前世は剣帝   作:イタク

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ファイとアーディの二人は何だかんだありレフィーヤの実家に泊まる事となったがディース姉妹がやらかさないか二人は常に冷や汗をかき


結局一睡も出来ずに学区の入学試験を受けるのであった


第48話ー学区入学二話

「次の方どうぞ」

 

ファイは眠そうな顔をしながら入るとそこには複数の神と思われる存在と

 

「…………ほう」

 

長身のドワーフはファイを値踏みし……ただ一言いうとニヤリと笑う

 

(ドワーフか……にしては長身だからハーフか?)

 

そう重いながらファイは用意された椅子に座ると早速神々から質問される

 

「君はどうしてこの学区?」

 

「ヘルメスから行くように勧められたから」

 

「ヘルメスに?」

 

中心に居る神は少し驚いた顔をすると同時に興味深いと考えていると

 

「あっそうだ学区に着いたら渡すのがあった」

 

そう言うとファイは持っていた自身のリュクから何かを探しとある物を見つける

 

「あったこれだ」

 

そう言うとファイは学区の中心人物()と、思われる()に渡す

 

渡された神は恐る恐る手紙を開くと驚いた表情をし隣に居る長身のドワーフに渡すとドワーフは少し冷や汗をかいた

 

「……えっと君はこの手紙を読んだかい?」

 

「いや読んで無いヘルメスから読むなと言われたから……アイツ約束守らなかったら何されるか分からないし」

 

そう言うと神はホッとすると手紙の内容が気になり他の神が見ると同じく冷や汗をかいた

 

「嘘!」

「マジかよ」

「えげつねぇなヘルメス」

「あははこれはアオハルとは言えないね」

「と言うかこれ俺達の事も書いてるし……」

「そうね……少し困ったわどうするバルドル」

 

「受け入れるしかあるまい……今回の定員は六人だが特別枠として二人を入れるか」

 

「そうですね……と言うか私としてはファイくん……いや」

 

長身のドワーフはファイを見つめる

 

「剣帝を入学させるのは賛成です」

 

「そうか……ならファイとアーディは特別枠として入学させよう」

 

バルドルはそう言うとその場に居る全員が頷いた

 

「所で何か要望があるか?」

 

「少し問題が……違うな実は大きな問題があって……」

 

ファイは語るとある保護した二人のエルフについて……勿論その事を聞いた神達はため息を吐きどうするか悩んでいるとバルドルと呼ばれた神は真剣な表情で質問した

 

「君はディース姉妹について責任を持つのかね?彼女達は虐殺を繰り返した異常者だ……もし彼女達が暴れたら」

 

その言葉を聞いたファイは感情的に怒ってしまう

 

「それを言うのならお前ら神達にも責任がある」

 

「…………私達に責任?」

 

「あぁ……お前達神は地上に降り確かに世界は良くなったと思う……だがなそれと同時にお前達神々は俺達を道具として見ている節がある娯楽に飢え地上の人間で遊ぶ神々が多すぎる。そして善神と呼べる神は少ないその結果お前達神々の邪神とも呼べる神々によってディース姉妹が生まれた……もし世界が平和なら生まれなかった悪だ」

 

ファイは神々を睨みファイ自身の怒りをぶつけてしまった

 

「そして俺にとって一番嫌いなのは剣よりも危険な神の恩恵を『面白そう』と言う下らない理由で所構わず人々に与える事だ……あれがどんなに危険な物かお前達神々は認識しているのか!!」

 

その鬼気迫るファイの言葉で神々は萎縮してしまい、ファイはうっかり感情的になりそれと同時に目の前の神には善神の神で言い過ぎたと反省し

 

もう1つの思いを目の前の神々に伝えた

 

「だが善神と呼べる神々によって世界を救われたのも事実だ……その事は本当に感謝している」

 

それはファイの本当の感謝の気持ちだった

 

その言葉を聞いた長身のドワーフは口を開く

 

「バルドル」

 

「何かな?」

 

「ディース姉妹について私が責任を持とう」

 

「レオン?」

 

「もし彼女達が暴れたら恐らく……と言うより私にしか止められないだろう」 

 

「それはそうだが……レオン大丈夫か?」

 

「問題無い……それに……」

 

レオンはゆっくりと椅子から立ち上がる

 

「神々の責任と言うが私にもあるだろう。ゼウスとヘラが居た時代彼らに勝てる程の力があればディース姉妹は殺戮を辞めていた……私達がゼウスとヘラと同じ力があれば闇派閥何て誕生しなかったし……ディース姉妹は早く捕らえられ罪を償っていたかも知れない」

 

「しかしそれは可能性の話だぞレオン」

 

「あぁそうだ……そして今その尻拭いを目の前の子供がやっている。それはディース姉妹は殺しを辞め……罪を償う可能が生まれる。それにファイの話を聞く限り彼女達はファイとアーディの命令は聞くんだろう?」

 

ファイは少し微妙な顔をする

 

「……まぁお義父様って言いながらだがな」

 

「それは僥倖……それにバルドル」 

 

「何だ?レオン」

 

「俺も少し歯ごたえのある相手と戦いたい」

 

「それが本音か……まぁ良いだろう」

 

そう言うとレオンはニヤリと笑いファイは先ほど喋ったドワーフを観察する……無駄の無い動き……そして強者特有の威圧感に

 

(コイツ……今のザルドと同じ位強いな……いや下手すると今のザルドより強いかも)

 

「言っとくが俺はお前と戦うつもりは無いぞ」

 

「それは残念だ」

 

(バルドルにレオンか……ザルドが言っていた現代の英雄候補の中で最も英雄に近いドワーフの冒険者……そしてザルドとアルフィアと同じレベル7か……正直今の俺では勝てるか怪しいな……と言うか残念って言いながら絶対勝負する気だコイツ)

 

「……分かったレオン。ならディース姉妹が問題を起こしても対応出来るようにお前の隣の部屋にするか……それとディース姉妹が暴れないようにファイとアーディも同じ部屋にするのが条件だ」

 

「…………いやそれは……アーディだけで良いだろ?」

 

「何を言うディース姉妹がもし別れて行動した不測事態を踏まえてお前達二人は同部屋だ」

 

(嘘だろ……おい)

 

その事にファイは物凄く嫌顔をするのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後無事?入学を果たすファイとアーディそして何故か露出度の激しいメイド服を着るディース姉妹であった

 

「なぁ……何でメイド服何だ?」

 

「可愛い!お義父様!」

「男の人はメイド服が好きって聞いたから着てみたのお義父様!どう!?」

 

「…………可愛いぞ」

 

「「ヤッター!!」」

 

二人ははしゃぎながら用意された部屋で走り回るのであった

 

(疲れたし……寝るか)

 

ファイは学区から用意された部屋のベットに横になる……そして久しぶりにふかふかベットに横になると……

 

(これは!?……物凄く柔かい!)

 

そこにあるベットはとても言葉に出来ない程気持ち良く……まるで人間をダメにするベットであった

 

(これ良いな……欲しい……あとでレオンにどこに売っているのか……聞いてみる…………か)

 

ファイはあまりにも気持ちよすぎるベットに意識が取られ寝てしまう結局夕方まで過ぎまで寝ていると

 

「ファイ起きて」

 

流石のアーディから起こされた

 

「…………アーディ?どうした」

 

「どうしたって……少し寝すぎよファイ」

 

アーディの指摘にファイは時計を見ると

 

「何だまだ夕方の7時じゃん」

 

「いやもう夜の7時だよ!」

 

アーディはどうしたとのかと悩むが

 

「それでどうした?何かあったのか?」

 

「何かって…………ファイ!」

 

アーディは少し怒りだす

 

「私!ファイとディース姉妹が入学出来るように契約書とか色々やったんだよ!もう何あれ!って言いたい程の契約書を読まされてもう疲れたんだよ!ご飯位作っても良いじゃん!」

 

「あっ…………うんごめんそしてありがとう」

 

「もっと感謝込めて言ってよ!ファイ!」

 

アーディの苦労に少しファイは罪悪感を感じとりご飯を作るのであった

 

 

 

夕食時

 

ディース姉妹は早速レオンと模擬戦をやっておりファイはアーディから学区の説明を受けていた

 

「でっここから何だけど学区には『戦技学科』『教養学科』『鍛冶学科』『錬金学科』って言って選べるみたいだけどレオンさんから『戦技学科』を取ってくれって言われたからついでに最低限の科目は入れるよ」

 

「へーー」

 

「全く興味無いみたいだね!」

 

「実際興味無いからな」

 

「ムーー……じゃあ次行くよ」

 

するとアーディは学区の資料をファイに見せる、それはパンフレットで各コースをファイに見せた

 

「それとは別に複数の科目は……」

 

アーディは一つファイが興味持ちそうな科目を優先的に見せた

 

『魔法学』『詠唱術』『魔術発展』『精霊学』『融和学』『 錬金法』『調合学』『調理学』『秘薬学』『鍛学』『怪物調教術』『種族史』『古代史』『現代史』『地理学』『神時代論』『総合神秘学』『終末対論』『共通語学』 『エルフ語』 『ドワーフ語』「獣人語』『獣人種別語A』『獣人種別語B』『小人族語』『女戦士(アマゾネス)語』『舞台学』『演劇学』『演奏学』『音楽学』『詩学』『剣術』『槍術』『弓術』『斧術』『格闘術』『杖術』『総合戦闘』等大量の科目があった

 

「アーディこれで全部か?」

 

「まだあるよ?」

 

「…………多い」

 

「全部聞く?」

 

「いやいい」

 

そう言うとファイはじっとパンフレットを見る

 

(言語はいいか……エルフ語はリオンやセルティ、から小人語はライラ、獣人語はネーゼ、ドワーフ語はノイン、女戦士(アマゾネス)語はイスカから教えて貰ったし……いや正直女戦士(アマゾネス)語は使うことあるのか?たしかネーゼの所は男子禁制だからどっちにしろ使う所が無いな……それに古代史はリオンやセルティのエルフの本を聞かされてアーディから英雄譚でお腹一杯だ……なら選ぶとしたら)

 

ファイは真剣で選び

 

「この『鍛学』と『調合学』と『秘薬学』と『総合神学』でいいや」

 

「『鍛学』はファイの発展アビリティーの鍛冶で『調合』と『秘薬』はアルフィアさんとザルドさんの治療の為だね!可愛い!」

 

アーディはあっさりとファイの思惑に気がつきファイを弄る

 

「アーディ……そこは黙っておく所だぞ」

 

「えー良いじゃん減るもんじゃ無いし、けどこの『総合神学』は?」

 

「少し気になっただけだ」

 

「ふーん……じゃあ私も『総合神学』取ろうかな?……後は『怪物調教術』と『地理学』と『古代史』を取ろうかな」

 

「『怪物調教術』はテイマーのスキルだろ?アーディは既にテイマーのスキル持ってるだろ?」

 

「あーーいやちょと今後の事を考えて取ろうかなーと思って」

 

アーディはファイから目線を完全に逸らし明らかに何かを隠していると気がつくが……

 

(まぁ良いか)

 

と思うファイであった

 

「因みにディース姉妹は?」

 

「ディース姉妹はこの学区で服の演劇用とかの服の作成と食堂を手伝うみたいだよ?」

 

「アイツら服や料理何て出来るのか?意外だ」

 

「それがさぁファイ、ディース姉妹の服は自作らしいよ……でっ料理なんだけどさ」

 

アーディは少し困りながら

 

「ディース姉妹……実はあの二人……食事に毒を混ぜる為に料理を学んだらしいよ?しかもプロ顔負けの腕らしい」

 

「何それ……」

 

「しかも他にも色々出来るみたいで……神バルドルに自身の背中を見せてディース姉妹のステータスとアビリティーを見て驚いていたよ……しかも何が出来るのか全部教えたらしくて……実際にやって貰ったら全てプロ顔負けだったらしいよ」

 

「………ディース姉妹本当に本物のメイドになりそうだ」

 

「私もそれ思った」

 

 

二人は意外すぎる特技を持つディース姉妹に驚くのであった




今日の作者の独り言

最近休みに入ると小林さんちのメイドラゴンを見ています……

日常ほのぼの系なのに…………バトルシーン少ししか無いのに

バトルシーンマジかっこ良くねてか神作すぎねぇ!

と改めて思う作者であった


因みに作者は小林さんが好きです

皆さんはどのキャラが好きですか?


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