前世は剣帝 作:イタク
第47話ー学区入学一話
「本当によろしいのですか?」
それは巫女長のレアからの言葉だった
「はい!それに今後オリンピアの復興でも物資は大量に必要ですし私達が貰うのは違うかな」
アーディは荒れたオリンピアを眺め少し寂しく感じ取る……
「ですが……ファイ様からリヴァイアサンの素材で出来た剣を貰うとなると……我々はどのようにお返しすれば」
そうそれは今後の事を考えたファイは原初の炎の弱体化させる為に剣を打ち直して出来た剣をオリンピアに渡していたのだ
「別に構わない元々貰い物だからな」
「ですが……」
レア達巫女はどうしたものかと考えているとファイは少し溜め息を吐き
「なら原初の炎が浄化出来たらオラリオに居るアストレアファミリアに渡してくれ旅が終われば俺もアストレアファミリアに戻る」
「分かりましたこの命にかけて必ず送り届けます」
別に命までかけなくても良いのにと思うファイであった
とある丘にて
「エピメテウス様」
「エトンで構わない」
そこにはエピメテウスと巫女のイリアが居た
「見送りはよろしいので?」
「あぁ……アイツは別にそれを望んで無いからな」
そこは清々し顔をしているエトンの姿だった
「エトン様これからどうするので?」
「そうだな……まずは戦友の子孫達が安全に暮らせるまで原初の炎の門番でもしておくか」
「…………その後は」
「オラリオに行く」
「!!」
エトンは笑みを浮かべる
「俺はもう一度英雄を目指そうと思う……あんな子供に負けられないからな……それに」
「それに?」
「こんな俺に憧れる子供が居るんだ。なら今を生きる英雄として手本を見せないとな」
エトンは剣を握り締しめる
「まずはレベル上げだな神の恩恵は
「…………そうですね」
「あとアーディが言ってたコンバージョン?を出来るよう神様にお願いしないとな。どこに居るか分からない神様を見つけないt……」
「……ダメだ」
「イリア?」
「お前は私の英雄だ。他の天の同胞にやるものか」
イリアは手で前髪を弄りいつもの笑顔では無く冷静な顔をしていた
「まさか……イリアがプロメテウス様だったのか」
その意外な反応にイリア……いやプロメテウスは少し複雑な顔をした
「随分と冷静だな?てっきり怨み辛みを言うかと思ってたが」
「勿論貴女を怨んでいます…………ですがそれと同時に貴女に感謝しています神様…………俺を選んでくれてありがとう。」
「そうか……私もお前を選んで良かったと思っている」
エトンの表情はとても綺麗な表情をしていた
「では早速今日からレベル上げだな」
「あぁそうだな弱体化した原初の炎とは言え炎人は現れる。レベル上げには丁度良いだろう」
「ですね……私が居なくても良いようについでに兵士達を鍛えるとしましょう」
「ホウ」
「早速テントに戻りオリンピアの復興と同時にしごきますか」
「ほどほどにしろよ私の英雄」
「えぇ死ぬ限界はわきまえていますので」
「…………」
(やはり英雄は脳筋が多いな)
そう思うプロメテウスだった
オリンピアを出たファイ一行
「随分とオリンピアに居すぎたな」
「私はもう少し居たかったな~」
「バカ言え学区の入学に間に合わなくなるだろ」
「それもそうだね」
そこは馬車を操作するアーディと後ろに座るファイが会話していた
「それにしても学区か……ちょと楽しみだね!」
「そうか?」
「うん!私学校とか行ったこと無いから楽しみなんだ~」
アーディは学区に興味津々だった
「そうか……俺は別にどうでも良いかな?」
「えっ!そうなの!?」
「あぁ生きるために必要な知識はライラから大分教えられたし……まぁ要らない知識も教えられたが」
それはダンジョンのポーションの素材や毒物や危険な植物やモンスター……そしてイカサマの仕方など大量に仕込まれた
「でも学区にはオラリオには無い最新な情報があるんだよ!」
「オラリオには無い?」
「うん!新しい技術やポーションの研究!病を癒す伝説の場所が記された遺跡の発見とかいろいろあるんだよ!」
「…………ポーションの研究……か」
「うん!そうだよ」
それは持病をわずらって寿命が短い
(二人にはヘルメスに頼んで希少な精霊樹の樹木と毒の巡りを遅らせる薬草を定期的に送るよう頼んではいるがあくまで時間稼ぎ……根本的な解決にはなってないからな)
そう考えるファイであった
数日が経ったある日ファイ達は盗賊に襲われるが直ぐに撃退し道中の街で盗賊達を引き渡し小銭を稼いでいたが……
「ねぇファイ」
「何だ?アーディ」
「お金が足りないよ~もう底が突きそう」
「残っているヴァリスは?」
「777ヴァリス」
何故777と言う奇跡的なお金の残りかた……だったが
「確かに少ないな」
「うん……どうしようか」
二人は少し悩んでいると
「お義母様!なら一緒に盗賊の真似事しない!」
「それなら一発で大金を稼げるわ!」
無邪気に……言うが
「ダメだよそんな事は!」
「えーーー……でもお義母様が言うのなら」
「そうねヴェナお義母様が言うのもの盗賊はダメね」
二人の悪の感性にファイとアーディは悩む
「…………どうしようか……ファイ」
「俺に振るなよ……俺も分からない」
そしてファイとアーディは悩みながらも学区に向けて馬車を進ませるのであった
それから数日が経ち四人は何とか道中のモンスターの駆除や盗賊の捕縛等で小銭を稼ぎながらとある場所に到着した
「やっと……ついた」
そこはウィーシェの森エルフの中では珍しく開放的なエルフの里で希に精霊樹の木をアルフィアに流している所でファイ自身とても感謝している場所だ
そしてそこには物凄くでかい船が目の前にあった
「デカ……あれが空を飛ぶのか」
「本当に大きいね……それよりも早く宿を取らないと」
「そうだな少し急ぐか」
そう言うとファイとアーディは急ぎ近くの宿舎に泊まろうとするが……
「ごめんなさい既に満席なんですや」
「えーー私達学区の試験を受けに来たのに」
「皆さん同じ理由で泊まっておられまして恐らく全ての宿舎は満席かと……一応一部の森を解放しそこでテントで休まれている方達が居られますが…………」
そのご宿舎を後にしたファイ達は宿舎のエルフの人から教えられた森に向かうかと考えたが…………
「ダメだねファイもしディース姉妹が見つかると大事になりそう」
「だな……どうした物か」
ファイは馬車で寝ているディース姉妹を見るとそこには子供のようにはしゃぎ疲れた姉妹を見る
(本当にどうしよう……1度引き取る事を決めた手前放置するのはダメだし……放置するとしても危険過ぎるし……)
ファイとアーディが街の外れで悩んでいると
「あの!」
「「ん?」」
ファイとアーディが振り返るとそこには山吹色の髪を後ろに結んだポニーテールで紺碧の瞳を持つエルフの女の子が居た
「えっとその……大丈夫ですか!」
いきなり声をかけられた二人は少し驚く
「大丈夫だよ」
「まぁ大丈夫だな」
「本当の本当に大丈夫ですか!」
少女の真剣で純粋な目に当てられた二人は……
少し躊躇ってしまう
「もしかして泊まる場所が無くて困っているのですか!」
その純粋な目で見られた二人は
「…………はい困ってます」
「アーディ…………」
「いやだって幼い女の子が純粋な目で見るんだよ!」
「俺の保護者代理って自覚あるのか?」
「うっ……どうせアリーゼの代わりは荷が重いよ……」
「安心しろ」
「何が?」
「アーディ安心しろアリーゼは勝手に自称しているだけで実際保護者らしくしたことなど殆ど無いしアリーゼに比べると保護者らしいぞ」
「それって殆ど変わらないって意味じゃあ無いかな!?」
そんな会話をしていると
「あの!良ければ私の家で泊まりませんか?」
「「えっ?」」
「えっとその……貴方達は旅人何ですよね?」
「…………まぁ今は旅人だな」
「そうなるかな?」
エルフの女の子からの質問に正直に答える実際二人は冒険者としては休業状態であり旅人として今は世界を回っていたので実際は
「ならその旅の話を聞かせて下さい!代わりに宿の提供します!」
「えっ良いの?」
「はい!親は私が説得します!」
エルフの女の子は自信満々に答える
「そう言えば名前を名乗って無かったですね!」
エルフの女の子は二人の前に達名前を名乗った
「初めまして!私の名前は誇り高きウィーシェの森のレフィーヤ・ウィリディスです!」
これはあのリヴェリアの弟子となるエルフの女の子と初めて出会った話
その後レフィーヤは親に物凄く怒られるのであった
「
「何か居心地が悪いねファイ」
「だな……今から森にテントを張りに行くか?」
と会話する二人であった
今日の作者の独り言
ようやくレフィーヤを登場させることが出来ました……長かった……
それはさておきようやくファイとアーディは学区に入学します!!
それにしても……暗黒期から書いてからもう少しで半年がたってしまいます……これまで読んで下さりありがとうございます!
これからも面白い事を書いていきますのでどうぞ応援の程をよろしくお願いします!
(作者は多分面白い事を書いてると信じています)
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あっあとアンケートはこの投稿から3日後に締め切ります
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前世は剣帝
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前世は剣帝、今生は正義のお荷物