とか思ってたら前回がプロローグ含め100話だったらしく泣いてる←
今後もゆっくりペースにはなりますが続けていくので、よろしくお願いしまするー。
というわけでほんへ↓
「はははっ! いやぁ楽しかった楽しかった!」
ポケモンバトルが終わり、グリーンが満面の笑みを浮べながらこちらに近づいてきた。
「見たこともない戦法のオンパレードで久々に熱くなっちまった! やるなシバリ!」
「そっちこそ! あの臨機応変な対応力は見習いたいくらいだし、色々勉強になった!」
今さっき口にも出したことだが、グリーンの対応力は本当に凄かった。
俺が最初に出したシャンデラを相手にした時だって、"すりぬけ"を"トレース"することでエンドレスもらいびモードの守りを突破するなんて対策を、短時間で考え出してみせた。
まさかシャンデラにあんな弱点があるなんてな……。実現可能なポケモンは限られるけど、覚えておいたほうが良さそうだな。
「にしても、あのジュカインどうなってんだ? メガプテラ相手にジュカインを出してきたときには驚いたけどよ、"きょじゅうざん"とかいう見たこともねぇ技で倒されるとは思わなかったぜ。なんか姿も普通のとちょっと違うし」
「あぁ、アレは──」
ガラルで"けんのおう"にフォルムチェンジ出来るようになったことを伝えると、グリーンはぽかんと口を開いた。
「えっと、つまり伝説のポケモンが姿を変えるために必要な道具を借りて、フォルムチェンジを習得したってことか……?」
「そういうこと」
「そういうことってお前……」
少し呆れたように言うと、グリーンは口に手を当てて考え込むように俯いた。
「そもそも普通のポケモンにそんなことが可能なのか……? もしくは、その"くちたけん"って道具がザシアンとかいうポケモン専用の道具じゃないっていう可能性も……?」
「……グリーン?」
「──んあ? ああ、悪い。1人で考え込んじまった」
グリーンは悪びれるように頭を掻くと、そのまま言葉を続ける。
「悪い癖なんだ。1から1を学ぶだけじゃ、アイツには届かねぇからさ」
「アイツって……」
「さっきも名前を出したけど、レッドだよ。こんなんじゃ全然ダメだ。アイツに追いつくためにも、オレは──」
そこまで言って、グリーンはハッとしたような表情になって顔を上げた。
「──わりぃ、なんでもない。それより、そろそろ本来の目的を果たしに行くか」
「本来の目的……?」
「おう。オーキドのじいさんに会うんだろ? 」
「あっ」
忘れてた。グリーンとのバトルに白熱してて、今の今まで頭から抜けていた。
「場所はこっから南西の方角にある"マサラタウン"だ。強さ比べはしたとこだし、次はスピード勝負なんてのはどうだ?」
ニヤリと笑いながらピジョットを出したグリーンに対し、俺はボールからムクホークを出しながらその口車に乗ることにした。
「乗った!」
スピード勝負とあれば負けるわけにはいかない。
ホウエンでユウキのオオスバメとあれだけ競い合ったんだ。あの経験を今日活かさずして、いつ活かすと言うのだろうか。
「悪いけど、俺のムクホークのスピードはジェット機並だぞ?*1」
「ホォ!?」
「ハッ! なら俺のピジョットはロケットだ!*2」
「ピジョ!?」
ぶっちゃけジェット機とロケットのどっちが速いとかはわからない。けど、こういうのは男同士の雑なノリだから良いんだ。
だけど──。
──グリーンが少し無理して笑っているように見えたのは、俺の気のせいだろうか。
───────────────────────
「お〜! よく来たのう二人とも!」
マサラタウンの研究所に着くと、オーキド博士が出迎えてくれた。
なんというか、研究者ってもっと寡黙な人なのかと思っていたけど、そういうわけでもないらしい。
「事前にキミの名前は聞いているが、改めて名前を聞かせてほしい。ワシはオーキド・ユキナリ。キミの名前は?」
「シバリです!」
「ふむ、わしに死ねと言うんじゃな?*3」
「言ってないです」
いきなりとんでもない聞き間違いをされた。
シロナさんの名前を背負ってる手前、なんとか顔色を変えずに返答したけど、もしかしたらちょっとヤバイ人なのかもしれない。
「ちなみにこのグリーンはワシの孫であり、レッドの幼馴染であり、ライバルである……えーっと、名前はなんて言ったかな?」
「は? いや、今自分でグリーンって言っ……は?」
グリーンもわけがわからず動揺しているようだ。どうやら普段からこんな感じではないらしい。
「頭どうかしちまったのかよじじい。オレはグリーンだよグリーン」
「そうじゃそうじゃ、思い出したぞ。お前もわしに死ねと言うんじゃな?」
「言ってねぇよ」
明らかに話が食い違っているが、オーキド博士はそんなことも気にせず、近くの机に置いてある3つのボールを指差した。
「ほれ、そこに3匹のグリーンがおるじゃろう?」
「いねぇよ」
「慌てるなグリーン。お前にも好きなグリーンを一匹やろう」
「マジにどうしちまったんだよじいさん……」
グリーンが深刻そうな表情になると、オーキド博士は不思議そうな顔をして首を傾げた。
「ふむぅ……? こうすれば若者にウケると、最近読んだ本に書いてあったんじゃが……?」
「今すぐそんな本捨てろやじいさん!!!」
「ま、待つんじゃグリーン! まだ読み始めたばっかりで──!」
「関係ねぇ! どうせロクなこと書いてねぇよその本!!」
『若者文化は難しいのぉ……』と少し寂しげに呟くと、オーキド博士は俺に向かって手を差し出してきた。
「すまなかった。改めて、ワシがオーキド・ユキナリじゃ。来てくれてありがとう、シバリくん」
「い、いえいえ、こちらこそ、お会いできて光栄です……」
「うーむ……そんなに硬い言葉を使う必要はないんじゃがのぉ……」
「じいさんがそれ言うのは酷だろ……」
グリーンの言葉に内心頷いていると、後ろで研究所の扉が開かれた音がした。
「博士! 言われた道具借りてきました!」
「おお、リーフ! 丁度良いところに来たのう!」
研究所に入ってきたのは、白い帽子を被った女の子だった。
元気いっぱいそうな様子で、笑顔で入ってきたのだが──。
「……ぁ」
俺達を見た瞬間、顔色が変わった。
「丁度グリーンが来てくれているところじゃ! どうじゃ、久しぶりに──」
「ど、道具はここに置いておきますね! 私はちょっと急用があるので、それでは!!!」
「ちょ……ま、待たんかリーフ!」
オーキド博士の制止も聞かず、リーフと呼ばれた女の子は研究所から出ていってしまった。
「……なあグリーン、今の女の子って」
「リーフ。俺とレッドの幼馴染だ」
「幼馴染……」
「そ。最近ちょっと付き合い悪くてな……そんだけだ」
「……そっか」
そう言うにしては、グリーンの顔色にはどこか暗い雰囲気が漂っているように見えた。
バトルの勝敗?
ご想像にお任せ!(カスの作者)
・オーキド博士
狂ったわけではなく、普通にグリーン達を楽しませたかっただけ。ま、まぁ空気は和んだしええんちゃう……?
・グリーン
なんか抱えてそう?
・リーフ
なんか抱えてそう?
・レッド
?????????
まだ出てない地方で好きなところ(参考にするかも:パート2)
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ジョウト地方
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カロス地方
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アローラ地方
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パルデア地方