スネイル閣下に転生しましたのでハッピーエンドを作らせます。   作:ジールライ

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19話「逸話」

ラスティSide

 

 

 

我々は現在基地ごとある目的に向かっていた…

 

「しかし、珍しいな…数多くあるのにこの基地ごと動かすとは…」と私は、現在基地ごと移動していた…

 

目的はルビコン3…なのだが…

 

「普段はめったに動かさない基地を…上が許可したのだろうか?」と私は、現在動くスネイルの行動を考え込む。

 

では、なぜスネイルは上に報告をせずに基地を動かす?スネイルなら、企業の為ならば動くはず…いや…企業の為なら上の言う事を聞かない可能性がある?

 

であるならば、最悪の事態を推測しないといけないかもしれない…まさか…いや…ありえるかもしれない…

 

普段机から動かないあのスネイルが*1自ら動いたのだ…きっと何か企んでるに違いない……上に報告すれば、多少は妨害できるか?いや、それは無理だ…上はスネイルの価値をわかっている……だから、無闇に報告をすればスパイということがバレる可能性がある…厄介だな…

 

それに…スネイルは、度々用事があると言って何処かに行ってるが…果たして何をしてるんだ?

 

そういえば、スネイルは最近新しい部屋を作ってたみたいだが…様子を見るか…と私はスネイルが作った部屋に入る。

 

その時、私は驚愕した

 

その部屋にあったのは、畑だった…ルビコンにある野菜が育てられていた…だが、少し様子がおかしかった…それは、何時も売られている物よりも遥かに大きいのだ…一体どうやって…と周りを見ているとある貯水タンクを目にした…

 

私は、その貯水タンクの方を見るとただの水ではないと確信した…何の水なのか横にあった端末をみるとそこには…コーラル50%と文字が映っていた…まさか…ルビコニアンをこのコーラルで育てた野菜を売り食べさせることでコーラル中毒にさせる気か!と私は、激しい怒りを感じた…

 

まだなにかないか調べてみたところどうやら、10%単位で実験記録のようなものがあった…私はそれを詳しく調べてみた…

 

コーラル水の成長具合

 

10% 保留

 

20% 保留

 

30% 保留

 

40% 保留

 

50% 現在観測中

 

60% 120cmのサイズに成長コーラル中毒可能性:低

 

70% 140cmのサイズに成長コーラル中毒可能性:中 

 

80% 160cmのサイズに成長コーラル中毒可能性:中

 

90% 180cmのサイズに成長コーラル中毒可能性:高い

 

100% 200cmのサイズに成長コーラル中毒可能性:高い

 

 

 

「……これは知らせておくべきだ…スネイルにバレる前に早くここをでなくては!」と私は急いでこの場を出ようとした時「ウィーン」とこの畑の扉が開く…そこにはスネイルがいた…

 

「何をしてるんです?第4隊長?」と私は現在絶体絶命の危機に陥ろうとしていた…

 

 

 

スネイルSide

 

 

 

「それで…何しにここへ?」と私はなぜここにいるのか不明なラスティに質問する。

 

「……すまないな…何の部屋なのか気になってな…少し見ただけだ…」とラスティはそう返し私は「では、少し手伝いなさい…第4隊長…あの部屋で着替えますよ…」と部屋に入り隣の部屋にまでラスティを連れて行く。

 

そして…作業服に着替えて…「しかし、あのスネイル閣下がこんなことをしてるとは知らなかったな…」とラスティの反応にまぁそうでしょうね…としか言いようがなく「個人の趣味は意外なものが割とありますよ…まぁこれは実験を兼ねてのものですがね…」

 

「因みにだが、この野菜はどこに行くんだ?」

 

「まずは、中毒性のない大きい野菜をフロイトに食わせます…それで何も変わらなければ問題ないと判断しルビコニアン達に配る予定です…そして、この方法をルビコニアン達にも教えるつもりです。」

 

「……それは、もしかしてだが、ルビコニアン達をコーラル中毒にさせるつもりでか?」とそんな物騒なことを聞かれ「違いますよ…」と返答する…

 

「私はただ…味気のない食事に飽きたので食材を自分から作ってるだけです…その余りものをルビコニアン達に送るだけですよ…あわよくば良い関係を築ければと思っておりますよ……」

 

「そうか……」と無言の沈黙がしばらく続き嫌なので話題を振ろうと考え、621について話そうと決めた…

 

「……第4隊長…実は私は悩んでいるのです…」

 

「悩んでいる?何をだ?」

 

「……621を我々ヴェスパーの新たな隊長をするかどうかです…」

 

「…私にその決定権はないと思うが…まぁ、スネイル閣下がしたいようにすればいいのではないか?V.Ⅸ…いいじゃないか…新たな戦力として認めているんだろう?」とラスティはそう言うが「いえ…その番号に大きな意味があるのです…」と私はナインボールと言う機体を621に渡した事で少し引っかかってしまう…本当にこの機体の名前でよかったのかどうかを…

 

「その番号が?それは…一体どんな意味を持つんだ?」とラスティは興味本位で聞いてくる。

 

「……そうですね…イレギュラーの天敵…いえ…レイヴンの天敵というのが正しでしょう…」

 

「レイヴンの天敵?スネイル閣下…そいつは今どこに?」

 

「いませんよ…なぜなら…奴はもう排除されておりますので…それに…彼はレイヴンとは真逆の存在でもあります…」

 

「真逆の存在?」

 

「レイヴンは『解放』を表すとするなら彼は…そうですね…法律…いえ…『管理者』と表すでしょう…アレは、社会を乱す存在を排除する…管理者…」

 

「…それが…ナインボールと言うやつか…」

 

「えぇ…だから…この番号は特別な意味を持ち…そして…621にもしかしたら…大きな運命を背負わせてしまう可能性があるのです…」

 

「……なるほどな…スネイル閣下…一つ言わせてもらおう…所詮名は名だ…そのように重く受け取る必要はない…」

 

「……そうですか…名は…名か…貴方はそう捉えるのですね…」

 

「……そう捉える…か…スネイル閣下には、名に意味はあると?」

 

「えぇ…ありますとも…少なくとも…レイヴンと言う名が脅威を振るっているのが証拠でも言えるでしょう…名が主人を選ぶ…名がふさわしいものに与えられる……」

 

「……スネイル閣下…彼女にその名前の機体を与えたのはつまり…」

 

「えぇ…彼女はヴェスパーの中で最強の存在だからですよ…フロイトよりも強い…私はそう確信している…」と私はラスティを見つめながらそう告げた後作業は終わり食材の検査を始める。

 

「スネイル閣下…一ついいか?その…コーラル中毒が起こる野菜はどうするんだ?」

 

「それは、動物達に食わせる予定です…予想が正しくは…数倍は大きくなると思いますよ…」

 

「……そうか…では、失礼する」と行ってるラスティはそのまま出ていった…

 

50%は…どうやら、当たりのようだ…ぎりぎり中毒は起こらないようだ…これを維持しつつ私は部屋に戻り…そして…アーキバスの上司に連絡する…

 

『なんのようだね?スネイル君?』

 

「お忙しい中、お時間をいただき誠にありがとうございます…実は、新たに入れた新人をヴェスパーに入隊させたいと思っております…新たな隊長として…V.Ⅸを授けたいと申し上げます…」

 

『ふむ…データを見るに悪くはないが…いささか早計ではないかね?』

 

「何をおっしゃいますか…彼女なら、我々以上に成果を出してくれるでしょう…」

 

『なるほど…君がそこまで言うか…だが、駄目だ!』

 

「ギリッ…な、なぜですか!」

 

『ヴェスパーは8人いたら良い!無駄に隊長を増やして出費を増やすつもりだろう!見え透いているぞ!』

 

うざっ…

 

「うざっ…」

 

『何か言ったかね?』

 

「いえ、なにも………わかりました…では報告は以上です…失礼します…」と私は通話を切り「よし、621にV.Ⅸの称号与えるとしましょう!」と上司の言葉を無視して621をV.Ⅸに入れることにした。

 

理由は一応ある…

 

ヴェスパーになることで621が自由に動けるようになり、自由行動をしやすくできるようになるからだ…それに、ライセンスのない621でも商品を買えるようになるからメリットが大きい…

 

まぁ、企業の命令には従わないといけないけど基本的に変わらないから問題なし!

 

「……まぁ…でも…彼女が受け取ってくれるかは別ですがね…」

 

 

 

ラスティSide

 

 

 

ナインボール…ナインボール…見つからないな…やはり作り話だったか…それもそのはずか…そんな奴がいたのなら有名になっているはずだし…なによりも…そんな奴がいたら…想像もできるわけがない…これほどまでに恐ろしい存在を…いや、まて…まさか、これは警告?俺がスパイであることを知っていて警告する為に言ったのか?クソ…迂闊に動けなくなってくる…スネイルの勘はやはり恐ろしいものだな…

 

いかんな…少し気分転換をしよう…そうすれば、多少は考えが整理できるだろう…と私はそのまま部屋に戻ろうとした時621が俺のもとにやってきていた…

 

「おや?621か…どうした?」と聞くが彼女は無言でこちらを見つめてくるだけだ…

 

警戒されているようなので、私は目線を合わせ「何か困ったことがあるのかな?」と621に聞く。

 

「……ら…す…てぃ…」と621は私の名を呼びは「何だ?」と聞くと「おて…あわせ…お…願い」とそう申し込まれたので私は「いいだろう」と軽く了承し621と共にシミュレーションルームに向かう。

 

スネイルがフロイトすらも超える実力とは言ってたが…流石にそれはありえないだろう…こんな子どもに経験も何もかもが足りないはずなのだから…

 

それが…俺の敗因でもあった…いや…それがなくても負けていたであろう…

 

彼女は、シミュレーションルームではあるもののこの私を軽々と超えていた…

 

「まさか…ここまでやるとは…スネイルが言っていたことは…事実だったか…」と私はスネイルの勘がまさかここまでとは思いもよらなかった…それに…私は彼女が恐ろしくも見えてくる…彼女はあの年でまるで様々な戦場を駆け巡った様な雰囲気もあるが…それよりも…私の動きをまるで知っていたかのような動きだった…彼女は一体何者なんだ…私は、彼女が得体のしれない何かに見えて来そうだった…「ナインボール」と彼女が扱うACの名前…秩序を管理する力を意味するもの…か…「まさか、これほどの実力とは…な…」

*1
動けないだけ




赤ラインに復活!めっさ嬉しい!
この調子でどんどんと伸ばすぞぉ!

そういや、PIERROTDOLLっていうACを見たことある人いる?(作者の機体)赤と金色の機体をしてるアリーナで戦ったことある?

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