前世は剣帝 作:イタク
何故こんなに遅かった理由は道中盗賊が現れたら方ぱっしから蹴散らし道中の村が困っていれば全力で助けてはポーションをタダで渡すアルテミスと少し言い争いになったりと
とにかく時間がかかったが目的地のデザインの村に到着した
「ここが……デザインの村……そしてあの三大クエストのベヒーモスの死骸……」
アリーゼは驚いていた……何故ならモンスターが死ねば死骸は砂のように成ることは知ってはいたが……あまりにも広大過ぎた
辺り一面は砂に覆われいったいどこまで続くのか分からない程広大だった……
「ここがザルドの最高の偉業にして……最後の冒険か……」
三大クエストのモンスター……それがどれ程大きければこのような死骸が残るのか……ファイは全く想像が出来なかった
「ねぇファイ?」
「何だ?アリーゼ」
「かつてここでゼウスファミリアとヘラファミリアが三大クエストの一つベヒーモスを倒した所何だよね?」
「あぁそうだ」
「私は今……アルフィア達が戦った場所に立っている」
アリーゼは瞳を輝かせながら目の前の砂漠を眺めていた
「ねぇファイ」
「何だ?」
「お願いがあるの……三大クエスト、最後の黒竜討伐絶対参加してね」
「…………考えておく」
「そこは了承する所だよ~ファイ~」
アリーゼはファイに抱きつきファイはめんどくさそうにするのであった
ファイ達一向はベヒーモスのドロップアイテムを探すべく砂漠の中を歩き回っていた
「今日も見つからなかった~本当にあるのかな?」
「一応ザルド達ゼウスファミリアや当時駒使いしていたヘルメスファミリアとパシリ扱いしていたロキファミリアとフレイヤファミリアと一緒に探していたぞ?」
「え?アルフィアさんのヘラファミリアは?」
「アリーゼ……アルフィアと同じような人が居るヘラファミリアが探すと思うか?」
「あっごめん私が間違ってた」
2人はアルフィアの普段の姿から想像出来なかった
「しかもヘルメス言わくあの
「…………私ヘラファミリアに会わなくて良かった」
その言葉に2人は同意するのであった
「お前達夕食が出来たぞ」
「はーいありがとうございます!アルテミス様!」
「ありがとうアルテミス」
3人はそんな日常を数ヶ月間過ごしていたある日
「!!」
アルテミスは全身から冷や汗をかく
「どうしたアルテミス?」
「…………見つけたかもしれない」
「「!!」」
2人は直ぐにアルテミスの居る所に走る
「アルテミス…………どこだ?」
「分からない…………たが感じる……私を殺そうとするモンスターの殺気が……」
ファイとアリーゼはアルテミスの指す方向に歩いていると
ドクン
「「!!」」
ファイとアリーゼは心臓の鼓動が聞こえた……それは生き物の奏でる音……それは決して死んだ物からは聞こえる筈の無い音だった
しかし2人は不気味な音を奏でる心臓の方に歩き続ける
2人は冷や汗が止まらなかった……それもそうだ
何故なら
三大クエストのベヒーモスはドロップアイテムと成った今なお生きていた
「嘘……生きているの?」
「みたいだな……大丈夫か?アルテミス」
「あっ……あぁ大丈夫だ」
それは決して大丈夫とは言えないアルテミスだった……しかし彼女は神の中では珍しく刺激では無くただ目の前の下界の住民を守るために戦う女神……そして目の前には死んでもなお下界の住民を滅ぼし兼ねない存在から目を離さなかった
「さっさとこの位置マッピングしてロキファミリアかフレイヤファミリア後は学区に連絡……もし対応出来なかったら最悪ヘルメスに任せるか」
「何でそこに私達アストレアファミリアが入ってないの?」
「アリーゼ……少しは考えろこれは俺達には手が終えない第一級冒険者が最低六人は居ないと不味いだろ?」
「じゃあ何でヘルメスファミリアが入っているの?」
「ヘルメスならほら……何か俺らでも考えつかない方法が取れるだろ?しかも最善の方向を取る……だから俺はアイツを利用するしヘルメスも俺を利用する」
「ムー何か納得出来ないな」
アリーゼは顔を膨らませながらもファイの指示と考えには納得するが心は納得して無かった
「取りあえずアスフィから借りた何か居場所が分かるとか言う魔道具を置いておくか」
そう言うファイは取りあえず目の前のドロップアイテムから素材を一部切り取ろうとファイが普段使う剣で一部を切り落とすと剣の感触がおかしくそっと剣を見ると……
「溶けた?」
ファイが使った剣の刃を見ると剣先が溶け真っ直ぐだった剣が一瞬ででこぼこになっていた
「えっ……なにこれ?」
「流石三大クエストのベヒーモス……これ程とは」
3人ははヤバすぎるドロップアイテムに混乱するがファイは目を細め
「……アミッドがの言う通りに成ったか……ゴブニュファミリアに造られたこの容器にぶちこむか」
「えっ何?ファイそんなの持ってたの?」
「一応な……俺は一応鍛冶のアビリティーを持っているが
「えっでもゴブニュファミリアの……しかも不壊属性って高いんじゃあ」
「あっその事何だが『造っても良い。だが大量のアダマンタイトを納品してくれ。代わりと言ったら何だが予定金額の半分で良い』て言われたから3000万ヴァリスだな」
「いやそれでも高いだろ?」
「まぁな……それでも造っても貰う為にもアダマンタイトを用意するように言われた時はヤバかった……お陰で2週間程ダンジョンに籠る羽目に成ったし……」
あの時程採掘に苦労した事は無かった……まぁ途中フィルヴィスが大量のアダマンタイトを持って来てくれた事は助かった……と言うかアイツどっから大量のアダマンタイトを持ってきたんだ?とても1人や2人じゃあ採掘出来ないし……協力者が居たのか?
しかしファイは割りきった何故なら…………だってアイツ気がついたらもうレベル5になってるし、あともう少ししたらレベル6って……どんだけ強くなるんだ?アイツあと数年したらオラリオ最強冒険者になれるし
と訳の分からないレベル上げをしているフィルヴィスを考えてもしょうがないと割りきった
「まぁ色々あったがこれでようやく一つ目の素材をゲット出来たな……正直借りたくもない神から借りを作ったのは大きいが」
ファイは数ヶ月間……いや半年にも及ぶ捜索に溜め息を吐いた
「それで次はどこに行くのだ?ファイ」
「次は生命の泉、ここからだと約一週間で着く所だが……」
ファイはチラリとアルテミスの方を向く
「1ヶ月程かかるな」
「何故私を見て期限を伸ばす?」
「だってお前途中山賊とか困った人を見つけると助けるだろ?」
「勿論だ」
「そして食料やポーションを無償で渡すから……食事が草の汁に成るだろ?さすがにそれは嫌だから途中クエストを受けて路銀を作らないといけなく成るからな」
「何を言っている!草の汁物が無くなるまで渡すなどそんな真似は私はしないぞ!?」
「本当に?」
「本当だ!」
その後ベヒーモスのドロップアイテムを厳重に箱にしまいファイ達はベヒーモスのドロップアイテムの場所から去るのであった
その後数ヶ月間がたちロキファミリアやフレイヤファミリア学区等が対応出来ないと判断しヘルメスファミリアと援軍としてガネーシャファミリアがベヒーモスのドロップアイテムを回収しに行くが……
「無いだと?」
ヘルメスはアスフィからの報告に目を細める
「はい、我々が回収しにファイが教えてくれた場所に向かいましたがドロップアイテムが見当たりませんでした」
「……アスフィが作った追跡装置は?」
「残念ながら破壊された物を発見しました」
「俺達以外でベヒーモスのドロップアイテムを回収したとなると……候補は三つ。一つ目は魔道国。あの国は前々からベヒーモスのドロップアイテムを狙っている……二つ目は単純に近くに居るモンスターがベヒーモスのドロップアイテムを食った……そして最後の三つ目は一番可能性が高く最悪な可能性」
「それは?」
「闇派閥が持ち去った可能性だ」
ヘルメスは深くため息を吐いた……そしてまだ闇派閥が活動している情報を取ると
「やれやれ……ようやく終わったと思ったんだが……」
(いくら地下に潜った邪神とはいえここまで正確にファイの動向に気がつくか?……いやその可能性は無いな)
ヘルメスは自問自答をすると一つの可能性が頭によぎった
(となると最も可能性が高いとなるとまだ俺達がまだ発見していない邪神が居る可能性があるな)
ヘルメスは早速オラリオに居る神を調べるのであった
今日の作者の独り言
最近更新が遅くなってすいません……ゴールデンウィーク中何話か出せるようがんばります!