追放しちゃダメだったらしい   作:鮫島さん

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2話 私が全部やるらしい

 

 

 

 

 「どうしようどうしようどうしよう……!?!」

 

 

 

 私こと、魔王直属諜報員、レヴィは盛大に焦っていた。

 それは魔王様の命令により、崩壊させようとしていた勇者パーティを、魔王様の命令によって崩壊させるのを取り止めて育てることになったからだ。

 

 

 

 

 ……いやなんで!?

 

 

 

 真逆の命令じゃないですか魔王様!?私いろいろやっちゃいましたよ!?パーティで大事なポジション追放しちゃったんですけど!?

 

 私は何度も通信魔法を使用しても魔王様は応答してくれない。完璧に寝てやがる……!確かに魔王様は1度寝付くとなかなか起きないお方だけど……!

 

 

 せめて、なぜこのような命令を下したのか、理由を教えて欲しかった…… 

 いっつもそう!魔王様の無茶ぶりに私はいつも振り回されてきた。それでもめげずに達成してきたのだ!

 

 

 魔族の中でも弱小な私に価値を見出してくれた魔王様、その期待に応えるべくこれまで頑張ってきた。けど今回は意味がわからない、何故命令を訂正したんですか?

 

 

 なんだよ勇者パーティ育てろって、ブリーダーかよ。前の「我が娘の遊び相手となれ」と命令された時の方がマシだったわ!お嬢様フィジカル強すぎて死にかけたけど!

 

 私がとっくにパーティ崩壊させてたらどうしてたんだよ本当。

 

 

 

「でもまだ最悪じゃない、勇者パーティは崩壊していない……!まだ間に合う……!」

 

 

 と、とりあえず追放してしまったノアのことは仕方ない、今はここから悪化しないように何とかしないと。

 

 私は魔王様の命令には必ずやり遂げる女レヴィ!今回だってやり遂げてみせる!

 

 

 

「さて、でもどうしよっか。ノアが居なくなった今、パーティメンバーの仲介役が必要だろうし………私がやるべき?」

 

 

 少し考える……いや無理じゃね?詰みです。

 あんなつよつよイロモノ冒険者の制御とかできる気がしない

 

 

 ガンテツやミナナ、ユーゴは癖強集団だ。

 

 

 ガンテツは戦闘狂の拳闘士、誰にでも喧嘩を売る。おかげで冒険者ギルドでは彼は腫れ物扱いだ。

 

 ミナナは魔法職だ、いつも兎の人形を抱えていて、ふわふわした印象を受ける。15歳とまだ若く、ノアがよく気にかけていたっけ。

 

 ユーゴは勇者であるがノンデリで、効率を求め人の気持ちを無視する。人と会話する時、いつも失礼なこと言うからいつもヒヤヒヤする。貴族相手とかなら尚更だ。

 

 エイラは優しい人だ。聖女として聖光教会のトップに君臨し、多くの民から愛されている。そこに、魔王討伐のためにノアを追放する選択を取れる、ストイックな面もある。

 

 

 まともな人、エイラしかいないじゃん。

 

 

 よし、今後の方針としてあまりメンバーを刺激しないよう、衝突は避けて、パーティメンバーが揉めたら仲を取り持って、何かやらかしたらフォローに回る!あとは流れで!これでいこう。

 ノアがいない分、私とエイラで頑張らないと。

 

 

 そしてノアの代わりをするにあたって、特に今気をつけるべきはミナナかな。

 

 

 今回のノアを追放するにあたって、最も反対したのは彼女だった。

 

 

 彼女は勇者パーティに入る前から、ノアと共にパーティを組んでいた期間があった。

 実は追放の話を持ちかけた際、「ノアが抜けるなら私も抜ける」なんてことを言い出していた程だ。 ノアから貰った人形を大事そうに抱きしめているし、彼女はノアのことを好いていたのは確かだ。

 一応追放について説得はできたが、気が立っている可能性がある。

 

 

 彼女は勇者パーティの貴重な戦力、世にも珍しい【魔法少女】の職業をもつ少女。

 追放の件、あまり引きずってたりしなきゃいいけど……

 

 

 

 今後の不安を考えながら、私は眠りについた……

 

 

 

 

………………………………………………………………………………

 

 

 

 次の日、私たちはリビングに集まっていた。

 今後の予定について決めるためだ。

   

 特にノアの抜けた穴についてどうするかも話し合いしなくてはいけない。

 

 現在勇者パーティはレベル上げのためクエストを周回している。勇者のスキルである経験値増幅は6人まで効果を発揮する。現状は5人、早々に仲間を加え、レベル上げをしたいところだ。

 

 各々の席に座る。ノアの席だけ空いているのが、本当に追放してしまったんだど言うことを思い出させてくれる。

 あと一日、魔王様からの命令を早く聞いていれば彼を追放しなかったのに……

 

 

 その空いた席を見ながらエイラは私たちに話しかけてくる。

  

 

「ノアさん……自分の荷物は全て持ち出したようですね、部屋には何もありませんでした」

 

「処分の手間が省けて助かったぜ、あの気色悪い人形遊びも見なくて済むんだな!ガハハ!」

 

「アハハー、そうだね……」

 

 

 豪快に笑うガンテツ、私は賛同するように愛想笑いを浮かべた。変につっこんでも彼の場合争いしか生まれない。

 ガンテツはノアの人形術を、子供のお人形遊びと称し、軽蔑していた。

 ノアの使う木製人形はどれも手作り、魔力操作も完璧でかなりの精度を誇っていたのだ。しかしこの戦闘狂にとって、戦いに使えない技術に価値は無いのだろう。

 

 

「…………うるさい、静かにしろ」

 

 そしてそのガンテツを不機嫌そうに睨むミナナ。眼力だけで人が殺せそうだ。

 本当にやめて欲しい、ノアのこと悪く言うの。ガンテツはこう言えばミナナがイラつくことをわかってやっているのだ。ミナナの魔力が漏れ始める。戦いたいのはわかったからここでやるな!

 

 

「さて、パーティ枠に1人空きが出来た件だが、実は既に新たなパーティメンバーが決まっている」

 

 

 この状況を無視して話を進めるユーゴ、お前はもっと空気読め!一応リーダーだろ、ミナナを宥めてほしい、エイラさんも「え、このまま進めるの?」みたいに顔してるから!

 

 

 

「えっと、決まっているというと、どなたなのでしょうか?」

 

「【常夜の月】のメンバーの狩人、フォレスだ。こちらのパーティに入らないかとスカウトした。快く承諾してくれたよ」

 

「あの有名な弓の名手ですか!ユーゴさん、よくスカウトできましたね」

 

「ああ、魔王討伐に向けて共に戦ってくれるとの事だ、彼は博識な人物でもある。俺たちパーティの役に立ってくれるだろう。明後日の午後、こちらに合流する予定だ」

 

 

 

 既にパーティメンバーの宛はあるらしい。一先ず安心か……

 

 フォレスとはギルドで何回か会ったことがあるな。

 将来有望の若き弓の名手、かなり真面目な人物だった覚えがある。彼が入いればパーティ崩壊は免れるかもしれない!

 

 少し希望が持ててきた、これなら魔王様の命令も遂行できるかも!

 

 

 

「それと、今までノアがやってきた業務はレヴィ、全てお前に引き継いでもらう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……………………………………?

 

 

「……はぁ!?え、全て!?私が!?」

 

「ノアを追放する際、お前はノアの業務を全て請け負う発言をしていただろう」

 

「あれは……ほら!言葉のあやというか、本当に言っているわけではないというか……!ノーカンでしょあんなの!」

 

「この中ではお前が一番暇だろう。普段どのような活動をしているか詳しくは知らんが、これといったことはしていないはずだ」

 

 

 

 はぁぁぁぁぁ!?誰が暇人だって!!?

 

 こちとらお前ら解散させるためにあちこち飛び回ってたわ!!いろいろ印象操作するために噂とか流しまくってたわ!!

 

 突然すぎるだろ、なんで私がノアの雑用やらなきゃいけないの!?こういうのって各自分担するとかじゃん!

 

 

 

「こいつはいい!俺らのパーティでノアの次に弱いのはレヴィ、てめーだもんな!雑魚には雑魚の仕事があるもんだ!ガハハハ!」

 

「それは流石にレヴィさんの負担が大きいと思うのですが……」

 

 

 ガンテツ……!他人事だからと笑いやがって!

 エイラは私の事について心配してくれてるのに!

 

 確かに、私はLvに比べて戦闘面は弱い。けど、盗賊は罠を貼る、宝箱などの鍵を開ける、といった唯一無二の役割があるから!そこ忘れんなよ!

 

 忘れるような奴らだからノア追放したんだけど。

 

 ……いやでも、まてよ?本当に私がやるしかないのか……?

 一旦冷静に考えてみる。まずは一番頼りになりそうなエイラ、彼女は協会の仕事があり多忙、そしてユーゴとガンテツ、こいつらは自分が雑用をするという考えがないので論外、最後にミナナ、ノアが抜けた今の精神状態的に何か出来ると思えない……!

 

 今の私は勇者パーティ崩壊のために暗躍する必要も無いし、案外手が空いてる……

 

 嘘でしょ、私しかいないのか……

 

 

「ああもうっ!やりゃいいんでしょ!!はぁ……それでユーゴ、私は何すればいいの?」

 

 

 

 

 

「そうだな、ノアは基本的に俺たちのサポート係として働いていたから、それをやって欲しい。 

 ノアがやっていた業務はというと……クエストの発注、消耗品購入、見張り、テント設営、焚き火準備、装備手入れ、ルート記録、アイテム回収、モンスター素材の回収・仕分け、薬草の整理、洗濯物を洗う・干す・畳む、朝食、昼食、夕食の準備、食器洗い、ゴミ出し、ゴミの分別、トイレ掃除、お風呂掃除、洗面台の掃除、床掃除、排水溝掃除、食料調達の買い物、荷物持ち、調味料のチェック、郵便物の整理、窓の桟のホコリ取り、植物の水やり、倉庫の整理、傘干し、靴磨き、タオルの入れ替え、カーテン掃除、壁掃除、部屋の掃除

 ……軽くあげればこんなものか。他にももっとあるからよろしく頼むぞ」

 

 

 

 

 

 ピェ

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの後エイラが多少手伝うと約束してくれて、解散となった。 エイラ様まじ女神。

 

 

 ………………………………………………………………

 

「レヴィ、ちょっといい……?」

 

「うぇ?ミナナ?」

 

 今後の苦労に項垂れていた私に、ミナナが話しかけてくる。雑用の量に心折れてる場合じゃない。私はこのパーティを崩壊させない為に頑張らないといけない、崩壊させようとしてたの私だけど!

 

 ミナナから話しかけてくれるなら都合がいい。とりあえずミナナの状態の確認が先決。先程の会議では彼女はあまり発言をしていなかったし、二人で話せる機会が欲しかったところだ。

 

 

「全然大丈夫だよ!どったの〜?」

 

「はいこれ」

 

 ミナナは1枚の紙をこちらに渡してくる。

中身を見てみると、沢山の素材がビッシリ書かれていた。

 マンドラゴラの葉、ウスラグモの足、黒ガエルの胃袋、クレイ岩塩、ファイヤーリザードの尻尾、コスモの実……こういった内容がずっと続いている。

 ……これは一体?

 

 

「えっと、ミナナ?この紙は……?」

 

「これは買い物メモ、載ってるのは魔法のポーションや魔法食の作成に使う素材。普段はノアが買ってきてくれてた。……レヴィは今日からノアと同じように働く、これ全部午前中に買ってきて」

 

 

 つまりパシリってことか、アハハ

 

 

 笑えないよ!え、この量を一人はちょい多くない……!?

 全て私が買ってこないといけないのか、しかも午前中?やることになってしまった家事とかやらなくちゃいけないのに?

 

 

「あのーミナナ?流石にこの量は私一人じゃ……」

 

「ノアは1人でやってた、レヴィはモンスターに詳しいし大丈夫。お店はこの街にいくつかあるからいろいろ回ってきて。お金は後で清算するから」

 

  

 そう言うと、こちらに有無を言わさず歩いて行ってしまうミナナ。買い物メモを持った私はぽつんと1人、その場に取り残されてしまう。

 

 私はこれから雑用に加え、このようなパーティメンバーからの無茶ぶりに答えなくちゃいけないの……?

 

 

 

 

 

 

 

 

「やってやろうじゃねぇかこのやろうッ……!」

 

 

 

 ノアにだって出来たんだ、やり遂げてみせる……!

 

 全ては魔王様のためにッ……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

……………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 無理そう

 

 

 

 

 

「ゼー、ゼー……!買ってきたよミナナ……!」

 

「遅い……もうお昼過ぎ」

 

 

 疲れきった私に、ミナナはノアのベッドの上で文句を行ってくる。

 

 ……なんでノアの部屋にいるんですかね?ミナナの部屋行っても誰もいなかったから、まさかと思って確認したら当然のように居たんだけど……聞くの怖いからやめとこ。

 

 

 

「お腹ぺこぺこ、レヴィ早くご飯作って」

 

「帰ってきたばかりだからちょっと待ってて!今から準備するから」

 

 

 

 帰宅した人に早々にお昼ご飯コールとは、だったらこんなに大量の買い物を頼まないで欲しい。

 私は疲れた体に鞭打って、ダイニングへ向かう。

 

 

 

 

 私は一時期魔王城の使用人として働いていた時期があり、多少なりとも料理ができる。

 あの頃が懐かしい、お嬢様もよく、私に料理するようせがんできていた。そのおかげでいろいろ作れるようになった。

 

 

 『レヴィ、お腹減った。何か作って欲しい。不味かったらガチビンタね?』

 

「……お嬢様、私頑張りますから!」

 

 

 少し昔を思い出してしまった、早く料理を作らないと!私はレヴィ!魔王様の期待に応える女!だから見ててください、お嬢様!ガチビンタ構えないで!

  

 私はゴブリンの鼻を炒めながら改めて誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 ちゃちゃっと、完成させた料理をリビングに持っていく。

 今日は私たち以外は全員外出してるらしく、2人きりのご飯となる。

 

 机に料理を並べていくとミナナが険しい顔をして料理を睨んでいることに気づいた。

 

 

 

「どうしたの?そんなに熱心に料理を眺めて……」

 

「……それなに?見える限り全部真っ青なんだけど。本当に食べ物?」

 

「失礼な、どっからどう見てもトレントのサラダ、多脚ナメクジの煮物、スライムスープにゴブリン鼻の塩焼きでしょ!」

 

「なんて?」

 

 

 

 素材屋でついでに今日の食材を買っておいたのだ。いろいろあって良かった、食材も扱っているなんて最近の素材やは幅広く経営してるらしい。ゴブリン肉などのモンスター肉は青くなるまで焼くと風味がまして美味しいんだよね。

 

 なんで全部青いの?……?トレントのサラダはもはや木では……?とブツブツ言っている彼女を見ながら食べ始める。

 うん、美味しい。ちゃんと作れたようで良かった。 

 

 私が美味しそうに食べる様子を見たのか、ミナナも恐る恐るスープを口にする。

 もごもごと口の中で味わい飲気すると、かなり微妙な顔をした。

 

 

 

「かなり美味い……見た目と味で脳がバグる……」

 

「でしょ、私の得意料理なんだよね」

 

「得意料理でもモンスターは入れるべきじゃない……ノアのご飯と違う……」

 

 

 喜んで貰っているようでよかった。今までノアが作ってくれていた料理もかなり美味しかったので、ミナナの舌に会うか心配だったのだ。お腹が減っていたのもあるのか、彼女はうんうん唸りながらきゅもきゅ食べ続けている。

 

 さてせっかくの二人きり、なにか話すべきか。とりあえず、今日の朝の議題にしようかな。

 

 

 

「えっとさ、そういえば新しくパーティに入る人、フォレスだっけ?彼のことどう思う?」 

 

「……別に、強ければ誰が入っても構わない。魔王討伐の役に立てばそれでいい」

 

 

 

 新しいメンバーにはあんまり興味が無い様子、やはり彼女のことはよく分からない。勇者パーティに入る前から、何故ノアとパーティを組んでいたのかも知らないし……

 

 

「ただ……フォレスがノアの代わりになることは絶対に無い。ノアは勇者パーティとしては弱すぎた。そこらの冒険者よりも戦えない。

 けど、私にとってのノアはノアにしか務まらない。ノアは私にとって必要な存在だから。云わば太陽であり月であり食事であり空気」

 

「お、おう……そうだね……」

 

 

 後半は良くわかんないが、やはりノアに対して並々ならぬ感情を持ち合わせてはいそうだ。

 

 

 まぁだからこそ私はそれにつけ入り、 

 『ノアはこれ以上冒険者を続けると死んでしまう!』『ノアは冒険者に向いていない、1度突き放し現実を見させるのも彼のため!』 

 など思ってもないことを吹き込んで追放に賛成するよう説得したのだけど。

 

 

 「ノアのため」という言葉を使えばミナナは納得してくれた。実際彼女も感じていたのだろう、このままではノアは危険だということを。

 

 

 

「私はレヴィに言われて理解したんだ、私とノアはもうパーティは組めない、レベルが違いすぎるって。だから早く終わらせる」

 

「終わらせる?なにを?」

 

「魔王討伐」

 

 

 こちらをじっと見てらさも当然のように言い放つミナナ。その黒く濁った目には、対面にいる私は映っていなかった。

 

 

 突如背筋が凍るような感覚を覚える。

 

 

「それさえ終わればノアを向かいに行ける!ノアは今、私から突き放されて傷ついている……

 けどノアはすごい人だからきっとまた立ち上がって、身の丈にあっていない戦いに向かう。

 だから私たちが早く魔王を倒して、ノアに無理させないようにする」 

 

 ミナナの体からどす黒い魔力がこぼれ出す、体の震えが止まらない。

 

 

 

「そしてノアと一緒に暮らすんだ、誰にも邪魔されないどこか遠い場所で二人っきり、もう冒険者なんてやる必要は無い。

 そして私が全部ノアのお世話してあげるの。ご飯も、お風呂も、トイレも全部管理する、もうノアが苦労しないように。

 それでノアはあの時みたいに私に人形劇を見せてくれるの、死ぬまでずぅぅぅっと」

 

 

 

 恍惚な表情を浮かべるミナナ、その表情は少女が浮かべるにはあまりにも歪んでいた。

 

 

 脂汗が止まらない、怖い怖い怖い怖い、私の前にいるのは本当に人間?

 こんな異次元レベルの魔力、魔王様以外に感じたことなんて……ッ!?

 

 

 

「だからさ、レヴィ」

 

 

 

 

 その時、私は理解させられた

 

 

 

 

「私のために役に立ってね?じゃないと……」

 

 

 

 ああ、この子の力はきっと

 

 

 

 

 

「ぶち殺すから」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔王様の命に届きうると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エイラです、ただいま帰りました〜……って、ええ!?なんですかこの状況!?どうしたんです2人とも!?うわ、ご飯の色青っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 
 
【各年齢一覧表】
 ユーゴ:17歳
 ガンテツ:23歳
 エイラ:23歳
 ミナナ:15歳
 ノア:20歳
 レヴィ:54歳(人間換算15歳)
 
 魔王:455歳
 
 










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