聖都デア・ルクス・レギリオは遠い。
ソラナム王国からならば、それはもう、かなりの旅になる。
「だから、まぁ頑張らないといけないわけで。あ。そこの杭取ってくれる?」
「はい、旦那さま。どうぞ」
「渡すとき手は握らなくてもいいからね」
「はい、旦那さま」
カァン、カァンと打ち付ける音が響く。
夜の始まりの空に、杭を打ち付ける音が。
聖都は遠い。
手紙により、裁判への出頭を命じられたルークはソラナム王国から1日の場所で天幕を設営していた。聖都に向かうためだ。聖都に向かい、裁判に出ることで掛けられた疑いを晴らす。
「具体的にはね」
聖都に行くルートはいくつかある。
だが、全てのルートで5千メートル級の山脈を越えねばならないし、国も二つほど跨ぐ。大きな葉っぱが有名な巨人の森も抜けなければならないし、地図に必ず載るほどの大きな川を二つ超える。日程は、旅慣れてしていない者ならば3ヶ月は超えるだろう。過酷な旅だ。聖都に巡礼のために向かう者はかなりの準備と、マニュアルと、尊敬を集めて旅に出る。
「食べ物は途中で村や街に寄って補給しなきゃダメだし、消耗品のオイルや武器の手入れの砥石も必要だ。携帯用は軽いけど、すぐすり減っちゃうから」
「まぁ、大変ですわね」
ソラナム王国を出て初日の夜。晴れ。
王国近郊の森にて、一行は焚き火を起こし野営を行っていた。
「まぁね。でも、こういうのに一番慣れてるのはアスナヴァさんだよ。フォルトゥも分からない事があったら聞いてごらん」
ルークは天幕を調整しながら、先生のように、旅の知識を話していた。ルーク一行の中で、間違いなくサバイバル知識が一番あるのはアスナヴァ=ニイだ。意外なことにルークではない。当然、彼とて勇者であり、城壁の中で暮らしている者に比べれば慣れてはいる。だが、ルークの指し示した銀の麗人は、文字通り孤立無援の島で五年もサバイバルをしていたのだ、年季が違う。
お嬢様然とした少女は設営を手伝うように布の端を持ってピンと張って感心したように言った。そしてふと気づいたというふうに、十メートルほど離れた場所で枯れ木を拾っている少女を目にとめた。
「あの、魔女さんは?」
一仕事を終えたルークは、ふーっと息を吐く。杭を突き立て終わり、少女に布から手を離していいとジェスチャをし、腰にハンマーをしまいながら。身体から力を抜きながら思考を回した。
──なぜカランコエが魔女と知っている。
黙ってルークは次の指示を待たずに木の枝を集め始めているフォルトゥを見やった。カランコエだけでは足りないと判断したのだろう。
少女におかしな所はなく、純粋な疑問から質問したようだった。
ルークは瞠目する。
「旦那さま? まぁ、もしかして、わたくしに見惚れてしまいましたか?」
少女は微笑みながら、少し頬を赤くして首を傾げている。一体どういうつもりなのか。敵なのか味方なのかまだ判別がついてない時に、カランコエの事を魔女と、迂闊にも思えるタイミングで呼ぶなどとは。ここでルークが追求したらどうするつもりなのだろう。なぜ、君が知っている、と問い詰めることは考えなかったのだろうか。
「ルークさま?」
チグハグだった。持っている知識と、底知れなさの割に脇が甘いというか、警戒心がないというか。そして、何故か何も言わずともルークたちの野営の手順を知っている。
経験の乏しい子のように思えたのに。事実、あちらこちらは危なっかしい所があった。道具の持ち方であったり、木の枝に肌を引っ掛けそうになったり。
だが、そんな疑問をおくびにも出さず、ルークはそっと、小声でフォルトゥのそばに寄って囁いた。
「カランコエは、こういうの苦手だよ。せめてシュンカちゃんにしておこう」
少女はルークの顔を下から窺うようにちらりと見たあと、はい、と水色の髪を揺らしながら頷いた。側から見れば、内緒話に喜んでいる少女でしかなかった。ルークは彼女の顔を見ないように顔を背けた。
空はもうだいぶ暗くなり始めていて、冷気が地面から上がってくるような気温。時期は冬の始まりである。空気は冷たいものが混じっていた。
天幕を張り終わったルークは天幕から距離を取り、焚き火からは少し離れた場所にある石に腰掛ける。フォルトゥは倒木に布を一枚敷いて、その上に脚を行儀よく揃えてちょこんと座った。
「それは? なんでしょうか」
少女はルークの手に持った物に興味を惹かれたように瞬きをした。
「これ? これは火打ち石だよ。打ち合わせると火花が出る。火おこしにさっき使ってたんだよ……っと」
カン、と打ち合わせる。
澄んだ、頭の奥まで通る音が響いて、一瞬オレンジの火花が散った。
数メートル離れた場所では、焚き火を使ってアスナヴァとシュンカがスープを作っている所だった。二人の会話は聞こえないだろう。だが、ミルクに野菜が溶けたいい香りが夜の冷えた空気を伝って、ルーク達の方まで漂ってきていた。腹の虫が何度も何度もルークに主張をする。
天幕を張り終えたいま、ルークの仕事は周囲の警戒と、味見をするときにしのごの言わずに食べることくらいだ。
「聖都へはあとどのくらいでしょうか」
水色の髪をした少女が足を揃えたまま、ぽつりと呟いた。開けた木の隙間から藍色が濃い空が広がっていた。勇者は顎に手を当てながら考えて、うーん、と声を出した。
「このまま行けば、2ヶ月半くらいで着くかな」
「遠い、ですわね……」
「遠いねぇ」
二人は一メートルほどの間を開けて向かい合っている。
特に何をするでもない、仕事終わりの、食事の出来上がりを待つ手持ち無沙汰な時間。
「遠いのは、ダメだね」
口の中で転がすように、ルークは呟く。
どこかに届かせる声ではなかった。
「どうして?」
しかし、いつのまにか木の器を持った魔女が勇者の後ろにいて、ひょいと顔を突き出しながら聞いてきた。ルークはすぐ横にきた魔女の頭を反射的に撫でようとして、ぺしんと手で弾かれて悲しそうに眉を下げていた。
「なんでもないよ、枝は集まった?」
「これ」
「ありがとう、あっ、これ湿気ってる」
「はたらかない人がもんくばかりいうのよ」
「天幕立てたよ……」
フォルトゥは、焚き火にてらされて、ゆらゆら陰影をつけながらオレンジに染まる青年の横顔を見ていた。魔女は去っていく。
「旦那さまは、夜がお好きなのですね。いいえ、夜というよりは、野営というべきでしょうか」
「えっ? そうなの……かな」
カランコエから受け取った枝をひとまとめにしながら、勇者は思いもよらないといった声を出した。水色の髪を編み込んだ少女は、両手を口元に当てて上品に笑う。
「ふふっ、また、旦那さまのことがひとつ知れましたわ」
「何で嬉しそうなの……」
勇者は訳が分からず困った顔をする。魔女は既にアスナヴァ達の方にいた。ルークに問われた手紙から出てきた少女は誇らしげに胸を張って、堂々とした。
「好きな人のことを知れて、その事を好きな人が知ってるのは、胸が躍るくらいいいことですわ」
「……」
ね? と小首を傾げられてルークは黙る。
その時の、勇者は顔を少し俯かせた。彼の顔は炭を落としたような夜の暗さに覆われて、表情はひどく見えづらく、片目を眼帯で隠したフォルトゥはバレない程度に身体を動かし、覗き込もうとした。
「じゃあさ」
勇者が視線を冷たい土に向けたまま口を開く。
少女はパッと身体を元に戻し、なんでもないという風を装った。パタパタと服の裾が揺れる。
「……君の好きなひとはだれ?」
「? あなたですわ、旦那さま」
勇者は答えない。
黙って、すこし項垂れたような格好だ。
「きみ、好きとか、嫌いとか、あんまりないんじゃない。そういうの」
「えっ?」
少し意表をつかれたような高い声が漏れる。
水色の少女は驚いたように目をまんまるにしながら、暗く沈んだ闇に溶けたような勇者を見た。彼女の目には、青年がどこか戸惑っているような、それ以上に弱っているように見えた。
何に? 間違いなく、フォルトゥの言動にだろう。
「真似てるだけじゃないの? もし違ったら僕の頬を思いっきりぶっていいし、恨んでもいい……でも、その顔は……表情は……」
「
ルークの、ルークが殺した姉と。
沈黙が降りる。
少し離れた場所での調理の声だけが、周囲の空気の冷たさを際立たせた。
ふふ、と少女は笑った。空には星が撒かれていた。
「なんで」
「ルークさまが、親しみやすく思われると考えたのです。
フォルトゥは勇者の声に被せるように返答した。
それで、勇者はゆるゆると顔をあげて、フォルトゥの顔を見た。少女がニコ、と何の衒いもなく微笑むと、勇者の表情はくしゃっと歪んだ。
「おかしいですか? わたくしの顔の動きがいけなかったのかしら。眉の筋肉、口の角度、発話のトーン、すべて完璧のはずですのに」
「…………僕が」
一拍置いて、唇を噛んで。
「……僕が、目の前で禁忌を侵して、正体がまだ判然としてない相手に、瞬きの間でも気を緩めるわけ、ないよ」
これでも経験はそれなりにあるんだ、と。
勇者は眉を下げたまま口元を弧にした。笑顔のようで笑顔でなかった。
「あの魔女のときはすぐに気を許していたではありませんか?」
「…………」
「まぁ、そうですわね。お気を害されたのでしたら、申し訳ございませんわ。どうされますか? 殺しますか?」
フォルトゥは両手を軽く広げて言った。
彼女でも何となく勇者の様子が優れないことは分かっていた。そしてそれが自身のせいによるものだとも。だから処断しやすいように胸元を下げた。心臓が見えやすいように。狙いをつけやすいように。
「しないよ」
「?」
ポカンと言った勇者に、少女も不可解な表情をする。
勇者はフォルトゥの様子にますます分からないといった顔をした。お互いがお互いを訳が分からないと思っていた。
勇者は目を閉じてこめかみを人差し指で、思考をまとめるように叩く。
「いや、殺さないよ。きみは敵?」
「いいえ」
「じゃ、戦わないよ」
レディの扱いがなってないと定期的に指導を受けるルーク。
この問答もきっと、及第点には届いてないんだろうな、と思いながら言葉を選んだ。腰の短刀には手すらかけていない。遠くで梟が鳴いていた。
「もう一度聞くよ。君は、誰だい?」
「わたくしは──」
言葉が、止まる。
蜂蜜色をしていた瞳から感情らしい感情がなくなる。
わたくしは、あなたの妻です、と。もう一度同じことを言えば良かった。少女は勇者の瞳をさりげなく、ちらりと伺った。
「あ……」
声が出たことは、初めてだった。
フォルトゥという存在が、意図せず声を出してしまったことは。彼女はこの気持ちを知らない。なんと名前がついているのかも知らない。ただ、昏い闇の中、こちらを揺らぎもせずジッと見つめる夕暮れ色の瞳に、用意していた言葉は消え去った。
「わたくしは──人では、ありません。ええ、そうですわ。心なんて、おっしゃる通りない存在です。世界のシステム……機構のひとつですわ。いいえ、
変わりに、言わないでおくはずの言葉が喉から出てくる。
勇者は特に反応せず、ジッと少女を見ていた。
フォルトゥはニコ、と微笑みながら。やわらかに目を細めて、笑みを作った。笑う場面でもないのに。相手に親愛を感じさせる場面でもないのに。そんな表情チョイスのミスマッチが、彼女が語る来歴の信憑性を補強しているようだった。ルークは遠くで調理を続ける三人を見る。目の前のフォルトゥに視線を戻す。ふーっと息をあらためて吐いた。
「そっか」
ルークは勇者である。様々な戦場を駆けた。ダンジョンに行った。魔王の島に行った。別の大陸にある帝国に行った。魔術の学園に行った。過去の砂漠に行った。奇想天外な存在が目の前に来ることもそれなりにあった。だから冷静に、状況を判断する。今聞くべきは、相手の行動理由。
「目的は。何で僕たちの前に現れたの?」
「目的なんて、本当はありません。あなたを助けたいと言ったのも、そうであるならば物事が円滑に進むと思考したからですの」
フォルトゥは澱みなく答える。
ルークは彼女の目を見た。少女は、自分のことなのに、まるでおとぎ話を話すように、遠い目をしていた。
「システムから弾かれる時に、禁忌を侵した愚か者を罰する存在が、わたくしに言いました」
まるで、第三者の視点からのように。
彼女は語る。自分の身に起きたことを。
「──“愚かな機械よ。──どうせ朽ちるのなら、せめて。せめて、人らしく”、と」
世界にいる、禁忌を破る者に罰を与える存在。
ルークでは観測すら出来ない。実在すら疑われる存在。
なんのために罰するのか、姿形なども分かっていない存在が少女に言ったのだという。
フォルトゥは嬉しそうに、両手の細い指を絡み合わせて胸の前で組んでみせた。花が綻ぶように、完璧な笑顔で。
「ですから、たまたま、その時観察していた中にいらっしゃったあなたの前に立ち塞がる魔王を倒して終わるべきなのでは、と判断したのですわ」
破綻者の思考だ、とルークは表情に出さず思った。
人として、違う。彼女には意思があるようでない。笑っているようで笑っていない。
なぜ、たまたま見ていた勇者の魔王討伐を手助けして、終わろうというのか。なぜ、当たり前に人から言われた行動指針にのみ従っているのか。禁忌を破ったのなら、破った理由があるんじゃないのか。そうであるのに、なぜ。
「ふふ、なぜそのように悲しそうな顔をなさるのですか? なにか不手際がございましたら仰ってくだされば……」
「いや」
だけど、少女はなんの疑問もないように微笑んでいる。
それがたまらなくなって、ルークは顔を伏せた。地面の、濡れた生木が土を被って埋まっていた。
「いや、大丈夫だよ。うん、そのままで」
「そうですの」
足音が聞こえる。
アスナヴァ達の料理が終わったようだ。スープを持って手招きをしている。火のそばで食べようと、言っている。ルークは立ちあがろうとした。
フォルトゥは焚き火の方を見て、笑顔のまま、呟いた。
「ねえ、ルークさま。旦那さま。最後にひとつだけ、お聞かせくださる?」
「なんだい?」
ねぇ、と少女は言う。
「ルークさまは、これまで数々の冒険をしてまいりました。その中で、かけがえのない出来事を経験し、刻み込むような強い言葉、感銘を受けるような信念と向き合い、作り上げてきたのでしょう」
ルークは答えない。
しかし、返答は求めていないようで少女は続ける。
「そういった、あなたを形作る大事なものを、時間の流れとともに薄れて忘れてしまったら、どうされますか。どんな気持ちも、最初は輝いて見えた信念も、鈍磨してしまうとき。覚えていないとき、思いがけず困難に出会った旦那さまはどうしますか」
「大事なものを忘れたら?」
勇者は疑問の顔で繰り返す。水色の少女は頷いた。
大事なものを無くしたら。
大事なものは、無くなりはしない。心の中にある。
忘れても、消えはしない。行動の中にある。
そう、ルークは思っている。
だが、この少女が求めている答えとは違う気がした。
ルークは考えた。全てを無くして、空っぽになって、自分が誰だか、なんのために行動しているのか分からなくなったら。
「◽️◽️◽️◽️◽️◽️◽️◽️◽️」
なんと言ったか。
自分の言葉が聞こえなくなって、雑音混じりになって、思考が鈍化していく。
「ふふ」
まずいまずい。何かがおかしい。
薄れていく思考と、ぼやける視界の向こう側で少女が満足そうに笑っていた。
「その言葉、しかと受け取りましたわ」
そうして。
ルークの中の何かが、束ねられて、掴まれて、そのままちぎられるような感覚と共に視界はブラックアウトした。
「……うん?」
次に瞬きをすると、視界は変わっていた。
真っ白な聖堂のような空間。体の感覚もなんだかおかしい。さっきまで何をしていたのか思い出せない。
ソラナム王国を出て、野営をしていて、スープを飲もうとして。それで、それで……?
「が……ふ、ふ」
ルークは立っていた。両手に何か感触がある。ずぶりと、肉を裂く感覚。いきものの腑に、剣を捩じ込む感覚。
手のひらから肘にかけて、生暖かい液体が伝っていた。赤色が。
「は?」
「ふ、ふ……ふ」
ルークの正面には口から血を流す老人。皺だらけの顔を歪めて笑顔の形を作って、聖職者の白い服を真っ赤にしながらルークに腹を貫かれていた。頭に被った、聖都のマークが入った帽子が地面に落ちる。
周囲がざわめていている。悲鳴が上がる。何人もの騎士らしき人が剣を抜きながら慌てて襲いかかってきている。一段上の場所にいた、ひときわ豪奢な衣装を着た人物が驚きのまま唾を飛ばしながら叫んだ。
「らっ、乱心、乱心! そこの勇者を、捕らえよッ!!」
訳が分からない。
瞬きをして、気がついたら知らない老人の腹を突き刺していた。
「枢機卿! エドウィン枢機卿ッー!」
観衆が周りに大勢いて、ルークを指さしたり、蒼白な顔で叫んで逃げ出そうとしている。ここは、ルークの知らない場所だ。さっきまで夜だったのに、窓の外から差す日差しは昼過ぎに見えた。それに、場所も裁判所のような気がした。空気が違う。匂いが違う。静謐な、古い本のような匂いがこの空間には染み込んでいて、いまは鉄臭い鮮烈な香りで塗りつぶされていた。
「なにが……」
ルークが剣から手を離そうとした時、グッと老人に手を握られた。
高位の人物のような格好をした見知らぬ人は、歯茎を自身の血で真っ赤にしながら、凄絶に、悪意を込めて笑った。
「これで、きさまも、おわりだ」
ズキン、とルークの右手の甲が痛んだ。
目を向けると、カランコエとの契約の紋章の少し下に文字が、皮膚を薄く削るように書いてあった。
気がついたなら、手のひらを見ろ!
震える手で、ゆっくり柄から手を離し、手のひらを裏返す。見慣れない傷が多くついた自分の手を。
手のひらには、じくじくと熱を発する魔力の傷が付いていて、甲よりも長い文書がルークに見える向きで刻まれていた。
ついていけない状況で、目が文字を追う。
“最優先⇨逃げろ! 今は、とにかく離脱しろ! ──魔王を倒すために”
「捕えよッ、そこの、叛逆者を! 人類の裏切り勇者を捕えよッ!」
痛む。手のひらの下。手首から肘にかけては、また別の文字が刻まれていた。視線が伸びる。下へ。文章へ。
殴り書きのような激しい文字で、言葉たちは踊っていた。
『逃げろ! 捕まるな! 人類のために、人のために!』
「捕えよ、捕えよォ!」
事態は躍る。
急転直下の様相を呈しながら。
ルークの運命を、パートナーにダンスをしながら。
「人類の裏切り者を、捕らえよッ!!」
95話 旅、道中……▶︎
……▶︎ 《new!》112話
『それじゃあ、また』