前世は剣帝   作:イタク

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ファイは慣れた手つきで旅の準備をしていた……それは長年の相棒の荷馬車を自身の手で改めて整備していた


第61話ーとある女神の来訪ニ話

「ライラの婚約者から貰った鍛冶セットはいっそのこと外に付けて中を広くするか……ならちょと馬車を大きくして……あと馬車の輪に学区で習ったバネを付けて」

 

それは魔改造をしていた……本来の馬車とは違いファイが厳選し集めた寝具を完全に利用する為に珍しく全力で馬車を改造していた

 

「完成だ……」

 

そこにはアーディと一緒に旅をした馬車から少し大きくなった馬車の姿だった

 

「随分と立派な馬車だな」

 

後ろから声がするとファイはとても嫌な顔をしながら後ろを向いた

 

「アルテミス……サマ…ナニカゴヨウデスカ?」

 

「本当に神に様付けが嫌い何だな」

 

「ソンナコトアリマセン」

 

「片言だぞ?」

 

アルテミスの明らかに怪しい目を向けられファイは深く溜め息を吐き

 

「はぁーーーーそうだよ俺は神に対して別に信仰とかそう言う感覚は一切ないし別にアストレアも主神として別に崇めてもないからな」

 

あまりにも変貌……そして神々を信仰していない事を正直に言ったファイに驚く……それもそうだ神々からの恩恵を貰った人ざ例え神々が嫌いでもそのような事を真っ正面から言える人はいったいどれ程居るだろうか、

 

「その割にはアストレアやヘルメスそれからガネーシャの事は信頼しているようにみえるぞ?」

 

「アストレアとガネーシャはそうかもう知れないがヘルメスは少し違うぞ」

 

「そうなのか?アストレアの手紙にはヘルメスと話す事が多い書いてあったが」

 

「アストレア……」

 

ファイは深く溜め息を吐き

 

「ヘルメスは……そうだな……品定めされているようで嫌な気分になるからな」

 

「品定め?」

 

「アイツ俺が剣を持ってない時から話し掛けては俺を試すような事をしていた……そして「剣を持たなくても良いクエストがあるんだがどうだい?いつまでもアリーゼちゃん達の世話になるのも駄目だろ?」って言って俺を断りづらくすると面倒なクエストをよくやらされた」

 

そのファイの苦労した言葉にアルテミスは納得し同情した

 

「それは……確かに信頼は出来ないな」

 

「しかしヘルメスは下界の世界を本気で救おうとする神の1柱……そんな神は今のオラリオにどれ程いる?」

 

ファイは何故ヘルメスと関わるか目の前の神に告げる

 

「あのガネーシャは民衆を守るために尽力するが……しかしガネーシャはそのせいで世界の方まで手が回れない、俺の主神のアストレアはようやく闇派閥を倒し世界の方に少しずつ目が向けれるが全然力が足りない。そして最も力がある最大派閥のロキファミリアは世界に目を向けれるがまだ力が足りないフレイヤファミリアは……良く分からん」

 

しかし…………たった1神だけは足掻いていた

 

「ヘルメスはそんな中、自身の力が足りなくても世界を救う為に全力で動いている。好き勝手する他国の神をたった1神だけで世界を救う為にオラリオの外敵を防いでいた…………」

 

「そうだったのか……私は少しヘルメスの事を誤解していたようだな」

 

「まぁそんな訳だ、俺は別にヘルメスのやることに止める気も無い……だから俺はヘルメスの事を少しばかりだが信頼はしている…………ただし尊敬はしていない」

 

「何故だ?話を聞く限り良い神なのだろう?」

 

「アイツに仕事を任された時は相当嫌な仕事が多いからな!正直物凄く断りたい物ばかりだ」

 

それはラキア王国の侵略やディース姉妹をオラリオから離す為の囮だったりオリンピアの原初の炎の弱体化……細かい物を入れると切りが無い

 

「そっ……そうか」

 

「それにヘルメスはたまにふざけた依頼もあったし……」

 

それはかつてファイがまだ剣を握らなかった時……ヘルメスは『アストレアのウェストを教えてくれ』と言った時は流石に呆れアスフィにチクった……その時はヘルメスの顔が変形するまで殴っていたが……

 

 

「それにヘルメスがやる事に止める気は一切無い……例え大を救う為に小を切り捨てる時でもだ」

 

「何?」

 

その言葉にアルテミスは怒りだしたそれは善神としての怒りだった

 

「ファイそれは詭弁だ大を助ける為に小を切り捨てて良いとは私は思えない、その事に関して私は断固として正さねばならない」

 

「そうか?……けど悪いがアルテミス、俺は別にその事について構わないと思っている、それにヘルメスにそんな力は無いし当然俺もそんな力を持ってはいない、なら俺は俺の関わりのある人間がその小に入って居ないのならどうでも良い」

 

「その小を切りされた人間が……不幸になっても構わないとでも言うつもりか!」

 

「まぁそうなるな」

 

「貴様はそれでも…アストレアファミリアの……正義の眷属の団員か!」

 

「それが?悪いが俺は別に正義の味方では無い、俺はアストレアファミリアの正義のお荷物(フリーライダー)だ」

 

その言葉にアルテミスは激怒しファイの頬を叩く

 

そしてファイは叩かれた頬を触る

 

「アストレアが認めた男の【剣帝】がどれ程の人物かと少し楽しみにしていたが……これ程までの性根が腐っている人間だとは思わなかった!」

 

アルテミスは怒りその場から去った

 

(本当に……めんどくさい神だな……処女神とは)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アストレアとアルテミス

 

「アストレア!何故お前はあの男を眷属にした!」

 

「それはファイの事?」

 

「あぁそうだ!」

 

アルテミスは激高しアストレアに怒っていた

 

「アイツは……あの俺はヘルメスの大を助ける為に小を切り捨てる発言に『俺は俺の関わりのある人間がその小の中に入っていなかったら別に小を切り捨てても構わない』と言った……何故そのような男をファミリアに入れた!アストレアお前が言う正義とは程遠い人間では無いか!」

 

アルテミスの激高にアストレアは

 

「ファイが本当にそんな事を言ったの?アルテミス」

 

「あぁそうだ!」

 

アルテミスは近くにあった椅子に勢いよく腰かけた

 

「私達神々には嘘は通じない……つまり本気で言っている……悪いことは言わないアストレア今すぐファイを……」

 

アルテミスは脱退させる事を進めるようとするが

 

「まぁあの子は他人に誤解されやすい性格だからね」

 

「アストレア!」

 

「少し落ち着いてアルテミス……貴女は真面目な所が良いところだけど少し真面目過ぎるのがダメな所よ」

 

「しかし」

 

「確かに私達は下界の住民の子供達の嘘は見抜ける……けどねアルテミス私達は嘘を見抜けるだけで子供達の本質を見抜ける神はそう居ないわ……そしてオラリオにはそれを魂の色として見抜けるフレイヤしか居ない」

 

その言葉にアルテミスは黙ってしまう

 

「それからねアルテミスこれは貴女の為でもあるの」

 

「私の為だと?」

 

「えぇそうよアルテミス貴女は少し背負い過ぎよ、私達神々は下界では力を制限されている。そんな中貴女は全てを背負い込もうとしてしまう、貴女の悪い所よ、その証拠に私はヘルメスから聞くまで貴女の結界の事は知らなかったわ」

 

「そっそれは今は関係無いだろ」

 

「大有りよアルテミス……一歩でも間違えると下界は滅びるかも知れない……少しは私達を頼って欲しいわ」

 

アルテミスは何とも言えない表情をすると

 

「アストレア約束は守る!だからこれ以上言うな!」

 

そう言うとアルテミスはその場を去った

 

(全くアルテミスには少し困った子ね……それにしてもファイ貴方()()()アルテミスを怒らせたわね)

 

アストレアはそれはそうでわざとアルテミスに怒らせたファイの事に少し頭を悩ませた

 

(それともこれも計画のうちかしら?()()()())

 

それはわざとオラリオに帰らないヘルメスを思い浮かべるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オラリオの外に居るヘルメスファミリア

 

「ハークション!!」

 

そこにはヘルメスとその眷属ヘルメスファミリアそして

 

「汚いわヘルメス様」

「風邪がうっちゃうわヘルメス様」

 

そこには非公式でヘルメスの眷属となったディース姉妹がヘルメスと一緒に居た

 

「フッ……いたいけない女の子達が俺の噂をしているんだぜ!ディナちゃんにヴェナちゃん」

 

「キャー自分はカッコいいと思っている胡散臭い神がここに居るわ!」

「実際は全然かっこよくなくて眷属をこき使うブラックファミリアの主神がここに居るわ!」

 

「もうやだ~このファミリア……いっそのことファミリアを止めたい」

 

そこには神ヘルメスとディース姉妹それから団長のアスフィが居た

 

「オイオイ困るぜアスフィ!俺の可愛いアスフィが辞めたら……俺のファミリアはどうなるんだ!」

 

「そうよ!止めたらダメよ団長様!」

「そうよ!もし止めるのなら私達無しでは生きていけない体にするわ!」

 

「もうやだ~このブラック神にこの姉妹!!」

 

「照れるじゃあないかアスフィ!」

 

「照れてしまうわ!アスフィ団長!」

「感動のあまり愛してしまいたいわ!アスフィ団長!」

 

只でさえめんどくさい神ヘルメスに加え前団長のリリスそれに加えディース姉妹……正直言って完全にアスフィの手に余る人間()達に苦労していた

 

「それでヘルメス様いったい何を企んで居るのですか?」

 

「ん~そうだな…………とある英雄の復活……かな?」

 

その言葉にアスフィの手が止まる

 

「まさか……可能なのですか!?そんな事が!……神々の知識を持ってしても治療が不可能と判断された英雄を復活が!」

 

ヘルメスの言葉にアスフィは驚きを隠せず大きな声で叫ぶ

 

「あくまで可能性の話だよアスフィ……あくまで可能性の話さ」

 

 

「それに例え復活しても表舞台には立たないよ……彼女達はねそれに良く言うだろ?『老兵は死なずただ立ち去るのみ』ってね」

 

「それは神々の言葉です。現に私は初めて聞きましたが?」

 

「そうだったか?まぁ良いそれよりも」

 

ヘルメスファミリアはとある場所に訪れていた

 

「どうだい?アスフィ少なくても一年は完全に封印しといたんだが?」

 

「ヘルメス様?私はあくまでも魔道技師であって精霊の封印は専門外なのですが!?」

 

「ハハハそれは知っているとも!けどアスフィなら出来ると信じているからね!」

 

もう何を言っても無駄だと理解したアスフィは気持ちを切り替えた

 

「まぁやるだけやってみますが……あまり期待しないで下さいね!」

 

「あぁ……分かっているその為に……ディース姉妹」

 

「「何かしら?胡散臭い神様?」」

 

「アスフィが魔道具で結界を造るまでの間ここから出るモンスターを討伐してくれ」

 

「めんどくさいわお姉様!」

「そうねとても面倒いわヴェナ!いっその事逃げようかしら?」

 

「ここから出るモンスターを討伐してくれたらファイくんとアーディちゃんが褒めてくれるよ」

 

「「全力でやるわ!!胡散臭い神様!!」」

 

2人は完全にファイとアーディが褒めてくれると言う言葉に全力をを尽くす事となった、そしてそれ程までにディース姉妹にとって唯一「綺麗な妖精」と褒めてくれる2人からの言葉はとても嬉しく……誇り高く感じ取れるか

 

(本当に……別人に見えますね…この2人は)

 

その様子を見たいたアスフィはまだディース姉妹の事は信用していない……しかしディース姉妹を変える切っ掛けになったアーディとファイ……正直に言うと2人から押し付けられた時は「何て事をしてくれたんですか!!」と叫んだが

 

ディース姉妹は2人に(ファイとアーディ)に誇れる【妖精】になろうとするディース姉妹を見て……ほんの少しだが

 

(団長として少しは良いところを見せないといけませんね)

 

アスフィはかつて精霊が造り出した結界の調査と強化そして結界が破壊された場合の時を考え魔道具で造る結界を考えるのであった

 

 




今日の作者の独り言

ようやく……ようやくだ……仕事が一息ついた……やっとゲームが出来る……

では早速デート•ア•ライブをやろう!

とゲームしていたのですが……


結局4月から仕事が増えた……マジか

てなわけで4月の中旬から仕事が増えたので完全不定期になります……だいたい深夜投稿です
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