「私達が拠点を……?」
「そ♪想像してみて?私達だけの立派な事務所を自分で建てる姿を」
「そ、そんなの……最ッ高じゃない!」
便利屋が拠点を持つというのは私の発想に無かったな。もし彼女達が拠点を持てば先程渡そうとしていた金塊にも使い道が出てくるので腐らせる事も少なくなるだろう。アルがどのような拠点を運営していくのかは分からないが、出荷によってお金を稼ぐ事も可能になる。
「私も拠点を建てるっていうのには賛成かな。興味もあるけど、それ以上に事務所を追い出されてキャンプ生活をしなくて良くなるかもしれないし」
……なんて?
カヨコ達は食べ物だけでなく住む所にすら困る事があるのか……?衣食住の内二つも不足してどうやって生き残ってきたんだこの子達は。ちょっとこの子達を甘く見過ぎていたかもしれない。思った以上に逞しいんだな……。
「わ、私はアル様が拠点を建てると仰るのであれば、なんでもします!」
「決めたわ。私達便利屋も拠点を手に入れるわよ。顧問に負けないくらい立派な拠点を作ってみせるんだから!」
「そうこなくっちゃ!」
どうやら皆の方針は拠点を建てる事で決まったらしい。
「というわけでおにーさん、土地の権利書ってどれくらいかかるの?」
「確か、最初の一枚目は十万オレンだったはずだな」
『じゅっ――!?』
交渉術や拠点のポリシー次第で最大半額まで下がるが、そこまで交渉術スキルを上げるのは中々大変だしそれでも五万オレンはかかってしまう。冒険者に成り立てのアル達には中々遠い目標額だと言える。演奏依頼をこなせるならそこまで苦ではないのだが、逆に言えば演奏が出来ないのであれば依頼だけで土地の権利書を買うのはかなり難しい。
「一回の依頼が二百オレンと仮定したとして……大体五百回くらい依頼をこなせば十万オレンに届きそうだね」
「は、果てしなさすぎるわよ……顧問はどうやってこんな大金を用意したの……?」
私の場合はやはり少し事情が特殊だ。最初から一つ拠点を持っていたから主に出荷による収益と演奏依頼でお金を工面した。演奏依頼は固定の報酬が貰えない代わりに、聴衆から投げられたおひねりがそのまま自身の収益となる。演奏スキルが低い内は普通の調達依頼と同程度かそれ以下のオレンしか手に入らないが、演奏が上達していけば一回の依頼で数千オレンを稼ぐ事も難しくなくなる。
「楽器なんてほとんど触った事無いわね。リコーダーくらいじゃないかしら……?」
「私も音楽を聴くのは好きだけど弾いた事はないかな」
「ムツキちゃんも~」
「わ、私、今から楽器の練習を始めます……!」
それが一番良いんじゃないか?楽器なら私の収納箱に幾つか眠っているからそれを使えばいい。グランドピアノからシルクのパンティーまで一通り揃えてあるぞ。
「うぅ、私とっくに拠点を建てる気満々だったのに……。まさかノースティリスでもお金に困るだなんて……」
冒険者は軌道に乗れるまで金銭面はかなり苦しいからな。私も税金の支払いに追われて金が足りなくなる事も多々あった。何なら滞納して犯罪者に落ちた事もある。食事も満足に取れなかったから雑草のスープで食い繋いだりモンスターから肉が取れた時はそれをキャンプファイヤーの火で焼いただけの物を食べたりしていたものだ。後は宿屋でも食事が取れはするが、あれは食事による成長が見込めないから雑草スープの方がマシなんだよな。
「もっとこう、一気にドンと稼ぐ方法があったりしないかしら……」
「そんなのがあったらとっくにお兄さんが教えてくれてると思うよ」
まぁそうだな。そういった金策もあるにはあるが、拠点が必要なんだよな。しかし彼女達は拠点を得る為にお金を欲しているという堂々巡りだ。拠点を必要としない金策もあるが、それはそれで今のアル達では実現不可能なものばかりだから紹介しても意味が無い。
「しょうがないからコツコツ貯めよっか~。アルちゃんそういうの得意だし」
「それじゃあアウトローらしくないでしょ!?」
「ねえお兄さん、もしこっちで金塊を売ろうとしたらどれくらいの値打ちになる?」
「キヴォトスでキヴォトスの通貨を売ろうとするのと同じかな」
「……まぁ、そうだよね」
キヴォトスでは金塊が高値で取引されているとの事だったので一応聞いてみたのだろうが、こちらでは金塊はただの通貨だ。それ以上もそれ以下の価値も無いので値が付けられる事は無く、オレンに換金する事も出来ない。金の彫像の様に素材として使われている物であればそこそこの値は付くのだが、金の石を調達するにはダルフィへ行くしかない。しかしダルフィは犯罪者の集まる街なだけあって色々と血生臭い。例えキヴォトスの生徒でなくとも積極的に子供を連れて行こうとは思えない。アウトローを目指すアルも、あそこを見て憧れる事は流石に無いんじゃないだろうか。
「――そうよ!この手があったじゃない!」
カヨコの質問に答えていたところアルが何やら思い付いたらしい。
「どんな手だ?」
「融資を受けるのよ!」
なるほど、融資か。しかしノースティリスの銀行が融資をしてくれるという話は私は聞いた事が無い。ロイテルの借金も銀行ではなく国から請求されているものだしな。となれば、彼女達に融資をするのは――
「察しが良いわね顧問。私達便利屋に融資して欲しいの!」
やはり私か。
「構わないぞ」
「あ、あら?即答なのね」
断る理由が無いからな。アルの性格を鑑みて私からお金を渡す事を進言するのは自重していたが、アルの方から私に協力を求めるというのなら否やは無い。それに今の便利屋にとって十万オレンは大金に感じられるかもしれないが、拠点さえ建ててしまえばそれなりに稼ぎやすくなる。彼女達の頑張り次第ではあるが返済もそこまで苦労はしないはずだ。
……アル達の貧乏武勇伝を知っている以上断言はしにくいが。
「拠点を利用した稼ぎ方もこの後教えるからとりあえずは土地の権利書を買いに行こうか」
という訳でパルミア大使館に行くとしよう。
**********
「……げっ」
パルミア大使館に到着した直後、ガードと目が合って開口一番の反応がこれだった。どこのガードも会う度にこんな反応をされるんだが。本当に失礼な奴らだなガードってのは。
「げとはなんだ。上客が来てやったんだぞ、もっと喜べ」
「お前が来て喜ぶのは公証人だけだろうが……」
公証人とは今の私達の目当てである土地の権利書を売っている者だ。他にもすくつ探索許可証や、結婚に関する書類も取り扱っている。そして私はその公証人に既にロイテル何人分かも分からない程に貢いでいる。つまり私はパルミアの経済を回してやっているのだからガード共はもっと私に感謝して欲しいくらいなのだが。
「ふざけんな。結局お前がカジノで暴れるせいで修繕の為にそっちにしか金が回っていかないんだよ。――ていうかお前この前も暴れ散らかしてくれたよな!?いつもはカルマがマイナスにならない程度に済ませてたくせに根こそぎ持っていきやがって!一体何にそんなルビナス使ったんだよ!?」
あぁ、それはあれだな。以前アリウスで建物を解体する為に生徒達に渡したルビナスのツルハシ。その調達の為にカジノの壁を全撤去させてもらったのだ。確か途中から欲が出て王冠やら発電機やら色々と盗んだりもしたか。
おかげで帰る時に電力が足りずカジノの出入り口であるテレポーターが機能不全に陥ってしまった。私は帰還の魔法でサクッと帰らせてもらったが、あの時生き残った客は発電機が再設置されるまでカジノに置いてけぼりになっていたのかと思うと心が痛んでしまう。かわいそうに。
「――へっ?か、カジノで暴れた……?盗んだ……?もしかして、顧問ってとんでもないアウトローだったりするのかしら……?」
「くふふ、アルちゃん今更気付いたの~?」
「平気でカイザーの敵に回ろうとするくらいだからね。あの時社長はアイスに夢中で聞いてなかったけど」
「……ん?見慣れない子だな。お前の新しいペットか?」
「ペッ――!?わ、私達はそんな不純な関係なんかじゃないわよ!私達と顧問の関係は……そう!大切なパートナーなんだから、勘違いしないでもらえるかしら!」
まぁ間違いではないか。
アルはアウトローを目指している関係上ペットにならないか誘っても首を縦に振ってくれるか分からないので、今はアルの一協力者として関わるだけに留めて勧誘はしないようにしている。彼女達が卒業した後、もしノースティリスへ移住する事を決めて冒険者として活動するようになればペットには出来ずともこれからも便利で優秀な人材を手放さずに済む。今こうして便利屋に色々な便宜を図っているのもその為の投資だ。なので出来れば彼女達にはノースティリスを好きになってもらいたいものだ。
「ふ、不純……?まぁそれはともかくとして、パートナーだったんだな。失礼した。てことは今日は挙式許可証を買いに来たのか。……エウダーナは羨ましいねぇ、両手に華で」
全然違うが。何を勘違いしているんだこの阿呆は。
「普通に土地の権利書を買いに来ただけだ。彼女達のな」
「そうか、それは良かった。俺は独身なのにお前には結婚相手が居たら世界の不条理を嘆いて埋まっていたかもしれないからな!」
「私が埋めてやっても良いんだぞ?」
「すいませんでした」
変わり身が早すぎる。どんだけ私と戦いたくないんだよ。これ以上このガードと話しても仕方が無いのでこの辺りで会話を切り上げて公証人の元へ行こう。
「公権力が相手でも一切物怖じしないどころか委縮させるだなんて……これが本物のアウトローなのね……!」
「お兄さんってよく風紀委員会と仲良く出来たね」
それは本当にそう思う。ヒナをペットを出来たのは出会い方が特殊だったが故だろうな。あの時ムーンゲートで風紀委員会の所へ飛ばされたのは本当に幸運だった。
エヘカトル様しか勝たん!
あれから無事に便利屋の土地の権利書を購入を済ませ拠点へと戻って来た。
「ふふふっ、値下げ交渉もしてみるものね。二割引きで土地の権利書を手に入れられたわ」
どうやらアルは交渉術にもそれなりに長けていたようで本来は十万オレンだったところを八万オレンで購入する事が出来た。ここまで来れば後は拠点を建てるだけだが、アル達は立地の候補は決まっているのだろうか。
「どこがいいかしらね……。皆は立地について条件はある?」
「ムツキちゃんはどこでも何でもいいよ~」
「私も。キャンプ暮らしでも廃墟暮らしでも無くなるなら言う事は無いかな」
「私はどこであろうと付いていきます……!」
「相変わらず欲の無い子達ね……」
ムツキ達はどこで暮らすかよりも誰と暮らすかの方が大事なのだろう。カヨコは流石に廃墟暮らしは嫌なようだが、それは誰でも嫌だろうしな。
「とりあえず私の拠点の近辺に建てるのはどうだ?」
私のゲヘナにある拠点の周辺は廃墟群で固められており人の手も殆ど入っていないから拠点を建てるには絶好の土地だ。立地の候補について考えるのは後にしてとりあえずあそこで拠点を建ててしまうのがいいだろう。引っ越しの権利書があれば引っ越しも簡単だしな。
「引っ越しの権利書も公証人が売ってたっけ。確か二万オレンくらいした気がするけど」
「二万なら丁度あるわね。もう一回大使館へ行って買っておいた方がいいかしら?」
「必要になった時で良いと思うな~。せっかく浮いたお金なんだし他の事に使おうよ~」
ムツキの言う通りだ。今買ったところでアルの理想の土地が見つかる保証も無いし、もし私の拠点近辺で定住する事になれば二万オレンを無駄にしてしまう。必須の物であれば私が既に買わせているしな。
「異論が無ければ一度キヴォトスへ戻るが、どうする?」
どうやら意見は特に無いようなのでテレポーターを介してキヴォトスへ戻る。それから私のゲヘナの拠点の周辺を散策して良い感じの立地を小一時間程探し回った。そして――
「ここなんて良いんじゃないかしら?」
「いいんじゃな~い?」
「うん、悪くなさそう」
「良いと思います!」
便利屋の新しい拠点は私の拠点からほど近いところにある場所となった。徒歩で五分も掛からず行き来出来るから人手が欲しくなった時は気軽に呼び出して使えるかもしれない。誘導して正解だったな。そしてアルがその場で土地の権利書を読み上げた事でいつもの見慣れた盟約の石が現れた。自分の物では無い盟約の石を見るのは中々新鮮だ。というより初めて見たな。
「アル達は私の拠点でも見た事があるかもしれないがこれが盟約の石という物だ。この一帯が君達の拠点となった証であり、更にこの盟約の石は育てる事が出来る」
「育てる?」
「お水をあげれば育つのでしょうか……?」
作物ではないのでそういう育て方では無い。
盟約の石には全部で七回の成長段階があり、その段階を踏む毎に拠点に様々な恩恵が与えられる。中でも大きい恩恵は拠点の破壊の阻止とテレポーターの使用が可能になる恩恵だ。前者は三段階の成長を、後者は五段階まで成長させる事で使用可能となる。とはいえテレポーターの方は自拠点が二つ無いと機能しないので今のアル達には無用の長物だな。
「おにーさんの拠点とは繋げられないの?」
……どう、なんだろうな?試した事が無いから分からんな。
しかしそう疑問を呈されてしまうと気になってしまうのが私の性。是非とも便利屋には盟約の石を育てていって欲しい。
「肝心の盟約の石の成長方法だが――」
それからは過去に私がエイシュランドやロイテル達から学んだ知恵を便利屋へ叩き込んだ。
「拠点生活に必要不可欠な物は分かるか?」
「それは勿論、高級感溢れる雰囲気よ!」
「そうだな、農業だな」
「……え、そうなの?」
新米冒険者が高級感を求めるなど片腹痛い。最初の内は手を土で汚しながら作物と戯れろ。
「農業も楽しいわね!植えたあの子達が立派に育ってくれると良いのだけど」
「それは重畳だ。ではもう一つ拠点生活に必要不可欠な物がある。それはなんだと思う?」
「そ、そうね……やっぱりハードボイルドでアウトローな事務所――」
「その通りだアル。釣りだ」
「お兄さんなんか変なスイッチ入ってない?」
農業で汚した手を次は水場で綺麗に洗い流す。そして狂ったように釣りをしろ。
「釣った魚を製材機にかけるとこの通り、かつおぶしになる」
「――へっ?」
「ごめんねおにーさん。いくらムツキちゃんでもこれはちょっと訳分かんないかも」
「そしてこれを醸造樽に入れて数日待てばかつおぶしワインになる。これが現物だ」
「……お兄さんってこんな理解出来ない事言う人だったっけ。それと、お兄さんは知らないだろうけどキヴォトスでお酒を造るのは犯罪だったはずだよ」
え、そうなの?なんで?これまたキヴォトスの意味不明な法が出てきたな。とはいえ――
「それがどうした?アウトローならば酒を作って売るくらい何ともあるまい」
「――!顧問の言う通りよカヨコ!表では農業をして、その裏では密造酒を売り捌く……なんだかすっごくアウトローな感じがするじゃない!」
「……そうだね」
まぁ売り捌くというより出荷箱に突っ込むだけだが。
「今君達に作らせた出荷箱は収穫した作物やワインを入れておけば翌日にその品質に応じてオレンが届く仕組みになっている」
「という事は誰かが毎日出荷箱の中身を回収しに来るって事?それともお兄さんが?」
「…………知らん」
「えっ」
本当に分からない。誰が回収しているんだろう。
キヴォトスの拠点の出荷箱に物を入れても翌日には消えてオレンだけがしっかりと届いている事は確認している。なので多分誰かが回収しているというよりも、出荷箱から直接ミシリアかどこかへ送られているのではなかろうか。
なにせ出荷箱自体も中々謎の多いアイテムだからな。全拠点に設置してある出荷箱の中身は全て共有されており、例えば私が普段暮らしている拠点に設置してある出荷箱にワインを一本入れたとして、そこからヴェルニースへ移動して出荷箱を覗くと何故かワインが入っているのだ。なので細かい事は考えない方がいい。
「さて、これで君達はある程度のオレンを稼げるようになった。次に必要な物は――そうだな、住む場所だ」
「もう聞く事もしないんだね」
「けどようやく事務所を建てられるのね!待ちかねたわ!」
「建材やレシピは私が用意してあるからどんな素材で作りたいかゆっくり吟味するといい」
そして――遂にアル達の事務所が完成を迎えた。
「これが、私達の新しい事務所よ!」
アルがこれじゃないあれじゃないと悩みに悩み抜いて作った建物は大理石を使った王都の壁が選ばれ、アルの望んだ通りかなり高級感溢れる外装となった。事務所の中へ入ってみると床はバサルトが使われたタイルの床が敷き詰められており、白い壁とは対を成す形で黒い床となっている。内装はまだ施されていないので少し殺風景に感じられるが、これから家具を設置すれば内部も外装に負けず劣らずの上品な部屋に仕上がるだろう。
「良い……良いわ……これこそが私の求めていた理想の事務所……」
「向こうの事務所から家具持ってこないとね。解約もしないと」
「おにーさんにお金を返す為に色々やらなきゃだし、これから忙しくなるねー♪」
「私、農業も釣りも密造も全部こなしてみせます!お任せくださいアル様……!」
「一先ず完成おめでとう。これで君達も立派な一国一城の主だ。家具に関しては良かったら私の拠点の店も覗いていかないか?まだ店の案内はしていなかったからな」
ある意味で今日は便利屋の門出だ。この機に断捨離して新しい家具を取り入れるのも悪くないだろう。
「良いわね。残ったお金もあることだし見に行こうかしら」
「さんせーい!」
それから彼女達を私の拠点の店へ案内した。アル達は魔法店で普段使っている魔法書を補充したり、全く新しい魔法書を購入したりしていた。流石に地震やメテオ等の価値の高い魔法書には手が出せずにいたが。
他にも道具屋や何でも屋、銃器職人など様々な店を巡り、値段を見て一喜一憂しながら買い物を楽しむ便利屋の姿は中々に微笑ましいものがあった。最後に家具屋へ赴き事務所に必要な家具を一通り揃えてからアルの拠点へ戻り内装を調えた。そして――
「お、お金……ほとんどなくなっちゃった……」
家具や魔法書を大量に購入したおかげでアルの手元に残ったオレンは僅か三百。
……これからいっぱい頑張って稼いでいこうな、アル。
執筆サボってElinで遊び倒してたらお気に入り2000超えてました。ありがとうございます!
そしてサボってたおかげで連撃逆襲が付いたライトセーバーを拾えました。
混沌耐性も付いてるので実質三ツモ。欲を言えば反魔法が付いて欲しかった。
とりあえずルーンで全特攻も付けて最強に近付きました。