乗り鉄探偵南 達仁 寝台特急「出雲」八岐大蛇の剣殺人事件 作:新庄雄太郎
暫くして、出雲署のパトカーが到着していた。
「亡くなったのは、東京在住の人です。」
「ほう、それで身元は分かったのか。」
「はい、名前は深川 実さん41歳です。」
「やはり、犯人は内部殺害した後に逃亡したと考えられますね。」
と、小村刑事は言った。
「あれ、凶器が見当たらないな。」
「ん、何だね君は。」
「ああ、いい忘れていました、僕は音ノ木坂学院の南 達仁です。」
「あっ、あの高校生探偵の。」
「はい。」
「これは失礼しました、出雲署の山根です。」
「同じく古村です。」
「私は、島根県警・捜査一課の宮村警部。」
「つまり、犯人は洞窟へ来た後に海岸で凶器を処分したと考えられます。」
「ほう、なるほどね。」
「もしかしたら、猪目洞窟から海岸へ行ったって事は考えられないかな?。」
「ああ、それも考えられるな。」
「猪目洞窟から釜浦海岸へは車で行ったら19分ですね。」
「ええ。」
「とにかく、釜浦海岸へ行ってみますか。」
そして、数分後。
釜浦海岸
「警部、砂浜に使用された凶器がは発見されました。」
「おう、そうか。」
「やはり、犯人が使用したとそこで証拠を隠匿した可能性がありますね。」
と、山根刑事は言った。
「つまり、今回の殺人は東京で起きた殺人と関係しているんですよ。」
「何、それは本当なのか。」
「ええ。」
「でも、何かトリックがある筈だよね。」
そして、南は十津川警部に連絡した。
「なに、猪目洞窟で殺人だって。」
「そうなんだよ、被害者は深川 実という男性で死因はナイフによる出血死。」
「そうか、今どこにいるんだ。」
と、十津川警部は南に言った。
「今、出雲にいるよ。」
「出雲って事は、島根県警か。」
「そうですよ。」
「そうか、じゃあ分かった、早速こっちでも調べてみるよ。」
「じゃあ、お願いね十津川警部。」
「うん、わかったよ。」
と、十津川警部は電話を切った。
そして、出雲大社と猪目洞窟を観光した達仁と穂乃果とことりと花陽は玉造温泉で1泊した。
玉造温泉
「わーっ。いい湯ね。」
「うん、本当だわ。」
「出雲に乗って山陰へ行けれるなんて夢みたいだったわ。」
と、花陽は言った。
「問題は、どうやって殺害したかですよね。」
「うん、そうよね。」
「でも、何か引っかかるんだよな。」
と、達仁は言った。
「犯人は誰かな?。」
と、ことりは言った。
「ウーム、きっと何かトリックがある筈だよ。」
「その時、俺たちは寝台特急「出雲1号」に乗った時に食堂車で知り合ったんだよね。」
「ええ、そうよ。」
と、穂乃果は言った。
「この中に犯人はいるのかな?。」
犯人は誰なのか?
そして、どんな列車トリックを使ったのか?
次回もお楽しみに