例によって短いです。
モス達は依頼のため普通の列車を利用してT社の巣まで来ていた。
「やっと着いた〜」
「随分と長旅しましたね……遠いから仕方ないですけど」
「ワープ列車でも使えたら良かったのですが……生憎うちの事務所にはあまり金がないんですよね……」
「おい、お前ら!殺されたくなきゃ持ってるもんと時計全部おいてきな!!」
「……にしても色がないのは違和感が凄いですね」
「おい!話を聞け!」
「どうやら何かしらの装置を使って周辺から色を集めているらしいですね」
「へえ〜凄いねえ〜」
「おい!!!」
「で、あなた達は誰なんですか?」
「見て分かんねえかよ!!まあいい、俺らには時間と金がねえんだよ。だから、時計と金目のもんをよこしな」
すると、裏路地からわらわらと武器を持った男女が現れる。
「はあ……めんどくさいですね?」
モスはそう言いつつスティグマ工房製の武器を起動した。ロングソードに刻まれた独特な模様がオレンジ色に染まる。
純白な刀身が熱を帯びる。
「あなた達に構っている暇では無いのですよ?」ダッ
モスが駆け出し、目の前のゴロツキを切り伏せる。香ばしい匂いがした。
「せーのっ!」
ユズラがガントレットで相手に殴りかかる。一箇所に集中した衝撃は体を貫いた。
「援護なら任せてください!」
キズがバッグの中に入っていた生体触手を展開し、的確に隙を突いていく。
「く…クソ!!!やめろ!来るな!うわああああ!?!?」
残ったゴロツキ達は武器を置いて逃げていってしまった。まあどのみち彼らは時間が無くなってどうにかなってしまうだろう。……時間が無くなってしまったらどうなるか、考えたくは無い。
「何というか……小物……ですね」
「真の雑魚敵っていうのはこういう奴らの事を言うんだろうね〜」
ユズラがゴロツキ達の死体を漁りながら言う。辞めなさい!とモスに叩かれた。
「さて……面倒な用事も片付きましたし、早く依頼主のところに行きましょう」
「わかりました〜。折角ですし、話を聞いた後にどっかにお昼でも食べに行きません?」
「いいんじゃないかな〜?賛成だよ〜」
「まあずっと列車に乗っていたせいでお腹も空きましたからね……そうしましょうか」
「やった〜!……あ、ミートパイ以外でお願いしますね?」
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「確かここが待ち合わせ場所のはず……」
「あっ!あの人じゃないですか?」
キズが指を指した先には、紳士的なスーツに身を包んだ若い男が椅子に座っていた。
「すみません、コーリアさんで合っていますか?」
「君たちは……成程、わかった。ここでは話せない、場所を変えよう」
そしてモス達は裏路地へ入っていった。
リンバス6章で最初らへんのステージで出てくるネズミ達が滅茶苦茶弱いの考えられてて好き