何とか年内に間に合いました。良いお年を。
マカーブルさんから真サスケのFAを頂きました。あとがきに掲載させて頂きます。
1:真サスケ
不愉快だ。
2:名無しの転生者
いきなり何?
ていうかそのコテハン・・・
3:真サスケ
僕は現代に生きる真の忍者。僕こそ真のサスケ。それなのにあんな忍者の風上にも置けない偽物野郎が堂々とサスケを名乗りやがって、絶対に許さない。
4:名無しの転生者
三馬鹿ラスヘイト勢か。いや、サスケニキ1だけをヘイトしている感じかな。
5:名無しの転生者
なあイッチ、たぶん誤解していると思うから言うけどサスケニキのサスケって某漫画の忍者業界屈指のダメ忍者からとったものだからな。しかも本人が自分から名乗ったわけじゃなくて他人が勝手に名付けたものだし、最初のころはサスケニキも嫌がって変えようとしていたくらいだぞ。
6:真サスケ
何が由来であろうと英傑『サルトビサスケ』をガーディアンに持つ僕としてはサスケを名乗られる事自体が不愉快なんだ。
7:名無しの転生者
おお、ガーディアン使いだったのか。しかも猿飛佐助をガーディアンにしてたら怒るのも無理ないのかな。
8:名無しの転生者
まあ、あのサスケニキだしな。真面目に忍者している人からすれば不愉快に思われても仕方ないだろ。
9:真サスケ
うんうん、みんなやっぱり分かってくれるよね。だいたいあいつは服装からしてふざけている。
10:名無しの転生者
はは、それはみんな思っているぜ。お前みたいな忍者がいるかって。
11:名無しの転生者
ああ、本当の忍者ならあんな格好しないよな。しかも普段からだぜ。
12:真サスケ
まったく、あんな目立たない格好して忍者を何だと思っているんだ。
13:名無しの転生者
そうそ・・・マテ。
14:名無しの転生者
イッチ、さすがに打ち間違いだよね。
15:真サスケ
黒装束なんて夜だったり、暗い所にいれば目立たなくなっちゃうじゃないか。しかも頭巾に覆面で顔を隠すなんて何考えているんだ。忍者が顔を隠してどうする?
16:名無しの転生者
あ、あれ~?
おかしいな、今忍者の話をしているんだよね。
17:名無しの転生者
おかしくないぞ、16。確かに忍者の話をしていたぞ。
18:名無しの転生者
ね、ねえイッチ。イッチのいう忍者ってどういう存在なの?
19:真サスケ
?
おかしなことを聞くね。忍者って言ったら、みんなの先頭に立って敵の攻撃を防ぐ役じゃないか。そのために分身の術や空蝉の術といった味方のデコイになる為の忍術が存在するんだよ。
20:名無しの転生者
は、はあああああああああ!?
21:名無しの転生者
お、俺の知っている忍者と違う。
22:真サスケ
だからこそ忍者は一番目立っていなきゃ駄目なんだ。敵に狙われない忍者なんて忍者じゃない。そのためにはただ目立つだけじゃなく危険な存在と思われても駄目なんだ。だから忍刀みたいな服とかに忍ばせる武器を使う者、忍者というんだろう?
23:名無しの転生者
違げーよ!
忍者は自分が忍ぶ者なんだよ。武器を忍ばせる者じゃねええ!!
24:真サスケ
僕は戦闘時は目立つ為の行動を心掛けている。しかもただ目立つだけじゃない。僕が一目で忍者だと分かるよう白地に赤い文字で『拙者は忍者でござる』と書かれたTシャツも着ている。本当なら同じのが書かれた幟も二つ背負っていたいけど、動きを阻害されてしまうので断念した。僕はあんな自分を隠すような服装を常時しているような忍者の風上にも置けないような奴とは違うんだよ。
25:名無しの転生者
やべーよ、やべーよ。もうこのイッチ、お前みたいな忍者がいるかってレベルじゃない。
26:名無しの転生者
もう『忍者? 忍者? 忍者って何だっけ?』って感じで存在を疑うレベルだなこれ。
27:名無しの転生者
俺さ、サスケニキのあの忍者装束の事、「そんな分かりやすい忍者がいるかよw、忍者じゃなくてニンジャだな」って馬鹿にしてたけど、今思うときちんと忍者してたんだな。
28:名無しの転生者
ああ、それにサスケニキって逃げるのが得意だしな。逃げ足も忍者の必須技能だろ。
29:名無しの転生者
俺、もうサスケニキの事ニンジャって馬鹿にしないよ。彼は本物の忍者だったんだ。
30:名無しの転生者
いやちょっと待て、正気に戻れお前ら。なあ、イッチ。イッチのその忍者スタイル、サルトビサスケは何か言ったりしなかったのか。
31:真サスケ
うん、実は師匠から色々注意を受けてしまったんだ。僕の認識がかなり甘かったみたい。
32:名無しの転生者
そうか、さすがはサルトビサスケだな。
33:真サスケ
忍者は戦闘だけじゃなく諜報活動や暗殺もしなければならないんだよね。だから僕は今までの修業だけじゃなくメシア教に対する諜報や暗殺もするようにしたんだ。
34:名無しの転生者
おお、そうか。流石に注意されるよな。
35:名無しの転生者
諜報や暗殺なら目立っちゃ駄目だから、これを機に矯正されるだろ。
36:真サスケ
≫35
はあ? 何言ってるの? 諜報や暗殺こそ忍者が目立たなきゃ駄目じゃないか。
37:名無しの転生者
は?
38:名無しの転生者
いやいやいや、さすがに目立つと諜報や暗殺とかは駄目だろ。
39:名無しの転生者
そうだよ。目立ったらというか発見された時点で失敗じゃないか。
40:真サスケ
はぁ。本当にもう、君達も忍者に対する認識が甘いんだね。まず諜報だけど要は情報収集ってことなんだよ。だからメシア教の拠点に僕が正面から堂々と襲撃する。
41:名無しの転生者
おいおい。
42:真サスケ
そしてメシア教徒の目が僕に集中している間にシキガミや仲魔がその拠点から機密情報を盗み出す。これが正しい忍者の諜報活動なんだ。こそこそしながら盗み出すなんていうのはスパイっていうんだよ。
43:名無しの転生者
俺のっていうか、世間一般の忍者に対するイメージから大幅に外れたやり方だよ、それ。
44:名無しの転生者
もう今更だけどな。
45:真サスケ
そして、暗殺はまず標的に予告状を送り付ける。
46:名無しの転生者
予告、状?
47:名無しの転生者
何言ってんだろ、コイツ。今日本当に何回目になるかわからないけど本当に何言ってんだろ・・・。
48:真サスケ
そして予告状通りの日時に標的を暗殺することにより、忍者の恐ろしさを周知させ組織の活動を抑止させていくんだ。あ、もちろん、暗殺するときは相手に僕の姿を見せることも大事だ。忍者が暗殺したという事実が大事だからね。
49:名無しの転生者
駄目だコイツ、早く何とかしないと。
50:名無しの転生者
イッチ、そのやり方、師匠から習ったのか?
51:真サスケ
いや、やり方は僕なりにアレンジしたものだよ。でも師匠は僕のやり方を認めてくれたよ。「もう好きにしたらいいよ。」って。すごく嬉しかったよ。師匠が僕を一人前の忍者と認めてくれたんだから。
52:名無しの転生者
いやそれは認めたんじゃなくて・・・。
53:名無しの転生者
言っても無駄だろ。完全に手遅れだよ。
54:真サスケ
と、いけない。思わず愚痴が長くなっちゃった。今日はスレのみんなに僕の悩みを聞いてほしかったんだ。
55:名無しの転生者
悩み、このイッチの悩み・・・。
56:名無しの転生者
そりゃ、このスレは相談スレだから悩みを聞くのは良いけど。
57:名無しの転生者
お、恐れるなみんな!
俺たち相談スレ民の誇りにかけてこのイッチの恐るべき悩みを聞いてやるべきだ!!
58:名無しの転生者
そ、そうだな。俺たちはどんな悩みでも聞いてきた(解決してきたとは言ってない)、誇り高き相談スレ民だ。
59:名無しの転生者
よし、覚悟完了。さあ、イッチ。話してくれ。
60:真サスケ
ありがとう、なんかやり取りが気になるけど。
僕はいわゆる男の娘というやつなんだ。
61:名無しの転生者
おう、また予期してないのが来たな。
62:名無しの転生者
今までの書き込みでさすがにこのイッチが男の娘だと思うスレ民はいないっしょ。
63:真サスケ
だが僕にはあの立花アリス2や以前このスレに相談に来た大後悔ニキの様に性癖破壊するほどの魅力はない。
64:名無しの転生者
うん、言っておくけど、それが普通だと思うよ。
65:名無しの転生者
そうそう。立花アリスや男の娘モノの薄い本の影響で男の娘=性癖破壊のイメージは確かにあるけど、普通?の男の娘はかわいいとかちょっとドキッとするとかは思っても、男でもいいむしろ男の方がいいとか思うような性癖を破壊するほどの男の娘の方が稀だからね。たぶん、きっと・・・。
66:名無しの転生者
そこは自信持てよw 気持ちは分かるけどww
67:真サスケ
だがそれでは忍者として失格だ。性癖破壊をするほどの魅力、つまりそれほどの存在なら必ず目を離さずにはいられなくなり、自然と敵のヘイトを一身に受け持つ事ができる様になるのに。
だから僕は自分の魅力を引き出す修行をしだしたんだけど、全然上手くいかないんだ。僕がみんなに相談したい事は僕の魅力を性癖破壊できるようになるレベルまで上げる方法を考えてほしいんだ。お願いします。
68:名無しの転生者
ああ、なるほど。いや、うん、もう忍者に関してはどうでもいいとして。
69:名無しの転生者
まあ、イッチにしたら切実?な悩みなんだろうな。
70:名無しの転生者
ちなみにイッチ、魅力を引き出す修行ってどんなことしたの?
71:真サスケ
まず、深層に行って、メイド風ビキニ(下はミニスカ風パレオ付き)にチェーン付き首輪を着けて、『僕は肉〇器です。』って書かれた看板を首から下げて深層に来た人の性癖を破壊しようとしたんだけど、誰も僕に魅了されないどころか僕の姿を見て離れて行ったり無視したりするんだ。
72:名無しの転生者
どあほーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
73:名無しの転生者
当たり前だ、アホ。深層に来る程の人間なら罠か何かと疑うわ! ていうか、深層じゃなくてもそんなの見かけたら引くわ、普通!!
74:名無しの転生者
というか、えっ、このイッチ、深層探索者なの? こんな馬鹿なのに!? えっ、マジ?
75:真サスケ
誰が馬鹿だ。それに深層でするのは当たり前じゃないか。僕は普段、深層で修行してるんだぞ。つまり深層にいる悪魔の目を引く存在にならなきゃいけないんだ。なら深層にいる人間の性癖を破壊出来なきゃ意味がないじゃないか。
76:名無しの転生者
それは、そう、なのか?
77:名無しの転生者
落ち着け、76。いいか、イッチ。君のやり方ははっきり言って間違ってる。そもそも、そんなへんた・・・もとい相手を欲情させる格好で誘って相手が乗ってきても、性癖を破壊したことにならない。
78:名無しの転生者
77の言う通り。それはただの誘惑であって性癖破壊とは違う。
79:真サスケ
そうなの?
80:名無しの転生者
ああ。性癖破壊っていうのはイッチにも分かりやすく言うと好みの変更だからな。今まで好きだと思っていたものと違うものを好きになる、もしくは好きだと気付いたってことだよ。
81:名無しの転生者
だからイッチのやり方じゃいつまでたってもイッチが望むレベルまで魅力を上げられないし、そもそも深層にいる修羅達の性癖を破壊しなくても一般人の性癖を破壊した時点でOKなんだよ。
82:名無しの転生者
そうだよ。修羅って言っても性癖は、性癖は・・・まあ、さほど変わらないはずだからさ、うん、レベルの高さと性癖は、多分、関係ないと、思うよ。
83:名無しの転生者
www
そんなわけだからさ、イッチ。普通の人の性癖を壊す方向で考えていこう。
84:真サスケ
分かった、お願いする。
85:名無しの転生者
さて、まずは性癖を破壊する方法だけど、どうしようか。
86:名無しの転生者
そこはシンプルかつ王道で良いんじゃね。このイッチに搦め手かつ複雑な事させると大惨事になりそうだし、まあそもそもそんなことできると思えないしな、知能的に。
87:名無しの転生者
>知能的
賛成w
となると、そうだな。『幼馴染の男の娘がある日TSしてしまったけど、距離感が変わらずに接してくる、もしくはより好意的に接してきて性的に意識してしまう』というのはどう?
88:名無しの転生者
おお、王道だな。うん、それでいこう。そうなると、服装とかも変に気取らず普段着、もしくは普段着+スカートとか。
89:名無しの転生者
う~ん、それもいいけど、部屋着みたいなのはどうかな。具体的に言うと、Tシャツ+短パンで、Tシャツは胸に膨らみがあるんじゃないかと思わせ、かつ見えそうで見えない絶妙な隙間がある感じで、短パンは普段より尻を強調するようなタイプ。
90:名無しの転生者
おお、いいね。スケベ部に行かなくても製造部でもありそうなのが特に。そんなのを着て、親友に男だった時と同じ距離感で接してドキドキさせる様なシチュをしてみたり、あるいはTSしたからちょっとエッチな事してみない的な思わせぶりな態度したりとかいいんじゃないか。男の娘にこれやられたらちょっと歪みそうw
91:真サスケ
なるほど、そういうのでいいのか。うん、ありがとう、みんな。早速試してみるよ。
92:名無しの転生者
おう、頑張れ。
93:名無しの転生者
待て待て、実際にどんなことするのか聞かずに応援するな。イッチ、試すってどういうことするんだ?
94:真サスケ
89が言ってた服装を製造部に注文して、出来たら90が言ったようなことをあの忍者失格に仕掛ける。
95:名無しの転生者
はああああああ?
96:名無しの転生者
なぜサスケニキに? いや、動機はまあ、分からないでもないのかな?
97:真サスケ
ふっふっふ、あの忍者失格野郎がいつも言っている理想のシキガミ嫁がどうとかこうとかを僕の魅力で徹底的に破壊してやる。ああ、あいつの理想が木っ端みじんになった時、どんな顔するんだろうな。今から楽しみだよ。
98:名無しの転生者
うわぁw
99:名無しの転生者
サスケニキ、どんまい。
100:真サスケ
スレのみんな、どうもありがとう。僕はこれで失礼するね。
101:名無しの転生者
ああ、まあ、健闘を祈っておくよ。
102:名無しの転生者
健闘するとサスケニキがやばいことになりそうだけど、まあそれは良いか。
103:名無しの転生者
それは良いとしてイッチの事だから準備ができたらすぐに仕掛けそうだな。三馬鹿ラスの事、見張っておくか。
104:名無しの転生者
そうだね、面白そうではあるけれどイッチが何するか分からないところがあるのも怖いし。
105:名無しの転生者
ああ。みんな、ここしばらく三馬鹿ラスの動向を見張るぞ。
150:名無しの転生者
まあ、ある意味いつも通りの展開、と言えるのかな。
151:名無しの転生者
イッチがサスケニキに仕掛けて、最初は上手くいきかけはしたけど。
152:名無しの転生者
相手というか三馬鹿ラスがそろっていたのが悪かったな。サスケニキ一人だったら成功していたかも。
153:名無しの転生者
三馬鹿ラスがいつも通り議論を始めて終いには殴り合いの喧嘩という何時も通りのパターンw そして途中から置いてけぼりを食らい呆然とするイッチw
154:名無しの転生者
あいつら、『男の娘の魅力』から始まって、『イッチがパ〇パンかどうか』『男の娘にた〇はあるのか、さ〇はあるのか、処〇膜はあるのか』といういつも通りの議論から『男の娘に着てほしい服装』までイッチそっちのけで議論するんだもんな。しかも、ターゲットのサスケニキよりヨロイニキの方がイッチを気になりだしやがったw
155:名無しの転生者
まあ、ヨロイニキは尻が癖みたいだからな。あの尻を強調した短パンに魅せられたら無理もないw
156:名無しの転生者
イッチも最初は自分を無視するなと三馬鹿ラスに食って掛かってたけど、何を言っても無駄だったからな。落ち込んでとぼとぼ帰っていったな。
157:名無しの転生者
いやそれがさ、落ち込んでいたのはほんの少しの間ですぐに闘志を取り戻してナマモノネキのところに行くぞって言いながら走り去っていったぞw
158:名無しの転生者
なぜナマモノネキw
159:名無しの転生者
さあww
しかしさ、イッチって・・・。
160:名無しの転生者
ああ。すげえ可愛かったな。あの性格でなけりゃ素で性癖破壊出来るんじゃねえの?
161:名無しの転生者
まあ、イッチだしw 永遠に気付かないと思う。
「やはり、駄目であったか。」
アストラル空間にて、真サスケニキのガーディアン『魔人・だいそうじょう』は呟く。
彼は幾度も真サスケニキを矯正しようと言葉の限りを尽くしてきたがその尽くが失敗に終わった。
「そもそも最初の時からアヤツはおかしかった。なぜワシの姿を見て『サルトビサスケ』と勘違いしてしまうのか。まあ、それに関しては多少はワシに非が無いとも言い切れないところはあるが。守護者としてアヤツに憑いた時に威厳を示そうと生前従えていた聖獣の獅子二頭と共に姿を現しはしたが。まさか獅子を猿と勘違いしてワシをサルトビサスケだ等と妄言を吐くとは思わなかったわ。そもそもサルトビサスケは家名に猿が入っているだけで別に猿を従えていたわけではないと思うが。それになんだ、ワシの服装が派手だの、だから忍者だのと。今思い出しても本当に失礼な奴であったな。まあ、アヤツの奇行の方が目立ったおかげでさほど気にはしなかったが。」
だいそうじょうはこれまでの事を思い返しながら、呟く。
「これまで何度も説法を説き、言葉を尽くしてせめて忍者の認識だけでも正そうとはしたが。ふう、分かってはいた事であるが現世には御仏の教えでも救えぬ者はいるのだな。」
諦観の念を抱きながら、もう無いはずの目で遠くを見る。
「ワシがアヤツに与えた御仏の力と回復の力、結局一度も使われておらん。いや、それどころかアヤツ、他の術やすきるとやらも使わず、思い込みだけで作った忍具とやらだけで天魔蠢く迷宮の奥深くに到達しおった。本来なら大した奴なのであろうが。」
そう、真サスケニキはなんと魔法やスキルを一度も使わずに自分が作成した道具を使った分身や空蝉の術などの忍術のみで深層にまで到達したのだ。
「いや、本来というより忍者が絡まなければ真面目で優秀な男なのだがな。きちんと常識や礼儀も弁えておるし。なのになぜ、忍者が絡むとああもおかしくなってしまうのか。」
世の無常を嘆くだいそうじょう。その声帯を通さぬ声には悲壮感すら漂わせていた。
「本当にがいあ連合の者達には期待したのだがな。程度の差はあれどアヤツと同じ変態共ならアヤツの考えを理解し適切な助言を与えてくれるものとは思っておったのだが。アヤツの変態具合が抜きんでているという事が証明されただけであったか。」
変態共の巣窟であるガイア連合の者達なら真サスケニキを理解し、矯正してくれる者がいるのではないかと期待した。だが、その結果は無残なモノであった。
「本当に現世とは苦海であるな。」
『一切衆生の迷いを解く』事を己の務めとしているだいそうじょうではあったが現世の者に憑いたことで己にも迷いが生まれてしまい、苦悩するのであった。
この話のテーマは突き抜けた馬鹿です。忍者という面においてはあのサスケニキを超える馬鹿を書いてみたくてこうなりました。
真サスケ
現代の忍者を目指す10代半ばの高校生。
スレでの書き込みからは想像はつかないが普段は真面目で常識人な優等生。
戦闘においても魔法やスキルを一切使用せずに深層まで到達するほどの実力者。
だが忍者が絡むと知能は低下し、斜め下の方向に向かって突き進む。
三馬鹿ラスが10人中9.5人が「正直ここまでだと思わなかった」というレベルの馬鹿なら忍者が絡む真サスケニキは10人中12人が「ありえないくらいの馬鹿」と答えるレベル。
なお、10人中12人なのは、2人が
「馬鹿でしょ、メシア教に悪人がいないくらいありえない馬鹿でしょ。」
「馬鹿でしょ、ガイア連合に変態がいないくらいありえない馬鹿でしょ。」
と二重に返答するためである。
余談ではあるが、容姿はダンジョン探索RPG『メトロクエスター』のプラモ。ただし、髪型だけはボーイッシュコーデなショートカット。(1/16 髪型の設定を変更しました。でないとヨロイニキが真サスケに興味を持った理由が(汗)。尻が好きなだけじゃなくボーイッシュな子の尻が好みだと言うことを見落としていました(・・;)
※マカーブルさんからFAを頂きました。
【挿絵表示】
だいそうじょう
真サスケニキのガーディアン。生前の姿は『メトロクエスターオオサカ』のユキムラで仏教の聖獣たる獅子を二頭引き連れていた。
真サスケニキはだいそうじょうの僧服を見て派手=忍者だと思い、また引き連れていた獅子二頭を猿と勘違いし、だいそうじょうをサルトビサスケと思い込んでしまう。
最初は誤解を解こうとしただいそうじょうも真サスケニキの思い込みの強さに負け、今では諦観の念をもって彼を見守り続けている。