死亡遊戯で硬貨は回る。   作:シェリフ特攻隊

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我が友が書いてたので便乗。
これは別に原作と時系列を合わせてる訳では無いので、
幽鬼が居なかったり、原作のゲームは出てきません。
あらかじめご了承を下さい。稚拙な文書ですが、
性癖語りとでも思って温かい目でご覧ください。


Open the Game

東京の路地裏にあるバー。そこで坂口 春花(さかぐち はるか)は目の前の盤上にあるサイコロを睨んでいた。出目は4を指す。

「うっし!じゃあ(アタシ)の勝ちだな!」

前のガタイの良い男が舌打ちをして札束を叩きつける。

それを鷲掴みにして、春花はバーを出た。いわゆる、違法賭博である。

彼女は違法賭博を日常にしていた。だからと言って金が無い訳ではない。

彼女は大金を賭けるという行為自体を生きがいとして生活していた。

まぁ、オブラートに包まずに言うならギャンブル依存症である。

これで明日の分を確保だな、そう思いながらパーを出ようとすると、

黒服を着た男に肩を叩かれた。

「素晴らしい賭けっぷりですね。私とも一戦如何ですか?」 

ん?なんだこの男。まぁ良いだろう、どうせ無くなっても良い資産だ。

「ああ、良いぜ!この金でも賭けるか?」

「いやいや、そんな物はいりません。必要なのは貴方の命。

私は『死亡遊戯』のエージェントをやらせていただいている者です。

貴方のその生き様、死亡遊戯に相応しい。どうです?貴方が勝った

ら私の財産でも技術でも差し上げます。その代わり、負けたら貴方

は…私のビジネスパートナーとなることでしょう。」

ほう…死亡遊戯?彼女の底の無い欲望が、自身の理性を呑み込んで

いく。命を賭けた、文字通り一世一代の大勝負。彼女は、もう止ま

る事など出来なかった。

「面白い!面白いよ!良いぜ、勝負だ!」

「ではルールを。サイコロを回して目を当てれたら私の勝利。そう

で無ければあなたの勝利。シンプルでしょう?」

「おい、待てよ」

それだと私が有利だろと言おうとしたが、

「貴方は命、私は財産。重みが違います。」

と言われ、納得した。春花は近くのサイコロを引っ掴み、盤上に叩

きつける。バーの仕様で盤は閉じ、出目は分からない。だが、男は

ノータイムで答えを出した。

「6。貴方のサイコロの女神ならそう言う。」

……出目は6、彼女の敗北を示した。

「ハハっ…ツイてないな」

負けた。天晴れだ。私はこれを望んでいたんだなと思った。全てを賭けた大勝負。彼は賭けに勝って、私は負け。それだけが分かれば充分だった。気持ちいい。私は、人性を賭けたんだ。

「ハハハハ!やってやる!賭けに負けたんだ!私は今、参加を宣言する!」

「ではパートナー、プレイヤーネームを。」

「そうだな…海賭(カイト)…海賭だ!私はこの死亡遊戯に神を賭ける

事を宣言してする!私が!この私がこの死亡遊戯という海を航海するのだ!」

春花は、エージェントが催涙弾を撃つまで高笑いをやめなかった。

 

 

 

 

「はぁ…思ったより凄い人が来ちゃったな。」

新米のエージェントは自身のネクタイを緩め、ため息をついた。

彼は入社一年もない新人だ。パートナーとなるプレイヤーを見つ

からと言われ、何とかここまで態度を装えたは良いものの……

ここまでの強者がかかるのは、彼としても想定外だった。

しかし、この人は何か強いものを感じる。他の者に無い強さを。

彼はその根拠のない自信を胸に、眠っている海賭に声をかけるのだった。

「まぁ、やるからには勝ってくださいよ、パートナー。」

 




No.1「海賭」 
本名坂口 晴香(18)
人生をギャンブルに掛ける金髪ポニテの女性。幼い頃からスリルを求めていて、高校に行ってから独り立ちし、ひたすら危険な事をする。その内。ギャンブルにハマるようになり、「大金を賭ける事」だけを目的に入るようになる。相手が強大な程興奮するが、自分が不自由になる程萎える。あくまで「強大な相手に立ち向かうスリル」が欲しいだけで、マゾでは無いのだ。ネームの意味は「大きな賭けを海と見立てた」とのこと。
作者から一言
「戦闘狂的なキャラが欲しかった結果。」
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