前世は剣帝   作:イタク

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ファイは4日間の眠りから目を覚めるとそこにはアリーゼとアーディの二人がファイの近くで寝て居た


第9話ー暗黒期五話

「……………………」

 

ファイは目が覚める

 

(懐かしい……夢をみたな)

 

ファイは直ぐに自身の身体の痛みから予測する

 

(肋骨がヒビが入って…………いや魔法で回復したから折れていて……左腕と左足は……折れていたのか?、相変わらず回復魔法と言うのはどこが負傷したのか良く分からんな)

 

ファイは包帯を巻かれている部分から自身の負傷を予測しつつもアリーゼの目から涙をふく

 

(全く……困った保護者だ)

 

ファイは近くにある紙とペンを取ると自身が起きた事を書くと直ぐに二度寝……

 

「起きたのですか?」

 

ファイは声の主を見るとそこには自身とほぼ同じ身長の女の子が現れる

 

「…………誰?」

 

「アミッドです」

 

アミッドと名乗る女の子はファイに近づくと

 

「診察します」

 

直ぐに診察と言いファイは見たことの無い医療器具を使い慣れた手つきで診察する

 

(凄い回復力……これはいったい……スキルによる回復?)

 

アミッドはファイの異常が無い事を確認すると

 

「大丈夫そうですね……あと3日したら退院しても問題ありません」

 

(……ちっこいのに大した者だな)

 

ファイは感心すると

 

「何か失礼な事を言いましたか?」

 

「いや何も……」

 

ファイは窓から見える景色を見て睡眠を取ろうとすると

 

「「ん?」」

 

「おはよう、そしてお休み」

 

ファイは布団を被ろうとするが

 

「「ファイ!?」」

 

「ぐふっ!」

 

アリーゼとアーディからの抱きつきにファイは……

 

「アリーゼ……苦しい息が……グフッ」

 

ファイはアリーゼからの抱き着きにより息が出来なくなり、あっさりと気絶するのであった。

 

 

 

 

数時間後ファイが目覚め、お見舞いに来た輝夜とライラ。

 

「輝夜、ライラ、おはよう」

 

「おはようって……お前今15時だぞ?」

 

「俺の朝は15時からだ」

 

「全く困った者ですね~」

 

ライラは花束を瓶に入れお土産の果実を輝夜がカットしていく

 

「輝夜が……果物を切るとか……明日雨がふるのか?」

 

「ほほぅ……どうやらそのまま口に入れられたいらしいな」

 

「ごめんなさい嘘です許して下さい」

 

ファイは輝夜から出された果実を食べていると

 

「ところでリオンは?」

 

「家出だ」

 

「家出か……」

 

ファイは果実を食べる

 

「そう言えばアリーゼとアーディは?」

 

「アリーゼはアストレア様の護衛でアーディは……シャクティから怒られている」

 

「そうか……」

 

「にしてもお前……」

 

ライラはファイの身体を見ながら

 

「良くあの爆発から生き延びれたな……何故だ?」

 

「身体が軽く小さかったからだ」

 

「「は?」」

 

ファイはあの瞬間何をしたのか説明する

 

「あの時近くに丸く小さい盾があってな、爆発の瞬間にジャンプして爆発の勢いでそのまま吹っ飛んだ……まあ流石に無傷じゃあなかったが……それでも生き延びる事が出来た。その証拠に内臓や頭の負傷は余り無かっただろ?」

 

「あの瞬間に……そこまで」

「全くだ」

 

輝夜とライラは立ち上がり

 

「ではな末っ子2号(ファイ)

 

「安静にしておけよ」

 

ライラと輝夜は出ていくのを確認するとファイは寝る……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訳もなく病院を、普通に脱走して何も無くなった街を散歩していた

 

オラリオでは今も市民による悲鳴があるが……それよりも

 

「神の送還……か」

 

一部の神の送還に冒険者達は嘆いていた

 

「エレン……まさか神の送還……とは」

 

ファイが街を歩いていると

 

「お前か……エレボスが言っていた少年は」

 

黒い鎧男がファイの後ろに立っていた

 

「誰だ?お前」

 

「未知な味だ……食欲が唆られる」

 

黒い鎧の気配にファイは警戒する

 

(猛者……いやそれ以上か……それよりも)

 

「エレボスって……誰だ?」

 

「…………」

 

「…………」

 

二人は黙り

 

「聞いて無いのか?」

 

「いや誰だよエレボスって」

 

「…………はぁーそこからか……まぁいい。着いて来いファイ」

 

鎧の男は歩きファイはその後を着いていく

 

「意外だな……エレボスからの話では話を聞かず逃げると聞いていたが……」

 

「いやだから誰だよエレボスってやつは」

 

「…………あの神はお前の事を「我が友」っ言っていたぞ」

 

「あーエレンか……そうかエレボスって言うのか」

 

鎧の男はファイが寝ている間に起きた事を話す……神の送還と今起きている事を、そして

 

暴力女(アルフィア)が敵だったのか……てかお前がザルドか」

 

「お前……アルフィアを暴力女って……恐ろしいやつだな?」

 

「だってお前らの所の神から「ファイお前が剣を持つまでお前を攻撃しない」って言ってただろ?」

 

「まぁな……だがお前を攻撃しないだけでお前の周りを襲うやつが居るのだが……」

 

「だから俺は今一人で居るんだろ?」

 

「…………噂に聞く正義のお荷物とは思えないな……頭がキレる」

 

「それで……どこに向かっている」

 

「安心しろもう着く」

 

そこはとあるファミリアのホームであった

 

「ここは?」

 

「闇派閥のホームだ」

 

「…………ここは確か…」

 

ファイは思い出すここは確か闇派閥と思われる小さなファミリアだが確たる証拠が無いのでギルドからも手が出すことが出来ないファミリアだったが

 

「やはり闇派閥のホームだったか」

 

ザルドが入りファイもその後に続くと1人の神と目を閉じている女がいた

 

「やぁ我が友ファイ……調子はどうだい?」

 

「お陰さまで、保護者が情緒不安定になったよ……エレンいやエレボス」

 

「悪かったね……我が友」

 

エレボスはゆっくりと席を座らせるよう指示を出すとファイは椅子に座る

 

「さて……我が友ファイ……最後に話をしようか?」

 

「最後?」

 

「あぁ3日後、俺はオラリオに最後の攻撃を仕掛ける……これで全て終わらせる……だか俺は最後に友として話をしたい」

 

「3日後に仕掛ける話を俺にしても良いのか?」

 

「構わない……それにフィン、あの勇者は読んでいる。それにロキや俺の神友のヘルメスも居るだろうし……」

 

するとアルフィアが紅茶を二人の前に出す、その光景にエレボスは驚愕の目を見開き、ファイは出された紅茶を飲むと

 

「…………不味い」

 

「【福音(黙って飲め)】」

 

アルフィアの問答無用の攻撃を受け吹き飛ぶ

 

「痛ってえなこの暴力女!」

 

「黙って飲め」

 

すると同じく驚愕したザルドは

 

「アルフィア……お前……そんな趣m」

 

福音(黙れ)

 

アルフィアの今までに無い攻撃にザルドは吹き飛び

 

「今までより速く魔法を撃つなバカ!」

 

ザルドは鎧に付いた埃を叩き落とす

 

「ハハアルフィア俺はお前の意外な一面を見て俺は少し嬉しいぞ」

 

「黙れ、殴られたいらしいなエレボス」

 

「分かった……これ以上何も言わない、だから振り上げた拳をしまってくれアルフィア」

 

エレボスのお願いにアルフィアは拳をしまい

 

「さて……お前に聞きたい事がある…………そうだな……トロッコ問題だ」

 

エレボスはファイを試すかのように話す

 

「我が友ファイ……お前は悪が何なのか良く分かっている……が」

 

「ならファイ……お前の正義は?」

 

ファイはエレボスを睨むがエレボスは特に気にせず進む

 

「線路を走っていたトロッコが、突如制御不能となった。このままでは前方で作業している五人の男が轢き殺される」

 

「彼らを救うには、分岐器を操りトロッコの進路を変えるしかないが、切り替えられる先には……大切な女が居た」

 

「男達とは別に大切な女が、もう一方で作業していた、この場合、分岐器を切り替えるか否か、どちらが正しい?」

 

エレボスの質問にアルフィアとザルドは険しい顔をする、それはそうだ彼らは、幼いまだ見ぬ子供を守るために自分を犠牲にする第三の答えを出した……ただ世界と愛する子供を守る為……自身の命を引き換えに

 

「さぁ我が友ファイ……お前はどんな選択をする?」

 

「…………」

 

ファイは、答えなかった…………いや答えられないその問題には

 

「黙りか……少々残念だよ我が友ファイ」

 

エレボスはそう言うと立ち上がり

 

「さぁ我が友ファイ……もういいよ……サヨウナラだ、ザルド我が友ファイがお帰りだ送ってやってくれ」

 

「はぁー分かった……おい少年帰るぞ近くまで送ってやる」

 

ザルドはため息をつくと

 

「エレボス……なら最後に質問だ」

 

「なんだい?我が友ファイ」

 

「お前は……何を望んでいる?」

 

「何を言っている?我が友ファイ」

 

「いや違うな……何を恐れている?エレボス」

 

「……………………」

 

エレボスはファイからの質問に答えられない、エレボスが何故恐れているのか、何故計画を今発動したのか…………

 

「君は……随分と恐ろしいな我が友ファイ」

 

「そうか……なら代わりにいつかお前のトロッコ問題に答えてやる」

 

 

 

ファイはそう言うとその場を後にした

 

「全く……アストレアはいったいどこで拾って来たんだ?」

 

エレボスは少し笑いながら

 

「あともう少し……か」

 

 

エレボスは深く笑いアルフィアはそっと窓から空を見上げていた

 

『星は……どんな時代でもどんな場所も変わらない……それに見てると落ち着く』

 

かつてアルフィアに言ったファイの言葉を思い出す

 

(確かに……どんな場所でも変わらないな)




最後の所は……若干アレンジしました!

今日の作者の独り言

「……感想……特にファイの追放は……辛い!分かってましたけど!分かってましたとも!投稿する時「これちょと炎上するかも」ってけどここまで炎上するとは思って無かったんです!本当です!めっちゃ炎上しているんです!」

そう言い挫折、もしくは内容の改編をしようか本気で作者は考えるが………

「けどここまで真剣読んで貰って……誤文字も教えて貰ってもいます」

「ギリギリの評価が赤の8ですが……」

「がんばります!」



「あっちなみにですがヒロインは決めました」

と最後にぶっ込みを入れる作者であった

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