魔法戦記リリカルNARUTO   作:鳴神

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9話 1日の終わり

ハグッハグッバクバクッモグモグ………ゴクンッ!!

「おかわりだってばよ!!」

「ええけど………ちょいと食い過ぎやないか? そないに詰め込んだら腹壊してまうで」

「ん~、だけどさ。さっき言ったみたいに最近マトモな飯を食ってなかったんだよな。だから嬉しくてさ」

アハハと笑うナルトだが、その周りに詰まれた皿の数は尋常な数ではない。

どれくらいかと言えば、大食いで有名なスバルとエリオが訓練後に食べる食事量を足してもまだ余るほど、と言えばわかってくれるだろう。

「はぁ………心配せんでも六課におる間は毎日ちゃんとご飯は出すから、そないに食い意地を張るんやないって」

「ハグッモグッ………わかったってばよ。そんじゃあ、これ位で止めるってばよ。

ふ~、食った食った」

はやての制止を受けたナルトは最後に残った食料を飲み込んでから爪楊枝で歯を掃除する。満足したのか、その顔には幸せそうな笑みが浮かんでいる。

「それにしても、ナルト君って強さだけやのうて食事量も規格外なんやな。」

「んにゃ、今日だけは特別だってばよ。基本的には普通の量しか食わねーって、」

「………それを見ちゃったら、信じ切れないよ」

なのはがボソッと呟いた一言はその場にいた皆の思いを代弁していた。

「だけどさ~。俺の知り合いにはこの倍以上の量をいっつも食う奴がいるんだぞ」

「「「ば、倍!?」」」

もちろん、その人物はナルトの知り合いの中で最も温厚とも呼べるチョウジの事なのだが、なのは達がイメージしたのは大量の食べ物を掃除機のように吸い込んで行く鬼のような外見の大男であった。

これが、後の出会いに少なくない影響を与える事となるとは誰も考えていなかっただろう。

 

閑話休題(それはさておき)

 

食後の茶を啜っていたナルトはふと何かを思い出したようにふと顔を上げて

「………そういや、シグナム達の事は紹介してもらったけど、そっちのちっこい奴らの事は紹介してもらってないんだけど?」

何気なしに、しかし、とても重要な事を思い出した。

「「「あ………」」」

「………完全に忘れてたな。」

気まず過ぎる沈黙がそこに漂ってしまった。

 

☆☆☆☆

 

「ほ、ほなフォワードの皆の自己紹介にしよか」

あの沈黙から五分後、はやては額から汗を流しながら言った。

いきなり過ぎる展開は突っ込み所満載なのだが、誰も突っ込みを入れないのは皆がはやてと同じ思いを持っていたからである。

「じゃあスバルから自己紹介よろしくな」

「は、はい、スターズ分隊フォワードのスバル・ナカジマです。ポジションはフロントアタッカーですので、これから御指導お願いします!!」

いつもの態度からは考えられない程しっかりした敬礼をするスバル………だが

「………なぁ、はやて」

「ん? どないしたんやナルト君」

「………フロントアタッカーって何? 指導してほしいって事は最前線で戦うポジションってのはわかるんだけど」

「あっ………せやったナルト君って魔導師について知らんかったんやな」

どうやらナルトには魔導師のポジション分け………寧ろ魔導師全般についての説明が必要らしかった。

もっとも、今はそんな事まで説明する時間はないので省かせてもらうが、

「ほなポジションについてはウチが解説するな。スバルのフロントアタッカーってのは戦闘の最前線で戦うポジションや。突破力と防御力、機動力を重要視したポジションなんやけど、多分ナルト君の格闘戦とかスピードを見たさかい指導してほしい言うとるんやと思うで」

「ああ~なるほどな。」

はやての解説と説明にナルトは納得したように頷く。

機動力は兎も角、螺旋刃は取得難度SSランクの超超高等忍術、チャクラ消費が他の術より圧倒的に多いとはいえ、その欠点を補って余るほどの威力は確かに突破力重視の人間から羨望の眼差しを受けるのも納得だ。

発動時には両手が塞がるとはいえ印を全く組む必要がないため隙もでき辛いし、チャクラの放出量や性質変化を加えるだけで様々なバリエーションを生み出せるそれはナルトにとってあまりにも身近だったため気付いていなかったが、もし螺旋丸関連の秘伝書が世に出回っていたのなら数多の忍が習得に力をいれていただろう。

「まっ、教えられるところは教えるけど、あんまり期待すんなよ。そもそも、俺とお前等だと使っている力の根本から違いがあるからさ」

「そ、それでも、高速機動時での戦闘方法や攻撃方法、回避などの手ほどきなら………」

「ああ、そっちの方面なら大丈夫っぽいってばよ。なんだったら明日からでも教えてやるってばよ」

「やったぁぁぁぁっ!!」

両手を突き上げて歓声をあげるスバルを見て、ナルトはふと昔の事を思い出した。一番弟子の木の葉丸、一時期担当していた三人の少年少女、今でも忙しい任務の合間に彼等が演習している場所を訪ねては様々な術の手ほどきを行ったり、組み手をしたりしているのだが、彼等を訪ねればいつも今のスバルの様に喜んでいた。

「(アイツ等元気にやってるかな? 木の葉丸は特別上忍になってから会ってなかったし、三馬鹿共は中忍になってからめっきり会わなくなったからな~。しかも全員が全員、実力に比べて思慮がないし………早く戻れるように頑張んねーとな)」

「ナルト君? 何を考えとるんかは知らへんけど次の紹介してええか?」

「っと………悪いな。大丈夫だってばよ」

「そっか、なら次はティアナな」

「はい!!」

と力強く返事を返したのはオレンジ色の髪をした気の強そうな少女、その雰囲気には鋭いものがあったが………

「(なんだろうな? どこか思いつめている何かがあるような気がするんだよな)」

その雰囲気の中に感じられる寂しさを感じ取ったナルトは首を傾げざるを得なかった。

「スターズ分隊所属のフォワード、ティアナ・ランスターです。ポジションはセンターガード、よろしくお願いします」

「ちなみにセンターガードってのは中距離援護攻撃する指揮官ポジションやで」

「ああ………なるほどね」

鋭い雰囲気はリーダーとしての責任感故かと納得したが、それでも寂しいを説明する事はできなかった。

「(ん~、この雰囲気はカカシ先生みたいな失敗の責任から来てる系より寧ろ………昔のサスケみたいな雰囲気っぽいな。でも流石に聞けないよな~。)」

尋ねてみようかと考えたが、信頼関係が築けていない現状では理由を聞くのは無粋だと判断したナルトはあっさりとそれを諦めた。

「ライトニング分隊所属のフォワード、ガードウィングのエリオ・モンディアル三等陸士です!!」

「同じくライトニング分隊所属のフォワード、フルバックのキャロ・ル・ルシエ三等陸士です!!」

「「よろしくお願いします!!」」

「ふむ………」

二人を見てナルトが思案顔になるが、それは二人がまだ幼いにも関わらず働いているからではない。

ただ、ナルトから見て二人の顔がどこか固く、無理に背伸びしているように感じられたのだ。

「よし………」

「どいしたんでs………イタタタッ!?」

「「「エリオ(君)!?」」」

いきなり何かをされて悲鳴をあげるエリオ、それを見て驚く女性陣、

ナルトがした事とは………

「お~、お前の頬って面白い位に伸びるんだな。」

「ひゃ、ひゃへへふふぁふぁひ(訳:やめてください)」

「小生意気に堅苦しい挨拶かました罰だってばよ。上、上、下、下、丸描いてほいっと」

「わひっ!?」

エリオの頬を摘んでグニグニ引っ張ったかと思えば色々な方向へ動かして爆笑する。はっきり言って、これで二十歳目の前の男だと言われても納得できない人間の方が多いだろう。

「ったく、何考えてんのか知らねーけどよ。誰かに甘えるのを遠慮して、無理に大人ぶる必要はないんだぞ? お前等には周りの人間がちゃんといるんだからよ」

「えっ………あの、えっと………」

「これからよろしく頼むってばよ。エリオ、キャロ」

「「あう………」」

ナルトの言葉に戸惑う二人だが、そんな様子は無視してナルトは二人の頭を乱暴に撫で回す。髪の色も面影も、似たところは全くない三人だが、周りにいた人達から見れば三人が兄弟のように見える………そんな光景だった。

「こないな時に言うのは無粋かもしれへんけど、フルバックってのは前線で戦っとるメンバーの補助や支援攻撃を後方から行うポジションで、ガードウィングは戦場を駆け回って仲間を守るっちゅう役割があるんやで」

「そっか、二人共小さいのに頑張ってんだな」

「そ、そんな………僕達は大したことないですよ」

「強くもないですし………迷惑かけてばっかりですし」

優しく………まるで本物の兄のように笑うナルトを見て二人は気恥ずかしそうに目を逸らす。

「(まっ、コイツ等はアイツ等みたいに放っておいたらどうなるかわかったもんじゃないからな。これからも気に掛けないとな)」

「ほな最後はナガトとヤヒコやな。」

ナルトが決心をつけたのと時を同じくして鮮やかなオレンジ色と緋色をした髪を持つ二人の少年が出てくる。

「スターズ分隊所属のフォワードのヤヒコ・ナカジマっす!! ポジションはアタックウィング、階級は一等陸士っす!! これからよろしくお願いします!!」

「暑苦しいよヤヒコ、僕はナガト・ナカジマ一等陸士です。ポジションはティアナと同じセンターガードです」

「あ、ああ………よろしく頼むってばよ(ナガトにヤヒコって………いや、まさかな)。」

二人と握手を交わすが、一瞬だけ二人が同じ師を仰いだ兄弟子のように思えてしまった。彼等は既に死んだ筈とわかっていても………ヤヒコはペイン天道、つまりは暁の創始者【弥彦】に、ナガトはペイン外道、暁の表向きのリーダーにして、木の葉を壊滅させたもののナルトを信じ命を引き換えに木の葉の人々を蘇らせた尊敬する兄弟子【長門】と瓜二つという容姿をしていたため、そう錯覚したのも無理ないのかもしれない。

「ちなみにアタックウィングゆうのはフロントアタッカーと同じく前衛で初撃や敵の攪乱を目的にしたポジションや」

「………そっか、」

「………なぁ、ナルト君、もしかしてホームシックにでもなっとるん?」

脈絡も何もないが、心配せざるを得ないナルトの様子を見て、はやてはそう尋ねた。

次元漂流者というものは珍しい存在だが、管理局においてそれなりの地位を持つはやてにとってはこれが次元漂流者との初めての出会いというわけではない。

とある次元漂流者は何度も何度も故郷に帰りたいと願っていた。また、ある次元漂流者は自らに起きた悲劇を知って崩れ落ちた。ある女性は涙を流す事も、何かを話す事もなくただ静かにしていた。

どんな人間でも、故郷に二度と戻れないかもと知った時に絶望しなかった者はいなかった。それを知るからこそ、はやてはナルトも強気を演じているが他の次元漂流者と同じように故郷を思って暗い思いをしているのでは? と考えてていた。

それはある一面からすれば正しかった。

「んにゃ、ただちょっとばっかし考え事をしてたんだよ。

確かに、ホームシックになってねーって言ったら嘘になるってばよ。でもさ、俺ってば基本的に絶望しない質なんだよ」

「もう二度と故郷に帰れへんかもしれへんのに?」

「俺はタラレバは考えねー主義だからな。帰る方法を探す事すれ、帰る方法を手に入れんのを諦める事は絶対ねーってばよ」

ケラケラ笑うナルトの姿は確かに何の絶望もしていない顔だったが、それでもはやては彼が全く絶望していないとは思えなかった。

「でも………もし、ホンマに帰れへんってわかってもうたらどないするんや?」

「タラレバは考えねーって言っただろ?………まぁ、そうだったとしたらな~。

はやてかなのはか………ここにいる奴らの誰かに頼むなりして生活の糧をゲットさせてもらうってばよ。まっ、諦めの悪さには定評がある俺ってば~ホームシックの余りに故郷に帰るための忍術を作っちまうかもしんねーけど」

火影になる夢は諦めたつもりはない。だが、もし帰れなくなったとしたらその時はその時だ。

故郷への未練がなくなる日は絶対にないだろうが、それでも自分はそんな時でも前を向いて歩いて行ける。

それが波風ナルトという人間なのだ。

「そっか、ナルト君は強いんやな。

………ほんなら、そん時はウチの部下としてビシバシ働いて貰うから覚悟してえな」

「ははっ、お手柔らかに頼むってばよ」

「それは約束できひんな~」

おどけた様子のナルトを見て安心したのか、はやても安心して冗談を言えるようになっていた。

「………ナルト君とはやてちゃんって、今日初めて会ったのよね?」

「多分、その筈だよ。」

「でも………二人共仲良すぎない? ちょっとだけ妬いちゃうよ」

なのは嫉妬心は果たしてナルトに向けてか、はやてに向けてのものなのかはわからない。

 

☆☆☆☆

 

「うわ~、ベッドがすげーフカフカだってばよ」

自分に割り当てられた一人部屋のベッドに転がりながらナルト嬉しそうに呟いた。

『ふむ、確かベッドで寝るのは一月半振りでなかったかのう?』

「九喇嘛? 今までずっと喋って来なかったけど………なんかあったのか?」

『いや、儂が下手に喋りかけて、お前が反応の一つや二つをしまえばお前が怪しまれると思ってのう。ここには監視の類の気配はないと踏んだから、今まで黙っておったのじゃ』

「そっか………そりゃ助かったってばよ」

端から見れば一人でぶつぶつ喋っているような危ない人間に見えるので、九喇嘛の配慮は確かに正解だっただろう。

『それにしても………良かったのか?』

「なにがだ?」

『阿呆、木の葉に帰れなくてよいのかと聞いとるんじゃ』

「あのな………さっきも言ったし、この世界に来た時も言ったけどさ。帰る事を諦めているわけじゃねぇし、無理だったとしてもこっちで生きる覚悟はあるんだぞ。後悔しない生き方位自分で見つけられるってばよ」

九喇嘛すらにも心配されるなんて、今の状況って結構ヤバいんだな~。などと相変わらずな様子でナルトは呟くが、ナルトに対して隠れツンデレの気がある九喇嘛は呑気な主に少しばかり怒りを隠せなかった。

『阿呆、仮にお主が次元転移忍術を組み上げたとしても木の葉の座標を持っておるわけではないだろう。』

「確かに、そういう問題もあるよな~。」

『つまり、お主が木の葉に戻れる可能性はほぼゼロなんじゃぞ。』

「最悪、元の世界が見つかるまで転移しまくんないとな。術式を組むのは半年掛かるっぽいし………そうだ、この世界からいなくなる時にこの世界にマーキング残さねえとな」

『………聞いておるのか阿呆』

自らの心配をよそに予定を建てるナルトを見て九喇嘛は呆れた声を出すが………

『(まぁ、絶望にさいなまれて立ち上がらんよりも、絶望せずに何とかしようと考え続けている方がナルトらしいとは言えるがのう)』

自らの知るナルトという存在を考えれば、今のような事になる事は充分予測できていた事なので、それ以上文句を言うことはなかった。

『しかし………お主は相も変わらずトラブルに巻き込まれる体質じゃのう』

「うっせぇ、んな事は俺の方がわかってるってばよ」

『蛇に暁に宵に………仕舞いには世界から爪弾きを食らうなど、数千年を生きた儂もそう経験できる事では有るまいて』

「俺ってば神様に嫌われてんのか?」

『その代わりに数多の者共から好かれとるんじゃから充分じゃろうが』

「………。」

薄情な事に否定してくれなかった九喇嘛に少しばかり拗ねたくなったが、そんな些細な事を気にしていたらやってられないと思い気を取り直して

 

「なぁ九喇嘛、お前ってば何か感じねーか?」

『感じるとは………気配か? それとも予感としてか?』

「この世界に来て、お前は何を感じた? 俺は………ちょっと嫌な予感がしたってば」

目を伏せながらナルトは何気なしに耳を澄ませる。あの忍界大戦で九喇嘛のチャクラを使えるようになり、第六感(悪意の感知能力)が発現してからの癖である。

視覚を封じれば考えも纏まりやすくなり、むしろ物事が良く感じられるように思えるというのがその理由である。

そして、ナルトはこの世界に来てから何とも形容し難い予感を感じていた。

勿論、それはただの予感でしかないがナルトは自らが感じたモノが頭の片隅でずっと引っかかり続けていた。

『そうじゃのう………儂は勘と言った類は感じんし、信じもせんが………ただ、お主がこの世界に来た事には何か意味があると思うのう』

「この世界に来た意味?」

『うむ、お主はこれまで蛇や暁以外にも数多の事件に巻き込まれておったじゃろう』

「自分で言ってて悲しくなるけど、多分俺ってば世界で一番多く事件に巻き込まれてる自信があるってばよ」

原作しかり、劇場版しかり………ナルトの巻き込まれた事件(任務ではない、ましてや仕事でもない)の数は異常とも呼べる。

そして、それによって救った命や心の数は数え切れない。

そしてその始まりは全て何気ない小さな出来事から始まった。

今考えてみれば、そのナルトが関わった小さな出来事にこそ意味があったのかもしれない。

『今までの事件と同じように、お主がこの世界にやって来たというものは………おそらく、何かの大事の前兆のように儂は思える。

じゃが前兆が世界からの爪弾きだ。おそらく今度の事件は………今までにない大事にやるやもしれん』

「今までにないって………世界規模の戦争より上があんのかよ」

信じられないとばかりに呟くナルトだが、九喇嘛の声には一片たりとも冗談の色が感じられないのはナルト自身が一番良く分かっていた。

『どうにせよ用心する事に越した事はない。幾ら数多の者共にお主が認められたとて儂等の力を狙わぬ馬鹿共が消えるわけはないのでな。』

「………ああ、わかったってばよ」

『儂はお主以外の者と命を共にするつもりはない事を忘れるでないぞ』

その言葉を最後に九喇嘛の声は聞こえなくなった。そしてナルトは再び目を開けて天井を見上げる。

「ホント………俺ってば生きていくだけでとんでもない事を背負いまくる事になんのかな? あんまし嬉かねーってばよ。でも………」

少しばかり嫌な気分になり溜め息を吐いたが、それを振り払うように体を起こしナルトはベッドの向かい側にあった鏡を見据える。

 

「俺が頑張れば誰かが笑顔になるってんなら………頑張るしかねーし、それだけで戦う理由は充分さ。

そうだろ? 波風ナルト」

鏡に映った自らの顔には笑顔が浮かんでいた。

「………うっし、だったらまずは充分に睡眠を取らねーとな。

話はそっからだ!!」

バタンと再びベッドに転がりナルトは拳を突き上げ、彼はそう宣言した。

 

 

 

 

 

だが、彼はまだ気付いていない。

彼の歩む道の先は………今までの事件で最も過酷で辛い試練の連続である事を

 

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