白兎成長譚   作:たい焼き丸

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自己満小説なのでそこだけお願いします
読んでくれる方ありがとうございます!
誤字修正の報告をくれた方々ありがとうございます!気をつけていきます!また誤字があった場合教えてくれるとありがたいです。
あとタイトルをベルの成長期から白兎成長譚に改題します。紛らわしくなるのですがよろしくお願いします。


6話

出発の日の朝ベルは初の冒険者らしい冒険に心躍りながらも緊張していた。ゼウス、アルフィア 、ザルドはいつも通りであり1人緊張してある自分がバカバカしく思えて来てしまう。心なしか吹いている風も自分を嘲笑しているように感じてしまう。

ベルたちが家の前で待っていること数分ヘルメスがのらりくらりとやって来た。しかし前回来た時とは違い後ろに青髪のショートの女性を連れていた。女性はヘルメスの前へ出た。女性の顔からはかけているメガネのせいかもともとの顔かわからないが知性を感じ同時に目の下の隈から苦労人であることもわかった。だが隈があったとしても女性は美人であるとわかる。女性は自分たちの今回の案内人らしかった。

「アスフィ・アル・アンドロメダです。ヘルメスファミリア団長でレベルは3です。今回エルソスの遺跡までの案内を務めさせていただきます。」

そういうとまたヘルメスの後ろへ隠れてしまった。

「俺は紹介はいらないだろ?今回の俺は見届け人ってとこさ、よろしくな」

「苛立たしい。その五月蝿い口を閉じろ。」

アルフィアは福音寸前である。

「まあそう言うなアルフィア 今回は俺たちにもメリットがある、だろ?」

「まあそうだな、それとヘルメス何故今回は私たちなのだ、オラリオにいる勇者や年増しあとは小僧に任せれば経験になるだろう」

アルフィアは何故オラリオにいるものに任せなかったのか疑問であったのだ。

「それなんだが今オラリオは闇派閥の残党との戦闘で手が回らないんだ。

だから今回行けるのはアスフィと君たちだけなのさ」

それを聞いたアルフィアとザルドは自分たちなきあとのオラリオはその程度もすぐに対処できないなかと落胆と怒りの感情が込み上げているのがわかる。

「なんだあいつらは闇派閥の雑魚どもに苦戦してるのか?私たちが去って何年経ってると思ってる。」

「ロキんとこの3人はいいとしてあのガキも苦戦してんのか?」

ザルドは少しは見込みがあると思っていたガキが苦戦していると知り自分には見る目がなかったのかとより落胆した。

「痛い話そうだね、今のオラリオは深層ボスの単独討伐でレベル7になったオッタルを除けばレベル6少しと多くはレベル5、君たちのいた時に比べれば苦戦するってもんさ」

「はぁガッカリだ。終末は近いというのに成長どころか停滞しているとは。」

「ああそうだな、この調子じゃダンジョン攻略も進んでないだろうな」

2人は今のオラリオの怠惰に余程呆れたのかそれ以上はなにも言わず表情だけがオラリオへの失望を物語っていた。

「ヘルメス様あの2人は何者なんですか?猛者をガキ扱いなんて」

アスフィは現オラリオ最強を雑に扱う2人が何者か疑問に思った。

「アスフィにはいってなかったか?。あの2人はゼウスとヘラの眷属だ。今はほぼ引退しているがね」

「ゼウスとヘラ!あの最強の!そうですかそれなら納得です。」

アスフィはこの2人の傲慢さと強者感に納得した。

「話はおわったか?もう出発するぞ」

話が終わると同時にゼウスが出発の合図をおくる。

 

 

エルソスの遺跡までは徒歩で向かうことになったがその道中はこれといった大事もなく順調にすすむ。エルソスに近づくにつれモンスターが増えていくがモンスターのほぼはベルが討伐し撃ち漏らしをアルフィアとザルドが討伐していく。ザルドはベルに夜営や拠点作りについて教え、それが終わると飯をつくる。そんなことの繰り返しであっという間に日は過ぎていった。

その間アスフィは本当にレベル2かと疑い驚愕し、ヘルメスは次代の英雄候補の登場に心を振るわせ鼻歌を歌っていた。五月蝿いとアルフィアに福音されるのは言うまでもない。

そうこうしてエルソスの遺跡まであと1日2日へとなっていた。エルソスの遺跡に近づくに連れ雲ゆきが怪しくなっていたのを各々が感じ始めていた。モンスターの色が暗くなり人の声もない静観な空気が漂っていたからだ。ある程度安全な場所を見つけベルたちは夜営の支度をする。

ザルドは慣れてきたベルをみて感心していたとか。

ベルは夜営の準備が終わると水を汲みに近くの湖へ足を向ける。

湖は透き通った水色をしており、周りには木が生い茂っていた。だがモンスターの影響か生物の姿は見えず静かさに支配されていた。

そして湖に近づくに連れベルはほとりに倒れている人がいるのに気がついた。。そしてすぐさま女性のところへ走り女性の安否を確認する。幸いすぐに意識はもどったがベルは起き上がった女性を見ると心を奪われていた。女性は吸い込まれるような青の髪と瞳をもち肌は白く透き通っていた。女性は一目みて女神と分かる神聖さと美しさを持っていた。女性の神聖さは何人にも犯すことのできない絶対領域のようだった。女神は起き上がると同時に青い瞳でベルをじっと見つめる。

「オリオン」

「へ?」

「貴方が私のオリオンか?」

アルテミスは一目でベルの魂の純粋さに心奪われた。アルテミスは恋など知らない。だがベルを見た時その魂の純粋さに心が揺れる。

「オリオン?いや僕はベル・クラネルですよ。貴方の名前はなんですか?」

ベルは違う名で呼ばれたことに戸惑いながらも女神の名前を尋ねる。

「私はアルテミス。貞淑と弓を司る女神だ。よろしく頼むオリオン」

ベルはやはり女神だっかと納得し、また疑問が浮かんだ。

「やっぱり女神様だったんですね。でもどうして女神様が1人でここにいるんですか?今ここはモンスターの巣窟のはず」

「事情があってな、今私のファミリアは別のところで待ってくれてるんだ。だから私だけ別行動なんだ」

アルテミスの顔には哀愁があったが。すぐに表情がもどったのでベルは気にすることもできなかった。

ベルは女神が1人でいるのを心配しアルテミスに提案する。

「そうですか、じゃあ僕たちの夜営地に来ませんか?女神様1人だと危ないですし」

ベルは自然とそういった。

「お前は優しいのだなオリオン、だが心配しなくても平気だこれでも私は強いほうだからな」

「強くてもダメです。心配なんです女神様は女の子だから」

「女の子?私が?フフっそんなことを言われたのは初めてだ私が女の子か

そうだな、では今日は一緒に夜営させてもらおう」

アルテミスは少し顔を赤らめてそう言うベルを愛おしく思いながらもベルの優しさに甘えることにした。

「はい!女神様ついて来てください」

そうしてベルはアルテミスを連れて拠点へと戻っていく。

拠点へ戻って最初に会ったのはヘルメス様だった。ヘルメスはベルがアルテミスを連れてきたのに驚いていたがすぐにいつもの態度へ戻る。

「あれ?アルテミス?アルテミスじゃないか!どうしたんだ?仲間とモンスターの偵察をしてると思ってたぜ。」

「ヘルメスか、驚いたなヘルメスがオリオンの同行者だったのか。あとそうだな私の仲間は別の所で待っているよ」

そういって少し俯いたアルテミスを察しヘルメスはそれ以上仲間については言わなかった。

「アルテミス、俺だけじゃないぜ今回はゼウスもいる」

「なんだと!ゼウスもいるのか?あの変態クソジジイもいるとは驚きだ」

ベルは天界でのゼウスの評価は下界と変わらないんだなと呆れてしまう。

「ちょっとまっててくれよ今ゼウスを呼んでくるから」

ゼウスを呼びにいったヘルメスは違和感を覚えていた。それはアルテミスがベル君をオリオンと呼んでいることにだ。アルテミスは天界では大の恋愛アンチ仕方なく男と行動することがあっても自分から敬称で呼ぶことなどないはずなのだがどういうわけかベル君へは敬称であったからだ。これからヘルメスは一つの仮説に行き着いたアルテミスはベル君に惚れかかっている。

考えているうちにゼウスのところへついたヘルメスは考えるのを中断する。

「ゼウスいるか?ベル君がアルテミスを連れて来た。貴方もきてくれ」

「なんじゃヘルメス、アルテミスじゃと?アルテミスは今モンスターの偵察をしてるはずじゃ…」

そう言いかけた所でゼウスはそれ以上言うのをやめたヘルメスの表情から全てを悟ったからだ。

「そうかあやつの眷属たちは、でアルテミスは今ベルと一緒におるのか?」

「ああ一緒にいるぜ。にしてもゼウスベル君はすごいな!あの恋愛アンチのアルテミスを落としかかっているぜ?」

「なに!アルテミスをか?あやつはわしが触ろうとすれば弓でいてくるわ男を紹介しようとしても弓でいてくるようなやつじゃぞ?」

ゼウスは本当に信じられなかった。あの恋愛アンチが惚れるなどロキに乳房ができるのと同じくらいあり得ないと思っていたからだ。

「それが本当なんだ、アルテミスのやつベル君を敬称で呼んでじっと見てたぜ?あれは間違いなく恋する乙女の目だ」

「なるほどのう、まあ大方ベルの魂の純粋さにでも惹かれたのだろう」

「?そんなにベル君の魂は純粋なのかい?」

ヘルメスはベルとは短い付き合いながらもベルの純粋さは知っていたがそこまでとは思っていなかった。

「そうともあやつの魂は真っ白で透明じゃ、神ですらいない純粋な魂じゃ」

「それはすごいな!そんな子がいたのか!」

ヘルメスはベルの魂を知り余計ベルへ興味をもってしまった。それに気づいたゼウスは変なやつに気に入られたなとベルのことを気にかけた。

「驚くのも無理ないわい、それにベルの魂は処女神特攻があるんじゃろ、それに加えてわしが教えたテクを使えばイチコロじゃわい」

そういうゼウスの顔にはデュフフと言いそうな笑みと誇らしさが混じった顔を浮かべていた。内心はハーレム刷り込み計画が上手くいってると思いほくそ笑んでいた。

「待たせるのも良くないそろそろ行くかの」

ゼウスがそう言うと2柱はアルテミスのところへ向かった。

 

「アルテミス待たせたかの?」

「本当にゼウスがいるとは驚きだ。なぜお前もいるのだ?」

アルテミスは本当にゼウスだったことに驚いた。

「今回儂等は依頼を受けたのじゃ儂とベルとあと2人おるが今は食料を取りに行っておる。」

「なるほどな依頼を受けたのはお前たちだったのか。でゼウスベルはどこのファミリアの眷属なのだ?」

アルテミスはここに来た時からベルのファミリアが気になっていた。ヘルメスとゼウスではないと思っていたからだ。

「儂のファミリアじゃが」

「は?もう一度聞くぞどこの眷属なのだ?」

「だから儂のファミリアといっておろう。おいベルちょっとアルテミスにだけ背中を見せてみろ」

そう言われてベルはアルテミスへ背中を見せた。

背中を見たアルテミスは驚愕した。

「嘘だ、何故こんな純粋な子がお前の眷属なのだ、お前といるだけで人の子は変態になりやすいというのに。」

アルテミスは今日1番の衝撃をうけ目が回りそうだった。

「じゃから言ったじゃろうベルは正真正銘儂の眷属じゃ。まあこうも純粋なのはわからん。ベルの気質じゃろうな」

そういってゼウスは笑った。

「そうか気質か」

アルテミスは頬を少し赤らめて呟いた。

それを見た2柱は本当に落としかけているのかと驚きでベルの方をみた。

とうのベルはというと足りなそうな水を汲んでくるといって湖のほうへ行ってしまっていた。

「そうじゃアルテミス、今回の依頼なんじゃがな討伐もしようとおもっとる」

ゼウスの言った言葉に対しアルテミスは一瞬も驚くことなく言う

「ベルか、あの子ならアンタレスへ止めをさせるだろうな」

「ああそうじゃ、それにあの子の保護者も相当な強者じゃ苦戦はしても倒せないことはないじゃろう」

「そうなのだな、ありがたい」

2柱の間に真面目な空気が漂っていた。

「ところでゼウス2人はいつ帰ってくるんだい?」

真面目な空気を裂くやうにヘルメスは一声挟む。

「あの2人ならもうそろそろじゃろ。なにか急用でもできたか?」

「いやそういうわけじゃなくて、そのアルフィアは大丈夫かなーとね?」

「あーそうじゃったな。あやつの最近のベルへの過保護は酷いからのう」

そう言ってゼウスは最近のアルフィア を思い出す。

「ベル今日も私と風呂に入るぞ」

「ベル今日は私と寝るぞ」

「ベル今日は私の側にいろ」

日に日に酷くなるアルフィア をみてゼウスは少しほんの少しだけヘラの片鱗をみてしまったのだ。一回過保護すぎるとザルドと共に注意したら癇癪を起こしたのか2人で畑に埋められてしまった。

「まあ大丈夫じゃろ、アルテミスは仮にも貞淑を司る神だしのう」

「それもそうか、じゃあ2人が戻るまでこれからの話をしようじゃないか」

そうして3柱はテントのなかで今後ひついて話し始めた。

3柱は旧友との再会の嬉しさはあれどそれもアンタレス討伐のための会話でつぶされていた。

 

その頃アルフィアは初めて感じる悪寒に警戒したとか…

 

 




中途半端なとこで終わり申し訳ない
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