TRANSFORMERS Weigh Anchor   作:H2O(hojo)

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時系列はリベンジとダークサイドムーンの間です。
正直G1モチーフのギャグ寄りな感じでも良かったのですが、それは他の人たちもやっているので、実写版をモチーフに書いていこうという風になりました。


Introduce
プロローグ


ほぅ…この時空はなかなかに興味深いな…。この時空の地球には今まで他の時空では見たことのない存在がいるようだ。

 

『艦娘』…かつての艦船の記憶を持つ少女たち。そして同じくかつて沈んだ艦船たちの無念が集まった存在、『深海棲艦』…。地球の海では地球人と彼女たちとの戦いが続いているのか…。

 

そしてその『深海棲艦』を使って、『ディセプティコン』が新たな戦いを始めようとしている。『艦娘』と『オートボット』はこの苦難にどう立ち向かっていくのか見届けるとしよう。

 

おっと、名を名乗っていなかったな。私はベクター・プライム。次元監査官だ。

 

それでは共にこの時空の物語の結末を共に見守るとしよう…。

 

 

 

 

 

20XX年。エジプトでのザ・フォールンとの激闘後、オートボットとN.E.S.T.部隊は失踪したディセプティコンたちの捜索を続けていた。

 

一方その頃突如ビキニ環礁にて正体不明の大爆発が発生。それを契機に太平洋各地で深海棲艦が現れる。日米の両海軍はその対応に動こうとしていた。

 

 

 

 

 

ハワイ・オアフ島 パール・ハーバー海軍基地

 

「ちょっとAdmiral!どういう事よ!?」

 

「聞いての通りだ Johnston。出撃はするな。それが上からの命令だ」

 

基地の司令室にて上官に不満を訴えているのは、フレッチャー級駆逐艦のジョンストンである。だが彼女の上官である、ミッチェル海軍大佐は「出撃はするな」、「上からの命令だ」の一点張りである。

 

「このBaseの近くにも深海棲艦の出現が確認されてるのよ!?大体Admiralだって何度も上の命令を無視して独断で出撃許可出してたでしょ!何で今回に限ってダメなのよ?」

 

「上からの命令と一緒に、ある情報を受け取った。コイツが問題でな…」

 

ジョンストンは例の爆発以降、基地周辺にも深海棲艦が出現しているのにも関わらず、出撃命令を出さないミッチェル大佐に不信感を抱いていた。何故なら普段の彼ならば、上から出撃を止められていても、必要と判断すれば独断で出撃を命じる人物であったからである。

どうやらミッチェル大佐は指令と共に受け取った情報を問題視しているようであった。

 

「情報?またCIAが裏でこそこそやってるって訳?アイツらにも何度か私たちの任務を邪魔されたことあったけど…」

 

「バカを言うな。もしCIAが送って来たゴミだったらさっさと送り返してるさ、着払いでな」

 

「じゃあ何で…!!」

 

「情報」という言葉を聞いて、ジョンストンはCIA、アメリカ中央情報局のことを頭に思い浮かべる。彼女は彼らに自分たちの作戦を邪魔されたことが何度かあり、今回もまたそうなのかと考えていた。だが情報の提供元はCIAではないようで、ジョンストンの疑問は深まるばかりであった。

 

「Hi! Iowaよ。Did you call me?」

 

「大佐、Saraをお呼びですか?」

 

「Helenaです。大佐何かご用…ってJohnston?どうしてここで油を売ってるのかしら?」

 

「Fletcherです。Johnston、あまりAdmiralに迷惑をかけてはダメよ?」

 

「ゲッ…HelenaだけじゃなくFletcherまで…」

 

「丁度いい。これからみんなに事情を説明するから、君もここに残るといい」

 

「わ、分かったわよ…」

 

ミッチェル大佐とジョンストンが執務室で会話を続けていると、基地に所属している他の艦娘たちが執務室へ入ってくる。この艦隊の旗艦であるアイオワ、空母サラトガ、軽巡ヘレナと駆逐艦フレッチャーと名だたる面々であった。その中にヘレナと姉であるフレッチャーがいることに、ジョンストンは気まずそうな反応を見せた。彼女たちをここに呼んだのは今回の事情を説明するためだったので、ミッチェル大佐はジョンストンにこの場に残るよう促した。

 

「君たちを呼んだ理由は、先日ビキニ環礁で起こった正体不明の大爆発によって発生している一連の深海棲艦出現騒ぎについてだ」

 

「上層部の動きが遅いのはいつもの事だけど、今回は随分とslowじゃない?ようやく出番かしら?」

 

「その話ならさっき私がAdmiralとしたわ。どうやら違うらしいわよ、Helena」

 

「まさか出撃させろって直談判しに行ってたってわけ?呆れた…」

 

「わ、私のことはいいでしょ!それで?納得のいく説明をしてくれるんでしょうね?」

 

「君たちが納得するかどうかは分からんが、私は上層部から送られてきた極秘情報を見て納得はした」

 

ミッチェルは一同を集めた理由を説明する。ヘレナはようやく出撃するのかと考えていたが、ミッチェル大佐から少し事情を聞いたジョンストンは違うとヘレナに返した。そしてジョンストンは彼に納得のいく説明を求め、この場にいる他の艦娘たちも同じ気持ちであった。

 

「とりあえず、まずはこいつを見てくれ」

 

「Johnston Atoll…?」

 

「えっ?私?」

 

「そんなわけないでしょ」

 

ミッチェル大佐は部屋の電気を消し、プロジェクターに上層部から送られた情報を投影する。スクリーンにはジョンストン環礁と映されており、ジョンストン島付近の航空写真であった。

ジョンストン環礁はハワイから西に1500km、ミッドウェー島からは南に1000km離れている島であり、昔はアメリカ軍の施設が存在していたが、今は撤収して無人島になっていた。

 

「問題なのはコイツだ」

 

「これ…helicopterですか?」

 

「その通りだSara。君たちも知っての通りJohnston Islandは現在軍が撤収して無人島になってる。だが、例の大爆発の後この島に正体不明の対潜ヘリが現れた」

 

「Wow!不思議なこともあるものね!!」

 

ミッチェル大佐は画像を拡大してジョンストン島の滑走路をフォーカスすると、そこには一台の対潜ヘリが写っていた。米軍が撤退したジョンストン島に対潜ヘリがあるはずもなく、アイオワは不思議だと驚いていた。

 

「そして、その謎を解析するために無人偵察機を送り込んだらしいのだが…」

 

「何か問題が…?」

 

「正体不明の敵によって全て撃墜されたそうだ」

 

「正体不明…ということは深海棲艦や敵軍からの攻撃ではないということですか?」

 

「あぁ、君の想像通りだFletcher」

 

当然米軍は謎の対潜ヘリのことを解析するべく、既に無人偵察機をジョンストン島に飛び立たせていた。だがしかし、無人偵察機は謎の攻撃を受けて撃墜されたと、ミッチェル大佐は一同に伝える。彼の説明を聞いたフレッチャーは「正体不明の攻撃」という言葉に、深海棲艦や敵軍から攻撃を受けたのではないと推測する。そして彼女の予想は当たっていた。

 

「ご親切に、上は撃墜時の映像も用意してくれたよ」

 

「それを見れば納得できるのかしら?」

 

「少なくとも私は上の連中が言っていることがただのjokeではないと証明する材料にはなったよ」

 

ミッチェル大佐はジョンストン島の航空写真から無人偵察機の映像にモニターを切り替えて、彼女たちにそれを見せようとする。彼はそれを見て上層部の言っていることが、納得できたようである。

 

『・・・・・・』

 

「何よ?単に島の映像が写ってるだけで、対潜ヘリなんてどこにもいないじゃない」

 

『ちょこまかと飛び回る邪魔な羽虫共め…』

 

「「「「「!?」」」」」

 

『失せろ』

 

映像に映っていたのは無人になり廃墟と化したジョンストン島である。だがその数秒後謎の音声が映像から流れ始め、その場にいた一同を驚愕させる。さらにその数秒後「失せろ」という言葉の後に、無人偵察機の映像は途切れてしまった。映像には敵の姿は何も映っておらず、謎の音声だけが録音されていたのである。

 

「ちょっと何よこれ…」

 

「謎の声、そして飛行する無人機のカメラに映らないようにすることができるだけの飛行能力と知能…」

 

「確かに…これは深海棲艦の仕業ではなさそうですね」

 

「Unbelievable…!!」

 

映像を見た艦娘たちはそれぞれ、信じられないといった反応を見せる。それと同時に深海棲艦の仕業ではないと理解させるには十分であった。

 

「それで?深海棲艦以外の敵がいるのは理解したけど、それと突然現れた対潜ヘリと、私たちが出撃できない理由とどんな繋がりがあるって言うの?」

 

「ビキニ環礁での大爆発からここまでの一連の事象について、『Pentagon』はある一つの答えを出したそうだ」

 

だがジョンストンは正体不明の敵と、突如現れた対潜ヘリ、そして自分たちが出撃できない理由が線で繋がらないため、未だに納得できない様子であった。そしてミッチェルは艦娘たちにアメリカ国防総省の出した結論を伝えようとしていた。

 

「数年前の『Mission City』、そしてその後起こった『The Fallen』と名乗る存在が引き起こした一連の事件…」

 

「ちょっとまさか…」

 

「私たちも一応軍人ですので、いつかは関わる時が来ると思っていましたが…」

 

「この事象の原因は『TRANSFORMERS』だというのが、国防総省及びアメリカ政府の見解だ」

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

ミッチェル大佐が発した「ミッション・シティ」と「ザ・フォールン」という二つの単語を聞いて、艦娘たちは皆一様に困った顔をする。アメリカ政府が出した回答は、「トランスフォーマー」がこの一連の事件の原因であるということであった。

 

「上の情報では地球で様々な騒ぎを引き起こしているTransformersの集団『Decepticon』が関与している可能性が非常に高いとのことだ。ヤツら、とうとう深海棲艦に目を付けたらしい」

 

「つまり私たちはあの迷惑宇宙人の内戦に勝手に巻き込まれてるってわけ? Oh My God!!冗談じゃないわ!!」

 

「なるほど。つまりあの謎の対潜ヘリの正体はTransformerだったということですね」

 

さらに政府は今回の騒動の原因がディセプティコンの可能性が高いと結論付け、ミッチェル大佐は深海棲艦の力に目を付けたのだと考えていた。トランスフォーマーのことを快く思っていないジョンストンは、彼らの戦いに巻き込まれることに嫌悪感を抱いていた。そしてフレッチャーは真相を聞いたことによって、対潜ヘリの正体に納得していた。

 

「まっ、何にしても私たちじゃTransformersには勝てないのは事実だし、出撃を制限したのは正解だったわね」

 

「そうですね。私たちの艤装は深海棲艦を倒す特殊な物。現代兵器には太刀打ちできませんもの」

 

アイオワは自分たちがトランスフォーマーたちには勝てないことを理解しており、ミッチェルの判断が正しかったことを実感していた。サラトガの言うように、艦娘の艤装は深海棲艦を倒すためのものであり、現代兵器を持つトランスフォーマーたちには有効打にはならない。逆に現代兵器は深海棲艦には効果がないため、艦娘が彼女たちを倒すのである。

 

「それで…?私たちはこれからどうすればいいのかしら、Admiral? Transformersが敵にいるといっても深海棲艦だって出現してるわけだし、動かないわけにもいかないでしょう?」

 

「それに関しては、『統合参謀本部』から直接通達があった」

 

「統合参謀本部から直接ですか…?珍しいですね」

 

「統合参謀本部直属の対Decepticons組織『N.E.S.T.部隊』と合同で事に当たれとのお達しだ」

 

「N.E.S.T.部隊ねぇ…この国には私たちの知らない組織がいくつあるのかしら」

 

だが敵にトランスフォーマーがいるといっても深海棲艦が太平洋に出現しているのは事実であり、それの討伐をしなければならないのも事実である。ヘレナがそのことを気にしていると、ミッチェル大佐は「アメリカ統合参謀本部」から直接通達があったと答える。統合参謀本部には作戦指揮権は与えられていないため、フレッチャーは珍しいと感じていた。

統合参謀本部から直接命令が出された理由は、ディセプティコン残党壊滅を任務とする「N.E.S.T.部隊」が統合参謀本部直属の部隊であるためである。自分が知らない組織の名前を聞いたジョンストンは、驚きを通り越して呆れていた。

 

「Admiral!!い、い、い、急ぎのお電話です!!」

 

「どうしたGambier Bay?そんなに慌てて…。相手は誰だ?」

 

「統合参謀本部議長のモーシャワー将軍です!!そんな偉い人のお相手なんて無理ー!!」

 

「長官自ら私に連絡だと!?分かった、すぐに代わる」

 

ミッチェル大佐と艦娘たちが今後の作戦について話し合っていると、ガンビア・ベイが電話を持って慌てて執務室へと入って来た。電話の相手は先ほど話題に上がった統合参謀本部の長官であるモーシャワー将軍であった。それを聞いたミッチェル大佐は慌てて電話をガンビア・ベイから受け取った。

 

「長官代わりました。ミッチェル海軍大佐であります」

 

『ミッチェル君。落ち着いて聞きたまえ』

 

「はい」

 

『グアムが深海棲艦に突如襲撃され、落とされた』

 

「なっ!?グアムが!?」

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

ガンビア・ベイから電話を代わったミッチェル大佐はモーシャワー将軍に早々に衝撃の事実を聞かされる。彼の表情と発した言葉からその場にいた艦娘たちもグアムで何か大変な事が起こっているのだと感じ、険しい顔をし始める。

 

「あそこはそれなりの数と練度をもつ部隊とFleet Girlsがいたはずでは?」

 

『あぁ。だが以前君にも通達した通り、深海棲艦と共にDecepticonsの存在が確認された。どうやったのかは知らないがヤツらが深海棲艦を操っている』

 

「なんということだ…!!」

 

『何とか生き残った者たちはPhilippinesやJapanに撤退しているそうだ』

 

グアム島は太平洋の要所であり、優秀な部隊と艦娘たちが配置されていたため、ミッチェル大佐はグアムが深海棲艦に落とされたことが信じられなかった。だが襲い来る深海棲艦の他にディセプティコンがいたために、グアムの艦隊はなすすべなくフィリピンや日本に撤退したとモーシャワー将軍は彼に伝えた。

 

『もはや我々だけで事態を収拾するのは困難だ。私はこれからJapanに向かい、Japan Navyに今回の作戦に参加してもらうよう交渉する』

 

「Japan Navyが作戦に参加してくれるなら、これ以上の味方はおりません。期待しております」

 

『今回の作戦はUS Navy、Japan Navy、Fleet Girls、N.E.S.T.、Autobotsたちが共に協力して戦う、史上最大の戦いとなる。君も作戦の準備を進めておいてくれたまえ』

 

「了解いたしました!」

 

モーシャワー将軍はこの事態をアメリカ軍だけで収拾できないと判断し、日本海軍にも作戦に参加してもらうよう頼むべくアラスカ経由で日本に向かう途中であった。そして今回の作戦は史上最大の作戦になると言って、ミッチェル大佐にその準備を促した。

 

「話は聞いてたな?今回の作戦はアメリカ海軍創設史上最大の作戦になるだろう。準備を怠るなよ。解散!!」

 

「「「「「Yes sir!!」」」」」

 

モーシャワー将軍から作戦の準備を任されたミッチェル大佐は、艦娘たちに海軍史上最大の作戦になると告げ、彼女たちに準備を進めるよう指示する。深海棲艦とディセプティコンに立ち向かう戦いへの準備が進み始めていた。

 

 

 

 

 

同時刻 アラスカ上空

 

「スゥ…ハァ…」

 

「真珠湾のミッチェル海軍大佐との通信は終わりましたか、長官?」

 

「あぁ。グアムを落とされたことには驚いていたが、すぐに冷静に私の話を聞いてくれたよ。優秀な士官だ。問題行動は多いが部下に慕われているだけのことはある」

 

モーシャワー将軍はアラスカ上空で軍用ヘリからミッチェル大佐との通信が終わると、大きくため息をつく。彼はミッチェル大佐のことを問題行動は多いものの、冷静で適切な判断ができる人物だと高く評価していた。

 

「しかし長官…いかに非常事態とはいえ長官自らJapanへ交渉へ向かう必要は無いのでは?」

 

「Autobotsの司令官が自らJapanに乗り込んで交渉するというのに、N.E.S.Tの司令官である私が自国の椅子に座って画面越しに交渉するわけにはいかんだろう」

 

「ご足労感謝する、モーシャワー将軍。私としても大切な部下を預ける者たちの人となりを直接知りたいのだ。私はJapanという国の人間のことをよく知らないのでな」

 

モーシャワー将軍の部下は彼が自ら日本に行く必要性を疑問視していたが、彼はオートボットの司令官自ら日本に行くと言い出したため、自分が行かないわけにはいかないと答える。そう、彼らと同じヘリに乗っているのはディセプティコンと戦う「オートボット」の司令官である「オプティマス・プライム」である。彼は他にも数人のオートボットたちを連れて日本へ向かっていた。

 

N.E.S.T.とオートボットの司令官を乗せた軍用ヘリが艦娘発祥の国、日本へと向かっていた。

 

同時刻 グアム島

 

アメリカ海軍と艦娘たちが撤退したグアム島は廃墟と化していた。元より深海棲艦の出現によって観光地としては既に機能しておらず、艦娘と軍人、その家族のみが暮らす島であったが、今はその住人たちもこの島にはいない。

 

“ココニ…基地ヲ作レバヨイノダナ?”

 

「あぁそうだぜ。指示通りに作ってくれよ?ディセプティコンを復活させるには武器も資材もまだまだ全然足りねぇからな」

 

そんな無人になったグアム島に異形の影が蠢く。巨大な体躯に白い肌、大きな爪の生えた腕を持つ女性の姿の生物は、人類と艦娘の敵「深海棲艦」である。彼女は「港湾水鬼」という種類の深海棲艦で、港湾都市を建造していた。そしてその横で彼女に指示を出しているのは、シボレー・コバルトSSからトランスフォームした、ディセプティコンの「スィンドル」である。

 

“基地ガデキレバ艦娘タチニ燃ヤサレルコトモナクナルノカ?”

 

「あぁそうだとも。お前らが必死こいて集めている資源を狙う艦娘共は俺たちには勝てない。共に俺たちの楽園を作り上げようではないか!!」

 

“ソウダ……アツメタ…ブッシ…ハ……ヤラセハ……シナイ………ッ!”

 

さらにスィンドルたちの後ろについて来ているのは、同じく深海棲艦の「集積地棲姫」である。彼女は集めた資材を艦娘たちに燃やされていることに憤っており、基地が完成すればそうなることもないと語るスィンドルの口車に乗せられて協力しているのであった。

 

『スィンドル、首尾はどうだ?』

 

「順調も順調だぜぇ、ショックウェーブ。この島にいた連中も艦娘とやらの存在も全然大したことなかったな」

 

『そうか。お前はそのまま深海棲艦共を使って基地の建造を続けろ。ディセプティコンの復活には「エネルゴン」が不可欠だ』

 

「へいへーい。わっかりましたぁ~」

 

『全てはメガトロン様のために…ALL HAIL MEGATRON』

 

「ALL HAIL MEGATRON」

 

グアム島の開発を進めているスィンドルに通信を繋いできたのは、ディセプティコンの中でもより組織の中心に近い人物であるショックウェーブであった。彼こそが今回の事件の元凶であり、ディセプティコンの完全復活を目論んでいた。

スィンドルはショックウェーブに命じられトランスフォーマーたちの命の源であるエネルゴンを生成する基地を深海棲艦と協力して生成しようというのである。

 

人間、艦娘、トランスフォーマーたちの新たなる戦いが始まろうとしていた。




Tips
ベクター・プライム
原初のプライムの1人にして、時空監査官。本編には出て来ません。

ミッチェル海軍大佐 CV森川智之
50代。勝手な出撃許可などの問題行動も多いが部下からは非常に慕われているイケメン提督。
ぶっちゃけト〇・クルーズ。

N.E.S.T.部隊
ディセプティコンを掃討するために生まれた人間とトランスフォーマーの特殊部隊。Networked Elements: Supporters and Transformersの略。
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