前世は剣帝 作:イタク
「……随分と時間が食ってしまった」
「そうですね……ですが予定の3日を約1日半で短縮したのは良い事ですので」
そうファイは少し馬車を飛ばしていた
「だが出発する直前にアリーゼの言葉……もし聞いてなかったら後悔するところだった」
「そんなにアリーゼさんの勘は凄いのですか?ファイ」
「あぁ、アリーゼの勘の鋭さはフィンの次に鋭いからな。そのアリーゼが『急いで』て言ったんだ何かあるかも知れない」
ファイは急ぎかつてファイとアーディがお世話になったベルの家に到着する
ファイは少し気が遠くなるような違和感を感じながらドアを叩く
コンコン
しかし……そこには何も反応は無かった
「·····入るぞ」
ファイはゆっくりとドアを開く···そこには
誰も居なかった
「ザルド···アルフィア···!!」
ファイは大きい声を出すが何も反応は無かった
「ファイ···」
その様子を見ていたアミッドはファイの悔しさを感じていた。それもそうだ彼は2人を助けるために世界を周り必要な伝説級の素材を集めた、そして何よりそれを調合し治すために高額な値段を払いアミッドを借りた。そんな努力が報われなかったのだからアミッドは、そしてアルテミスはファイを逢われんでいると
「何だ?朝から騒々しい」
するのゆっくりとだが二階からアルフィアが降りてきた
「お前は···ファイ何故ここに居る?」
「アルフィア···ザルドは?」
「アイツなら···.」
「オーイ、アルフィア。家の外にどっか見たことがある馬車が止まっているが何か知らないか?」
そこには···何故か似合わない村人の服を着ているザルドが居た
「ザルド?」
「ん?ファイ?何故お前がここに居る」
「それはこっちのセルフだ···何故農家の格好をしている?」
「なーにもうそんなに長くない命なんだからな!なら趣味の農業をしながらくたばろうと思ってな」
「いや寝ろよ···」
この、規格外の2人にファイは深く溜め息を吐く
「取りあえず座れザルド、アルフィア」
「何故だ?と言うよりお前の後ろに居る神と··人は?」
「初めましてだな【暴食】に【静寂】、私はアルテミスだ」
「初めまして、ディアンケヒトファミリア所属アミッドです」
「アルテミス?どっかで聞いたことがある名前だな」
「確か.ゼウスとヘラが話していた神だったか?確か処女神の1人だった筈」
アルフィアはどこか聞いたことがある神、そしてザルドはアルフィアに、思い出させる為にどこで聞いた事のある神なのかアルフィアに伝えると
「処女神だと?」
アルフィアはあるをジット見る
「……本当に処女神か?」
「どういう意味だ?」
アルフィアは悪い予感していた……目の前の神アルテミスに
「あーあともう一つあったな、確かゼウスとヘルメスの野郎が未だに覗きに成功していない女神の1人だ」
「……本当にどうでも良い情報だなザルド」
「あぁ……本当にどうでも良いことだ……ゴホッ」
ザルドは咳はする……しかしその咳はただの咳出はない……吐血だった
「どうやら本格的に意識が遠のいてきたな……」
「アミッド!」
「分かっています!!」
アミッドは直ぐにザルドの方をかけよる
「無駄だ……既に内臓はドロドロに溶けている」
その言葉通りザルドの内臓は三大クエストの一つベヒーモスの毒によりザルドの内臓はドロドロに溶けていた
「……確かに私の魔法では治療は難しいでしょう」
「なら……」
「だからといって私が諦める理由になりません!!」
アミッドはザルドの内臓は毒による物……それは世界最高の治療魔法が使えるアミッドでも不可能……
ならば魔法では無く……アミッドが持つ神の領域に達した【神秘】ならば?
そして……ファイが探してきた伝説級の素材……そして何より
ベヒーモスの
しかしそれは普通の治療師に渡しても解毒剤は作れないだろう……
だがしかし目の前のアミッドが持つ【神秘】は……それを可能とする
「やはりファイが睨んだ通りです……私の血とこの素材があれば恐らく解毒剤が作れます」
「本当か?」
「はい……私は治療に関しては嘘を言いません……取りあえず私の血を混ぜたポーションを飲ませておいてください……ひとまず一時凌ぎですが私ならば解毒剤を作れます」
その言葉にファイは喜ぶが
「治療は……するな……これは俺が受けるべき、運め……」
ザルドはアミッドからの治療を拒否しようとするが
「命を何だと思っているのですか?」
その瞬間アミッドはザルドを睨む
「アミッド?」
アミッドの変わりようにファイは驚いていた
「私は目の前に死にそうな人が居れば助けます!例えそれが罪を犯した貴方達でも助けます!……それなのに『助けるな?』ふざけないで下さい!!命を何だと思っているんですか!!」
アミッドはザルドの胸ぐらを掴み
「私が貴方を救います!!拒否権は認めません!私が貴方を治療します!例え貴方を殺してでも助けます!!」
「矛盾しているぞ!!アミッド!?」
アミッドの助ける為に殺すなどと言うアミッドにファイはツッコミをいれずにいられなかった
「それからそこの貴女!!」
そしてその矛先はアルフィアに向ける
「……何だ?小娘」
「私から逃げようと考えないで下さい!例え地の底に行ったとしても私が貴女を見つけて殺してでも助けます!!」
その言葉にアルフィアは少し震える
(……少しメーテリアに似ているな……まるでアイツに怒られている気分だ)
その懐かしさそ感じたアルフィアはただ一言……
「分かった……私はここに居る」
その言葉にアミッドは少し冷静さを取り戻す
「……ファイ少し馬車にある器具と素材を取りに行くので手伝って下さい」
「わっ……分かった」
その嵐のような行動に元英雄2人と1人の神は……
アミッドに少し引いていた
しかしいくら世界最高の治療が出来るアミッドでも治療は簡単では無く数日泊まる事となった
その為三人の食事等は全て
ファイに丸投げさせるのであった
「オーイ朝飯出来たぞ?アミッド、アルテミス、アルフィア、ザルド」
ファイは少し不馴れではあったが五人分の食事を用意していた、無論アルフィアとザルドの料理はアミッドが、指定した料理だが
「それでアミッドとアルテミス、ザルドとアルフィアの薬の方はどうだ?」
「八割程ですが完成しました……あとはこの効果を上げて完成させるだけです」
「そうか……治るのだな」
「はい……このまま行けばザルドさんの、方の薬は完成しています……ですが、正直アルフィアさんの治療は難航しています」
「……やはりか……ザルドは毒だがアルフィアは元々の病だからな……」
その言葉にファイは流石にアミッドでも治療は困難か……と考えていると
「しかし、ファイが持ってきた【生命の泉】。あれはアルフィアさんの病の進行を完璧に抑えています……」
「本当か?」
「はい……ですがあくまでも病の進行を止めるだけで治療は出来ていません」
「それもそうだな……」
「アルフィアさんの病は状態異常……それもスキルによる物……正直これを無力化するのは私でも無理です」
「……………」
ファイはアミッドの言葉により無力化が出来ないと考えているとアルテミスは少し待ったをかけた
「アミッド確かにアルフィアの治療は不可だと思う……しかしこれはあくまでも可能性の、話だが構わないか?」
「何でしょうか?」
「実は私の眷属にある【スキル】が多くある事がある」
アルテミスは真剣な眼差しをファイに向ける
「私の司る物は複数ある、その一つに女子供を保護する【スキル】が発言する……」
「そんな物があるのか?」
「あぁ……しかしこの【スキル】は女性と子供が【健康】になるスキルだ」
「?」
その言葉にファイとアミッドは頭を傾ける
「簡単に言えば……私の元眷属の子供達は……あらゆる病に侵される事は無いと言うことだ」
「「!!」」
アルテミスの言葉にファイとアミッドは驚く
それもそうだ……目の前の神の眷属になれば……アルフィアを掬う事が出来る可能性があるからだ
「発現条件は!?」
ファイはアルテミスの言葉に食い気味に聞く
「それは……一応分かってはいる…」
しかしアルテミスは微妙な顔をした
「神アルテミス様一つよろしいでしょうか?」
「何だ?」
「その……その【健康】のスキルは……元眷属だけなのでしょうか?」
「あぁ……そうだ」
「……それが発動条件なのでしょうか?」
「……違う」
アルテミスの違うと言う発現にファイとアミッドはもっとわからなくなった
「?矛盾しているぞ?アルテミス」
「発現条件は……分かっている……だが……しかし」
アルテミスが言葉に詰まっているとアミッドは
「後学の為にも教えてください神アルテミス様」
アミッドの真剣な眼差しにアルテミスは深く溜め息を吐き
「分かった……その条件は教える」
アルテミスは覚悟を決め……深呼吸をする
しかし
2人はゴクリとアルテミスを見つめ……特別なスキルの発動条件を聞く
「そのスキルが発現条件……それは」
「「それは?」」
「
アルテミスからの言葉にファイとアミッドは思考が止まるのであった
今日の作者の独り言
気がついたら1ヶ月も投稿してなかった……マジか
そう思う今日の作者であった
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