ちょっと迷ってることがあるので、アンケート取ります。
オラに知恵を分けてくれ〜〜!
オレが篠ノ之家に養子となってから数年が過ぎた。
育ての親である父、篠ノ之柳韻と篠ノ之母━━━秋穂と言うらしい。原作には名前すら登場しなかったから全く知らなかった。唯一出てきたのは、叔母さんの方だったかな?
篠ノ之夫妻の厳しくもたっぷりの愛情を受けたオレはすくすくと成長した。
後々の事を考え、束とのコミュニケーションを欠かさず行ってきた。
束が何処かに行こうとすれば「ねーちゃん、ねーちゃん」と後ろについてまわった。
最初こそ少々煩わしそうにされる事も多々あったが、年月の積み重ねというのは時に絶大なものとなる。
いつの間にか、束の後を追っていたのが、束に連れてかれるようになっていた。
まぁ、ホントに色んなものを見ることが出来たし、知ることも出来たからすんごく感謝してる。
ただ、原作でも度々描写されてたが、過保護すぎるのだけは何とかして欲しい。
カップ麺食べる為にお湯を沸かそうとコンロの火を付けようとしたら「危なーい!!」って言って突き飛ばされた。
いや、突き飛ばした方が危ないから・・・。
義母さんと一緒になってみっちり叱った。
・・・あまり効果はなかったようだけど。
そんな生活の中で、唯一困っている事がある。
それが・・・・・・・
「レン!何をやっている!さっさと道場に来い!」
「ヤダよ、箒は防具付けてないとこばっかり叩いてくるんだもん」
部屋でまったりしてると、いきなり箒が殴り込んできた。
コレが困っている事━━━箒に目の敵にされているということだ。
例に漏れず、親父に剣道を半ば強制的にやらされたのだが
━━━はっきり言おう。オレに剣道の才能は無かった。
運動神経はかなり良い部類に入るらしいのだが、属に言う「型」というやつが苦手なのだ。
チャンバラをやれば普通に勝てるのだが、「剣道」となると途端に動きがぎこちなくなる。
んで、箒のヤツはそれが気に食わないんだと。
軟弱だなんだと屁理屈こねて、竹刀でバシバシ叩いてくるのだ。
痛いのだ、叩かないでほしいのだ、止めてほしいのだ、ずん○もんなのだ。
おっと、あまりにも叩かれすぎて変な電波が・・・。
「軟弱なことばかり言うな!少しは一夏を見習ったらどうなんだ!!」
「いや、誰だよ。その一夏って」
ホントは知ってる。でも実際には会ったことは無い。
箒と束姉の話に出てくるだけだ。
同じ学校に通っているハズなのだがクラスが違う為、直で顔を合わせたことは無い。
剣道をやっていればエンカウントする筈だが、やる気がないのでエンカする事がない、というワケだ。
こちらの態度に焦れた箒が、床を竹刀で叩き、甲高い音が響き渡る。
「いいから来い!」
「やだって言ってんじゃん!」
箒の手を振り払い、一目散に部屋の出口に移動し逃げ出す。
フィジカルには自信がある。なんと言っても、『あの』篠ノ之束を追いかけることが出来ているのだ。並の体力じゃそうそうできん。
「あ、待て!レン!!」
追って来た箒の手が空を切る。
ふっ、遅い遅い!
一気に階段を駆け下り、家の外に飛び出す。
こういう事は日常茶飯事だ。だから、逃げ込む先も決まっている。
神社の裏手に回り、大きな木の近くに駆け寄る
━━━コン、ココンコン。
一定のリズムで木の幹を叩き
「ウサギはソラの夢を見る」
合言葉を呟く。
━━━ガコン
木の幹が上下に割れ、入口が開く。
うん、完全に秘密基地である。
パッと見木の洞の様に見える入口に入ると、足元がパカッと開き、滑り台の様に下へと滑り落ちて行く。
すると出てくるのは秘密基地然とした束の秘密ラボである。
中で何が行われてるかって?決まってんじゃん?
「束姉ちゃ〜ん、作業の方は順調?」
「お〜〜!れーくん!順調だよ〜バリバリ!!」
カチャカチャと機械を弄りながら束が答える。
あ、今更感あるけど、俺の名前は蓮夜(れんや)ね。篠ノ之蓮夜。
男の子が生まれたらそう名づける予定だったんだってさ。
箒と二卵性双生児って事にしてるらしい。
だから、箒と似てないって言われても無問題。寧ろ、似てるって言われると微妙な気持ちになる。オレはあそこまで直情的じゃないつもりだし、すぐに手が出ないよう自制してる(前世と通算すると30後半のおっさんだからね)
ちなみに、オレが拾われ子だと知ってるのは束姉、柳韻さん、秋穂さんの3人だけだ。
箒は知らない。オレは気づいてはいるが、知らない体を貫いている。
教えるかどうかは親である柳韻さんと秋穂さんの判断次第だ。
━━━でもって、束姉が今何してるかと言うと、【ISを作ってる】
はい、今まさに【白騎士】制作中です。
となると、【白騎士事件】が近いことになる。
確か原作では白騎士事件が発生した具体的な時期は書かれていなかったハズだ。
その辺は推察するしかない。
原作スタートが、一夏が高校入試の会場を間違え、ISを起動させてしまったところからだった。つまり、箒と同い歳のオレも高校入学のタイミングで学園に行く事になるハズだ。
その時で束は24歳だったかな?で、3年間行方を晦ませてるから、20~21歳の時に白騎士事件を起こしたことになる。
現在束は19歳。つまりは、ここ1、2年で事件が起きることになる。
・・・出来るなら、白騎士事件は起こして欲しくない。
やっぱりね?身内になったからには、応援したいのよ。
「後少しで【
目をキラキラさせて束が弾むような声で語る。
「うん、知ってる。束姉ちゃん前からずっと言ってるもんね?いつか宇宙に行くんだー!って。」
「にゃははっ。そうだったね!
れーくんもいつか連れてってあげるからね!」
「え〜?どうせなら、ぼくにも作ってよ!
束姉ちゃんと一緒に空飛んでみたいし!」
「ふぐぅっ!
あぁ、もう可愛いこと言ってくれるじゃないのさ〜♪」
わしゃわしゃと頭を撫でてくる束姉。
にま〜っと笑っているその表情は、本当に楽しそうだ。
「た、束姉!わしゃわしゃしないで〜!」
「はっはっは〜、良いではないか良いではないか〜」
「むぐぅっ!?」
じゃれてくる束から離れようとするが、寧ろ抱き寄せてくる。
や、止めてください!その凶悪なサイズのスイカを顔に押し付けるのは止めてください!息が出来ません!!
目覚めちゃうから!オレのネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲が起動しちゃうから!
「━━━━━れーくんの為にも今度の論文発表は絶対に成功させないとね。」
オレを抱きしめたままの体勢で真面目なトーンで呟くのが聞こえた。
「━━━━ぷはっ!・・・・・・論文って?」
その豊かな胸部から何とか脱出し、束の呟きに敢えて聞く。大方の予想が着くんだけどね?
束は「あれ?聞こえちゃった?」と多少はにかみながらも説明してくれた。
「大学の方でね、
「へぇ〜。ってコトは、その発表?が上手くいったら━━━」
「うん!夢にググッと近づくワケだよ!!」
━━━━━間違いない、ココだ。
「・・・ねぇ、束姉ちゃん。その論文?っていうのは、どんな事説明するの?」
「なになに?れーくん興味あるの?仕方ないにゃあ・・・(ゴソゴソ)はい!これが発表する内容の原稿だよ!」
そう言って、束は分厚い原稿を手渡してくる。
「ちょっと読ませてもらうね。━━━あ、読んでる間、作業しててもいいよ?まだ細かい調整終わってないんでしょ?」
「じゃあ、読み終わったら教えてね〜」
束はそう言い残して再びカチャカチャと駆動系の調整に戻っていく。
オレは渡された原稿をペラペラと捲り、読んでいくのだが・・・
ペラッ・・・・ペラッ━━━━━
うん。
━━━━━━━━全く分からん!!
いや、全部が全部分からないワケじゃないぞ?
多少とはいえ、オレもIS開発を手伝ったことがあるワケだし。
でもさ?専門用語ばかり並べ立てられたら全く分からんよ!?
逆に言えば、多少関わってるオレが分からないレベルの文章を、初めてISを見る人が読んでもちんぷんかんぷんだと思うんだよなぁ・・・。
よし、少し訂正してやろ
「━━━束姉ちゃん、読み終わったよ〜」
「お〜!で、どうだった?個人的には結構わかりやすく纏めたつもりなんだけど?」
・・・アレで!?
「・・・・・・束姉ちゃん」━━チョイチョイ
「ん?なになに?」━━トテトテ
軽く手招きをすると束が寄ってくる。
論文の原稿を束に突き返して━━━
「━━━━━━━ボツ。」
「嘘だっ!?」
やり直し裁定を下した。
何です?そのエセ竜宮○ナは・・・目の狂気度合いが足りませんね。
「束姉ちゃんさあ・・・?
ホントにこの文で良いと思ってるワケ?」
「思ってるよ?コレでも噛み砕いた方なんだよ?これ以上ってなったらドロドロのお粥みたいな感じになるよ?」
「あのさぁ・・・。ちょこちょこ手伝ってた僕ですら分からない箇所があるんだよ?
初見の人が分かるわけないじゃん。」
「(; ・`д・´)ダッ…ダニィ…!?」
野菜王子の真似はいいから。
「そうだなぁ・・・。
コレを、箒にも分かるような文章に変換したら?」
「・・・それは、小学校3年生にも分かるように、内容を落とせってコト?」
「違う違う。━━━勉強が出来ない小学校3年生にも分かるレベルまで落とせって意味。」
「うーん。辛辣ゥ・・・。
というか、箒ちゃんそんなに勉強出来ないの?」
「うん。五教科の合計が半分行かないくらいだね」
「れーくん、勉強教えてあげなよ・・・。箒ちゃん可哀想じゃん・・・。」
「教えようとすると、逃げるんだもん。あまりしつこくすると竹刀で叩いて来るし。」
「はぁ・・・。スグに手が出るのは一体誰に似たんだか・・・。」
「父さんじゃないの?『父さんが私の目標だ〜』って言ってたし。」
「あ〜、納得・・・。」
「・・・あ、話がズレたね。兎に角、もっと分かりやすくした方がいいよ、コレ。」
「えぇ〜〜〜?
そこまで言うなら、れーくんも手伝ってよ〜。」
「はいはい。添削作業は手伝ってあげるから。」
「良かったぁ〜。正直、文章書くの面倒でさぁ〜。ひたすらに文字打ち続けるのってシンドくない?プログラム組んでる時は対して苦じゃないんだけどねぇ?」
「要は、その作業にどれだけ【熱】を込めれるか、だと思うよ?
興味ある事なら集中出来るし、頑張れるけど、対して興味も無い事だと、イマイチ集中しきれないでしょ?」
「そんなもんかなぁ?」
「そんなもんだよ・・・あ、PC借りるね?」
勝手知ったると言わんばかりに、デスク上にあるPCを弄り出す。
手作業で修正しても良いけど、使えるもんは使わないとね。
〜少年編集中〜
「━━━━━ふぅ〜、終わったぁ・・・。」
「お疲れ様、れーくん。」
原稿とにらめっこして数時間、漸く添削作業が終わる。
束が労いの言葉を掛けてくる。
ホント、身内にはとことん心を開いてるよねぇ?
気を使ってくれる程には関係を築くコトが出来て良かったよ。
「とりあえず、束姉ちゃんの方でも確認しておいてね?」
「オーケーオーケー!バッチリ確認しておくよん♪」
ある程度分かりやすくなったとは思うが、全ての不安が払拭された訳じゃない。
何なら、どれだけ分かりやすくしたとしても、失敗するような気配がする。
こういう時のカンって嫌に当たるんだよなぁ・・・。
「発表・・・上手くいくといいね?」
「絶対に上手くいくよ!なんてったって、この天才である束さんの発表なんだから!」
うーん。束姉が天才である事と発表が成功するかどうかはあまり関係ない気がするんだが・・・。
まぁ、本人が気にしてなさそうだし、良い・・・のか?
「とりあえず、添削したヤツで練習してみてよ!ホラ、僕をその偉い人達に見立ててさ!」
「れーくんを〜?・・・・・・うん、ムリ。
こんなに可愛い弟を、冴えないオッサン連中と見立てるなんて、お姉ちゃんには出来ないね!」
「いや、威張って言う事じゃないよ!?」
わちゃわちゃと騒がしくも、楽しい時間が過ぎていく━━━━━。
あぁ・・・・・・願わくば、この楽しく平穏な時間が少しでも続きますように━━━━。
作者です。
着々と話が進んでますね?
さて、アンケートの内容ですが、ズバリ!
主人公である蓮夜君の専用機についてです。あと、ついでに一夏のポジション決めですかね?
皆さんの意見が今後の展開に繋がるかもしれません。
とりあえず、もう1、2話程挟んだら原作スタートのつもりなので、短い期間にはなりますが、奮ってご参加下さい。
以上作者でした!
ゲーム要素入れるか否か
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