楯無「また随分と投稿が遅れたわね?」
す、すみません・・・。
虚「1ヶ月近くも何をしてたんです?」
そ、その・・・ノゲノラのスロットを・・・。
楯無「?スロット?少し前に出たパチンコの新台じゃないの?」
いや、それもあるんですが、スロットの実機を買いましてですね?
自室で最強特化ゾーン引くまでぶん回してました。
楯無、虚「「読者に悪いと思わなかったの(んですか)!?」」
た、大変申し訳ございません!!!
〜side束〜
「いやぁ〜〜、まさかれーくんにIS適正があったなんてねぇ?しかも、束さんと同じSランク近い数値を出すなんてビックリだよ!!」
「つ、疲れた・・・・・・。」
検査と称して様々なデータを取られ、れーくんは気持ちぐったりしていた。
まあ、束さんはそれどころじゃないんだけどね!?
適性のある女兄弟がいたとしても、男がISを起動できないのは、凡人共が実証済みのはずなのにね?
一応詳しく調べるためにれーくんのDNAデータも取らせてもらったけど、正直あんまり当てにはならないかなぁ?
何かしらの突然変異的な何かかも知れないし・・・。
・・・できるなら、もう1人か2人くらい男の
ないものねだりしてもしょうがないか!
「でもどうしよっか・・・。
女権団?とか言うアホ共もいる事だし」
「まぁ、その辺は要相談ってところかな?」
「相談?一体誰と━━━━━」
するの?と言おうとした時だった。
━━ビー!!ビー!!ビー!!
突如として何者かの接近を知らせる
更に━━━
「束様!こちらのラボに近づいてくる人影が━━━━━って誰ですか!?」
「いや、コッチの台詞ぅ!!束姉ちゃん誰この人!?」
別室にいたクーちゃんが、アラームの音を聞きつけたのか慌てた様子で部屋に飛び込んで来て、束さんの隣にいるれーくんを見て、警戒するような体勢を取る。
れーくんは驚いてるものの、警戒している様子はないね?う〜ん、クールだねぇ?
「束さんの助手のクーちゃんだよ〜。束さんの娘でもある!」
「・・・束姉ちゃん、嘘はダメだよ・・・。」
ありゃ、即バレしちゃった?
でも、表現的にはあってるハズなんだ「束姉ちゃんが結婚なんて出来るわけないじゃん」ってなにおう!?
「れーくん!?流石にそれは酷くないかな!?
束さんだって本気になれば男の1人や2人くらい━━━」
「拉致はナシだよ?」
「しないよ!?」
「ハッキングで住民票弄るのもナシだよ」
「・・・しないよ?」
「オレは結婚しないよ?」
「・・・・・・・・なん・・・・・・・だと・・・・・!?」
そんな!?「大きくなったら束姉と結婚する!」って言ってた可愛い可愛い束さんのれーくんは一体どこに!?
「ソコになければ無いですね」
「やっぱり考え読んでるよね!?」
「あ、あの〜束様?
こちらの方は一体・・・?」
クーちゃんが困った顔して聞いてきた。そういえば、まだれーくんの事話してなかったね!
れーくんの肩を抱き寄せて、ズイっと近づいて堂々と━━━
「束さんの弟だよ!」
「違います。正しくは元弟の篠ノ之蓮夜、今は更識蓮矢です。
━━━で?貴方は?」
「あ、はい。
クロエ・クロニクルです。束様に命を救われて、恩返しの意味合いで身の回りのお世話と助手をしています。」
れーくんが、束さんの「弟」発言を訂正する。クーちゃんも恩返しだなんて、別に気にしなくてもいいのに・・・。
━━━というか、2人で束さんを除け者にして話進めてる〜〜!!
束さんをこんな雑な扱いするなんて、ちーちゃん位だよ!!
「━━━━━ハッ!!
それどころじゃありませんでした!
束様、境内に仕掛けたセンサーが反応していたようですが、如何致します?」
れーくんと話をしながらも、クーちゃんは手元のタブレットでモニタリングをしていたようで、思い出したかのように聞いてきた。
そういえばそうだった!
私も慌ててコンソールを操作して、感知したセンサーの位置から一番近いカメラ映像をモニターに表示する。
モニターに映し出されたのは4人の少女達
その少女達を見た束は「あれ?」と何処か既視感のようなものを覚えた。
クーちゃんも一緒になってモニターを見てくる。
「こんな夜更けの神社に女の子ですか?」
「みたいだねえ。━━━━━でも、コイツらどっかで見たことがあるような気がするんだけど・・・どこだったかな?」
モニターを見ながら腕を組む束。クロエは指示を待っているのか無言で束を見つめ続ける。
「侵入者ってどんなヤツら?オレにも見せて━━━━━━━━━━って」
そこへれーくんが横から覗き込むようにモニターを見て━━━固まった。
「れーくん?」「蓮矢さん?」
急に固まったれーくんをクーちゃんと2人で見ると、苦笑いのような表情を浮かべてモニターを見ていた。
それに気づいたれーくんが、「あ〜」と頭をガシガシと掻いてから、口を開く。
「その人達、オレの新しい家族と従者だね。迎えを頼んだから来たんだと思う。
━━━安心してよ、話せばわかる人達だし・・・・・・もしかしたら、味方になってくれるかもよ?」
ある意味、予想外の言葉に、私はクーちゃんと顔を見合わせたのだった。
〜side束out〜
〜side楯無〜
時は少し前━━━蓮矢からメッセージの一斉送信が来てすぐの事
「・・・それじゃあ、蓮矢は自分の意思でその女性に着いて行ったって事、でいいのね?」
「うん」「そーだよ〜」
「であれば、誘拐の線は無いですね。
そもそも、並の誘拐犯相手なら蓮矢君が遅れを取るはずが無いですし」
「そうよね・・・。でも、あの蓮矢が『緊急事態』って言う程の事態よ?
よっぽどの事が起こったとして見るべきだわ。」
蓮矢からの連絡をもらった私と簪ちゃん、虚に本音ちゃんの4人は、急いで指定された篠ノ之神社に向かうべく、更識家の所有するリムジンに乗って移動していた。
その最中に、蓮矢と別れるまでの経緯を簪ちゃんと本音ちゃんから聞くが、相手の手掛かりになりそうなものは無かった。
寧ろ、蓮矢自身が意図的に相手の名前を伏せたような印象すらあった。
(どういうこと?あの蓮矢が名前を伏せてまでついて行く必要のある人物?
しかも、相手は蓮矢の事をあだ名で呼んだって言ってたから、ある程度親しい人?
少なくとも、私が把握している範囲では蓮矢を『れーくん』なんて呼ぶ人なんて知らない・・・。
一体誰なの━━━?)
頭の中で思考を巡らせるが、一向に答えらしきものが出てこない。
一頻り考えるも、考えが浮かばない為、頭を軽く降って思考をリセットする。
「・・・相手の思惑がなんであれ、いつも何事も無かったかのように帰って来る蓮矢が「来てくれ」って言ってくる相手よ、正直何が起こるか全く分からないわ。
それでも━━━簪ちゃん、本音も・・・ついて来るのね?」
「「うん!」」
下手をすると脅しのように聞こえる言葉にも、2人は臆することなく返事が返ってくる。瞳に確かな決意を宿らせて━━━
(愛されてるわねぇ・・・蓮矢。
正直お姉ちゃんジェラシー感じちゃうわ・・・。)
そんな事を考えていると━━━━
「━━━お嬢様、到着しました。」
ドライバーが声を出し、車を神社の入口と思わしき鳥居の前に停める。
「ありがとう、貴方はすぐ近くで待機しておいて━━━何かあったらすぐ車を出せるようにしておいてね」
「承知しました。」
運転手に軽く指示を出しておいて、車から降りた私たちは、鳥居の前に移動する。
「立派な鳥居ですね」
「ここが・・・」
「れんれんの・・・」
「えぇ、ココが蓮矢が
━━━━さて」
虚が鳥居を見上げ感嘆をこぼし、簪ちゃんと本音が何か思うところがあるのか、神妙な面持ちで呟き、言いたいであろう事を繋ぐように私が補足する。
続けて・・・
「あの蓮矢が私たちに迎えを頼んで来た以上、これから先は何が起こるか分からないわ。
・・・それでも本当に「くどいよお姉ちゃん」━━━!」
最終確認をしようとしたら簪ちゃんに遮られた。
「・・・お嬢様、簪様が心配なのは分かりますが、少々過保護が過ぎるかと。
・・・それとも━━━簪様に嫌われても宜しいので?「さぁ、早く蓮矢を迎えに行きましょう!虚、殿は頼んだからね!?」・・・承知しました、お嬢様。」
後ろを虚に任せ3人より先に私が前に出て、階段を登って行く。
べ、別に簪ちゃんに嫌われたくないから話を打ち切った訳じゃないんだからね!?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
警戒しながら階段を登り続けると、広い境内に差し掛かる。
所々にある外灯が薄ぼんやりと周囲を照らしているが、境内全体はまだまだ暗い、闇討ち等の警戒の為に更に神経を研ぎ澄ませる。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
・
━━━━━━━━━ガサッ
「━━!そこっ!」
風もなしに微かに揺れた茂みに向かって持っていた愛用の鉄扇を投擲する。
投げられた鉄扇は一直線に飛んでいき━━━
━━━パシッ
「・・・いきなり鉄扇投げることないじゃん、危ないなぁ・・・」
鉄扇を投げた私を咎めるような感じの声が聞こえ、ガサガサと茂みを掻き分け人が出て来る。
出てきたのは━━━エプロンドレスに身を包んだ、すみれ色の長髪の女性。
(━━━?この人何処かで見たような・・・?)
「━━━━━━あっ!!」
妙な既視感を覚えていたら、本音がいきなり声を上げた。
近くに居た上にいきなり声を出すものだからちょっと驚いちゃったじゃない。
・・・おっといけない、ポーカーフェイスポーカーフェイスっと
「あの人だよ!れんれんはあの人と一緒に歩いて行ったの!」
「「「ッ!!」」」
本音の言葉に、私と虚、簪ちゃんが警戒態勢を取る。
意識的に警戒レベルを数段階はね上げ、目の前の女性を注意深く観察する。
武器は・・・一見持っていなさそう。
身体の動かし方に特段違和感を感じないから、あの服の下に武器を隠し持ってるってコトも無さそうだけど・・・。
対して、女性は私たちをまるで値踏みでもしているような視線を向け、一言
「・・・・・・へぇ。
私から一切視線を外さないなんて、中々の集中具合だねぇ?
れーくんがああ言ったのもほんの少し納得かなぁ?」
コチラを舐め腐っているかのような言葉に内心ムッとしつつも、表情に出さないように気を配り
「・・・そりゃどうも。
━━━蓮矢はどうしたのって聞いてもいいのかしら?」
何にせよ相手の目的が分からないと対応のしようがないと判断し、出方を見る為にもあえてストレートに聞いてみる。
無論、素直に答えてくれるとは思っていない。
「れーくんなら今頃同居人とヤりあってる最中かなぁ?(ニヤニヤ)
いくられーくんとも言えどあの数じゃあねぇ?」
「「「「なっ!?」」」」
まさか仲間がいるなんて・・・。
本音の話だと目の前の人しか出てきてなかったから他にもいる可能性を失念してたわ。
とにかく、早く蓮矢を見つけて連れ帰らないと・・・。
「・・・3人とも、私がこの人の相手をしているうちに、先に行って蓮矢と脱出して
テキトーな合図をしてくれたら私も合流するから」
「そんな・・・お姉ちゃん!」
「行って!!」
簪が引き止めるような声を上げ楯無に向かって手を伸ばすが届く前に、楯無は懐から新しい鉄扇を取り出し目の前の女性に向かって正面から突っ込んで行った為、伸ばされた手は空気を虚しく切るだけだった。
「はぁ・・・。結局こうなるのか。
よっと!」(シュッ!)
女性は楯無が接近し始めると同時に、エプロンドレスから球状の何かを取り出すと、楯無に向かって投擲。
楯無が投げつけられたその球体を回避すると、その球体の着弾地点を中心に「ボフッ!」とケムリが辺りに拡がった。
その間にも、楯無は女性に接近し肉薄しようとしていた━━━━━━━━のだが。
「━━━━残念。
そっちの詰みだよん☆」
女性はそう言って、コチラを指差す
どういうことだと思うと同時に、後ろから「ドサッ」と何かが倒れる様な音が連続して3回耳に届いた。
「━━━━━ッ!?」
相手の増援かと考え、振り向いた楯無だったが、先の光景を目の当たりにして絶句した。
楯無の視線の先には━━━━━
その場に崩れ落ちたかのように横たわる虚と本音そして━━━簪の姿があった。
「みんな「はい、隙あり」━━━━ッ!」
倒れた3人に駆け寄ろうとした一瞬の隙をつかれ、女性に背後を取られ、チョークスリーパーのように羽交い締めにされる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
何とか逃れようと藻掻くが、拘束は緩むことなく、寧ろ逃さないと言わんばかりにキツくなってきた。
「逃〜が〜さ〜な〜い〜よ〜」
(マズっ・・・い、息が・・・)
徐々に視界が白く染まって行く。
藻掻く動きも徐々に緩慢になっていき━━━
(━━━簪、ちゃん━━━━━ごめん・・・ね。)
最愛と言っても過言では無い妹のコトを思い、意識を手放した。
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・
・
「━━━━━━━━━」
「━━━━━━━━」
「━━━━━━━━━━━━━」
「━━━━━━━━━━」
遠くから話声が聞こえる気がする。
そう思うと共に徐々に意識が、暗い海の底からゆっくりと浮上してくるかのような感覚を感じる。
(あれ・・・私・・・どうしてたんだっけ・・・?)
まだ少しぼーっとする頭で考える。
(たしか・・・学校から帰ってきて、しばらくしたら、蓮矢から連絡がきて・・・
みんなで迎えに行ったのよね・・・?
その途中で知らない女の人が出てきて・・・簪ちゃん達を━━━━━━━━ッ!?)
直前の出来事を思い出したことで、急速で意識がはっきりとしていく。
水面へ上がるスピードは徐々に上がって行き、勢いそのままに意識を取り戻す━━━━!
「簪ちゃん!蓮矢!━━━━━━━━━━━━はい?」
叫びながら、意識を覚醒させた私の眼前には━━━━
「れ、れーくん?束さんそろそろ脚が限界かな〜?って」
「あ?」
「ひっ!?く、クーちゃんも・・・れーくんを何とか・・・」
「コレばかりは束様の自己責任かと」
「がーん!!?」
「口答えした罰として【重り】追加ね」
「え!?ちょ、ま━━━(ドスン!)あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」
私を絞め落とした女が、蓮矢ともう1人、銀髪の少女に折檻・・・基、【石抱き】(重しは機械のパーツ)をされて悲鳴を上げていた。
・・・・・・何なのこれぇ・・・?
〜side楯無out〜
〜side蓮矢〜
「まったく・・・「れ、蓮矢?」ん?」
名を呼ばれた方を見ると、楯無がコチラを信じられないようなものを見るような目で見ていた。・・・何故?(すっとぼけ)
「あ、目ぇ覚めたんだ?おはよ〜」
「お、おはよう・・・って、そうじゃなくて!
蓮矢、あなた大丈夫なの?!」
はて?大丈夫って何がだろうか?
身体か?精神的な所か?
首傾げているのを見た楯無が、恐る恐ると言わんばかりに
「そこで、足の上に機械部品を乗せられている人が【同居人とヤリあってる】って・・・【ものすごく数】だって・・・。」
━━━━━なんだその誤解しか招かない言い草は!?
俺はクロエと一緒に汚部屋の掃除をしていただけだぞ!?
出てきたゴミもものすごい数だったが、クロエにISを纏って貰い、全部まとめてビームで消し飛ばしてもらった。
う〜ん、便利!!
━━━と、まぁそんなワケで、身の危険を感じそうなことなぞ一瞬たりとも無い。
ということを説明していた時、楯無の後ろで
「ん、ココは・・・?━━━ハッ!お嬢様は!?」
「・・・う〜ん?」
「・・・・・・むにゃ、かんちゃんダメだよ〜。れんれんはわたしの〜」
・・・訂正、1人は寝ぼけたまま、何やら俺が聞いちゃマズイ事を口にしていた。
聞かなかった事にしとこう、そうしよう。
「簪達も起き始めたか。さてと━━━」
依然として石抱きをくらい悶絶し続けている束の方に向き直り
「・・・反省、した?」
「した!したから!早くコレ退けてぇ!!」
「・・・クロエ、反省してるように見えるか?」
「そうですね。もう十分かと」
「分かった。━━━━束姉ちゃん、次やったら・・・・・・分かってるね?」
「はい!十分に分かってます!
だから早く!脚が!もう限界なの!!」
瞳いっぱいに涙を浮かべ、必死に懇願する束。クロエに嘘をついていないか確認したあと、念押した上で解放することにした。
解放された束は足を崩し、俗に言う「女の子座り」ってヤツでしなを作っていた。
・・・そんなにキツイのか━━━ISパーツを使った石抱きは・・・。
「━━━ねぇ蓮矢。そろそろ教えて貰ってもいいかしら?
この人達は何処の誰で、何があって私達を呼んだのか」
ある程度簪達に説明を終えたのか、楯無が少々真面目な顔で聞いてきた。
無駄に引っ張るのもアレだし答えちまうか。
「分かった。
まず一つ目の質問。この2人だけど━━━1人は超が付くほどの有名人だ。
ほら、2人とも自己紹介」
「初めまして、クロエ・クロニクルと申します。この方の助手をしております。」
「束さんだよ〜。ハイ終わり「石抱き(ボソッ)」IS製作者の篠ノ之束だよ!
れーくんのお姉ちゃんで、クーちゃんの家族!
以上!」
「「「「・・・・・・(呆然)」」」」
「ありゃ?反応がないねぇ?驚きすぎて声も出なくなっちゃった?(ニマニマ)」
両手を身体の後ろで組んで、ムカつく笑い顔を浮かべながら4人の顔を覗き込む束。
そりゃ驚きもするだろうに・・・。
4人とも形は違えどIS関係の道に進んでいるのだから、多少なりとも憧れとかそういうものを抱いていたのに、いざ実際に会ってみたら、【こんな感じ】だったんだから・・・。
「・・・・・・あ、あの〜?質問があるんですけど〜?」
呆然とした状態からいち早く持ち直したのは意外や意外。
本音だった。
「いいよぉ〜?束さんは今機嫌が良いからね!答えられる事なら何でも答えてあげよう!」
━━━こっちの反応も意外なものだった。
「え〜と・・・篠ノ之博士って【人間嫌い】って聞いていたんですけど〜、なんで私達を連れてきたんですか〜?」
「?
束さんは人間嫌いなんて口外した覚えは無いよ?必要があれば関わることもあるし?」
「じゃあ、なんで━━━?」
質疑応答が続いているが、少し意識を飛ばして考えてみるとしよう。
コレに関しては、ちょっとばかし語弊がある。
世間一般には【人間嫌い】で通っている束だが、より正確に言うなら「興味が無い者(物)に対して【無関心】」なだけだ。
【好き】の反対は【嫌い】じゃなく、【無関心】
束姉にとっちゃ、ゼロか100しか無いんだよな。悲しい事に・・・。
ま、それが今変わりつつあるかもしれない瀬戸際なんだ、やってみる価値ありますぜ!(唐突な〇シャアネタ)
「━━━そんなワケで、キミたちを連れてきたのはれーくんに頼まれたからなんだよね〜。
れーくんが信頼してる相手ならって期待を込めて、ちょ〜っとだけ試させてもらったのサ!」
「試させてもらったのサ!じゃないんだよ・・・ったく。
とりあえずは、このふたりに関してはそんなところかな。
━━━でだ、本題に入らせてもらうよ。
4人を呼んだ理由なんだけどね?」
オレはススッと、移動する。
何処にって?そりゃもちろん━━━ハンガーに固定されてる
「・・・蓮矢?」
簪が不思議そうな目で見てくるが、とりあえずスルー。見ればいやでも分かるから。
でもって、徐ろに手を伸ばし、スターゲイザーに触れると━━━
━━━━カッ!!
一瞬眩く光ったかと思えば、その閃光はすぐに収まり、その場には━━━
「・・・・・・嘘でしょ?」
「・・・まさか・・・。」
「蓮矢が・・・!?」
「れんれんすごーい!」
クロエと束は、「まぁ、そんな反応するよね〜?」と言わんばかりにウンウンと頷いていた。
その場で軽く機体を動かした後、展開を解除し、ふぅ、と一息入れたあと皆がいる方に向き直って、パンッ━━と手を叩き
「4人をココに呼んだ理由はこういうこと。
じゃあ、みんなで話し合おっか。これからのことを━━━ね?」
新旧家族の話し合いが開かれたのだった。
〜side蓮矢out〜
作者です。大変お待たせ致しました。
ネタが中々降って来なかったのもありますが、前書きにもあった通り、スロットの実機を買いまして、自宅で楽しく遊んでました。
新台のパチンコの方もホールで触ってますよ。収支は超が付くほどのマイナスですが・・・。
次の話が終わり次第、漸くIS本編に突入する予定です。
お楽しみに。
以上作者でした。
ゲーム要素入れるか否か
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