前世は剣帝 作:イタク
彼の名前はシヅキいつも
少し他人に距離を取り何より話しかけると少し嫌そうにしているのでクラスから少し浮いていた
しかしそんなシヅキに良く絡む奴が居た……
シヅキの隣の席……ただ単純にとなりの隣の席と言う事もあるが……ただたんに何かいつも気がついたら巻き込まれていた
「よー兄弟!」
「誰が兄弟だ」
「で早速だが俺が考えた最新の巨乳の話をだな」
「いや人の話を聞けよ!しかも何であってそうそう胸の話をするな!」
正直何でコイツ……牛人のバーダインは良くシヅキに絡みいつも頭を悩ませていると隣の小人のナッセンも話を加わる
「俺が考えた『魔力』の関係性と融和性についてだがな」
「頼むからお前達は話を聞け!!!!」
今日も教室でシヅキは叫ぶ朝が始まった
授業が終わり早速各科目に向かう中
「よし!今日も行くぞ!レフィーヤ!アリサ!ナッセン!」
すると背の高いバーダインはずるずるとレフィーヤ達を首根っこを掴みずるずると引きずり実習に向かう
「助けて下さーい!!シヅキさん!アーディさん!」
そのレフィーヤの指名で助けを求める叫びにシヅキは深くため息を吐いた
「行こっかシヅキ」
「そうだな……」
そう言うと二人はバーダインの後を追うのであった
シヅキとアーディは助けには行くが危険と判断しない限りレフィーヤ達を助けはしない
「助けて下さい!シヅキさん!」
「叫ぶ余裕があるから大丈夫レフィーヤ。今は目の前のモンスターに集中」
「そんな~~!」
レフィーヤは毎日のように叫び魔力が枯渇するまで魔力を放った
「相変わらず鬼だねシヅキは」
「いや実際バーダインの戦い方は正しいからな」
「えっそうなの?」
「あぁ」
そう言うとシヅキは自身の剣を見せる
「これってシヅキの魔法の剣だよね?」
「あぁ俺は常にこの剣を作って魔力を消費している……そしてこれはあの
「えっじゃあアルフィアさんがいつも魔法を撃つ理由って」
「いやあれは動くのがめんどくさい時に撃ってたらしい……そして撃ってたら魔力の量が上がって気がついたって言ってた」
「アハハなんかアルフィアさんらしいね……でも何で今も魔法でシヅキやザルドさんに向けて放つの?」
「それはだな……」
「それは?」
「俺も知らない」
「……………………」
アーディの何とも言えない目をファイに向けるのであった
シヅキとアーディはレフィーヤ達がモンスターに囲まれ流石に危険と判断した二人は直ぐにモンスターの半分を倒すのであった
「バーダイン……突っ込みすぎ」
「ガハハそうだな今日は失敗した!」
「いや今日もだろ!」
いつも無鉄砲のバーダインに頭を悩ませるシヅキであった
「さて!今日はどこで昼食を取る!兄弟!」
「だから兄弟じゃあ無いって言ってんだろ?」
シヅキはバーダインの無鉄砲さに呆れつつも
「いつもの食堂で良いだろ?」
「それもそうだな!」
そしてシヅキ、アーディ、バーダイン、レフィーヤ、アリサ、ナッセンの5人は昼食を取るのであった
昼食時目の前のナッセンは何かを考え
「さて今日はシヅキ君の故郷の話を聞きたいんだが?」
「あー俺の故郷は盗賊に襲われ無くなったぞ?生き残りは俺一人だ」
「すまない失言だった」
「気にするなもう慣れている」
そう言うとシヅキとナッセンは通常通り食べ物を口に入れているとアーディとレフィーヤ、アリサ……そしてバーダインは物凄くドン引きしていた
「兄弟!お前苦労したんだな!」
「あぁそうだな特に苦労しているのは人の話を一切聞かない奴を相手している時だな」
「何!?そんな奴が要るのか!最低だな!!」
(((((いや
と全員が思うのは言うまでも無かった
6人が昼食を食べ終わるとシヅキは自身の科目に向かう……が
「やぁシヅキ少し良いかな?」
隣には現代の英雄に最も近しい男レオンが隣に歩いていた
「何だ?レオン」
「少し相談があってだな」
「手合わせはしないぞ?」
「それは残念だ、けど今回は別件だ」
「別件?」
そう言うとレオンは少し考え始める
「いややはり手合わせになるか?」
「授業に戻る!」
そう言うとシヅキは次の科目の授業に向おうとするがレオンは直ぐにシヅキの前で止まる
「シヅキくんとアーディくんの実力は知っている。もし君達二人に勝てるとしたら教師陣しかいないだろうと言うのが教師達が出した結論だ」
「お前は違うのか?」
「当たり前だろ?」
レオンはシヅキの肩を掴み力を入れる
「教師の中にはレベル5の教師は居る……しかし彼では君に勝てないだろう、それ程私はシヅキ……いや剣帝ファイ君の事を買っている」
「それはどうも……ならいい加減手を離せ痛い!あと本名で呼ぶな!」
「安心しろ近くに人は居ないから」
(何で強い奴は人の話を聞かないんだ!)
とシヅキ事ファイは悩むが
「それでレオン要件は何だ?」
「あぁそうだシヅキ君きみに模擬戦をお願いしたい」
「授業に戻る」
「まぁ話を聞けシヅキ」
レオンはやれやれと思いながら説明をする
「最近生徒達が冒険者達を軽んじていてね『冒険者の怠慢だ!』って言って生徒達が冒険者を軽んじているんだよ」
「…………それで」
「君には元冒険者として生徒達と相手をして欲しい」
レオンの真剣なお願いに
「えっイヤだ」
断るのであった
そんな1日を過ごしたある日……ファイは夜中に目が覚める……いや違う濃密な気配にファイは目を覚ました
「…………」
そしてファイが起きると同時にアーディも起きる
「ファイ!起きてる!?」
「あぁ……起きているそれよりも速く準備して行くぞ」
「分かった!」
ファイとアーディは直ぐに着替える……それは勿論いつもの制服では無く戦闘用のバトルクロスだった
ファイとアーディは直ぐに部屋から出り走る……目的地は勿論濃密な気配を発している方角に
ファイとアーディは濃密な気配の方向に走るとレオンを始めとした一部の教師陣が武器を構え警戒していた
「ファイくんにアーディくん君達も来たか」
「まぁな……あれだけ濃密な気配を放つんだ寝れ無いからな」
「ファイくんらしいな」
レオンはそう言うと直ぐに気配がする方を向く
「どう思う?レオン」
「そうだね……ただ一言で言うとすれば」
レオンはニヤリと微笑む
「懐かしい気配だ……まったく久しく鳥肌が立ったよ」
「そうか」
レオンは少し懐かしく思っていると上空を飛ぶ学区に下から何かが飛んで来た
「久しいな黒竜を任せたあの日以来か?クソガキ」
「久しいなザルド」
「全く相変わらずお前のその言葉使いは気色悪くて構わん、昔はもっと言葉が悪かったんだがな」
そこには麦わら帽子を被り農家の格好をするゼウスファミリアの最後の生き残り暴食のザルドだった
「いやお前の格好も大概だがなザルド」
「そう言うな
ザルドはファイの言葉にやれやれと少し呆れるが
「それで何しに来た?近くに居たからわざわざ顔を見に来たのか?」
「いやちょと少し
そう言うと警戒する教師陣の為に大剣をファイ達の前の地面に投げた
「そう警戒するな要件が終わったら早々に帰る」
「何だ?大剣の整備か?それくらい自分でやれ」
「違う違うお前に預かって……いや違うな、お前に任せたい人……いや人と言うのは少し違うか?」
何ともりょうようをえないザルドだったが
「まぁ良い。少し待ってろ」
そう言うとザルドは自身が持つ大きな袋の紐を解くと
「おい着いたぞ出ろ」
しかし袋は何も反応しなかった……ただ一つ何かを言っている事だけは分かるが何を言っているのかは分からないでいると
「お義父様~お母様~」
「少し遅れちゃた~」
するとそこにディース姉妹が遅れて来ると目の前のザルドを見て驚いた
「あーお姉さま!暴食だ」
「あら!生きていたの?てっきりあの猪で死んだと思ってたのに!」
「何で
その意外過ぎるディース姉妹の登場に流石のザルドも少し困ってしまった
「お義父様~この暴食を刈るの?」
「それとも捕まえる?」
その呑気な言葉にファイは少し困ってしまう
「ちょと待て……いま
「お義父様と呼んだだけだけど?」
「お義父様に何か文句ある?」
ザルドはディース姉妹の言葉を聞き驚きを隠せなかった
「お前……何をやったらこのいかれた姉妹から気に入られるんだ?」
本気の混乱にザルドは戸惑っているとそれを察したレオンは
「ザルド……気持ちは分かるぞ、俺もファイとアーディのディース姉妹の関係を知った時顎が外れる程口を開けてしまった」
「何か複雑な気分になった……まぁ良いそれは後で聞くとして」
そう言うとザルドはまた大きな袋に話しかけるが返答は無く
「あぁ……もういい」
そう言うとザルドは袋を逆さまにすると無理やりそこに入っていた物……いや違う人が出てきた
そこには服がボロボロの白い肌に黒い髪をしている弱りきったエルフだった
「おいザルドとうとう人攫いをしたのか?」
「違うわ!!」
ザルドは少し困りながらいると
「あら!同胞?」
「同じエルフだわ!」
そう言うとディース姉妹は近づくととある事に気がつき……ただ冷静に一言
「「……違うエルフじゃあ無い」」
その言葉と同時にディース姉妹は直ぐに下がり武器を抜いた……その行動に全員がザルドでは無く倒れているエルフの方を警戒した
「あーそう警戒するな」
しかしザルドはエルフを守るかのように立つ
「コイツはエルフだよ……元が付くがな」
ザルドはエルフを見つけた事の顛末をファイ達に伝える
「要するにこのエルフを殺せないって事か?」
「あぁコイツは殺しても死なない……と言うより復活する。そしてその必要な物は周囲の生き物から生命力?と言ってよい何かを吸い取る……まぁ要するにこのエルフを殺してはダメだ」
その言葉に全員が辛辣する中ファイ目の前のエルフに向かい歩いた
「オイ」
「私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている私は穢れている」
エルフは既に壊れていた……違う既に何もかも壊れていた
「オイ」
エルフは声が聞こえその声の主の方向に顔を向けるとようやく目の前にいるファイの存在に気がつく
そして涙を流しながら地面を這いずり前に進みファイのズボンを掴む
「頼む…………私を殺してくれ」
エルフは涙を流しただ懇願する……「殺してくれ」と
その言葉にファイは悲しい表情をした
(あぁ……このエルフも壊れてしまったのか)
何も言えないファイにエルフは俯く
「お前は良いよな……剣帝……」
エルフはじっとファイを見る
「剣帝は私達では勝てないモンスターを倒せる実力や才能があって……何たって仲間が居る……強くて才能があって……なぁ今の私は何に見える?……私はもうモンスターと同じバケモノになった」
するとエルフの少女は自身の皮膚をファイ達に見せる……そこには皮膚から口のような不気味な物があった
「私はもう人として戻れない……ファミリアの仲間は全員モンスターに食われ殺された……たった1人生き残って!何だと言うのだ!!私は……私はあの時仲間と共に死にたかった……けどこれは何だ!このバケモノの体になった私はどうすれば良い!!」
その言葉に全員が黙る……ザルドやレオン……アーディさえ黙ってしまった
「頼む…………殺してくれ……お前達の誰でも良い……私の体をちりも残さない一撃が出来るだろ?…………頼む殺してくれ…………楽にさせてくれ」
エルフは涙を流しファイ達…………英雄候補にお願いした
『私を殺してくれ』
しかしか誰もエルフに攻撃しようとは思わない……例えこの場にアルフィアが居たとしても一撃殴る程度で殺さないだろう……
全員が固まり止まっていると二人のエルフがエルフの少女の前に立つ
「「良いわ私達が貴女を
そう言うとディース姉妹はエルフの少女に近づいた
今日の作者の独り言
最近疲れてしまいました……特に夜は寒いですこんな時いつも思う事は
「温泉入りて~」
と思いながらダンまちの温泉のOVAを見ています……
この時思うのはベルが温泉の湯を飲んだ事を告げられた時のアミットの顔……正直に言うと可愛かったです
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