは違い直ぐに理解した
それは前世の黒い異形とは違う感触にただ炎を斬っただけの感触だった……
ファイは直ぐに斬った炎の異形に剣を向けるが炎の異形は消えていた
(何なんだ?あれは?)
ファイは炎の異形について考えていると
「何故!貴方がここに居るのですか!?」
その声の主の巫女長のレアの方に顔を向け
「……何を隠している?」
「!!」
ファイの問いに巫女長のレアは黙る
「まぁ良い……取りあえずこの炎の異形を片付ける」
ファイはそう言うと単身で炎の異形の群れにつっこんだ
ファイの卓越した剣で炎の異形を倒しレアの方を向く
「炎の異形は片付けた……」
ファイは自身の剣を鞘に収め
「さて説明して貰おうか……今オリンピアが起きて居る事についてそして……さっき戦った炎を纏う異形について」
ファイの殺気とも言える言動に巫女や兵士は後退りをする中
「剣帝様、先程言った炎を纏った異形は炎人と言います」
「炎人?」
ファイは初めて聞く物に疑問を覚えた……
ファイはライラからある程度モンスターについて教えて貰ったがそんな名前のモンスターは聞いたことが無かった
「その炎人か?あれはオリンピアに生息するモンスターなのか?」
「…………違います」
イリアは戸惑いながらも…………ファイに炎人の正体を告げた
「炎人……あれは人の魂が穢れてしまった……成れの果てです」
その言葉にファイは驚いた
この世界は魂と言うものは神達により証明されたが、それらを決して見ることが出来ないものだが
ファイの目の前に穢れたとはいえ魂の存在が目の前に現れたのであった
「……穢れた……魂」
(あんなもの……人と呼べるものか!あんなのは……あんなのは……人の心を無くしたただの異形じゃあ無いか!)
それは前世の世界でファイが滅ぼした黒い異形に似ていた
その為衝撃を受けているが
「剣帝様?大丈夫ですか?」
「あっ……ああ大丈夫だ」
ファイは深く呼吸し、周囲の人達の様子を見るとそこには疲弊した兵士と巫女の姿……そして何故そんなにも悲しい顔をするのか
(いったいどういう事だ?)
ファイは戦士と巫女の顔に動揺を隠せ無いが一つだけ確かな事が分かった、それは前世の黒い異形と異なるものと言う事に
「取りあえず。夜も遅いし明日改めてアーディ達を交えて説明してくれ……流石に眠いし今は頭に入らない」
「分かりました……では明日アーディ様達も交えて説明させて頂きます」
「分かった」
ファイはそう言う来た道にもどるのであった
翌日
ファイはアーディとディース姉妹と一緒にオリンピアの秘密を巫女長のレアから説明を受ける
「では改めて……現在オリンピアで起きた全てを貴方達にお教えします」
その内容はとても信じられる物では無かった
原初の炎が突如穢れ始めた、原初の炎を当初何とかしようと手を尽くすが、解決する事が不可能となると解決では無く封じ込めに切り替えた……それ程までに原初の炎は強すぎた
その為プロメテウスからの神託を頼り今まで封じ込めに成功していたが……とうとう封じ込めの限界に達し穢れた原初の炎が地上に溢れてしまった……
それはまさに地獄だった、ある者は生身で全身が炎に燃やされ、ある者は助けようとするが……少し触れただけで瞬時に燃え広がった
その結果たった1日で千年間も続いた神秘の都市オリンピアが滅びた
「「「…………」」」
ファイとディース姉妹はどれ程の地獄だったのか……想像がついた……それはオラリオ以上の悲劇だと
「…………一つ質問しても言いかな?」
アーディはその暴走に一つだけ疑問に思った事がある
「オリンピアは1日で滅んだって言ったけど、オリンピアは目の前にあるけど……」
「それは……魂の残りかすです」
「魂の……残りかす?」
「はい……穢れたとは言え原初の炎の力です……魂に残った記憶を元に都市を完全に再現する程の力は余裕にあります」
その言葉にアーディ達は言葉を無くす……果たしてこの問題を解決出来るのかと……
「ですが希望はあります!」
しかし希望があると巫女長のレアは言う
「神々の中に聖火の炎を司る神!ウェスタ……かの女神こそ我々の希望!まだ下界に来ては居ませんが聖火の炎があれば穢れた原初の炎を浄化する事が出来ます!!」
「何故そう言える?」
「プロメテウス様からの神託です」
「神託?」
「はい……神託によると女神ウェスタは原初の炎を浄化する事が可能と記載されています」
「…………そうか」
ファイはレアの言葉に深く何も言わなかった……いや違う言えなかった……彼女に言える言葉を持っていなかった
ファイ達はレアからの説明を終え一つの部屋に集まる
「…………ねぇファイ……いったいどうしたら良いのかな?」
「何がだ?」
「原初の炎についてだよ……私達でどうにかならないのかな?」
「……不可能だ……そもそも原初の炎は神々の神威と同じ程の力を持って良いと思う。現に都市一つを蘇らせた……そして何より問題なのは炎人……レア達の話が本当なら無限に復活する、まるでダンジョンのモンスターだ」
「だけど……どうにか救いたいよ…………ファイ」
「アーディ……それは」
「勿論無理だって分かるよ……無理だってけどさ……どうにかしたいよ」
アーディの言葉にファイは頭をかきながら
「それなら……まずはプロメテウスを探さないとな」
「「それは何故?お義父様?」」
するとずっと黙っていたディース姉妹が声をかけた
「簡単だ、原初の炎は天界から来た、なら俺達がいや
「吐いてって……神様相手に物騒だね」
「そうか?」
「そうだよ!」
アーディは呆れながらも「どうなったらこう育つんだ?」と心残り中で悩むのであった
ファイ達は早速神プロメテウスを探していた
その為ファイの案内人のイリアを、部屋に呼ぶ
「てなわけでイリアさん神プロメテウスに知っている事教えて貰っても良い?」
「それは……構いませんが…」
イリアはそう言うがそっとディース姉妹の方を向くと、そこには
「お姉様ここはやっぱりこの長いのが良いと思うの!」
「ダメよヴェナ、この綺麗な褐色の肌を綺麗な物にするのはこの太いのよ!」
そこには子供が見てはいけないR18禁の性の玩具を握るディース姉妹が優しい?拷問の道具を握りしめイリアに試そうとしていた
「私!無事にここから出れるのですか!?」
「安心しろ、
ファイの言葉にディース姉妹は横に目をそらしながら
「……………………えぇ勿論よ!お義父様!!」
「そうよ!この綺麗な褐色の肌をぐちゃぐちゃに汚そう何てこれっぽっち考えて無いわ!」
「何で正面向いて言わないの!?そして最初の言葉の間はいったい何!?」
「それよりプロメテウスについて知っている事を教えてくれ」
「こっちはこっちで正常運転!?……えっ何!私がおかしいの!?」
イリアは自身がおかしいのか疑問に思ったいると
「アハハ、大丈夫私もおかしいとおもうから」
「アーディさん……ありがとう」
イリアはアーディの手を強く握るのであった
「さて話を戻すがイリア、プロメテウスに会うことは出来るか?」
「不可能です、私達巫女も実は幾度もプロメテウス様を探そうとしましたが未来を予知する神ですので全てかわされました」
「そうか……プロメテウスはそれ程用心深いのか」
「はい……」
イリアの言葉にアーディ達はプロメテウスを隠れ家をどのように探すか作戦会議をする
イリアから持たされた情報は少なかったが……だが一つだけ分かった事があった
「プロメテウスは神殿に隠れて居ると」
それはアーディから出た言葉だった
「…………それは何故だ?アーディ」
「神プロメテウスはイリア達巫女を眷属をする時は眠らせてからしているって言ってたよね」
「えぇ……確かに言ってたわ!お義母様!」
「ならどうやって自身の巫女を眷属にすると思う?」
「そんなの未来予知で……」
「前提が間違っているよファイ、神に未来予知は無い、それは下界の絶対のルールだよ」
その言葉にファイは目を見開く……それもそうだファイの悪友のエレボスは可能性を残すために悪になった……それはあくまでも可能性ゼロを1にする為の所業であって未来を定めていない
なら
「プロメテウスはあくまでも未来予知に匹敵する程の予測であって未来予知をしていない」
「その通り!!だからきっと神プロメテウスは今もどこかに隠れて私達を見ている筈だよ!!」
「だが……どこに隠れている?ここに残っているのはプロメテウスから恩恵を授かっている人間しかいないぞ?」
「んーじゃあきっと隠れ家に隠れているんだよ!神は食事なんていらないってガネーシャ様言ってたし!」
「そうか?」
「そうだよ!」
アーディの自信満々に答えるのであった
今日の作者の独り言
…………今回特に書く事が無いな……
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ファイのヒロイン候補何となく募集します!(アリーゼとアルフィアは除く) 期限は……特に無いがだいたい3ヶ月後には終わる予定
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リヴェリア
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アスフィ
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フィルヴィス
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アーニャ
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クロエ
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ルノア
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ダフネ
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椿
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シャクティ
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アミッド
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輝夜
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イリア (何となく入れてみた)
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ゼノス ファイ
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ヘイズ