お昼休みの時間を執筆時間にあてられるんですよねぇ……
あと感想であんまりポケモンの最新作触れてない人とかも読んでくださってるみたいだったので、わかりにくそうなとこは注釈とか入れてみるようにしました。
初めての試みなんでちょっとふざけた注釈も入れてますが、もし邪魔とかあったら教えてください。
「おはようシバリくん、ダンデくんから話は聞いてるよ。……無理言っちゃってごめんね……?」
「おはようございますソニアさん。いえ、全然大丈夫ですよ!」
ユウリのバイブレーション事変から3日後の朝、俺はポケモン研究所に訪れていた。
今日から早速ダイマックスの研究が始まるらしい。
「……あれ? マグノリア博士は来ないんですか?」
「たまに様子は見に来るけど、基本的にはわたしに任せる考えみたい。『これからは若い者の時代だから』って。……ほんとは自分で研究したくてたまらないはずなのに……」
「ははっ、期待されてるってことですかね?」
「……うん! だってわたし、おばあさまの孫だもん!」
そう言って笑うソニアさんを見て、今のソニアさんなら前のようにプレッシャーに押し潰されることはないだろうと思えた。
「……で、研究って具体的には何するんですか?」
「基本的にはダイマックスバンドなしでのダイマックスを見せてもらう感じになると思う。条件を変えたり、ポケモン毎の差異を見たりして、とにかくデータを集めたいかな」
「なるほど……場所にアテはあるんですか?」
「そこはダンデくんが優先的に空いてるスタジアムを回してくれるみたい。流石リーグ委員長! 太っ腹だね!」
「お、それなら大丈夫そうですね」
「ソニア! スタジアムに機材運び終わったぞ!」
丁度良いタイミングで、ホップがポケモン研究所に戻ってきた。
どうやら研究の経験を積ませるという目的で、ホップもこのダイマックス研究に参加させてもらえることになったらしい。
「ナイスタイミング! じゃあ行くわよ二人とも! たくさんデータ取るんだから!」
「ちょっ……! ソニア! オレまだ帰ってきたばっかりなんだぞ!?」
ホップの制止する声も聞かず、ソニアさんは走っていってしまった。
「……ちなみに、どこのスタジアムでやるんだ?」
「そ、それすら教えてなかったのかソニアぁ……」
がっくりと肩を落とすホップを見て、普段の彼の大変さが少し理解できた。
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「いくぞムクホーク! セルフダイマックスだ!」
「ホホ?」
「へ?」
「ホォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙!!!」
「なんでフェイント入れたんだよ」
「……ほんとにダイマックスバンドなしでダイマックスしてる……」
「ちなみにダイ無反動ブレバとか出来ない?」
「ホォ゙!?」
「シャァ゙ン!!」
「こ、このシャンデラ、姿が違う! キョダイマックス*1ってこと!?」
「あ、これはただのエンドレスもらいびモードなので関係ないです」
「エンドレスもらいびモードって何!?」
「エンドレスもらいびモードだぞ(体験済)」
「
「安心しろジュカイン、気の所為だから」
「ジュカジュカ」
「こいつチョロ」
「……あの、なんかグラスフィールドになってるんだけど」
「シバリのジュカインは常時しんりょくだから、ダイマックスしたらこうなってもおかしくないぞ」
「ふ〜ん……いや待って? なんか今おかしいこと言わなかった?」
「パァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!」
「バカお前その状態で殻を破るな」
「……クソでかい殻が落ちてるんだぞ……」
「"ダイからをやぶる"……? 技名としては語呂が悪いわね……」
「その状態でスキルリンクいけそう?」
「パァ゙!?!!!?」
「ごめんて」
「……ゴローニャは止めといたほうが良いと思います俺」
「そうだな……ソニア。ゴローニャは止めておこう」
「ゴローニャで何があったの!?」
「遊んでる時ならともかく、研究中にやったらダイダイバクハツ*2で全部ぶっ飛んじゃうぞ……」
「ダイダイバクハツって何!?」
「お前はやっぱりセルフダイマックスしないんだな」
「────」
「そうだよな。やっぱお前はそういう奴だ。なんかちょっと安心した」
「────────────!!」
「いやすんのかよ」
「やらないだけで出来ないとは言ってない……ってことなのかな?」
「いよいよシバリが持ってるダイマックスバンドの存在意義がわからなくなってきたんだぞ……」
────────────────────────
「……まだやってるんですか?」
「データの整理とか、書かなきゃいけないこととか、やることはたくさんあるからね……」
研究が始まってしばらく経ち、データの採取は大分進んでいるのだが、肝心のアウトプットの進みがあまり良くないらしい。
いや、まあそうなるのはわかる。ムクホークとか毎日のようにダイマックスし続けて何かを掴んだのか、キョダイマックスしてキョダイブレバ*3とかやりだしたし。何してんだお前マジで。
「ホップが帰ってから数時間経ってますよ。まだご飯も食べてないですし、そろそろ……」
「うーん、ごめん! あと少しだけ! 食べてる時間も惜しくて……!」
「……はぁ」
これ結局食べないやつだなと思った俺は、ソニアさんの口元にそっと食べ物を運んだ。
「どうせそう言うと思って、作業しながら食べやすいもん用意しときました。作業しながらでも良いので、ご飯は食べてください」
「ごめん、いつもありがと……はむ」
……なんだろ。研究の手伝いというか介護してるみたいな気分になってきた。
いや、本当の介護はもっと大変なんだろうけどさ……。
「そう言えばシバリくん。ムクホークにダイスープとか飲ませてないんだよね?」
「飲ませてないですね。ダイスープって確か、飲ませるとキョダイマックス可能な状態と不可能な状態を切り替える効果があるんでしたっけ?」
「おっ、勉強してて偉いね。そうなの、だからムクホークにダイスープを飲ませたんなら納得出来るんだけど……」
「あいつ多分ダイマックスとキョダイマックス、好きな方を自分の意志で出せますよ*4」
「なにそれ……。う〜ん、そうなるとここ、どうしたもんかなぁ……」
悩んだような様子で手が止まったソニアさんに食べ物を差し出しながら、俺もそれについて考えてみる。
「んー、ダイキノコ*5でも隠し持ってんのかなあいつ」
「もぐもぐ……えぇ……? この辺り生えてないはずなんだけど……」
「なら、体内でダイキノコの成分を生成して切り替えてるとかですかね? なんて──」
「……いや、それはちょっと面白いかも」
「え゙っ……!? じょ、冗談のつもりだったんですけど……そうですか?」
「常にどっちも出来るってわけじゃなくて、常に切り替えられるって方向でアプローチしてみたら何かわかるかも! 流石だねシバリくん!」
「えぇ……」
それはもう、俺の冗談からその発想に繋げられるソニアさんが凄いだけでは……?
「あ〜! なんか方針見えてきたら安心しちゃった! 明日からまた頑張──」
「……ソニアさん?」
嘘だろ。秒で机に突っ伏して寝たんだけどこの人。
「……まあ、いつものことだけどさ」
俺は起こさないようにソニアさんを抱えると、そのまま寝室にソニアさんを運び始めた。
布団で寝るように言って起こしてもどうせ起きないし、こっちの方が早いんだよね。
ホップ……お前マジで苦労してるんだな……。
「ほら布団着きましたよ。後は好きなだけ寝──っとぉ!!」
すんでのところで、俺はソニアさんの抱擁を回避した。
危な。この人たまにこうやって人を抱き枕にして寝ようとする癖あるんだよな。
何回か捕まって悲しい思いをしたことがある。しかも朝まで起きないから質が悪い。
だがもう俺には通用しない。何度も食らえば対策などいくらでも──。
「……あれ?」
いつの間にか俺はソニアさんの腕の中に引きずり込まれていた。
成長している!? この期間で、ここまでの──!?
「……はぁ、今日も朝までこのままかぁ……」
最初はこれで起きたら俺が悪者扱いされてたからほんと酷い話だ。今は何も言われないけど。
思うことはなくもないが、後ろから聞こえてくる規則正しい寝息に、俺は溜飲を下げた。
「……しっかり休んでくださいね。おやすみなさい、ソニアさん」
ソニアさんが気持ちよく寝れているならと、俺もこの状況を受け入れ、夢の世界へと意識を飛ばしたのだった。
・シバリ
研究者の助手って介護みたいだな……とか失礼なこと考えてる。
ソニアが詰まった時、意図せず絶妙な助言をしているらしい。
ちなみにフウロで耐性が付いているので、これくらいならまったく動じないで寝られる。
・ホップ
ソニアの世話を全部シバリがしてくれてるんだぞ……。
なんだか心が軽いんだぞ……。
・ユウリ
様子を見に来たときに一度だけシバリとソニアが同じベッドで寝ているところを見て脳破壊を食らっている。
・ダンデ
そうかそうか! 研究は順調か!
これなら問題なさそうだな! ガハハ!
・ムクホーク
なにキョダイマックスしてんだお前
あとキョダイブレバってなんだよ
・シャンデラ
ダイマックスでエンドレスもらいびモードが維持出来るらしい
・ジュカイン
なんでお前ダイマックスしただけでグラスフィールド生やしてんだ
・パルシェン
ダイマックスした状態で殻を破るな(戒め)
・ゴローニャ
研究出禁
理由はもちろん、おわかりですね?
貴方が研究機材を破壊し、データを破壊したからです(冤罪)
・最後の一匹
プライドのためにセルフダイマックスを披露。出来るんかい。
書くかはわかりませんが、番外編とか閑話があったら嬉しい?
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いらない:そんなことより本編を書け
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いる:ルリの閑話とか
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いる:本編IF(永住ルート)とか
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いる:ヒスイに飛ばされるようなIFとか