Duel Masters デュエルと願いとドラゴン娘   作:新米ユーリ/神座/DMP

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1話:歪みだした日――無法と刃と決闘者

 〈トレカ・キャット〉で始まったデュエマは、俺達の時間をあっという間に過ぎさせていった。

 

「カラクリバーシでシールドにアタック! そして革命チェンジ! 《芸魔王将 カクメイジン》出陣!」

「うっげ!? トリガー来ぉい!」

「残念ながら、しっかりと対策札は持ってんだなぁ! カクメイジンの効果で、手札と墓地からそれぞれ《♪立たち上あがる 悪魔に天使 堕おちるかな》使用! 2枚ドローの後、宣言するコストは4と6だ!」

「ゲッ!? 私の天門と《理想と平和の決断(パーフェクト・アルカディア)》が! 《サイフォゲート》来い! シールドチェック……トリガーない!?」

「《弾丸超邪 クロスファイア》でトドメだ!」

 

 俺とリンの対戦は、赤青マジックを使った俺の勝利で終わり、

 

「《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》でトドメだ」

「革命0トリガー発動。《デス・ザ・チョイス》を宣言、デッキトップを表向きにする」

「さあ、何が出るかな?」

「《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》をバトルゾーンに、そして進化だ。まずはヤバーダン=ロウの登場時効果で《エモG》を破壊、墓地肥やしは使わない。次に《デス・ザ・チョイス》の効果で《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》を破壊だ」

「おっと、まさか捌かれちゃうとはね。ターンエンド」

「俺のターン。Reライフをチャージ、アビスラッシュで《ドミー=ゾー》を墓地から召喚して、アタック。そして革命チェンジ、《アビスベル=覇=ロード》をバトルゾーンへ。ダブルブレイクだ」

「シールドチェック……ノートリガー」

「《デス・ザ・チョイス》でトドメだ」

 

 その横で行われたロムと翔子の対戦は、黒緑アビスを使ったロムの勝利で終わった。

 

「はーい、そろそろ時間になりますので、店舗大会始めますよー。一応、公式から大会参加でポイント付与するアプリの配信が始まったので、まだ入れてない人は入れちゃってくださーい」

 

 店員の緩い声と共に、俺達はひとまずカードをまとめる。

 

 

 

 

 

 

 そこから俺たちの遊びは続いていった。

 戦いは店舗大会へもつれ込み、その大会もあっという間に終わってしまった。

 

「はー! やったやった。私、今日も大満足!」

「だろうな。大会で思いっきり青魔シャコガイル決めたら気持ちいいだろうよ」

「えー、そういうライトだって、マジックで轢き殺してたじゃん」

 

 その後、俺達はショップの前にある自販機周りでたむろっていた。

 

「あれは速攻なんだから問題ねぇんだよ」

「トリガーをケアして突っ込んでくるのは、大分やってる側だとボクは思うけどね」

「そういう翔子もムザルミで相手をボコボコにしたし、やってる側だと俺は思う」

「「「ロムは最速でドルバロム投げてきただろ(でしょ)。一番えげつないことしたのが何言ってるんだか」」」

「ははっ、ランデスって決まると気持ちいね」

「「「こんの鬼畜野郎……」」」

 

 そこから俺たちは雑談に花を咲かせ、気づけば空がすっかり夜の闇に染まっていた。

 話の内容は殆どがデュエマのことばかりで、そこに最近見てるアニメの話だとか、学校での些細な事が少し話題に上がった。別に何の変哲もない、友達との会話だ。

 

「それじゃあ、皆。また明日、学校でね」

「気を付けろよ、水上」

「それじゃあボクも。ライト、また明日ね。水晶ちゃんと絵になるシチュで来てくれると嬉しいな」

「変なこと言うんじゃねぇよ、帰り道は気を付けろよ」

「俺もここで、翔野も気を付けてな」

「わーってるよ。お前も気を付けろよ」

 

 そこから適当に時間を見て、集まりは自然と解散の空気になった。

 3人を見送ると、俺も家に向かって道を進む。

 

「なんというか、夜遅くに帰るのはちょっと背徳的な感じがするな」

 

 〈トレカ・キャット〉のある商店街と隣接する住宅街はあまりも静かで、数少ない光である街頭と夜闇は少し不気味さを醸し出していた。

 一応、今日は帰りが遅いことを連絡済みだし、家に厳格な門限はないが、遅くなりすぎるのはよくない。

 そう思って、速足で住宅街を駆けて行く最中、俺はそれを見た。

 

「なんだ、これ……」

 

 それを見た第一印象は不気味だった。

 栗茶市民体育館。夜遅くまで解放されているそこが、妖しい薄紫の光に包まれていた。

 辺りを見渡しても、光源らしきものは見当たらない。それどころか、見れば見るほど光は照らされているのではなく、空間が光を放っているとしか思えなかった。

 そして、見れば見るほど俺の心は不安に乱されていた。

 

 ──ごめん。今日は部活が終わったら市民体育館に行くつもりでさ。

 

(賢哉……まさか中にいたりしないよな?)

 

 脳裏に友達の姿と言葉がよぎり、額を嫌な汗を伝うの感じる。

 不安に駆り立てられて気づけば、俺は施設の中へ踏み入っていた。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 あらゆる部屋のドアを開けながら、全速力で施設内を走り回る。

 本来なら先行するはずの危機管理は、不安と心配に塗りつぶされていた。

 

「はぁ……はぁ……なんで、誰もいねぇんだよ」

 

 そこには利用者どころか管理者の職員や見回りの守衛すら見当たらない。それどころか、鍵が開いているというのに照明が所々落ちている。

 

(俺の勘違いなら、それでいい。でも、これは明らかにおかしいだろ……!)

 

 今の状況は明らかに普通じゃない。

 外から見えた光景も、不自然過ぎる中の静けさも、異常事態だ。

 

「誰でもいい、誰か」

 

 ここにいるなら出てきてくれ。

 そう思った時だった。

 

 

 

 ガシャン。

 ガシャン。

 ガシャン──。

 

 

 

 

 あまりにも場違いすぎる音が聞こえてきた。

 人の気配が一切ない市民体育館には違和感しかない、金属が鳴らすような乾いた音だ。

 思わず──振り返る。その正体を知るために。

 

「は……?」

 

 振り返った視線の先にいた音の正体に、俺は言葉を失った。

 そこには友達が、御崎賢哉がいた。

 だが、様子は明らかにおかしい。足取りはふらつき、顔は俯いて表情など窺い知れない。

 そして何よりもおかしかったのは、賢哉の身に着けているものだった。

 まるで戦国武将が着るような甲冑に身を包み、その両手には一対の刀を握っている。

 

(なんだよ、あれ)

 

 目の前の状況に、頭の中が疑問で埋まっていく。

 あの甲冑はなんだ? あの刀はなんだ?

 そんな疑問が体を石のように固めていた。

 

「──きだ」

「え?」

 

 ぼそりと、賢哉が何かを呟く。俺はそれを思わず聞き返した。

 

「敵ダナ?」

 

 瞬間、俺と賢哉の距離が縮まった。

 

「は?」

 

 目の前の光景に、腑抜けた声が漏れる。

 視界に映るのは両手の刀を振り上げ、今まさに俺を切ろうとする友達の姿だった。

 瞬間、世界が遅くなる。振り下ろされている刃がしっかりと認識できるが、身体は動かない。

 

(やめろ、やめてくれ……!)

 

 視界が涙で歪む。

 死が、突き付けられる。お前はここで終わりだと、無慈悲に現実を突き付けてくる。

 絶望が俺の心を埋め尽くそうとする。

 

《死にたくなかったら、思いっきり右に飛び込め》

 

 そんな時、俺と賢哉しかいないはずの場所から別の声が聞こえてきた。

 

「ああッ!」

 

 奇跡が起きた。

 さっきまで石のように動かなくなっていた身体が、生存本能を全開にしたように動き出した。

 全力で横に飛んだことで、振り下ろされた刀は宙を切り、激しい金属音を廊下に響かせる。

 

「さっきから何なんだよ!」

《おい、死にたくねぇなら動け。そのまま全力で走れ》

「くっそおー!」

「待テ!」

 

 そこから俺は、謎の声が言うままに施設を駆けずり回った。

 いくつもの曲がり角を通り、階段を駆け上がり、追ってくる賢哉を撹乱する。

 幸いにもおかしくなった賢哉は、俺を愚直に追いかけまわしてたせいで撹乱に引っかかり、俺を見失った。

 

「はぁー……はぁー……はぁー……ああ、クソ。一体何がどうなってんだよ」

 

 そうして辿り着いた施設の一角、そこはバレエやダンスの練習で使われるスタジオだった。

 何故か電気がついていたが、相変わらず人の気配は少しもない。

 

《やっと来たか》

「また、この声だ。おい! さっきから誰なんだ!」

 

 辺りを見渡しても、声の主らしき姿はない。

 あるのは鏡張りの壁や手すりといった、スタジオにある当たり前の物だけだ。

 

《上過ぎる。もっと下を見ろ》

「下?」

 

 声に促され、目を足元へ向ける。

 と、そこには──

 

「……なんでここにカードが」

 

 どういうわけか、デュエマのカードが一枚だけ落ちていた。

 何故ここにカードがあるのか、しかも何故一枚だけ落ちているのか不思議に思ったが、裏向きになっているカードを拾う。

 表面を見ようとした瞬間、とてつもない光が俺の目を襲った。

 

「どわっ!? 目が、目がァァァァ!」

 

 強烈な光に思わず目を押さえる。まるで太陽を無理矢理見ようとしたような激痛だ。

 

《ふんっ、この程度で騒ぐんじゃねぇすよ。人間》

「なんだとテメェ」

 

 そんな俺の姿を見て、声の主は声音に呆れを隠さず、馬鹿馬鹿しいと言いたげだ。

 冗談じゃない。そんなこと言うなら、お前も受けて見ろってんだ。

 

「ぐっ……」

《おらっ、いつまでも目ん玉押さえてんじゃねぇっすよ》

 

 徐々に痛みが引いていき、やっと俺は目を開けることができた。

 

《やっと本調子に戻ったっすか? 時間がかかり過ぎっすよ、ヘボいっすね》

「…………」

 

 目の前にいたのは──ずんぐりむっくりした謎の生き物だった。

 なんというか、デフォルメされた怪獣のぬいぐるみのような姿だ。

 

《さあ、こっから大事な話っすよ》

「いーやいやいやいや、待て待て待て待て! お前なんだよ!?」

 

 もう何がどういうことなのか分からな過ぎて、混乱してくる。

 様子がおかしい市民体育館に入ったら、そしたら中で様子がおかしい賢哉に刀で襲われて、それから逃げた先には謎の生き物がいたって何なんだよ。訳わかんねぇよ。

 そんな混乱してる俺を見兼ねてか、謎生物は呆れた様子で答えた。

 

《はー、めんどくせぇけど、教えてやるっすよ。オレはクリーチャー、この姿の時はアラシって名乗ってるっす》

「く、クリーチャー!? それってデュエマのか? それにアラシって……あっ!」

 

 クリーチャーと言われて、目の前にいる謎生物に見覚えがあった。

 そうだ、コイツはアウトレイジのクリーチャー、《暴剣坊 アラシ》だ。

 いや、それは分かったが、だったらなんでカードのクリーチャーが実体化してるんだよ。

 

《よし、これで本題に入れるっすね》

「ふざけんな、情報不足すぎる。お前の知ってること全部教えろ!」

 

 さも役割は果たしたという雰囲気を出すアラシを、俺は胸倉をつかんで持ち上げる。

 持ってみた感じだと、そこまで重くはない。ぬいぐるみより少し重い程度だ。

 そして俺は顔をずいっとアラシに押し付けて、ガンをつける。

 こっちはまだまだ分からないことだらけだ。知ってることを洗いざらい吐いてもらう必要がある。

 そうして、いざ話を聞こうとした時、まるで俺の考えを嘲るように、スタジオと廊下を繋げる扉が音を立てて切断された。

 

「見ツケタゾ。モウ逃ガサナイ!」

「こいつ、どうやって追いかけてきたんだよ」

 

 現れた賢哉がゆっくりと向かってくる。

 唯一の出入り口が押さえられたことで、今の俺は袋のネズミだ。

 

「おい、あれについても何か知ってるんだよな?」

《あれはクリーチャーに憑りつかれてるんっすよ。コンプレックスやトラウマ、そういった心の隙や闇に付け込んで、人間を操ってるんすよ。背後を見てみるっすよ、奴がいるっす》

「はぁ? そんなもん見えるなら初めから──」

 

 そう言いかけて、俺は思わず絶句した。

 驚きのあまり、掴んでいたアラシを手放してしまう程に。

 いる。賢哉の背後に甲冑を纏ったドラゴンが半透明の姿でいる。

 

「《暴覇斬空SHIDEN-410》……テクノ・サムライのドラゴンかよ」

《そうっす。あれが憑りついてるせいで、あの人間は暴れてるんっすよ》

「あいつをどうにかすれば、賢哉は正気に戻るんだな」

《その通りっす》

 

 正直なことを言うと、まだ目の前の状況に混乱はしているが、賢哉がおかしくなった理由も元に戻す方法があるってことも分かった。

 

「賢哉のことは分かった。じゃあもう一つ教えろ、なんで俺達がいる場所は俺たち以外誰もいないんだ」

《それは今、オレたちがいるここが『ゾーン』になってるからっすよ》

「ゾーン?」

《オレたちクリーチャーは色々な方法で人間の世界に来るっす。その方法の一つっすよ》

「どうにかする方法はあるのか?」

《単純っすよ。楔になってるクリーチャーを倒せばいいんすよ》

「倒すって、どうやってだよ。生憎と武器になるものなんてねぇぞ」

 

 アラシの言うことに思わず顔をしかめた。あんなヤバそうな奴をどう倒せばいいんだ。

 生憎と俺は格闘技とか戦う方法なんてからっきしだ。

 そんなタイミングで、賢哉が一気に距離を詰めてきた。

 

「ラああアア!」

《そおぉーら!》

 

 しかし振り下ろされる刃は、アラシが張ったバリアらしきものに拒まれた。

 透明な壁と二振りの刀が火花を上げながら競り合っている。

 

《そこで、ようやく本題に入れるっす。人間、オレと契約するっすよ。そして、お前の望みを言うっす。どんな望みも叶えてやるっすよ。お前の払う代償はたった一つっす》

「その話、今出したってことは契約すれば戦う方法があるってことだな?」

《そうっすよ。物分かりがいいっすね》

 

 俺の反応が意外だったのか、アラシは少し感心したような声をあげる。

 別にそこまで感心するようなことじゃないだろ、話のタイミング的に誰でもわかる。

 それにこんな状況じゃ、出せる答えなんて決まってる。

 

「分かった、契約する。だから力をよこせ」

《願いはあるっすか?》

「戦う力は願いとは別か、なら後にしろ。そんなもん、この緊急事態に決めれるか」

《了解っす。ならこの時からオレ達は一心同体。生きるも死ぬも共にする者同士っす》

 

 その言葉と共に実体化していたアラシの体が光に包まれる。その姿はカードに変わり、ひとりでに俺の手へ飛び込んできた。

 

「これで終わりか。この後はどうすればいい?」

《デュエルをすればいい。それでアイツを倒せば全部終わる》

「ここまで来れば、何が来ても驚かねぇと思ったがよ。まさかデュエマで解決するのか」

《なんだ、殴って倒すとでも思ったのか?》

「いや別に、てっきりお前が巨大化して戦ってくれるじゃねぇかなって思ったんだよ。ってかお前、なんで話し方がちょくちょく変わるんだよ」

《あの姿になると話し方が引っ張られる。今のが本来のオレだ》

「なるほど」

 

 手元のカードを覗く。そこには《弾丸超邪 クロスファイア》の名前と姿が描かれていた。

 どうやらアラシの姿は仮の姿らしい。

 

「ふぅ……待ってろ、賢哉。すぐに助けてやる」

 

 未だ透明の壁を破ろうとする賢哉を見据えて、俺はデッキを取り出した。

 使うデッキからカードを一枚外し、クロスファイアと入れ替える。

 

《ならば始めるぞ。全てを手に入れるデュエルを!》

 

 そして、アラシ──クロスファイアの宣言ともに、俺達は光に包まれた。

 

 

 

※ ※ ※

 

 

 

 包まれていた光が晴れると、眼前には青空と荒野が広がっていた。

 

「ここは……」

《デュエルエリアだ。人間に憑りついたクリーチャーとのデュエルをする場所って認識でいい》

「お前、どこからしゃべってぇ!?」

 

 辺りを見渡していると、何処からかクロスファイアの声が聞こえてきた。

 そして、ふと後ろを振り返ると、そこには半透明になっているクロスファイアの姿があった。

 幽霊みたいな姿になっていて、ちょっと心臓に悪い。

 

《辺りを見るのも程ほどにしろ。戦いだぞ》

「お、おう。わーってるよ」

 

 クロスファイアに促されながら、俺は取り直して前へ向き直る。

 そこには支えを必要とせず宙に浮かんでいるテーブルがあった。

 どうやらここでデュエマをやれということらしい。

 

「なるほど、まるで原作漫画やアニメの世界に入ったみたいだな」

 

 所定の位置へデッキを置くと、突然カードが浮かび上がり、ひとりでにシャッフルを始めた。

 現実離れしたことを実際に見せられると、目の前の状況が現実であることを改めて思い知らされる。

 

「準備はできたか?」

 

 感慨にふけっていると、それなりの距離があるはずの対面テーブルから、賢哉の声が聞こえてきた。見れば、賢哉も同じようにデッキをセットし、カードがひとりでにシャッフルをしている。

 

「ああ、できたぜ。そっちも準備はよさそうだな」

「…………」

「流石にだんまりは寂しいな、賢哉」

 

 俺が言葉をかけても、賢哉は言葉を返してくれない。その目には生気が感じられず、何処か虚ろだ。おそらく賢哉自身の意識はないのだろう。それほどにまで、クリーチャーに支配されているらしい。

 

「……シールド展開」

「マジかよ」

 

 シャッフルが終わると、賢哉はデッキトップに触れながら呟く。

 すると、再びカードがひとりでに動き、五枚のシールドを展開すると、五つの青白い長方形が賢哉の前に現れた。

 

「なら俺も、シールド展開」

 

 俺もそれにならい、同じようにデッキトップに触れて呟くとシールドが展開され、俺の眼前にも五つの長方形が現れた。

 そして、これまた勝手にカードが動き出し、俺達それぞれの手へ手札として飛び込んできた。

 

「「デュエマ・スタート!」」

 

 かくして、俺の現実離れしたデュエマが始まった。

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